こんにちは、ちゃん貴(@butsuyokukaisho)です。
皆さんのクローゼットの中には【一軍エリアに鎮座しているものの、最近めっきり着用機会が少なくなったアイテム】ってありますか?
私奴にもそういったアイテムがあります。こちら。
そう、バブアーのビデイル准将です。
ただ、これは誤解のない様に補足しますが、昨今、巷ではバブアー人気は大爆発しています。
例えばメンズ界隈ではショート丈のスペイが大ブレイクしたり、レディースではガバッとワイド&ロング丈なモデルが登場したり、なんならその勢いは今年も継続する予感がプンプン。
しかし、ここまで絶好調なバブアーを持っているにも関わらず、何故ここ数年のビデイル着用機会が減ってきたのかというと
何を隠そう、我がビデイル准将はSLモデル(タイトフィットモデル)だったから!(爆)
それゆえ、昨今のトレンドを考えるとガバッと羽織れるオリジナルフィットならいざ知らず、SLモデルはちょっと【気分】とは違ってたんですよね。
ただ、この【気分】というのは本当に勝手なもんで、
ここ最近では再びジャストサイズの洋服が気分になってきた私奴。
なんなら、朝晩が肌寒くなって来たので久しぶりにビデイルを着てみると『名作には名作たる所以があるんだ!』と言わんばかりのカッコよさをバキバキに再確認させられてしまう始末!!
というワケで、今回のエントリは超個人的ではありますが、
帰ってきた!バブアー/ビデイルSLモデル!と銘打ったリバイバルエントリ!!
そろそろビックシルエットが食傷気味になってきた方も少なく無いであろう昨今。
この秋冬はビデイル(SLモデル)が本領発揮してくれそうな予感がプンプンする是!!
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今や希少性の高いMade in ENGLAND
というワケで、今回改めて筆を執るバブアーのビデイルSLですが、振り返ればコイツは6年前に購入したアイテムなんですね。
それこそ、当時の購入エントリでもご紹介していましたが、コイツは今では希少な【Made in England】のバブアー。
まぁ【Made in England】だからと言って機能面が向上したりはしませんが(爆)、その一方で【心情的な満足度】はピカイチ。
ある意味、洋服を自己満足を満たす為の道具と考えるなら、これほど有益なオプションはありませんww
ちなみに、このビデイルSLの詳細は過去エントリでご紹介しているので今回は割愛しますが、それよりも本エントリは、6年越しの再インプレッションという事で、
6年の歳月を経た今でも、まだまだグッと来る【興奮ポイント】について、ガッツリ共有したいと思います!!
というワケで(いささか強引ではありますが/爆)、購入後〜今までで起こった心境やトレンドの変化も含めて、改めて【ビデイルSLモデルのレビュー(2022年ver.)】をお届けしましょう!
今すぐ着たいビデイルSL!?厳冬シーズンは使えそう!???
さて、過去のレビューでは『ワックスコットンには防風性能があるから、インナーにアンデルセンアンデルセンを着込めば真冬でも問題ない』と触れました。
まぁコレはコレで揺るぎない一つの事実で、6年経ったからとはいえ簡単にちゃぶ台をひっくり返すワケにはいきませんw
しかし!2022年現在における正直な感想を言えば、、、
当時のビデイルSLそのままに、インナーに厚手のニットを着込むスタイリングは、現在では少々難しいかもしれません。
というのも、現在はタイトフィット信仰がそこまで強くありません。
それ故、当時と同じサイズ感覚で分厚いニットの上に羽織るとなると、少々窮屈に見えちゃうんですよね。
むしろ、今の気分で着るならば、インナーのボリュームは極力抑えて身幅にゆとりを作った方がまだ違和感なく着れそうです。こんな感じ。
このTシャツの上からガバッと羽織るくらいのゆとり具合が気分です。
ちなみにこの格好、どことなくモッズ感というかパンクス感も出てて個人的にお気に入りです。
そう考えると、6年前はある程度着込めていたインナーに制約がかかっちゃう格好になるので、真冬に着るには少々厳しくなっちゃいました。
まぁ、逆に秋口の汎用性が広がったとも言えるので、正に今くらいが大活躍できるシーズンですね。
とはいっても、実際はインナーにアンデルセンを着込んでも着れないワケではないです。
あくまでも『トレンドを意識するなら窮屈に見えるかも、、、』という話なので、
バブアー熱の再燃に伴い、真冬に私奴がこの格好してたりして(爆)
とはいえ、6年も経つと袖口にはダメージが
こんな感じで、たとえ一昔前の洋服と言われようとも、全然着れちゃうビデイルSL。
流石に定番といわれるアイテムなだけあって、チョットやそっとで引退するタマではありません。
ただ、やはり年月を考えると無視できない事も出てきたりします。例えばこういう所。
主にお出かけの防寒着として愛用していた私奴ですが、6年も経過するとこういったダメージもチラホラ。
『ワックスコットンはオイルが抜けると強度が弱くなる』というのはよく聞くので、擦れやすい袖口部分にはダメージが溜まりやすいのかもしれません。
とはいえ、新品時のオイルがヌラヌラとしている質感よりは、これくらいオイルが抜けてきた塩梅の方が好きな私奴。 とりあえず身頃のオイルを袖口に塗り込みながら様子を見ていきたいと思います。
全体の雰囲気にはどんな変化が!?
一方で、6年というエイジング期間で得たものは、当然ながら上述したダメージだけではありません。
それこそ(上述した)オイル抜けによる【絶妙にグリーンが強調されたお色味への変化】はモチロンですが、やはり圧倒的な愛着を感じるのは
腕や身頃のシワによる、バブアー自体の熟れ感でしょうか。
ある種、ジーパンのヒゲのようなイメージで擦れたり、オイルが抜けたりするもんで、このシワがビデイルに絶妙なヤレ感を漂わせてくれますww
ここから更にエイジングが進むと黄緑かかった緑色に変化するこの生地。
そこまで着込むと気持ちいだろうなあ。。。
そういう意味では、昨シーズンも「気分じゃないから』といった曖昧な理由で敬遠せずに、ガンガン着込めばよかった是ww(猛爆)
改めてSLモデルのサイズ感をチェック!(2022年ver.)
繰り返しますが、私奴が所持しているのはスリムモデルといわれるビデイルSL。
それこそ、当時はオリジナルフィットはシルエットが野暮ったい、、、と言う風潮で、どのショップにもSLモデルしか取扱いがなかったくらいですが、今やコントの如き大逆転劇が発生ww
むしろ今ではすっかりSLモデルを見なくなってしまいました。
しかし、実際の所【SLモデル】と【オリジナルフィット】にどれ程のサイズ差があるのでしょうか。
というワケで、ここからは【SLモデル】と【オリジナルフィット】のサイズ差がどれくらいあるのか、サイズチャートや着用感を比較しながら検証して参りましょう!
SLモデルだからといって、そこまでピタピタではない!?
では早速、ビデイルをベースとした【SLモデル】と【オリジナルフィット】を比較したサイズチャートを確認してみましょう。コチラ。
なるほど。SLモデルは身幅だけでなく、着丈も短くコンパクトになっているんですね。
ちなみに着用感の検証に伴い、比較用にサイズ36のオリジナルフィットビデイルが用意できれば良かったんですが、偶然にも手持ちのBDUジャケット(Small-Regular)がオリジナルフィットのビデイルとサイズ感がほぼピッタリだった(爆)ので、今回のサイズ検証はそちらで代用してみたいと思いますww
というワケで、170cm63kgの私奴が、Tシャツの上から羽織ってみた感じがコチラ。
確かにオリジナルフィット(代用)は肩幅身幅にゆとりがありますが、SLモデルもそこまでピタピタではありません。
というか、【オリジナルフィット】だからといって、めちゃくちゃデカイ、と言うワケではありません。
むしろ、パッと見で分かるサイズ差は着丈や袖丈であって、オーバーサイズで着たい場合は、オリジナルフィットを選んだとしてもサイズを上げる必要がありそうです。
という事は、今ならメルカリ、ヤフオク界隈でジャストサイズのビデイルが投げ売りされてたりしww
ビデイルSLの36サイズでも、スーツの上に着れちゃう!
ちなみに、ビデイルSLを着用していると、よく聞かれるのが
ビデイルSLは、スーツの上に羽織れるのか?問題。
これは本当によく聞かれるので先に結論を申しますと、
多少は窮屈だけど、全然着れます。
と言うのも、ビデイルSL(36サイズ)をスーツの上に羽織ってみるとこんな感じです。
それこそ、スーツはトレンドが変わっても基本的にはジャストサイズでの着用がベースにあるので、タイトな着用感でも違和感は少ないんですよね。
とは言え、当時は『コレくらいのサイズがいいやん!!』と思っていましたが、今ではもう少し大きくても良いかな、、、といった心情の変化はありますw
もし今日時点でスーツの上に着るビデイルのサイズを検討している、という方がおられたならば、、、
オリジナルフィット 若しくは、SLモデルのワンサイズアップをおススメしますけどね。
あとがき
ちなみに、今回のビデイルSLで再認識しましたが、雑誌や洋服屋さんでよく聞く【一生モノ】という言葉は、
やはり【半分は本当だけど、半分は嘘】ですね(猛爆)。
本ブログでも『コレは一生モノだ!!』と筆を執る事もありますが、(特に洋服に関しては)『トレンドの変遷に伴い、数年経てば着にくくなる』という事実は存在します。
それこそ、近年のビデイルSLの敬遠っぷりがそれを如実に物語っていた様に感じます。
しかし!
一方で『一生モノ』という宣伝文句の【もう半分は本当】というのも、忘れてはいけません。
ただ、それには、『一生モノ(仮)』を、本当の『一生モノ』にする為の努力が必要で、
- いつでも着れるように継続的にケアをしておく
- トレンドが変わっても違和感なく着る為に考察する
- ブレない趣味嗜好の軸を持つ
と言う、少々泥臭いポリシーが無いとダメなんだ、、、と言う事も再確認しました。
もっといえば
- 購入時のワクワク感や、情熱を風化させない努力
だって必要で、そういった補助的な役割の為に本ブログ始めた事を考えると、
今回の(個人的な)ビデイルSLリバイバルは、いい意味で一人マッチポンプが機能した好例ではないでしょうかww
振り返れば、この年末でブログを始めて10年が経過。
その間にも随分とトレンドは変化してきましたが、こんな調子で『一度惚れたモノを永く愛用したくなる+魅力が再確認できるシステム』が構築できたのは大変嬉しい限りです。
いやぁ、ブログを続けてきてよかった!!!
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