こんにちは、ちゃん貴(@butsuyokukaisho)です。
世の中には、ロイヤルワラントに代表される様な【◯◯王室御用達】だったり、日本では【皇室御用達】だったり、我々の物欲を掻き立ててくれる謳い文句があります。
具体的な例を挙げるならば、ベルギー王室御用達のチョコレートと聞くだけで3割増しで美味しそうだし、イタリア王室御用達のジェラートと聞くだけでちょっと食べたくなるでしょwww
そんな各国の【◯◯御用達マーケティング(爆)】が至る所で炸裂する昨今ではありますが、この度、世のアメリカ好きにはぶち刺さること間違い無しな破壊力バツグンのアイテムを見つけました。
それこそが、、、
まさかの【米国政府御用達】アイテム!
そして、その【米国政府御用達】の称号を得たアイテムがこちら!
ボールペン!!!
何を隠そうコレこそが、米国政府はもちろん、米国軍隊において実際に使われている俺たちの物欲ボールペンなのだ!!
また、このボールペンには更なるびっくり情報があって、、、
なんとコイツは1本330円で買えちゃう、スーパーお手頃アイテム!!
というわけで今回は、世に蔓延る御用達アイテムの中で1・2を争うコスパを誇るこのボールペンについて、付随するストーリーや物欲ポイントをバシッと紹介していきたいと思います。
ちなみに、私奴はコイツを意味なく仕事で使っています。ええ、意外と楽しいですw
【関連記事】
スキルクラフト社謹製!!米軍ジャージに並ぶヒット商品
スキルクラフト社といえば(前々回のエントリでも触れた通り)、アメリカ空軍や陸軍のフィットネス用ジャージを手がけるアメリカメーカー。
今回ご紹介するボールペンもまさに同じメーカーが手掛けているアイテムです。
それこそ前々回のエントリ内容と重複しますが、スキルクラフト社はアメリカにて視覚障害者の雇用支援の為に設立された企業。ココンチで製造されるプロダクトはアメリカの行政機関や公共機関で優先的に使われているという仕組みです。
このボールペンがアメリカ政府や軍隊で使われているのも、こういう背景なんですね。
ただ、そういった雇用支援的なプロダクトともなると、作られているボールペンはさぞ普通のボールペンなのかと思いきや、、、
実はココには政府&軍事関係者が使う事を想定した、抜群の蘊蓄が詰まっていたのでした!
というわけで、ココからはそんな【米国政府御用達のボールペン】の秘められたディテールについて、深掘りしてみたいと思います。
随所に使われた金属パーツがルックスの高級感を演出!?
では、まず最初はルックス面から確認してみましょう。
何を隠そう私奴が最初にコイツを見た印象こそが、330円とは思えぬ重厚な雰囲気でした。
というのも、ペン軸に使われている樹脂の光沢感や、ペン先やクリップ、ペン軸の中央部に設けられた金属パーツに統一感が有って、高級文房具を連想させる見た目に仕上がっているんですよね。
プラスチック×めっきではなく、本当に金属パーツを使うあたり、政府関係者が使用するという事で質感を意識したのかもしれません。
また、アメリカンプロダクトでありながら サイズも小ぶりで細身なのも印象的です。控えめに仕上げる事で更に雰囲気を醸しています。
サイズ感は、同じくアメリカの高級文房具メーカー【クロス】のクラシックセンチュリーと同じくらい。たぶんコレも計算して設計されていると思うんだよなぁ。
更にクリップ部分には【SKILCRAFT USA】の印字が。
まぁ実際に手に持つとアラは目立つ(後述参照)ものの、遠目で見る分には330円には思えないハッタリの効くボールペン(爆)ですよ、コイツ。
ツヤ感とマットな質感、どっちが好き?
ココまで解説したのはツヤありタイプのボールペンですが、実はココンチにはペン軸が艶消し仕様のバリエーションも存在します。
その現物こそが上記の写真なのですが、こちらはペン先まで樹脂で形成されたタイプ。また、ペン軸中央の金属パーツにはストライプが入らないやや質素な作りです。
ペン軸の刻印も『U.S. GOVERMENT』ではなく『RECYCLE MED』。
ここで書かれているMEDの意味はイマイチピンときませんが(爆)、リサイクル樹脂で作られているのは間違いなさそうです。
まあ、このへんの ツヤあり/ツヤなし は好みで選ばれれば良いかと思いますが、私奴としてはやはりハッタリを効かす意味でもツヤ有りタイプをオススメしたいです(爆)
ちなみに、このボールペンには黒インクの他にも青インクタイプが存在していています。こちら。
ペン軸が青くなって、金属パーツのストライプの数にも違いがあります。
どうせなら赤インクタイプも欲しくなるなw
いやはや、机の上にちょっと雰囲気のあるレザートレイを置いて、その上に3色のボールペンを転がすくらいのハッタリをやってみたい是(猛爆)
気管切開時のパイプとして使用できる、超エクストリーム仕様
繰り返しますが、このボールペンは米国政府の他に、アメリカ軍隊でも使われているボールペン。
ソレもあって
- 気圧や気温の影響の受けない書き心地
- 水に濡れても書けるタフさ
- ペンの長さが海軍地図の150海里と同じ
といった【軍隊使用時でも活躍するエピソード】が多数揃っているのも面白いポイントです。
もっといえば、上写真の通りリフィルが真鍮で作れられているのも見逃せないポイントで、噂によれば
【緊急時は気管切開時のパイプとして流用できる】という、超エクストリームな蘊蓄ディテールまで搭載されています!
まぁこの気管切開云々のエピソードの事実関係はさておき、こういうエピソードにグッと来るのが男の子ではないでしょうか。
使い心地はさほど良くないが、、、
こんな感じで330円のボールペンのくせにエピソードには事欠かないコイツ。
それこそ実際に私奴の職場でもこのボールペンを起点に会話が弾んだりと、想像以上に会話ネタとして機能してくれますw
ただ、ネタとしては秀逸な一方で、実用面で言えばやはり値段は正直。具体的に言えば、
- 書き始めのインクはかすれる
- ペン先が太いので細かい漢字を書くシーンには向かない
- ノックが渋くて個体差が大きい
という、値段なりのチープ具合は顕著です(猛爆)
なんなら、今回買った3本のボールペンのうち、2本はノックするとキュコキュコ音が鳴ったりと、個体による当たり外れはご愛嬌と言わんばかりw
こんな感じでペン軸にはキズがバリバリ付くし、歪みだってあります。
中央の金属リング部分の”遊び”が大きくてペン軸からズレてみたりと、細かい仕上げは甘々です。(爆)
あと、重量はめちゃめちゃ軽いですwww
そう考えると、パッと見のイバリは強いくせに、手にとってみるとバツグンにチープ(猛爆)というギャップは隠しきれませんwww
ただ、それでも不思議とサマになるのがコイツのニクイところなんだよなぁ(爆)
あとがき;スキルクラフト社の隠れた名品
ちなみに、スキルクラフト社はジャージやボールペン以外にも、意外とグッとくるアイテムも作っています。こちら。
この、駅や公園にありそうなシンプルで視認性の高いデザインが非常にアメリカンでしょ?
もっといえば、6時位置に光る【Made in USA】のプリントがコレまたアメリカ好きの心をくすぐってくれるんですよね。
ヴィンテージの重厚な雰囲気を醸すアメリカンプロダクトもさることながら、ポップでプラスチッキーなミッドセンチュリーっぽい雰囲気もまた良いんだよなぁ。
皆さんボールペンを始め、スキルクラフトのプロダクトはぜひチェックしてみてください!!!!!
【関連記事】
コメント