古き良きBaseball Cap といえば『EBBETS FIELD FLANNEL』

エベッツフィールドフランネル メンズファッション

Hey what’s up??

HAHAHAHA ご機嫌いかがかな?
君にとって、素敵な1日になることを祈って、自由な国アメリカンな気持ちでこの記事を綴っているアボだ。(キャラのタイプが古いのと、スベり具合はご愛嬌で)

どうか、一つお手柔らかに読んでもらえると光栄さ。
てな感じで、アメリカンらしく自由に元気に真摯に紳士的にユーモアを適量垂らした文章、

まるで、バーボンとチョコをあおる華金の夜みたいにやっていきまっせ。

さて、最近はすっかり暖かくなってきた事もあって、そろそろ小物を効かせたお洒落を意識する方も増えてきたので無いでしょうか。

そして、そんな時に重宝するアイテムといえば、スバリ、キャップ。

というわけで今回は、カジュアルのスタンダードアイテムとしてすっかり市民権を得て、皆さんの生活の中に溶け込んでいる【べースボールキャップ】について紹介して行きます!

HERE WE GO!!!!!!!!!!!!!!!!!!

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米国の古き良き野球帽、『EBBETS FIELD FLANNEL』

良き文化であっても時代のうねりと共に流され、消えてしまうことがあります。

突然、随分と盛大なことを言ってるなぁと思うかもしれませんが、これは野球服 in アメリカの歴史についての話です。

経済と技術の発展により、今では大量に安くモノが作れる様になり、我々の暮らしは豊かになりました。今でこそ当たり前となったファストファッションも、そういった発展の上にあるビジネスモデルと考えればこの恩恵は計り知れません。

ただ、そんな大量生産が幅を効かせて拡大していく中で、大なり小なりしわ寄せが来たであろう業界も少なからず存在します。

例えば、それはべースボールキャップメーカー。

かつては職人さんがハンドメイドで作り上げていたベースボールキャップも、大量生産の波に呑まれ老舗工場が閉鎖しまう事も珍しくありませんでした。

しかし、いつの時代でも【古き良きアイテム】には人を惹きつける魅力があるもので、時が流れて1980年代に一度は途絶えた古き良きベースボールキャップが一人の男の手により再び輝きを取り戻す事となります。

その男こそがジェリーコーエン。

彼はベースボールアイテム、特にヴィンテージ関連にべらぼうに詳しい野球オタクでした。
どれくらいのオタクっぷりだったかと言えば『自分が理想とする古き良き野球服(ユニフォーム)がない!』という理由で、当時の生地を再現するところからベースボールアイテム作りを開始するという、我々の想像のナナメ上をいく程でした。なんというバイタリティかwww

また、そんなマニアックな彼の作るアイテムは周囲からの評価も高く、1988年には遂にブランドを設立するに至ります。

それこそが今回の主役『EBBETS FIELD FLANNEL』

ブランド設立以降も当時実際に使われていたウール生地を研究・再現し、かつ古き良き時代のデザインを踏襲しながらブランドを成長させ、現在では30年以上も続く唯一無二のブランドとして成長していきます。

以下の公式が配信している動画を見ていただければ、制作の裏側やブランドの雰囲気なんかも分かるかと思います。

渋い声のナレーションが良いですよね

いやはや、よもやこの動画を見るに、

生地や製法、ミシンに至るまで古き良きに忠実。

男の子からすると、こういうのロマンが詰まっていてとても嬉しいのではないでしょうか。

また、キャップデザインもエベッツフィールドを語るに際して外せない魅力です。

例えば、SUPREMEをはじめとしたブランドロゴがドカンと付いたキャップは流行りやすいけど飽きやすく 且つ、渋谷に行けばすぐに他人と被ります。ブランドが違くても型が同じで似てしまう。あるあるですね。

その点、『EBBETS FIELD FLANNEL』はベーシックなデザインでありながらバリエーションがあるのもポイント。
というわけで、ここからは具体的に細かな作りを見ていきましょう。

2種類の生地

左がウール、右がコットン

まず、エベッツフィールドといえば、キャップに使われる生地が特徴的!
大きく分けるとココンチのキャップはコットンかウールの2種類の生地が主流となっていますが、偶然にもボクは一つずつ所持しているので、それぞれの現物写真と共に説明していきますね。

クラシックな雰囲気が魅力のウールフランネル!

まずは、ウールのキャップの紹介から!

上述した通り、ココンチは当時の質感を再現した生地を使うのが特徴で、昨今ではなかなか見ることのない【ウール生地のキャップ】はなかなか注目度が高いのではないでしょうか。

ちなみに、ボクが持っているキャップの色はネイビーで、センターに施された「NY」の刺繍が日焼けして良い感じに育ちました。
生地的な事もあって夏こそ着用は難しいですが、秋冬であれば気持ち暖かいですww

また、スベリにはレザーが使われているので、バックベルトがなくても頭にフィットします。
レザーは着用していく中で頭に合わせて少しだけ伸びるので、サイズで迷ったら少し小さめのサイズがオススメです。

この【NY】ロゴこそ、NEWYORK CUBANS!

次にデザイン性についてです。

エベッツフィールドのキャップはシンプルにアルファベットが刺繍されたモノから、キャラクターや漢字が刺繍されたものなど種類は豊富です。
ボクは約7年前に「NY」ロゴのキャップを購入しました。

「おいおいおいおい、NYなんて腐るほどあるデザインだろ。」とあなたの心の声が聞こえた気がします。

正直、NYロゴといえば、メジャーリーグの超名門球団・ニューヨークヤンキースはあまりにも有名ですし、NYロゴをパッと見せられてもヤンキースを連想される方が多いかと思いますが、、、

実はコチラはヤンキースではなく「ニューヨーク・キューバンズ」のキャップなのです!!

ちなみに、キャンバーズをご存知ない方の為に補足しておきますと、まだ人種差別が酷く暗黒の時代だった1940年ごろ、アメリカにはアフリカ系アメリカ人専用のニグロリーグというのがありました。そして、その中でもキューバ人が多く集まっていた地区で結成された野球チームこそがニューヨーク・キューバンズです。

先人たちが闘い、今でこそ普通にメジャーリーグでも有色人種がプレイをするようになりましたが、これらは当時の人種差別が酷かった時代を象徴するロゴでもあり、これらの歴史まで知った上で被っていたら相当イケてます。ちなみに、恥ずかしながらボクは何も知らずに購入。3年後くらいに知りましたwww

気になった方は、『42 〜世界を変えた男〜』という映画がオススメ。アフリカ系アメリカ人初のメジャー選手・ジャッキーロビンソンの伝記的ヒューマン映画です。

※なんとEBBETS FIELD FLANNELが衣装提供しています。

ちなみに、エベッツフィールドでは年代ごとに変わっていく型や質感まで網羅しており、このキューバンズのバイザー(ツバ)もチームが活躍していた1938~1948年に採用されていた3インチの長さが再現されています。さすが変態的な野球オタクだなww

ウールの自己流お手入れ法

また、ウールのキャップを紹介するに際して、迷うのが手入れ方法ではないでしょうか。ただでさえウール製品は洗濯するのにも気を遣いますし。

そういう意味では、安全を取るならばタグに記載された方法が推奨されるかと思いますが、正しい方法が良い経年変化を呼ぶとは限りません。

というワケで、ここからはあくまで独自の方法になりますが、ウールキャップの洗濯方法についてもご紹介したいと思います。

(元来、スポーツ用のアイテムだし、アメリカ製だし、大丈夫だろう精神で下記の方法を実践しています)。

そもそも、人間の汗というのは、生地にとって毒。

汗により、生地が痛みやすくなるので、ボクは結構ガシガシと洗ってます。

だいたいワンシーズンに2回程度、もしくはめっちゃ汗をかいた時に、固形せっけんで軽くもみ洗いして日陰に干すようにしていました。

こちらは着年数、8年程度。はじめの頃のような、毛羽立つウール感はゼロです。

これは完全に好みですが、すべり部分はレザーです。カピカピと乾きが気になる方は、仕上げにニベアクリームかワセリンを塗っても良き。

良い具合にくたびれたウール素材はボクの頭にスーパーフィットする相棒です。

ダイナミックな経年変化が味わえるのがコットンの魅力!

そして、ウールと双璧をなすもう一つの生地こそが、コットン生地。皆様もキャップとして馴染みのある生地はコチラではないでしょうか。

ちなみに、ボクの持っているコットン100%のこのキャップは聖林公司、つまりHOLLYWOOD RANCH MARKET、BLUE BLUEの別注&限定モデルです。

sFo」と3文字のワッペンが特徴的で、これはサンフランシスコ国際空港を意味します。

ちなみにボクは学生時代、カリフォニアへ留学に行った事があります。当時、スケボー大好き・HIPHOP大好きなボクは、ストリートなカリフォニアの風を浴びたくて西海岸に行きたかったのです。

とはいえ、第一志望だったサンフランシスコは落選し、結果としてド田舎の北カリフォニアでホームステイする事となりましたが、時を経て旅行でサンフランシスコに行けた時はとても感動しましたね。海が近く陽気な気候、スケーター・音楽・ファッション・ストリート多くの文化が根付いた街は、未だに大好きな憧れの街です。

って、何が言いたいかというと、サンフランシスコ大好き!!

だからこそ、好きなものが書かれた好きなアイテムって最高なんすよ。

しかも、サンフランシスコ国際空港っていうオシャレすぎない緩〜〜い感じがお気に入りど真ん中です。

お手入れの方法と経年変化について

上述したウールのエベッツフィールドでも経年変化は楽しんでいますが、こちらのコットンモデルは もはや別格。

まず、ネットで見つけた購入当時の写真を見てください。こちら。

画像はWELCOさんのBlogより引用

このパリッとしたネイビーカラーのキャップがどういう風に経年変化していくのか。それがコチラ!

バイザー裏の、緑はもっとつやのある色でした。

どうでしょう? もはやボクのキャップは濃いネイビーは薄れて、紫がかった紺色に。
アジャスターベルトがレザーにも関わらず乾燥機に放り込み、更には日焼けをさせたり、いたれり尽くせりの経年変化を励みました。

というのも、真新しいネイビーは嘘っぽいというか、ガチ感が強いというか、時にコーデで浮いてしまうのでボクは少々苦手。

その点、こいつの薄れたネイビーは、まるでリアルなスポーティ感!!これがカッコイイんです!!

ご紹介した「sFo」は、別注モデルなので今手に入れるのは難しいですが、綿100%で同じ型もあります。

以上がボクが持つ2つのキャップでした。

しかし、いくらアイテムが良かろうとも、使い方を間違えては勿体無い!!
というワケでココからは私服の9割で帽子被るキャップ大好きマンによる、キャップを用いたコーディネートについてどーぞ!!

コーデの外し?着崩しって?

今ではコーデの【外し】や【着崩し】という言葉は普通に使用されていますが、この【外し】という概念がなぜ必要なのか。ファッション初心者の方はもちろん、ご存知の方にも改めてボクなりのコーデの外しと着崩しについて説明させていただきます。

まずは、キャップの特性からスタートです。

雰囲気作りがしやすいアイテム・キャップ

基本的にキャップは、こじんまりとまとまった雰囲気の中に【違和感を足してコーデをキュッと締めてくれる存在】として使えると考えてもらうと分かり易いかもしれません。

例えばきれいめなシンプルコーデ。

革靴にパンツにシャツとニットとコート。楽チンシンプルなお洒落コーデではありますが、きれいめなアイテムばかりを選んじゃうとどこかフォーマルすぎる感じが出てしまいませんか?

もっと極端に言えば、いわゆるアイビーや、トラッドスタイルにも同じような事が言えます。

少々乱暴にまとめてしまうと、ラルフローレン、ブルックスブラザーズがこのアイビーやトラッドスタイルの代表的なブランドとなるのですが、「トラッド」とはトラディショナルな着こなしのことで、ルーツを辿ればイギリスの英国紳士のスーツとタイまで遡ります。つまり、カッチリとした着こなしといった意味にも通じます。

ただ、これを今の時代にやると優等生感が強く、着こなし辛いのも事実。

では、どうすれば着こなせると言えるのか!?

それは着崩すこと、つまり外すこと

簡単な方法としては、本来のかっちりスタイルには使わないカジュアルやスポーティなアイテムなどのアイテムを取り入れることです。

例えば、こんな感じ。

  • 革靴をスニーカーに
  • シャツとネクタイをタートルネックに
  • パンツをワークな軍パンやデニムに

意識しないでも、普段から取り入れる方は多いと思います。

ちなみに、ラルフローレンのルックを見ても【全体的にカッチリしたスタイルでまとめつつ、キャップで外す】なんて事は多く使われている手法で、コレがまたカッコよかったりするんですよね。

ラルフローレンキャップ6

まさにお手本のようなキャップの使い方だと思います。ステキ!!

ってな感じで、ある程度は【外し】や【着崩し】はご理解頂けたと思います。

というワケで、ここからは更にそういった点を意識しながら、コーディネートサンプルと共により深く考察していきましょう。

コーデ紹介 キャップと着こなし方のコツ

アイビースタイルを、現代風に。

決め手はもちろん、キャップのコーデです。

まず、上からコーデの意図を説明します!

  • 色の抜けた「sFo」のキャップ
  • ブルーのシャツとニットタイ
  • ミリタリーのVネックニット
  • コットンポリのネイビージャケット

ここまでのアイテムで、コーデの核となるアイビートラッドのカッチリ感を

これに、チノパンとローファーだと、完全にアイビー・トラッドスタイルになってしまうので、ENGINEERED GARMENTSのクレイジーパターンのワークパンツと色抜けた綿100%のキャップで外しを。(クリアフレームのメガネもナード感で良いバランスに、これは視力悪くガチメガネですがw)

また、前回紹介したニューバランス1300CLSと、色抜けした「sFo」のキャップは相性バッチリ。上と下で挟んで、統一感を出すようにしています。

さらに細かいポイントを説明すると、着古したシャツ以外は比較的新しいアイテムでまとめているという点です。

なので、色が濃いウールの「NY」キャップよりも経年変化MAXの「sFo」の方がバランスが取れます。

全部新しいアイテムだと、クリーン過ぎてカッチリが強めの雰囲気になってしまいます。それは、服に着られている感に繋がりやすいので注意を。

そしてお次がコチラ。

んんーso cool!!!!自画自賛ですが好きです、このコーデ。

キャップは、ウールの「NY」を被り、古着の60年代オーストリア軍コートで重たくもコーデに存在感を出しつつ、エアジョーダンで遊びココロを足したスタイルですね。

補足をするならば、オーストリア軍の茶色い迷彩が古着の為、カジュアル&古着っぽ過ぎるので、トラッドな「ネクタイ」と「サスペンダー」でややかっちり感を。プラスαで「キャップ」の色味を合わせました。

これにより全体的にストリートすぎず、トラッドすぎない、良いバランスになったのでは無いでしょうか。

また、清潔感のあるグレーのパンツと、足元にボリューム感が欲しかったので白のジョーダンを。コートのAラインとも相性が良いです。これが革靴やブーツだと、かっちり感が強くなるので注意です。

もちろん、カジュアルやストリートな服装との相性もイイです。

このコーデのイメージを表現するなら、「ニューヨーク郊外のスケーター」「大人ストリート」ですかね。

ボロボロのディッキーズとスウェット、ハンティングジャケットを上だけ閉めてややカッチリ感を。

サーモンピンクのコンバースと「NY」で、ストリート感を。

ロン毛と、MALのブリッジメガネがイイ雰囲気というか、キャラクターを醸しているかと。

終わりに

今回多くを語りました。アイビーやトラッドを引き合いにだしましたが、これらも本来はめっちゃカッコイイです。僕も大好きです。あくまで、キャップを魅力的に紹介するためでした。

つまり、まず一番に申し上げたいのは、ボクは帽子が好きです。

十代はストリートとスケーターに憧れて、帽子を被ってました。20歳を超えたあたりから、ラルフローレンのようなトラッドを着崩す服装が好きになりました。

その根底は、いつでもカッコいいなぁと憧れ。

色んな雑誌を読んで、映画を観て、ストリートにいる人を目で追っかけて、カッコいいと思ったら脳内に保存して自分のコーデに反映して来ました。

そんなボクの歴代の好きがミックスされて、このスタイルが確立に。もちろん色々なコーデスタイルが好きでその日の気分に合わせて着合わせています、ただ誰かの服装のコピーはキライです。だから、自分なりの着崩しや外しが良いのです。色でも、アイテムでも、それが自分らしさに。

そこに、長らく経年変化を楽しんだ自分だけの愛情を持った服があれば、更に魅力が増します。それはオリジナルのスタイルであり、愛着のあるアイテムを着るは自身の自信に繋がるから。シーズンごとに買い替える服より、10年間の相棒、間違いないよう!

自信は目には見えないですが。オーラ的なものを纏い、格別な雰囲気を醸し出してくれます。ボクの場合、「sFo」も「NY」も自分の想いが詰まったキャップ。

それらをまずは着用するのがI’m lovin’it.

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