こんにちは、ちゃん貴(@butsuyokukaisho)です。
まだ登用してから時間が経ってないにも関わらず、既に新人とは思えぬ活躍を見せつけているティンバーランドの名作、3アイレット。来たる盛夏本番にも十分に対応できそうなポテンシャルをひしひしと感じております。
一方で、そんな3アイレットのポテンシャルを十分に引き出す為には【ちょっとしたコツ】があるのは皆様ご存知でしょうか。
そう、サイズ選びです。
というのも、紐靴でありながらスリッポン的に使える3アイレット。
それもあって、間違って大きいサイズを選んじゃうとカカトが浮いて落ち着かないんですよね。短パンに合わせた時にカカトがカパカパしているのも不恰好だし。
そういう意味でも 3アイレットではサイズ選びが非常に重要となってくるのですが、そんなサイズ感について検証を進めていく中で、
どうも、3アイレットには【黄金シルエット】と言われるサイズ感がある事に気が付いちゃいました!
むしろ、この【黄金シルエット】さえ成立させてしまえば
着用事はモチロン、脱いだ後もバチくそにカッコいい3アイレットになる事間違いありません!!
というワケで、今回のエントリでは『3アイレットのサイズ選びに迷われている方へお節介を焼く』べく(爆)、
- 3アイレットの黄金サイズって何?
- 私奴の足のサイズ
- 購入したサイズでのフィッティング具合
という内容についてご紹介しながら、皆様の3アイレットライフを応援できればと思います!!
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スニーカーのサイズ感で選ぶのは絶対NG!
では早速、【3アイレットにおけるサイズ選びのコツ】をお伝えしたいと思いますが、最初に結論を言うと、
3アイレットのサイズを選ぶ際は、スニーカーのサイズではなく絶対に裸足の実測寸法でサイズを選んでください。
というか、これは3アイレットに限らずほぼ全ての革靴に言える事で、正直このルールを守れば 3アイレットはおろか、他の革靴でも基本的にサイズ選びをミスる事はありません。
より具体的にいえば、私奴はVANSならば26.5cmがジャストサイズ(楽に履きたい場合は27cmを選ぶ)なのですが、3アイレットのサイズは、
25.5cm(US7.5)サイズを履いています。
実際、他の革靴でもこれくらい小さいサイズを選んでいます。
まぁこのカラクリは『そもそもスニーカーと革靴でサイズ表記の意味が違う』事に起因しているのですが、その辺の違いについても、以下で説明して参りましょう。
十分な捨て寸があるので、自分の足の実測サイズでOK。
先ず、VANSでは26.5cmを履く私奴が、何故3アイレットでは25.5cmを選んでいるのかというと、
そもそも革靴の爪先部分には、最初から【捨て寸】と言われる余剰空間が設計されているから。
これは言葉では理解しにくいでしょうから、図解してみました。こちら。
世の中の全ての革靴やスニーカーの表記方法がこれ!と言うわけではありませんが、基本的にはこういったサイズ表記になっていると理解いただいて構いません。
つまり、
- スニーカー;裸足の実測寸法に対し、自分で捨て寸(1.0cm程度)を追加したサイズを選ぶ
- 革靴;既に捨て寸が加味されたサイズ表記になっているので、裸足の実測寸法で選ぶ
と言う違いがあるので、上述した通りサイズ選びに差が出るんですね。
ちなみに、私奴の足の大きさの実測値がこちら。
実際は踵の位置はゼロ点に合わせており、わずかに残る鉛筆のラインが中空(?)の踵のラインですww
私奴の足のサイズは実測値として右足;25.0、左足;25.5cmなので、大きい左足を基準として25.5cm(US7.5)を選んでいます。
ちなみに、①、②、③は私奴の足回りの実測サイズ。
大きい数字はメジャーを緩く当てたサイズ/小さい数字はメジャーをギュッと絞った際のサイズです。
- ①(母子球〜小指球回り);25.5cm ⇒ 24.0cm
- ②(①と③の間);24.5cm ⇒ 23.0cm
- ③(土踏まずの一番くびれている部分);24.5cm ⇒ 23.5m
同じようなサイズの方であれば、US7.5でいい感じのフィッティングになりますよ。
ちなみに、上述した【捨て寸】というのがこれ。
実際に爪先にはまだ1.0〜1.5cmくらい余裕があります。
こんな感じで、3アイレットのサイズ選びに際し、スニーカーでは決して選ばないであろうサイズを推奨するのは、こう言ったカラクリがあるからなんですね。
国内(幅広)モデルの場合はハーフサイズダウンがオススメ!
また、上記のサイズ選びは所謂【並行輸入品≒レギュラーモデル(標準の靴幅)】に対するサイズ感でして、【国内正規流通品≒ワイドモデル(日本人に合わせた幅広のモデル)】を選ぶ場合は、
自分の足の実測寸法から、0.5cm小さめのサイズを選ぶのもアリです。
と言うのも、ワイドモデルはレギュラーモデルよりも靴幅が広い為、靴の中でのホールド力が緩くなりがちなんですよね。
それもあって、縦をハーフサイズ落としてホールド力を担保する、、、といった意図ですね。
もちろん、ハーフサイズ小さめを選ぶ事で、【捨て寸】は減るのですが、そもそも3アイレットが大きめのサイズ感で作られている(≒捨て寸が大きい)設計の為、ハーフサイズ下げても捨て寸はまだまだ余裕があるんですよ。
もっといえば、ここには冒頭で触れた【黄金サイズ比率】という解釈もあるもんで、
サイズを落とす事で得られるメリットについても、次項でしっかり説明したいと思います。
3アイレットはトゥが短い方がカッコイイ。
ではここからは、冒頭で触れたもう一つの重要項目である【黄金サイズ比率】について解説しましょう。
もはや、コレは言葉で説明するよりも実際に見てもらった方が早いでしょう。こちら。
左側がプロのフォトフラファーが撮影した宣材写真。
対して、右側が今回私奴が購入した3アイレットなのですが、、、
ど同じアングルにも関わらず、左の宣材写真の方がシルエット的にカッコよくないですか!?
まぁそもそもライティングが違う、、、という環境要因もあるとは思いますがが、それでもこの差が生まれる原因はなんだろう、、、と考察してみた結果、一つの答えを見つけました。
それこそが、、、
トゥ(ノーズ)は短い方が、脱いだ時のシルエットが抜群にカッコイイと言う事。
もっと言うと、
こんな感じで、履き口長さ:トゥ(ノーズ)の長さ=1:1くらいのシルエットが1番カッコよくないですか!?
もっといえば、ノーズが短いぶんトゥの形もややシャープに見えたりと、そういった要因が総合的に影響しているかもしれません。
ちなみに、今回私奴が購入した3アイレットを改めて見てみると、こちら。
まぁ『言われたら気になる、、、』と言ったレベルかもしれませんが、ノーズが長くなるとどこかマヌケな印象になるんですよね。
そういう意味でも、上述したように
ワイドモデルを選んで、できるだけ縦のサイズを下げる
と言うのは是非とも検討してみて欲しいです。また、試着が可能な環境なのであれば、
【捨て寸】のギリギリを見極めて、可能な範囲で更にサイズを下げる
という力技もアリですよ。
というか、こう言ったサイズ比を考えると、男性よりも【女性の方がシルエットが可愛い3アイレットが履ける説】があるなw
フルグレインレザーはびっくりするくらい柔らかくて、馴染みが早い!
一方で、ルックスを重視するならサイズは下げた方が良いけれど、背反としてフィッティングで足が締め付けられる、、、と言ったデメリットは十分に予想できます。
ただ、このデメリットには一つの光明がありまして、
3アイレットに使われている【フルグレインレザーは、めちゃめちゃ柔らかくて足馴染みが抜群に早いチート素材(爆)】という事実は是非覚えておいて欲しいですww
それこそ初めて足入れをした時に『若干窮屈かな、、、』と思うサイズ感でも、数時間履いているだけで、グイグイ足に沿って馴染む(?)感覚が実感できると思います。
なんなら、履きこむ事で(革が伸びて)新品時よりもフィッティングが緩くなるというのは”革靴あるある”。むしろ、3アイレットだって例外ではありませんから、新品状態ではタイトなワイズも数時間で馴染んでくれます。
こんな感じで、履き込み1時間にも関わらずボールジョイント部分の革が伸びるこのレザーwww
ローファーを馴染ませる際に、アッパーにデリケートクリームを塗って事前に揉みほぐす、、、と言ったテクニックを見た事がありますが、コイツにそれを実施したらグニングニンになりそうだな!!
いうて、黄金サイズ比率じゃなかったとしてもカッコイイ。
こんな調子で【黄金サイズ比率】がどうこうと語ってみたものの、
多少ノーズが長かろうが、実際に履いてみると、どうでもいい位にカッコイイ見えちゃうのがこの3アイレット。
それこそ、今回の25.5cm(US7.5)でもノーズの長さが気になる事実を鑑みれば、世の男性陣の中でも『黄金サイズ比率で3アイレットを履ける!』という方は 意外と少ないのかもしれません。
で、あるならば、私奴は私奴で
このマヌケ顔な3アイレットを『2年後にはバチクソ渋いイケメン顔にしてやるからな!!』と、今からヤル気はマンマンです!(THE使命感!/爆)
※ちなみに、3アイレットのディテールや、コーディネートサンプルはこちらのエントリを参照ください。
あとがき
ちなみに、前回のエントリでもチラッと触れましたが、
- コレだけ語れるディテールがあって
- オシャレの汎用性が高く
- かつ防水性に優れた素材
- 足馴染みも抜群
という恩恵が満載にも関わらず、Amazonや楽天、YahooといったECサイトでは2万円以下で買える事実を鑑みれば、本当の意味で【お買い得なアイテム】と言えるのではないでしょうか。
こんな感じで夏にピッタリな3アイレット。是非チェックしてみてください!
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