どうも!ちゃん貴(@butsuyokukaisho)です。
最近は洋服関連のエントリは影を潜め、生活アイテムの紹介ばかりになっていますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
とはいえ、私奴はライフスタイルを含めてファッションだと思っているクチなので、生活雑貨・生活アイテムだってファッションアイテムだと思っていますし、なんなら今回ご紹介するアイテムだってゴリゴリのファッションアイテムだと思います!
そして、そのアイテムこそが、鉄フライパン!!
よもや経年変化好き界隈からは、レザー製品に並び 10年連続で「育て甲斐のあるアイテム オブ ザ イヤー」とに選ばれる超オススメアイテム!
そう、鉄板ネタだけにね!!
ハンバーーーーグ!!!!←違う(猛爆)
という訳で今回は、新たに登用した文字通りの鉄板ネタ!【鉄フライパン】について、筆をとろうと思います!
そして、先に結論だけ申すとすれば、今回登用した鉄フライパンは、皆さんが想像する鉄フライパンとは一線を画すハイテク仕様!!
よもや、面倒なメンテナンスは回避しつつ、鉄フライパン特有の調理機能とエイジングはゴリゴリ堪能できる、美味しい所取りのワガママアイテムだぞ!!
最近の鉄フライパンはメンテナンスが超ラクチン
では早速、この度 晴れて我が物欲艦隊の調理器具艦隊に入隊した期待の新人をご紹介しましょう!こちら!
鉄で出来たフライパン部分(?)のオールドスクールな見た目とは裏腹に、抜群にモダナイズされたステンレスハンドル。
ハンドルの裏柄のリベット部分にはブランドロゴ!
そう、このフライパンこそが、、、
ビタクラフトの【スーパー鉄】シリーズ!!
ビタクラフトといえば、出自はアメリカに端を発する調理器具メーカー。
日本の代理店だったビタクラフトジャパンが本社を買収して経営権が日本に移ったとか、なかなか複雑そうな背景を持つメーカーですが(爆)、アメリカと日本にルーツがあると考えると悪い気はしませんwwww
舶来品っぽいロゴデザインとブランド名でありながら、メイドインジャパンを謳うブランド戦略に疑問符はありましたが、そういう事だったのねww
今回選んだのは肉や卵を焼くのにピッタリな底面フラットタイプ!
取り回しの良い26cmというミディアムサイズで、朝食の準備から炒飯、ハンバーグまで日常的に重宝します!
新品状態から鍋肌にシミや跡が残っているのはご愛嬌だねwww
別にこれから焼いていくので、あまり私奴は気になりませんwww
ちなみに、恥ずかしながらこの度人生初の【鉄フライパン】を購入したワケですが、ジツは過去に鉄フライパンの購入を検討した事があったのはココだけの話。
確か、結婚当初とかそのくらいの時期で、新しく鍋やフライパンを調達していたタイミングだったかと思います。
そして、当時欲しかったのは男の子なら一度は恋する中華鍋。
炒め物から揚げ物、煮物と汎用性の高い用途も魅力でしたし、なにより炒飯が好きなわんぱく系男子(爆)だったので、同じく鉄製のお玉でカンカン言わせながらグワっとチャーパンを煽ったりしてみたかったという理由だったかと思いますww
ただ、実際に『いざ鉄製の中華鍋(というかフライパン)を買うぞ!』とリサーチを進めると、【鉄のフライパン】を愛用する為にはどうやら幾つかの【お約束】が有ることが判明し、購入を断念する事になったんですが、昨今ではその【お約束】すら、ハイテク技術にて飛び越える解決策がでてきた様子!!!
というワケで、次項では有史以来 永きに渡って継承されてきた『鉄フライパン界隈に伝わる3つの掟』に対し、一石を投じる新世代フライパン【ビタクラフトのスーパー鉄シリーズ】の魅力をゴリゴリにご紹介したいと思います!!!
【新訳 鉄の掟】その①;最初の焼き入れは不要!!スーパー鉄シリーズの超お手軽セットアップ!
まずはビタクラフトのスーパー鉄と聞いて、最初に思い浮かべる特徴といえばコレでしょう。
スーパー鉄シリーズは、使用前の焼入れが要らない、特殊加工の鉄が使われているという事!!
というのも、一般的な鉄フライパンは、使い始めに【焼き入れ】と言われる作業が必要なのはあまりにも有名ですよね。
元々 鉄のフライパンは工場出荷前に防錆剤(錆止めのクリア塗装)が施されているので、初めて使用する前にフライパンをカンカンに加熱してクリア塗装を焼ききる + 鉄フライパンの表面が青白くなるまでガッツリに加熱(酸化)させる!!!というアレですね。
まぁ焼入れについては、単純に焼くだけといえばそれまでなんですが、実際は
・実際はクリア塗装を焼き切る際に悪臭ガスが発生する。 ・最近のガスコンロでは空焚き防止機能(Siセンサ)が働いて上手く焼き入れができない。 ・フライパンをチョコチョコ移動させてまんべんなく焼かないといけないので少々面倒くさい。
というデメリットが有るのも事実。
中でも2008年以降、搭載が義務化された”SIセンサーコンロによる空焚き防止機能”がスーパー曲者で、ようやく鍋肌が青白く変化し始めたかな?くらいの絶妙なタイミングで火力を調整されちゃう始末www
このお陰で一向に焼き入れが進まないというwww(実話です。カセットコンロなら大丈夫ですww。)
しかし、上述した通り、ビタクラフトのスーパー鉄シリーズは流石のハイテク世代。
なんと【窒化4層加工】という、鍋肌を窒化鉄に変化させちゃうパワープレイのお陰で 面倒な焼入れ作業を省略できちゃうんです!!
要するに、通常の鉄フライパンは「 事前に加熱する(全面を故意に酸化させる=黒錆を付ける)事で、赤錆が出ない様に処理する」のに対し、スーパー鉄(窒化鉄のフライパン)は出荷段階で専用窯にて窒化加工しているから錆びにくくなっている=焼入れは不要ですよ!!!という理屈ですね。
とはいえ、焼入れは不要とはいえ、油慣らしは必要みたいです。
私奴は一応カセットコンロでカンカンに熱して焼入れみたいな工程もしましたけどwww
窒化鉄とはいえ、青白く色が変わったので、別に焼入れしてもいいのかもしれません。
ただ、この窒化鉄というハイテク素材。
いざ使ってみると、焼入れが不要となる以外にも、更なる恩恵があるのでした!!
【新訳 鉄の掟】その②;使用後に油を塗らなくてもOKな、メンテナンス性!!
さて、上述の通り、常識を覆す窒化鉄フライパンこと【ビタクラフトのスーパー鉄シリーズ】ですが(爆)、永きに渡って伝承されてきた【鉄の掟】をひっくり返す2つ目の革新ネタがコレ!
保管時に油を塗らないでOK!
いやはや、これは超ラクちん!!
通常の鉄フライパンであれば、使用後は錆防止の為に油を塗って保護しましょうね、、、的な風潮がありますが、これも上述した窒化鉄の恩恵にて省略可能というメンテナンス性も魅力!
ちなみに、私奴が 窒化鉄のフライパンを選んだ最大の理由がまさにコレ(油を塗らないで保管できる事)!!
というのも、使用後に油を塗る事をここまで敬遠しているのには理由があって、そもそも我が家は使用後のフライパンは収納する派なんですよ。 それもあって、フライパンを収納するとなると、やっぱり棚や他の収納物に油がついちゃうリスクがあるのがイヤだなぁ、、、と。
しかも、”油汚れ”って皆が大嫌いな”黒いアイツ”の大好物だったりするじゃないですか。
”黒いアイツ”に対しては、私奴の最大限の警戒が功を奏したのか、引っ越しから2年が経過した現在でもまだ目撃証言は無いのですが、それでもあえて撒き餌的なモノを置くのは抵抗有るんですよね。
もっといえば、10ン年前に、鉄フライパンの購入を断念した理由もまさにコレ!!
そういう意味では、【使用後に油を塗る工程】をパスできるというのは 物理的な手間はモチロン、精神衛生的にも超嬉しい是!!
【新訳 鉄の掟】その③;中性洗剤はバリバリ使ってOK!!!
という訳で、ついに【新訳 鉄の掟】も3つ目に突入しましたが、コイツに関してはどうも上述した内容とは毛色が違います。
というのも、コレは【ビタクラフトのスーパー鉄】を使うから解消できる問題ではなく、従来の鉄フライパンユーザーをも巻き込む大論争の案件だから! そしてその大論争の内容というのが
ズバリ、使用後のフライパンを洗う際に【洗剤を使わない派】 vs. 【洗剤を使う派】論争!
そもそもこの論争の内容を乱暴に要約すると、こんな感じ。
【洗剤使わない派】 ・せっかく育て上げた油膜が、洗剤で洗い流されてしまう。 ・キチンと使用していれば(ササラやたわしで取れないレベルの)焦げ付きなんか出ない。 ・雑菌は水洗い後にコンロで水分を揮発させる際に死滅する。 【洗剤使う派】 ・焼き入れの際に作り上げた酸化被膜&油膜は食器用洗剤ごときでは取れない。 ・油汚れが残ると、次に作る料理の味(香り)が悪くなる。 ・汚れをキレイに取り切れないが故に焦げ付きが発生しやすくなる。
正直、この論争については軽くググっただけで色々な意見がヒットするんですが、
コレに関しては【鉄フライパン育成の流派】みたいなモノなので、各自のポリシーに沿って流派を選べばよいと思うんです。
対して、私奴のスタンスからすれば、基本的にはお湯とたわしで洗うという作業は変わらずですが、この時点で鍋肌に粘着しているような汚れがあった場合は洗剤は躊躇せず使う!というハイブリットスタイルですwww
だって仮に油膜が取れたとしても、窒化鉄だからサビないしな!!!(爆)
育成開始から2週間が経過した、ちょっと汚れが目立つ(猛爆)マイビタクラフト。
まだまだ育成初期段階の為、使用の度に油通しこそ行いますが、このケアで(たわしで取れないレベルの)焦げ付きには未だに遭遇していません。でも油焼け(?)みたいな黒いのが気になるので、様子を見ながら処置を決定しますww
あわせて買いたい!!ビタクラフトプロの打ち出しフライパン!
という訳で、ココまでビタクラフトのスーパー鉄シリーズのフライパンについて触れてきましたが、実はビタクラフトには【スーパー鉄シリーズ】以外にも同等以上に物欲が刺激されるプロダクトがあるのをご存知でしょうか。コチラ!!
なんとコチラは【ビタクラフト”プロ”の打ち出しシリーズ】!!
一般家庭用ではなくて、プロユースを想定した本格は調理器具ですね!
で、このビタクラフトプロ。何が良いかといいますと、
ズバリ、このフライパンは一枚の鉄板からハンマーで叩き出してフライパンのカタチを形成しているハンドメイドプロダクトという点!!!
そして、このフライパンを打ち出した職人さんこそが、かの山田工業所の職人さん。
山田工業所のフライパンといえば、中華鍋を始めとした打ち出しフライパン界隈におけるビッグネームで、鉄を叩く(鍛える)ことによって薄く仕上げながらも強度と軽さを実現させ、更にはハンマーによる微小な凹凸で油馴染みも良好という【役満クラス】のスペックでお馴染み!
もっといえば、最近では【打ち出し窒化加工】という【ダブル役満】みたいなアイテムすらリリースするバケモノっぷり(爆)で、今後鉄フライパンを検討される方にには是非チェックしてもらいたいメーカーですw
で、そんな山田工業所の素晴らしさをご理解頂いた上で改めてご紹介したいのが、そんな山田工業所とビタクラフトのタブルネームのコイツ!! アレだ!当時の裏原ブランド的なアレだ!!!(爆)
ビタクラフトのアイコンである「V」のカタチをしたハンドルと、山田工業所の【打ち出し】のロゴ刻印が素敵!!
そして、更に物欲を刺激してくれるポイントがコチラ!!!
なんとビタクラフトプロの打ち出しフライパンは、ハンドルとフライパン部分を溶接でくっつけているんです!!
コレにより、内側に無駄な凹凸がないので、従来であればリベットの周辺に汚れが溜まり易かったデメリットすら排除されている無骨な仕上がり!!なにこれ素敵すぎるやろ!!
惜しむらくは、コイツは上述した【窒化4層加工】された鉄ではなくて、通常の鉄フライパンなのですが、
ソレを差し置いても一枚の鉄板から作り上げる【打ち出し】という加工方法に対するロマンが半端ないだろwww
【補足】 鉄フライパンは高頻度で(例えば毎日)使用する場合は、特に油を塗って保管しなくても良いみたいです。そういう意味ではプロユースを想定したビタクラフトプロは、窒化鉄である意味も無いのかも知れません。
正直、鉄フライパンデビューに際して、最後まで候補に挙がっていたのがコイツとスーパー鉄。
ただ、我が家のキッチンはワイフの城であるが故、城主の意見を尊重して底面がフラットなスーパー鉄を選んだワケですが、もともとは中華鍋が欲しかった私奴にとってこの形状はスーパー魅力的!!
コイツに関しては、そのうちシレっとキッチンに置いといてやるからな!!(猛爆)
ビタクラフトさん、山田工業所さん!
アツいブログでフィードバックするので、この鉄フライパンください!!!(猛爆)
あとがき;鉄フライパンはダメになったら削り直すくらいの距離感が丁度いい!
という訳で、今回は購入後2週間が経過した鉄フライパンについて筆をとってみましたが、如何でしたでしょうか。
ちなみにココからは完全に私奴の私見なのですが、実際にビタクラフトを2週間使ってみた結果、私奴から皆さんに一つだけ言いたい事があるとすればコレ。
せっかく鉄のフライパンを使うんだから、細かい事は気にせず好きに使えばいいんじゃないでしょうか?
というのも、鉄フライパンの購入に際してもろもろのフライパンメーカーをリサーチしていた際、鉄フライパンの育成具合や、焦げ付き、鍋肌の汚れ(?)やシミを気にされている方が案外多くいらっしゃる事に気がついたんですよね。
まぁ正直、折角長年の相棒となり得る【鉄フライパン】を買ったんだから育成に失敗したくない!という気持ちもスゴく分かるんです。
どうしても鉄フライパンのメリットには期待しちゃうし、同時にキチンとケアできているのか不安になる気持ちも分かります。
でもね、最初から全て上手くやるのってやっぱり難しいですよ。
そりゃ、プロの方が使っている鉄フライパンはカッコいいですし、憧れるのも分かります。
でも、アレはプロたる技量と今までのノウハウが蓄積された結果としてのフライパンなワケで、初心者の私奴が最初からあの領域に育成するのは一筋縄ではいかないぞ、、、とww
ただ私奴は「あんな風に育てるのは諦めましょう!!と言っているワケでは決してなくて、
仮に育成に失敗しても、何度でもコンテニューできるのが鉄フライパンの魅力じゃないですか!!
例え、頑固なこびり付きや油焼けが出来ちゃっても金属タワシでゴシゴシ削っちゃえば言い訳ですし、最悪クレンザーやサンドペーパーという奥の手だって有るワケです。
なんなら1周目は【洗剤使わない流派】で2周目は【洗剤使う流派】とかを試してみたって良いワケですよ。
もっといえば、鉄フライパン界隈に伝わる『一生使える』という謳い文句は
育成に失敗しても『クレンザーやサンドペーパーを使えば何度でも再生できる』という”構造体”である事を指して『一生使える』と揶揄されているんですよ。
ベテラン鉄フライパンユーザーが語る『適切な処置を継続すると、テフロン加工に匹敵する鍋肌を何年間も維持できる!』というのは、確かに鉄フライパンの魅力ではありますが、『一生使える』という謳い文句と履き違えてはいけないぞ!!!
それからいえば、鉄フライパンの育成というのは、超体育会的に場数をこなしてコツを習得するも良し、高度なデータと理論を組み立てて最短距離での育成を目指すも良し!という戦略ゲームにも近しいのではないでしょうかw(猛爆)
本エントリにて鉄フライパンに興味が出てきた皆様、是非ともチェックしてみては如何でしょうか。
ちなみにコレは余談ですが、鉄フライパンで焼いたハンバーグはメチャクチャ美味しいので、これだけでも一生使う理由が成立するぞ!!(爆)
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