梅雨明け直後にも関わらず、時すでに最高気温が35℃に迫る我が地方都市。
いやはや、今年の8月はどこまで気温が上がるのか、現時点で戦々恐々としているちゃん貴(@butsuyokukaisho)です。どうもこんにちは。
思えば急な気温上昇故に、既にトップスはTシャツ一枚、、、というスタイルが板についてきた私奴。それこそ『毎日ワンパターンな格好をしていてはテンションも上がらんだろ!』と張り切ってTシャツの上から半袖シャツを羽織ってみるものの、やはり重ね着をすると暑いんですよね。
とはいえ『素肌にシャツを着ると汗でシャツが張り付いて気持ち悪い、、、』なんてジレンマもあるもんで、今年はかの往年の名作を誘致することで、夏のインナー対策を実施する事にしました。こちら。
ミラーのパネルリブタンクトップです。
コイツの詳細は後述しますが、なんせミラーのタンクトップといえば我々世代ではドドドド定番なタンクトップの代名詞的存在。奇しくも10ン年ぶりにココンチのタンクトップを着ましたが、独特のピタッとフィットする着用感は『コレコレ!!』ってなりますね。
更に(この年になるとピタピタのタンクトップ一枚で外出することなんて皆無なので)、必然的にインナー使いとして重宝する事になるのですが、シャツの下に着るにしてもTシャツより風通しがいいのはモチロンですが、ピタッと体に密着しているおかげでTシャツよりも快適。ベースレイヤー的なイメージなのか不快感もありません。
もっといえば、2000円で買える価格帯というのも相まって、なぜもう少し早く買わなかったのか軽く後悔してます。(爆)
思えば、メンズのサイズトレンドもジャストサイズに戻ってきているし、なんなら今後はトップスがよりタイトな方向に触れそうなタイミングだからこそ、 往年の名ブランドである【ミラーのパネルリブタンクトップ】は今の内に青田買いしておくべきアイテムでは無いでしょうか。
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タンクトップといえばミラー
さて、今回ご紹介するミラーのタンクトップ。
よもや90年代、00年代におけるタンクトップの定番と聞かれて、真っ先に頭に浮かぶのはココンチでは無いでしょうか。
それこそ、当時はキムタクが着たとかなんかで爆発的に広がったミラーですが、遡ると歴史は古く1907年(なんと110年以上前)にアメリカのペンシルバニア州で創業された超老舗のファクトリーブランドです。
この【バインディングネック】や【ブラインドステッチ】といったお馴染みのディテールも含めて、現在のタンクトップの源流と言われているミラーのタンクトップ。
いやはや、こういった伝説を聞くとミラーのタンクトップがちょっと欲しくなるでしょ?(爆)
もっといえば、長らく続いたビッグシルエットファッションの影響もあって 締め付けのゆるいタンクトップの方が好まれてきた昨今ですが、そんな今だからこそ【ピタッと身体に密着するパネルリブ生地】は逆に新鮮なんですよね。
コットン100%のリブボディは、着用して10分もすれは身体に沿って伸びてくれる まさにシュリンクトゥフィットな着心地。洗濯を繰り返すほどに柔らかくなっていく生地は気持ちいいし、それこそ洗濯する度にギュッと縮んでくれるリブ素材ですから、着る度に味わえる気持ちよさが嬉しいんだよなぁ。
また、『ミラーのタンクトップは洗濯を繰り返すと肩口が伸びてくる』なんて意見も聞くのですが、肩口が伸びてもになってもサマになるのがミラーのタンクトップの魅力!!
それこそルーディーな格好(後述参照)にはちょっと伸びたタンクトップの方が雰囲気にマッチしたりするもんで、本当に重宝します。
むしろ、首元がダルダルになったTシャツの襟元を氷水に漬けて洗濯するとシャキっと戻るように、ココンチのタックトップならまるっと氷水に漬けちゃう!という荒技だって使えるので、そういった点も含めて1着は持っていてもソンする事は無いんですよね。
今は中国のライセンス生産
ただ、悲しいかな、現在のミラーのタンクトップはアメリカ生産が終了してしまって、中国でのライセンス生産が主流となっています。
もっといえば、カタチもアメリカ製だった頃の肩紐が極端に細いパターンではなく、肩紐幅が太く、襟ぐりも詰まったモデルで流通していたりと少々寂しさは感じます。
こうみると、当時モノのUSA品はアトランタオリンピックのレスリング選手(爆)くらいローカット。
ただ、現行品も【太めのバインディング】や【パネルリブボディ】という往年のディテールは踏襲されていますし、肩紐幅が広く取られた現行品の方が着やすかったりするのは事実なんですけどね。
なんせ肩紐が細いタンクトップはメンズが着るには難易度高いもんなwwww(猛爆)
それでも、やはり生地の質感は当時モノの方がふわふわで気持ちいいですね。
写真で見ても当時モノはゆったり編まれているのに対し、現行品の方が目が詰まった編み目になっているのがわかるかと思います。
これも考え方によっては、現行品の方が透け感が少ないというメリットでもあるので、【アメリカ生産ではない】という寂しさを除けば、出来栄えは良好です。
意外とタグの再現度も高かったりします。
ただ、当時モノの方がプリントの色味が鮮やかだったり趣があるけどな。
ソレこそ、今ならまだアメリカ製だった頃のミラーのタンクトップはデッドストックで買える所がある(値段も現行品と大きく変わらない)ので、アメリカ製というロマンが欲しい方はそっちを選ばれてもいいんじゃないでしょうか。
何を隠そう、私奴が買ったのも往年のアメリカ製。
ストックも考えて3着パックを買ったのですが、このチープな袋もアメリカっぽくて良い!!
まぁ、結果的には比較用と色違いが欲しくて現行品も買い足しちゃったクチだけどな!!!(猛爆)
イメージはグッドフェローズやロカビリースタイル
ちなみに、今回買ったミラーのタンクトップですが、実は着用イメージがありました。
それこそが、ノンフィクションムービーの傑作、グッドフェローズ。
ご存知の方もおられるかと思いますが、グッドフェローズといえば犯罪伝記的なマフィア映画。まぁ色々とアウトローな映画なので見る人を選ぶ映画なのですが(爆)、なんせマフィア系映画ってのはお洋服の着こなしが抜群にカッコいいので定期的に見たくなるんですよね。
それこそ、ゴッドファーザーやアンタッチャブルはスーツの着こなしがカッコいいので何回も見ていますが、グッドフェローズは(スーツスタイルは勿論)随所に出てくるカジュアルスタイルがビシビシにカッコいいんです。例えばこれ。
こんな感じでニットシャツにタンクトップをあわせてみたりと、主役のレイ・リオッタのカジュアルコーディネートはどれもカッコいいです。いやぁニットシャツ欲しいなwww
もっと言えば、私奴のファッションルーツでもある【ロカビリースタイル】にもタンクトップは大活躍でして、オープンカラーシャツのインナーには首元が開いたタンクトップが定番です。
そういった背景もあって、(冒頭で触れたように)『シャツは着たいけど暑いのはシンドイ、、、』といったワガママにもビタハマりする解決策となったんですね。
例えば、ロカビリースタイルをイメージした着用例がこちら。
このテのオープンカラーシャツには首が詰まったクルーネックよりも、ゆったりとした首元のインナーの方が抜群にハマります。
むしろ、定番の白いタンクトップはロカシャツのインナーにはもってこいです。
また、グレーやブラックのタンクトップの場合ですと、
濃いめのグァジャベーラシャツのインナーに使うとギュッとしたまとまりが出て、これも好きです。
逆に白いタンクトップでコントラストを付けても良さそう。
もっと言えば、これらのタンクトップは身体にピタッとフィットするからこそ、下手にお腹が出ちゃうとカッコがつかないもんで、、、
体型維持の注意喚起としても機能してくれるお節介っぷりも有難い限りでしょ!?(爆)
それこそ貧乏性の私奴としては、せめてこのタンクトップの減価償却が完了するまでは、できる限り運動と節制をしながら体型維持に努めたいと思います。
いうて、お腹が出てきたとしても、Tシャツの裾からチラッとタンクトップを覗かせる単純なインナー使いとして使えるから、ソレはそれで重宝するんだけどな!(猛爆)
あとがき
ちなみに、今回アメリカ製と現行品のタンクトップを比較をしましたが、比較対象とした現行品は【110C】と言う品番のヤツです。
というのも、各種ECサイトで検索したらわかるのですが、現行ミラーのタンクトップには【110C】と【102C】という2つの品番があるんですよね。それこそ、違いで言えば【110C】の方がカラーバリエーションが豊富で、且つ 生地が肉厚(価格もちょっと高い)。そういう意味では、【102C】という品番は今回紹介したアメリカ製くらいの生地厚みなのかもしれません。
もっといえば、ミラーでは現行品でも3着入りのタンクトップパックも存在していて、そちらは【133C】という品番のタンクトップが入っているみたい。
そう考えると、これらの品番による差異もちょっと気になってきますねwww
ってか、既に5着のタンクトップが揃っているというのに、まさかの継続調査が必要になるとは、ミラーはなんという懐の深さなんだwww(猛爆)
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