バブアー(Barbour)は着手をも試す傲慢っぷり

 
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Barbour5−2 メンズファッション

うおおおおお!どうも、ハイテンションなちゃん貴(@butsuyokukaisho)です。
今回は、急きょ予定を変更しましてリアルタイム更新をば!

といいますのも先日(10/2)、遂に冒頭のバブアーを購入致しました。パチパチパチ。

ツイッターでは嬉しさのあまりフライング気味にアップしてしまったのですが、何を隠そうバブアーへの物欲の波が押し寄せてくるのはジツは31年間の人生にて2度目。

このあたりは後述するとして、3年くらい前(2013年位)から第2波が襲ってきてはいたのですが、先立つモノの準備もおぼつかず、また、限られた財政下では全てを購入するに至らず優先順位を下げられ、都度見送る月日を過ごしておりました。

しかし、3年にも渡って押し寄せるバブアーの波は 未だに収まろうとも引こうともせず 延々と襲いかかってくるワケで、こりゃ買わないと収まらないよ と嫁を説得(もとい 報告)し、この度お持ち帰りと相成りました。

とはいえ、オイルドコットンという独特の素材より、バブアーの購入に二の足を踏んておられる諸兄諸姉諸君も少なくないかと思いますが、その躊躇する理由について、私奴十分に解るつもりです。

ただ、安くない買い物です故、誰かが背中を押さなきゃ始まらない是!(爆) というわけで、今回ばかりは購入に悩む皆様の背中を全力で押し、燃え滾る物欲の炎にオイリーなバブアーを着たまま飛び込んで行く構えでございます。

ただ、今時点では、過去のオールデンの記事よろしく ノッティングヒルの恋人状態ですので、長年の憧れ補正モードがバリバリです。(猛爆)。
なるべくフラットな意見でシェゲナベイベ―します!

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一番大切なこと

さて、この度 私の元のやってきた、ブリティッシュクラシックファッションを代表するBarbour御大。

Barbour

文字に起こすと『バブアー』と称される事が多いですが、一部のうるさ型のパイセン達はこの呼び方には厳しいんだそう。 なんでもバブアーと呼ぶ奴はモグリで、正しくはバーバーとかバーブァーだとかなんとか(爆)

最早このあたりになると、『R』と『L』の発音に対する うるさ型のパイセンも出てきちゃったりして、BarbourはRだから、上あごに舌を付けて丸めるようにゥアー、、、なんて講義にも成りかねない懸念から、Barbourユーザーであっても決して触れようとしないパンドラの箱なのであります(爆)

ただ、私奴としては、念願のBarbour御大を我が家に迎えるにあたって、正式名称を知らないのは失礼にあたる、、、とイギリス人の撮影したバブアー関連の動画を漁り、且つGoogle先生に発音を聞いたりと パンドラの箱を開けた結果 本来の発音は、、、
バーブァ(最後のブァはタイトに発音)でした。

これは、3歳児が発音するお婆ちゃんを表す『ばぁば』に、上の『R』と『L』の発音特化型パイセンのスパイスを効かせる位なモンで、イントネーションも『ばぁば』に類似しています。

ん?ちょっとまって。 となると、バーバーとかバーブァー派を主張する懐古表記型パイセンも若干違うじゃないかwww
むしろ語尾は伸ばしてないですし。

なんて言うのも束の間。
もっと厄介な事に、今 おそらく日本で一番表記されているバブアーという表記も大間違いであることが判明した諸刃の剣なのでした。

むしろ、アナグラム的な要素も盛り込まれており、ダヴィンチコードよろしくな暗号が秘められている可能性もある Barbour。やはりパンドラの箱なのかもしれません。

Barbour10

付属するピンバッチに光る『Barbour』の文字。
コイツをどう発音するかで、性格がわかるかもw
襟に付けようか、保管しとくか、迷うZ。

とかなんとか、正しい発音が分かったとはいえ、私はバブアーと書きますし、バブアーと発音し続けます。

だって、今の日本で『ばぁば、買ったんだー』なんて言っても、熟女好きと認定されるならまだしも、人道的によろしくない意味も含まれちゃたりする危険もありますし(爆)、もっというと、通ぶってバーブァなんて発音しちゃった日にゃ、うるさ型のパイセンが登場されても、詳細を説明するのも面倒ですwww(猛爆)

まぁ、ここは日本ですから国内ではバブアーで、本国に行った際にはバーブァの発音で良いのではないでしょうか。
あと、補足するなら、日本でのバブアーのイントネーションは バ↑ブ→アー↓(≒仮面ライダーの『ライダー』のイントネーション)ではなく、 バ↓ブ→アー↑(≒シノラーのイントネーション)でした。

いや、正直どうでもイイんですが、いざ買いに行った先の店員に首を傾げられるのもイヤじゃないですか。(そんな人見たことはありませんがwww)

ただ、を隠そう私奴は恥ずかしながら前者(≒ライダーのイントネーション)でバブアーを発音していた にわかっぷりでしたが、購入に際して足を運んだビームスの店員さんとの会話にて、正しいイントネーションは後者(≒シノラーのイントネーション)で有ることを勉強した31歳の秋でしたww

まぁ発音、イントネーションについては細かい所ながら、ニッチな需要を満たす為の忘備録という事でwww

オイルドコットンの使い勝手は!?

またも全然バブアーに関係しない所(爆)で文字数を取ってしまいましたが、今からは本題に戻りまして、バブアー購入を悩む諸兄諸姉諸君の背中を全力で推すこの企画を開始したいと思います。

さて、バブアーに興味をもった時点にて調べが着くのがこのオイルドコットンですよね。
ご存知の通り、コットンの生地にオイルを染み込ませる事により、防水性と防風性を持たせる事に成功したという、先人の知恵が生んだ近代洋服史におけるエポックメイキングともいえる発明です。

Barbour14

染み込んだオイルは水をも弾く防水性。 オイルドコットン自体、元々は漁師さん向けの生地という事もあり防水性には定評アリ。

とはいえ、近年ではゴアテックスといったハイテク防水生地が開発されるなか、油と綿という昔からあるアイテムを掛け合わせたアナログな生地は 正直時代遅れではありますし、下記のような背反(デメリット)も多くあります。

  • オイルが染み込んでいる分、単純に重たい
  • オイルが染み込んでいる分、触るとベタ付く
  • 接触すると、他の洋服にオイルが付着する
  • だから、電車とか車に乗る際は裏面が表になる様に丸めて持つ
  • オイル独特の匂いがする。
  • オイルと匂いの兼ね合いから、保管も大変
  • 風は通さないまでも、薄手のため冷気は通す
  • 故に真冬は寒い

単純にこれだけ見るとタウンユースには不向きのアウターですよね。

むしろ本来は倉庫や軒下にラフに引っ掛けておいて有事の際にササっと羽織るというバリバリのアウトドアアイテム扱いですから、コレほど大切にクローゼットに収納するというのは日本人の悲しい性かもしれません。 (まぁ近年のファッションアイテム用途で考えると仕方のないことですが。)

更に輪をかけて悲しいのは、バブアーの最大の特徴ともいえるオイルドクロスのオイル移りや匂いという要因が、上記デメリットの根源という、アイデンティティーが逆に大きな短所と成る稀有な例です。

それからいうと、純粋にオイルドクロスのバブアーは、上記のデメリットを許容できる人向けのアイテムで、単純にカッコいいからなんて好奇心で買って気軽に扱えるアイテムでは無い様な気がします。

ただ、逆説的にいうと 上記の内容はほぼオイル起因のデメリットですから、そんな不便を被りたくないけどバブアーのカタチが好き!という方は最近リリースされているウール素材のバブアーや、オイルの入っていないバブアーを選択すれば万事解決するワケで、ソチラを強くオススメします。

実際、私奴もオイルドコットンのバブアーとウール素材のバブアーで長らく迷いましたし、それほどまでに このオイルドクロスというのは使い勝手が悪いのです。

結論:使い勝手はすこぶる悪いです。

そういえば、今年アローズにて発売された3レイヤーのナイロンでできたビデイルは世界中の人が待ちわびたバブアーではないでしょうか。

※個人的にはナナミカが発売するコットンゴアテックスのカーキ生地でビデイルが発表されたら、おそらくバカ売れなんじゃないかと思う次第で、ナナミカともコラボがあれば真っ先に買ってしまいそうですww(猛爆)

バブアーは着手をも試す傲慢っぷりww

さて、上記ではバブアーのデメリットをご紹介しましたが、いつもであれはココから私奴がバブアーに抱いていたポジティブなイメージと、デメリットをも凌駕する程のアツいセールスポイントを書き殴り、購入を躊躇する諸兄諸姉諸君の背中を全力で押したい所なのですが、文字数の関係にて一旦今回はコレにて休題。

結果としてバブアーとコキ下ろすネガキャンよろしくな記事と相成りましたが、正直 世のバブアーユーザーの方から見ても遠からずの意見かと思います。

あ、そうそう。話は飛びますが、上記の通りバブアーの使い勝手について記事を書き進めていく中で、どうもフラッシュバックした事がありましたのでチョイとご紹介したいと思います。
というのも、昔『まっすぐにいこう。』というメチャメチャ名作の少女漫画(爆)がありまして、その中でペットショップに親子がシベリアンハスキーの子犬を買いに行くというシーンがあったんですね。(丁度その漫画の連載当時はハスキーがブームとなっていた時でした。)

これぞ、物欲解消図書館の名作シリーズ(猛爆)
飼い犬と飼い主の心温まるハートフルストーリーは、読むと無性に犬が飼いたくなるww

その漫画の中で、ペットショップでの会話として、お父さんが子供に対して『自分でキチンと散歩も世話もできるなら買ってもいいよ』というコメントをした事に対して、ペットショップ店員(主人公の同級生)が、『ハスキーは今はこんなに小さくてかわいいけど、すぐに子供よりも大きくなるし、散歩だって世話だって子供だけで無理。家族の協力は不可欠だ』みたいなコメントをして、その親子は機嫌を損ねて帰ってしまう、、、という描写がありました。

また同じく、主人公の友人がハスキーを飼っていたんだけど、大型犬であるが故にストレス発散の為に広い敷地が必要なんじゃないかと悩みに悩み、北海道(だったかな?)の知り合いにハスキーを譲る?みたいな感じで話は進んでゆくのですが、このエピソードはバブアーとカブる所があるなー、なんて思った次第でした。

つまりカッコいいからとか、流行っているから、なんて安易な理由で手を出したものの、上記のデメリットや特性をあまり気にしないまま購入し、結局使い勝手が悪いとバブアーをディスる。もっというと、バブアーの特性を知らずに満員電車やタクシーや友人の車にそのまま乗る なんて不幸が起きて、周りの人がバブアーをディスる。
こうなってしまうと、せっかくカッコいいアイテムにもかかわらず 不幸の連鎖でしか無いですよね。

通常ファッションというのは、背景や詳細を知らずとも、初見のカッコよさに惚れて購入・着用し完結できる、というモノが大半ですが、このバブアーに関しては着用するのにもルールが発生し、着手たる自分自身をも『気遣いのできるジェントルメンたれ!』と焚き付けてくれる、まさに紳士の国イギリスを体感する特殊なアイテムだな、なんて思います。

故にバブアーの購入を検討されている方にはこの辺りを熟考頂き、自分のライフスタイルと照らし合わせて、もしくは上記特性を十分に理解した上で検討頂きたいと思った次第です。

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ここまで傲慢なアイテムもナカナカないww
ただし、リスクを取らねばリターンは得られないのが世の常。
カッコいいものを着るのにはそれなりのリスク(我慢)が必要なのだ。

なんて、真面目に締めちゃいましたが、コイツはほんとに正直な意見です。
ただ、次回はそんなバブアー御大から醸し出される若干面倒くさい雰囲気すら かろやかに一蹴するほどに秘められたバブアーの魅力を、かなりのハイカロリーで語ってしまおうと思います!

世の諸兄諸姉諸君の物欲の炎に、バブアーのワックスをガンガン放り込んでボウボウと燃やしてやります!乞うご期待!(猛爆)

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