こんにちは、ちゃん貴(@butsuyokukaisho)です。
前回のエントリで怒涛のディテール紹介を行った、VANSの新ライン【プレミアムクラシック】。
それこそ、手持ちの
- 現行US企画品
- アナハイムファクトリーパック
- スケートクラシック
と比較してみると、如何にプレミアムクラシックがこだわって作られれているかが分かります。
と言うわけで、今回も前回エントリに入りきらなかった特選ディテールについて鋭意レビューしていきます!!
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まだまだ大ネタが隠されたプレミアムクラシック
というわけで、今回も前回に引き続きプレミアムクラシックのディテール紹介を行いたいと思いますが、まだまだ男心をくすぐるディテールはたっぷり残っております!
というわけで、早速ご紹介してまいりましょう。
違いその⑥;秀逸なインソールこそがプレミアムの真髄!
前回のエントリにて『プレミアムクラシックのソールが分厚くなっているのは大ネタポイント!』と述べましたが、その理由がまさにコレ。
なんと、プレミアムクラシックには取り外し可能な専用インソールが搭載されているのでした!!
それこそ、VANSにおける取り外し可能なインソールといえば、【プロモデル】や後継モデルである【スケートクラシック】がお馴染みですが、まさかのスケートモデルのアイデンティティとも言える大ネタが採用されているとか素敵すぎる!!
インソールも、プレミアムクラシックに合わせて開発された【SOLA FOAM ADC】という新素材の高反発ポリウレタンフォーム。
正直、スケートクラシックに入っている【POP CUSH】と比較するとやや硬いかな、、、くらいの感覚(履いた時の差異は分かりませんでした(爆))ですが、当然ながら現行US企画品とは一線を画す履き心地です。
強いてスケートクラシックとの差異を挙げるならば、
スケートクラシックのインソールは足裏にフィットするカーブが付いているのに対し、プレミアムクラシックは現行US企画品の様なフラットなカタチになっている事でしょうか。
まさにプレミアムクラシックのコンセプトである【見た目はクラシックだけど、中身をアップデート】という意向が反映されているのかも知れません。
ちなみに、旧モデルのVaultや、アナハイムファクトリーパックの胸キュンポイントだったインソールに貼られたソックシートは、今回の仕様変更に伴い無くなりました。
あの特別感のあるソックシートは好きだったので、どこかで復活してくれたら嬉しいんですけどね。
違いその⑦;特別感のあるヒールパッチ
また、小さいポイントながら見過ごせないのはヒールパッチ。
それこそ、各種モデル別にも微妙に差異がある(語れる蘊蓄が秘められている)からこそ、今回のプレミアムクラシックの変化は見逃せません。こちら!!
なんと、従来の赤色から、白青の爽やかカラーに変わっている!!
ちなみに、コレは今回オフホワイトカラーを選んだからこうなったワケじゃなくて、黒色を買ってもこのヒールパッチです。
それこそ、前身モデルのVaultと比較しても ロゴは【OFF THE WALL】のままですが、ロゴ部分だけ突起した少々手の込んだ仕様になっています。
とはいえ、実はこのヒールパッチもVault時代から使われていた実績があるパッチでして、今回初めてお目見え!!と言ったディテールではありません。例えばこちら。
かつてEGとのコラボしたVaultモデルでは、現在のプレミアムクラシックと同じヒールパッチが炸裂。
そういう意味では既に金型は存在する為、開発コスト的にも使い勝手が良かったのかも知れません(爆)
まぁ、このヒールパッチに関して賛否はあろうかと思いますが、『ヒールパッチが擦れるとすぐ消えちゃう、、、』と言う問題に対して、物理的に改善された(爆)という意味では、個人的にはアリだと思いますが、皆さんは如何でしょうか?
ただ、色だけは赤白にして欲しかったけどな!!
違いその⑧;伝統的な4本ヒールステッチ
またヒールパッチと位置的に近いディテールであり、かつ オーセンティックだからこそ顕著に違いがわかるポイントといえば、こいつ。ヒールステッチ!!
というわけで、これも語るより見てもらう方が早いでしょう。こちら。
もはや、今回の比較対象では、現行企画品以外、全て4本ステッチが採用されています!!
まぁコレはかつてアナハイムファクトリーパックのレビューの際にも触れた通り、創業当時はこういう太いテープを縫い付けていた事に由来するディテールなのですが、このステッチで履き心地が変化したりする事はない、完全な蘊蓄&自己満足ネタ(爆)となります。
それでも、男の子としてはこういったディテールに心惹かれる部分は確かにあるもんで、こういう作り込みまでしっかりしてくれているのは非常にワクワクするポイントです。
違いその⑨;木型によるシルエット
ここまで来ると、よほど目が肥えていないと分からないレベル(爆)とはなりますが、プレミアムクラシックは微妙に金型も変わっています。こちら。
現行US企画品や、アナハイムファクトリー、スケートクラシックはやや内振りにカーブしているのに対して、プレミアムクラシックは直線的なシルエット。もっといえば、トゥもややシャープな印象が見て取れます。
まぁ厳密にいえば、アナハイムファクトリーパックも創業当時の木型で製造しているとの触れ込みですが、パッと見では分からない塩梅を考えると、いかに今回のプレミアムクラシックが大きく木型をイジっているのか分かる気がします。
いうて、これもヒールステッチと同じく『実際に履き心地に違いがあるか?』と問われれば(あいにく私奴は)首を縦に振れる繊細さは持ち合わせていないのですが(爆)、このトゥのシャープ具合はヴィンテージ感があって好きです。
まぁ、好きと言いながらも比較対象がないと識別できる自信はないけどな!!(猛爆)
違いその⑩;目を引くボックス&包装紙
こんな感じでスニーカー本体に関する主要ディテールはまるっと比較してみましたが、最後に一つだけ触れておきたい大ネタがあります。こちら!
ボックス&包装紙!!
それこそ、現行US企画品やアナハイムファクトリーパックはお馴染みの赤い箱で、スケートクラシックは白いチェッカーフラッグ柄の箱が設定されている中、今回のプレミアムクラシックの箱はどうなっているのか?というと、こちら!
鮮やかブルーで、装飾の抑えられた高級感のあるデザイン。
ちなみに、側面には【OFF THE WALL】のエンボス加工が。
写真では分かりづらいですが、微妙にロゴが凹んでいてボックスにもこだわりが詰められているのが伝わってきます。
地味に包装紙も変わっていて、従来のVANS文字ではなく【OFF THE WALL】ロゴがきらり。
いやはや、捨てちゃうモノ、、、といえばそれまでですが、やはりそこもプレミアム。
こう言った細かいところで充足感を満たしてくれるんだよなぁ(しみじみ
あとがき;アナハイムファクトリーパックが終売!?
ちなみに、今回のエントリに際し、比較対象として八面六臂の活躍を見せてくれたアナハイムファクトリーパックですが、なんと現在(’24年3月末時点)にて
VANSのオフィシャルHPからラインナップが消えています。
もちろん、在庫品として44DX品番(オーセンティックのアナハイムモデルの品番)のアイテムページは存在しますが、ウワサ通り’23年末を持ってアナハイムファクトリーパックは廃番となったのかも知れません。
それこそ、ツウ好みの各種ディテールは勿論、白オーセン×黒フォクシングテープの組み合わせはアナハイムの専売特許(現行US品も青ライン)でしたから、デザイン面での選択肢が狭まったという意味ではこの廃番はちょっと残念。
やはり、気になったものは買える時に買っておかないとダメですねw(猛爆)
そういう意味でも、プレミアムクラシックと同じくアナハイムも、気になった方は早めにチェックされる事をオススメします!!
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