開花の早い河津桜が咲き始め、そろそろ本格的な春が到来してきました。
こんにちは、ちゃん貴(@butsuyokukaisho)です。
そんな来たる春に心躍らせる2024年3月、俺たちのVANSから待望の新ラインが発売されました。それがこちら!
VANS PREMIUM CLASSICS / プレミアムクラシック!!
こちらは、昨年惜しまれながら廃盤となったVANSの最高級ライン【VAULT/ボルト】シリーズの後継となるラインで、VAULTシリーズが『上質な素材を使い、且つファッションシーンを意識したライン』と銘打たれていたのに対し、プレミアムクラシックは『クラシックな外観はそのままに、現代的なアプローチで快適な履き心地を実現させた』というVANSの美味しい所だけを煮詰めた様な、夢のようなコンセプト!!(爆)
そして、詳細ディテールは後述しますが、最初に結論を申しておくならば、、、
これは現在のVANSにおける最高到達地点すぎる!!
と言うわけで、今回はリリースしたてホヤホヤのプレミアムクラシックについて
- 現行US企画品
- アナハイムファクトリー
- スケートクラシック
と言ったそれぞれの現行モデルと比較しながら、プレミアムクラシックの何が違うのか?、何が優れているのか?と言った特筆ポイントについてガッツリレビューしたいと思います!
この春・夏に履くスニーカーを迷っている貴方!コレは買っておいソンはないぞ!!
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プレミアムクラシックと現行モデルの違いはコレ!!
では、早速プレミアムクラシックに搭載された各種ディテールをレビューしていきたいと思いますが、今回比較対象とするのは上の写真のVANSたち。
一部、比較対象となるスケートクラシックがオーセンではないのはご愛嬌ですが(爆)、アナハイムファクトリーパックはワイフ用に買っていたキャンバスオーセンを比較対象にするのでチャラにしてくれwww。
と言うわけで、コレらのモデルを情報ソースに、各種ディテールを比較してみましょう。
違いその①;しなやかな8オンスキャンバス生地
では、まずはここからスタートしましょう。アッパー生地です。
今まで数々のVANSを履き潰してきた私奴ですが、春夏シーズンに履きたいVANSといえば やはりオーセンは外せません。
もっといえば『今年は爽やかなオフホワイトが気分!』と言う事もあってオフホワイトキャンバスを選んだのですが、今回のプレミアムクラシックではキャンバス生地においてもテコ入れが行われているとの事で、早速各モデルにおけるキャンバス生地を比較してみましょう。こちら。
現行US企画や、スケートクラシックに使われているキャンバス生地の厚みこそ分かりませんが、プレミアムクラシックでは8オンスのキャンバス生地が使われているとの事。
ちなみに、同じオフホワイトカラーのアナハイムファクトリーパックと並べてみたのがこちら。
色味こそ同じものの、表面的な具合が微妙に違うのが分かります。
ただ、履き心地でいえば大きな差異は感じない(爆)ので、『上質なキャンバスを使った』と言うオフィシャルの触れ込みにどこまでロマンを感じれるか、、、がポイントかも。
ただ、個人的にはアナハイムファクトリーパックの10オンスのキャンバス生地(創業当時のVANSは10オンス生地だった)を使っていると言う触れ込みの方がロマンがあって好きなので、この辺りは好みでしょうか。
違いその②;上質なコットンシューレース
続いては、近年この手のローテクスニーカー界隈で多く語られる様になったシューレースについて。
標準的な無印モデルではポリエステル素材のシューレースを使いつつ、アップグレードラインにはコットンシューレースを使う、、、と言うのは各ブランドの常套手段となってきました。
ちなみに、この風潮はVANSも同じで、各種モデルを比較してみたのがこちら。
なんと、現行US企画品を除いて、いずれもコットンシュースが採用されています。
まぁ定価的にも現行品とは3千円くらい差があるので、コレは順当でしょうか。
ただ、単純にコットンシューレースが採用されているだけかと思いきや、、、
実は同じオフホワイトのモデルでも、
- アナハイムファクトリーパックは生成色
- プレミアムクラシックは真っ白
と、配色に違いがあるのは新しい発見!!
ってか、この配色バランスはどちらも最高すぎるだろ!!!
それこそ、これは私奴の妄想の域を出ませんが、もしもVANSの企画部隊が アナハイム/プレミアムクラシックそれぞれのフォクシングテープの色味(黒/青)に合わせてシューレースの色味を変更しているのだとしたら、、、
オレ、ジジイになってもVANS履くわ!!(猛爆)
違いその③;アナハイムと同じ?クラシックなピスネーム
また、細かいディテールながら、所有者の充足感を満たしてくれるのがこういったポイント。
ピスネームの違いについてはアナハイムファクトリーパックのエントリでも筆を執ったことがありますが、
現行US企画品の黒文字に対して、青文字で書かれているのがアナハイムファクトリーパックの特徴。
それに対してプレミアムクラシックがこちら。
どうも、アナハイムと同じピスネームが転用されているっぽい!!
まぁ個人的にスケートクラシックに採用されているチェッカー柄のピスネームはイマイチ好きじゃないので、変にひねらずクラシックなディテールを踏襲しているのは嬉しい限り。
もっといえば、このオフホワイトカラーに青いフォクシングテープだからこそ、青色のロゴが映えていいんだよな。
違いその④;クラシックなサイドテープ
ちなみに、ここまで紹介した内容は他のモデルとの違いがイマイチ判りづらいディテールでしたが、ここからはもう少し分かり易いポイントを紹介していきましょう。
それがサイドテープです!!こちら。
この真っ白で光沢のあるサイドテープこそがプレミアムクラシックのポイントなのですが、更にココにも往年のVANSファンをドキっとさせるもう一つのディテールが秘められています。こちら。
この布繊維の上にゴムを被せたサイドテープが’90sのVANSっぽくてキュンとしちゃう!!
というのも、手元にある’90sのオールドVANSのサイドテープがこれ。
布ガムテープを彷彿とさせるサイドテープの懐かしさったらありゃしない!!
正直このディテールで白ご飯3杯はいけるだろ。
違いその⑤;くびれたクラシックなアウトソールフォルム
また、サイドテープ以外にもクラシック感をより強調してくれるディテールがありまして、それこそが、、、
ミッドソールからアウトソールにかけてのくびれ!!
コレはミッドソールより小さいサイズのアウトソールを取り付ける事で発生するデザインなのですが、かつてアメリカ製だった頃のVANSはこのディテールだった事もあって、VAULTの時代から踏襲されている名物ディテールだったりします。
そして、上の写真こそが その”くびれ”なのですが、他のモデルがどうなっているかというと、こちら。
スケートクラシックにも”くびれ”があるのは意外(爆)でしたが、このキュッとなったルックスはやはりプレミアムクラシックがダントツでカッコいいです。
やや華奢な印象が生まれるこのディテールですが、ジーパンやチノパンにスッキリ合わせるにはバチバチにハマりますよ。
また、一斉に横に並べると分かる違いももう一つあって、、、
プレミアムクラシック(とスケートクラシック)のアウトソールが分厚いのも、まさかの大ネタポイントだったりします!!
と言うわけで、このネタバラシはレビュー後編にて説明したいと思います。
※レビュー後編はコチラ↓↓
あとがき;プレミアムクラシックはABCマートで買える!?
よもやのこだわりディテールの応酬により1エントリでは纏まりきらなかった(爆)プレミアムクラシック。
まだまだ大ネタと呼ぶに相応しい秀逸ディテールは残っていますので、後編ではそのあたりもガッツリとご紹介させて頂きます。
ちなみに、そんなディテール満載のプレミアムクラシックですが、実はディテール以外でも前身モデルのVAULTと大きく異なるおススメポイントがもう一つあります。
それが、、、
プレミアムクラシックはVANSの日本代理店であるABCマート※で買える様になりました!!
※前身となるVAULTは、本国VANSの審査を通過したショップでしか取り扱いできなかったのですが、プレミアムクラシックは(一部店舗限定ながら)ABC-MART GRAND STAGEでも取扱われる事になりました。
まぁいくらプレミアムとはいえサイズ感は現行ラインと大きく変わらないですし、ECが発達した今では購入できるショップが見つからない、、、なんて事は滅多にありませんが、それでもこだわり満載のプレミアムラインを手に取れる機会が増えるのはVANS好きからすれば非常に良い傾向ではないでしょうか。
ちなみに、プレミアムクラシック(オーセン)の定価は税込11,000円。
正直、キャンバスオーセンを買うのにこの価格帯、、、というのも、VANSの良さが半減したように感じる所もありますが、
そのジャッジは、ぜひとも後編レビューを見るまで保留しておいてくれ!!
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