こんにちわ、ちゃん貴(@butsuyokukaisho)です。
さぁ、最近は気温も随分と落ち着いて参りまして、いよいよファッションが楽しくなる季節がやってまいりました!
前回のエントリでは秋冬ファッションにおける往年の名作【パタゴニアのレトロXジャケット】について筆を執りましたが、今回も引き続きレトロXの第二弾エントリをお届けしたいと思います!!
そして、今回のエントリは前回の予告の通り、
皆様がお悩みであろう『レトロXのサイズ感』や『メンズライン vs.キッズラインのディテールの違い』について、現物を参考にレビューしたいと思います!
今回のエントリもレトロXの購入に悩む処刑諸姉諸君の血となり骨となればこれ幸い!!いざ!!!
【関連記事】
レトロXのサイズ感はコチラ!
というわけで、早速170cm/65kgの歴史的中肉中背の私奴(爆)がレトロXのサイズ感を検証していきたいと思いますが、その前に今回検証を行うサンプル達がこちら! じゃじゃん!!
左;メンズ・クラシック・レトロX・ジャケット(S)
中;メンズ・クラシック・レトロX・ベスト(S)
右;キッズ・レトロX・ベスト(XL)
サイズ検証と銘打ちつつもサイズバリエーションが乏しいのはご愛嬌ですが(爆)、先ずはざっくりと平置きの寸法でも見ていきましょう。コチラ。
()の中はパタゴニアのサイト内で謳われている寸法を参考値として記載しました。
実寸法とも大差ありませんでしたので、個体差的な事はそこまで意識しなくても良いかもしれません。
そしてこの現物を170cm/65kgの私奴が実際に着用してみたのがコチラ!
自分で書いておきながら、MサイズやLサイズがあった方が良かったなww と後悔している事はさておき(爆)、Sサイズ、キッズのXLサイズというサイズ感は掴めるかと思います!(超ポジティブww)
ちなみに、私奴の感覚だとタイトに着たいならメンズXS、ジャストに着たいならSサイズ、、、といった感じでしょうか。
ただ、キッズサイズのXLだと、身幅は良いとしても着丈が短いですね。 どちらかというと女性、若しくは小柄な男性向けかも。
ちなみに、ベストだと余り気にする事はないかですが、長袖のジャケットを選ぶ場合は一点だけ注意しておいて欲しい寸法があって、それこそが
ズバリ、アームホールの大きさ。
というのも、レトロXジャケットって何故かアームホールがバチボコに大きいんですよ。
こんな感じ。
左写真の腕を下ろしている場合でも腕周りに不自然にシワが寄っているのがお分かりになるかと思いますが、腕を広げてみたのが右写真。
これ、Sサイズのアームホールなんですけど異様に腕周りデカくね?www
数年前のタイトシルエット全盛時でいえば確実に野暮ったいと思われていたであろうこのアームホールですが、今では不思議と許容できちゃうのがファッションの面白い所ですwww
一方で、流行というのはここまで人間の感覚を狂わせる事ができるのか、、、とゾッとする話でもありますけれど(爆)
とはいえ、そんな流行の変遷やファッション性も含め、もし私奴と同じ様な体型の方がサイズ選びを悩まれているのであれば
やっぱりSサイズがオススメです!!
というのも、正直イマっぽく着こなしたいならMサイズやLサイズを選んだ方がサマになるとは思うんです。
ただ、いくらオーバーサイズが今の流行とは言え、巷では10年選手をザラに排出しているのがレトロXですから耐久性はお墨付きです。
それもあって、折角大枚叩いてレトロXを購入したのにビッグサイズブームが過ぎたらもう着れない!では寂し過ぎるじゃないですか!!
そう考えると、レトロXの様な【定番アイテム】にまで流行のサイズ感を展開するよりは、トレンドに左右されないサイズを選んで永く楽しむ方が、経済的にも物欲的にも絶対幸せだよなぁと思うわけです。
というか、正直Sサイズでもアームホールの寸法含めて若干ビッグサイズ的なシルエットなのでニュアンスは味わえますし、もっと言えば30代も折り返し地点となると、ゴリゴリに流行を追いかけるよりは自分のスタイルで洋服を選びたいですしww
まぁ一つ例外があるとすれば、富豪の方はどんどんオーバーサイズを買い込んでブームが過ぎたらガンガン売ってくれたらいいです!(←虎視眈々(猛爆))
大人がキッズモデルのXXLサイズを選ぶのはアリ!?
ちなみに、皆さんはレトロXの購入検討の際、キッズサイズのレトロXも一緒に検討した事はありませんか?
はい、私奴はありますwww(爆)
というのも、実はコレ私奴もよくやる手法なんですよね。例えばラルフローレンの様なキッズラインが展開されている海外ブランドの場合、ボーイズサイズのXLが以外とサイズ的にちょうどよかったりする事もままあります。
もっというと、キッズサイズ(ボーイズサイズ)は値段も少しお手頃だったりしますしww
そして、コレについてはパタゴニアも例外ではなくて、キッズサイズとはいえ18歳(!)くらいまでを想定したサイズ展開故に、XL~XXLサイズを選べばメンズのXS~Sサイズに相当する、、、というのもあながち間違いではありません。
例えばレトロXのサイズチャートをメンズ/ウィメンズ/キッズで比較してみるとこんな感じ。
どうです?メンズ・ウィメンズのSサイズはキッズのXXLサイズと数センチの寸法差で、そこまで大きなサイズ差はないでしょう?
しかも、キッズモデルのレトロXは定価で2万円を下回ってくる(メンズ、ウィメンズよりも1万円も安い)ので、サイズが合う方であれば選択肢としては大アリなんですよね。
しかし!!
少なくともキッズサイズのレトロXに関しては、結構大きめの落とし穴が隠されているのは皆様御存知でしょうか。
そして、その落とし穴は後から説明するとして、そいつを加味した上で結論を申すならば、
ルックスが欲しいなら買いですが、同時に機能面(保温性)も欲しいなら要注意です!
というのも、ルックスこそ大人用のレトロXと見紛う出来栄えとなっているキッズレトロXジャケット。
しかし、いざ蓋を開けると、実はライナー(裏地)はこんな感じになっています。
ライナー(裏地)はテーマカラーに合わせたナイロン生地が貼られたオシャンティ仕様!!
しかもこのナイロン生地には撥水(防風)加工が施されており、メンズのレトロXでいう所の防風フィルム的な役割を果たしてくれます。
これだけ見ると、『防風性も確保出来ているし、なにか問題があるの?』と思われがちですが、
忘れてはならないのは表生地のフリースは風を通しやすい素材であること!
つまり、メンズやウィメンズのレトロXと比べて保温性を担保するワープニットメッシュが無い構造となっている為、
キッズのレトロXは 見た目こそ暖かそうなものの、実際はウインドブレーカー的なスペックとなるので保温性に若干の不安が有るんですよね。
メンズレトロXは【フリース表生地】+【防風フィルム】+【保温性や吸湿性を目的としたワープニットメッシュ】という3層構造に対し、キッズレトロXは【フリース表生地】+【ライナー兼防風バリア】の2層構造。
それもあって、上述した様に『保温性を求めるならNG』という結論に至る訳です。
ただ、室内利用(オフィス内の防寒着用途)がメインだったり、野外でもこの上にシェルジャケットを着るのであればフリース素材の保温性は発揮できますし、インナーにニット等を挟む等の工夫をするなら十分に検討の余地はあったりします。
このあたりは覚えておいてソンはありませんから是非用途に合わせてご検討ください!!
次回予告
なんだかんだ私奴が惚れたレトロXのストロングポイントやサイズ感についてレビューして参りましたが、如何でしたでしょうか。
もし購入を検討されている方で、上述以外でアレが知りたい、コレが知りたい!といった要望点がありましたら、いつでもコメント欄や問い合わせページから連絡ください!
とはいえ、今回、前回のエントリの作成に伴い、唯一モヤモヤするポイントがあるとすれば、、、
全然デメリットを紹介出来ていない点!!(猛爆)
という訳で、よもやパタゴニアの差し金の様なエントリはココまでだ!!(爆)
むしろ、フェアなレビューが信条の本ブログにとって、メリットだけご紹介して完結したとあっては枕を高くして寝られない是!!
ということで、次回のエントリでは
遂にブロガー連中が誰も触れようとしないブログ界のパンドラの箱、【レトロXのデメリット】について 大ナタをブンブンと振り回しながらご紹介したいと思います!(猛爆)
震えて待て!!爆(私奴がww)
【関連記事】
コメント