こんにちは、ちゃん貴(@butsuyokukaisho)です。
そろそろボーナスシーズンという事で、まとまった金額の大物購入に向けて物欲が高まってくる季節ですね。かくいう私奴も革靴や革ジャンといったレザーアイテムはもちろん、時計や家具など、欲しい物を挙げるとキリがありません。
そんな1年の中で最も物欲が高まるこのタイミングで、この度私奴はある物を購入しました。コチラ。
そう、チープカシオ(¥2,000)です。
チープカシオについては今更説明するまでもありませんが、かつてホームセンターなどで取り扱いされていた格安のカシオ時計(チープなカシオ)が『絶妙なダサさが逆にカッコイイ!』という事で10ン年くらい前から脚光を浴びるようになったムーブメントです。時計だけに。(爆)
以来、それまでホームセンターで980円くらいで買えた時計が、某サブカル系の雑貨屋では3,000円(いうても定価)という価格で飛ぶように売れてみたり、人気モデルなんかはプレ値で取引されたりと、今ではカシオの中でもGショックに並ぶ定番商品と化しています。
ただ、正直に言えば、私奴は『チプカシにめちゃくちゃハマった!!』というタイプではありません。
むしろ、チプカシの中でもごく一部のモデルにしか食指が動かないクチなのですが、ソレでも中にはドンピシャでシビれるモデルがあるのは確かでして、
今回のエントリでは私奴が購入したモデルも含めて、ちゃん貴が選ぶ【オススメチプカシ】や【カスタム事例】をご紹介したいと思います!
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まるでGショック。オススメのチプカシはコレ。
ちなみに、私奴は90年代のGショックブームをリアルタイムで経験した世代です。
いうて当時は小学生〜中学生の時分だったので到底買えやしませんでしたが、【イルクジ】や【ラバコレ】といった熱狂的なブームを傍目で見ていた身としては、CASIO = Gショック という概念は完全に定着しています。 もっと言えば映画スピードをキッカケに広まった5600系の影響もあって、カシオの時計といえば、、、
- ちょっとゴツゴツしたフォルムで
- デジタル表記で
- バックライトが光る
という3大要素を満たすモデルがカッコいい!!!という、ある種のねじ曲がった価値観が形成されてしまいました。(爆)
それもあって、チプカシブームの立役者とも言える
これらのモデルは、ちょっとゴツさが足りなかったり、
この手のモデルはデジタル表記じゃ無いので好みから外れてしまう、、、という、いまいちチプカシにハマれない状況が発生してしまうんですね。
しかし!!
そんな中、チプカシが流行し始めた数年後に、上述した【カシオの腕時計に求める3大要素(爆)】をまるっと踏襲するようなチプカシを発見します。コチラ。
これ、5600系にソックリやん!!!!!!!!
そして、どれくらいソックリかというとコチラ。
本家Gショックの5600と見比べてもこの差!
ってか、このチプカシめちゃめちゃカッコいいでしょ!!
というワケで、ここからはそんな【Gショック顔チプカシ】の楽しみ方や魅力、さらには注意点まで掘り下げていきたいと思いますが、いざこうやってチプカシの楽しみ方について筆を執って感じる事があるとすれば、、、
私奴は下手したらGショックよりも【Gショック顔チプカシ】の方が好きかもしれないwww
カシオというブランドだからこそ良い
ちなみに、今回【W-218】と【F-108】の両モデルを紹介しますが、上でご紹介したようなネイビーやブルーグレー、赤色といったカラーバリエーションはいずれもGショックにもラインナップはあります。
にも関わらず、何故チプカシを選ぶのか、、、というと、
【いかにもGショック顔のクセに、Gショックじゃない】というギャップと、【正真正銘のカシオ製】といダブルパンチがメチャメチャ好きなんです!!
例えば会話の中で
そのGショックさぁ、、、
いや、これGショックじゃ無いんですよ
え、でもカシオって書いて、、、あ!違うwwww
みたいなやり取りになるのがスーパー楽しいんですよ。
まぁ単純に天邪鬼なだけなんですけどwww
もっといえば、チプカシならではの価格も非常に魅力で、Gショックなら10,000円くらいする価格帯に対して、チプカシだと2,000円ってのもネタとしてめちゃくちゃ秀逸!!!
だからと言って『Gショック顔の時計ならどこのメーカーでもいいのか?』というと、それは絶対に違ってて、
あくまでも【カシオが作ったGショックの偽物(猛爆)】というオチがワクワクするんですよ。
そういう意味では、このワクワク感はチプカシだからこそ味わえる醍醐味と言っても過言ではありません。というか、普通にデザインもカッコいい!となると、1個くらい欲しくなるでしょwwww
タフで長寿。有名エピソードでクスッとできるのも良い
また、チプカシといえば付随するエピソードが秀逸すぎるのも、食指を動かしてくれるポイント。
有名どころでいえば、イギリスで20年前に紛失したチプカシが庭の土の中(!)から見つかったにも関わらず、7分の誤差はあったものの健在に動いていたというオバケエピソードはまさにチプカシの伝説でしょう。
もっといえば、ローマ法王やビルゲイツといった著名人(の枠を超えた偉人)が愛用していたり、某アル◯イダ関連での活用事例なんかはネタ純度が高すぎるだろ!!
より身近な事例で言えば、私奴はこのチプカシをつけてスケボーをしていた際に派手にコケた事があったのですが、、、
アスファルトでガリガリに削られ、傷まみれになりながらもまだまだ絶賛稼働中なこのチプカシ。
まぁ、防水性能だけは生活防水仕様(Gショックは200m防水)なので、流石に水中での使用には限界があるだろう、、、とは思っていますが、その一方で毎日風呂で洗う猛者が居たり、20mのダイビングを経ても無事に駆動していたりと、日常生活では十分すぎる防水性も健在!!
もはや、Gショックの名を冠してもいいレベルだろ!!
チプカシの弱点はバンドの接続強度?
そんな想像以上のタフネスっぷりを見せつけるチプカシですが、”とある箇所”に限ってはGショックに遥か及ばない弱点があります。
それは、ベルトの接続強度。
というのも、Gショックはベルトの開閉角度がある程度固定されているのに対し、チプカシは稼働範囲がとても広いんですよね。こんな感じ。
それもあってか、とっさの衝撃でバネ棒に負荷がかかりやすく、ベルトが外れちゃうケースがあるんですよ。
実際に私奴はかつてF-108のオリーブカラーを愛用していたのですが、海でバナナボートに乗り込んだ際に水圧でベルトが外れ、時計を紛失した事がありますwwww
正直、地上でベルトが壊れる分には問題ないのですが、海や川といった回収が困難な環境で使うならばGショックを選ばれた方が安心かもしれませんね。
いうて、壊れても(紛失しても)直ぐ買い直せる価格というのはこれまた魅力なんですけど!!
夏にぴったり。派手なお色は冬に買え!!
そんなこんなで、弱点こそあれど、『ひとつくらいは持ってても良いかな、、、』と思わせるのがチプカシの魅力です。
しかし、そんなついつい食指が動いちゃうチプカシも、実はベルトの接続強度意外にもう一つ留意しておいて欲しい事があります。
それこそが、、、
お気に入りのチプカシを見つけるには冬がオススメだという事!
というのも、上述した様々なエピソードも相まって、時計が目立つ夏になると、人気カラーはどんどん品薄になるんですよ。
もっといえば、私奴が愛用するこのモデルはベルトを交換している(標準は黒色のベルト)のですが、オリーブカラーの互換ベルトも今ならまだ買いやすかったり、意外と狙い目だったりします。
ってか、フルオリーブカラーのチプカシなんて冬でもガンガン使えるし、無骨で男らしさだって満点です。
こんな感じで、元々は息子用に買った時計でしたが、今では自分用にもう一本買っちゃおうかと思うくらいのナイスカスタムだと自負しています。
どのチプカシを買おうか迷っている方は、とりあえずここから始てみてはいかがでしょうか!!
あとがき
本エントリを書いていると小学6年生の時に初めて買ってもらったGショックが無性に恋しくなり、急遽実家に取りに行ったのですが、感動の再会も束の間、、、
触るや否や、加水分解によりベゼルがボロボロに割れてしまいましたwww
思えば人生で初めて手に入れたGショックだった事や、ゴツゴツしたフォルムがメチャメチャお気に入りだったこいつ。確か親父が社員旅行でアメリカに行った際にお土産として買ってきてくれた記憶がありますが、小学生でオリーブカラーの時計をつけるとか、当時からめちゃめちゃセンスあるやんけ(爆)
ちなみにこのモデル(DW-003)の加水分解は結構なあるあるネタみたいで、もっといえば1999年に生産終了したモデル故にもうパーツすら生産されていないそう。。。
流石に27年前の時計となると仕方ないか、、、と思う反面、【思い出の時計を息子に繋ぐ】というミッションを考えると、、、
ひょっとすると耐久性でもチプカシの方が優れていたりして(猛爆)
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