12月に突入し、街を見渡してもクリスマスムード一色。2018年もいよいよフィナーレを迎えようとしておりますが、皆様風邪などひかれていませんでしょうか。ちゃん貴(@butsuyokukaisho)です。
とはいえ、クリスマスムードもさる事ながら、早いところですと今週にはボーナスが支給される所もあったりするみたいで、いよいよ皆様お待ちかねの散財祭りが開催される季節がやって来ました!(パチパチパチ)
かく言う私奴もこのムーブメントに乗り遅れてなるものか!と、散財の妄想を精一杯繰り広げていたましたが、先般のアンデルセンアンデルセンや、クラブマスターオプティカルの緊急登用に始まり、お気に入り革靴勢のリペア代が一気に重なったトリプルパンチ(全て自己責任(猛爆))により、早くもちゃん貴のライフはゼロ!!
というわけで、12月も始まったばかりではありますが、今年いっぱいは派手な行動は慎みたいと思っております(猛爆)
ただ、そうなると『ブログを書くネタが無くなっちゃう是www』なんて、ブロガーあるある問題(爆)に発展してしまいがちなんですが、よく考えてみるとまだ私奴には筆を執っていない虎の子アイテムが有りました!
ということで、今回は有事の際の懐刀として控えていた珠玉のアイテムについて、とうとう筆を執ってみようじゃありませんか!
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さて、そんな私奴の懐刀とも言える本エントリの主役がコチラ!
いささか使い古した感は否めませんが、いい感じのエイジングっぷりを見せるのは
Felisi(フェリージ)の3500!
コロンとした見た目から、コロコロという愛称でも有名ですね。
そんな本ブログにて初めてフォーカスするフェリージの3500ですが、本ブログに登場するのは実は2回目!
というのも、遡ること5年半前。本ブログの黎明期に投稿していたヌメ革エントリの中にひっそりと登場していました。コチラ。
写真の右上にひっそりと鎮座するのが、我が物欲艦隊へ入隊後間もない3500。
当時はまだナチュラルカラーの初々しいヤツでしたww
しかし、何故 このフェリージが 珠玉のエントリなのか!?と申しますと、それにはキッチリ理由があります。
というのも、前々から申しております通り、私奴は【良いモノを永く使う】+【使い古される事によって、更に魅力が増すアイテム】というモノが大好きなんです。
そして、あわよくば私奴が人柱となり、そんなアイテム達の魅力をお伝えできれば!というテーマで本ブログを運営しております故、今回のようにリアルタイムでエイジングの具合を報告したり、使い勝手の報告が出来るというのは個人的にも非常に楽しみなのです!
というわけで早速このフェリージ君の6年に渡る変化具合を見てまいりしょう!
先ずは全体像から。こちら。
ビフォーのサンプル写真が少ないのはご愛嬌ですが、手前味噌ながら良い飴色に育ってきました。
まぁ近くに寄れば水シミも少なくないのですが、型崩れも無くキレイにエイジングできたと思います。
内側には新品時の名残も残っていて、こういうタイムカプセル感好きですwww
というわけで、今回はこのフェリージ/3500(通称コロコロ)についてもう少し掘り下げてみましょう。
コロコロってどんな財布?フェリージ/3500解体新書
さて、そんなフェリージを代表する3500。
雑誌や店頭でも目にする機会の多いコイツですが、今回ばかりは実際に使用してみたリアルな意見として、雑誌に負けず劣らずな物欲ポイントをレビューしていこうではありませんか!
物欲ポイント①;案外、苦にならない!?お札は折り曲げて入れる独特の使い方!
やはりコイツをレビューするとなれば、ココに触れないワケには行きません。
フェリージのコロコロシリーズにおける最大のアイデンティティがコレだ!
ガバっと開いた際のフェリージ/3500
収納は大きめのコインポケットと、5つの間仕切りのみ。
このアコーディオンのような蛇腹構造こそがコロコロの最大の特徴です。
ちなみに、これは写真を見ずともご存知の方も多いと思いますが、3500にはお札を入れる専用ポケットというのがありません。
じゃあ、どうやって財布として機能させるのか?といえば、私奴の使い方でいえばこんな感じ。
ポケット毎にカード類を分類して収納。
お札は決められたのポケットに2つ折りで収納してます。
ちなみに私奴は小銭入れと2つ持ち派なので、コインポケットにはキャッシュカードを。ジャストサイズの為、貴重品はココに(爆)
まぁ最初は戸惑うと思います。
ある意味、財布よりはカードケースや領収書ケースに近いデザインですし。
まぁ、良く言えば【自分自身で使用方法をカスタムできる】という事になるんでしょうけれど。
正直、私奴も最初はお札を2つ折りにして入れるのは面倒くさいかなぁ、、、なんて不安を感じていたクチでしたが、実際に6年を越えて使用してみた感想をいえば、全然苦ではないです。
お札もキレイに折る必要もないので、ササッと収納するくらで十分。
体感的には通常の財布にお金を入れる感覚と大差ありません。
ただ、こういったお札の収納に伴う物議よりも、このコロコロシリーズにおける一番のメリットといえば、やはり【収納力】と【カードの取り出しやすさ】でしょう。
ガバっと広げて確認できるのでとても見やすい。
ほんとにカードケースに近い印象です。
そんな抜群の収納力の恩恵もあって領収書やチケットなどの仕分けが簡単。
それ故、財布の中がグチャグチャにならないのは非常に便利です。
また、財布がパンパンになるくらいカードを入れるのはスマートじゃ無い!と良く言われますが、この財布であればいくらカードを入れようとも型くずれを起こす心配が無いというのもナカナカに稀有なデザインではないでしょうか。
左;全然カード入れてない時/右;カード20枚収納時
あまり具合の変わらない着痩せするタイプの財布(猛爆)
独特な形状なので、領収書やレシートが財布からはみ出て不細工にはならないのがイイ!!
ちなみに、財布はボタンで留める機構となっていますが、内容量の増減に合わせてアジャストすることが可能です。
ただ、実質6年半使用してみた中で、2つ目のボタンを使った事は皆無ですけどwww
物欲ポイント②;フリンジがチャームポイント!
そして栄えある2つ目の物欲ポイントがこちら!
コインポケットのファスナーにつけられたフリンジ。
元々はファスナーのプルタブとして設計されていたのでしょうが『フリンジは取れやすいから、ファスナー開閉の際はメタル部分をもって開閉してください』と売り場のお姉さんから言われた、いわく付きのパーツです。(爆)
ただ、このフリンジはコロコロのアイコンと言っても過言ではなくて、全体的なデザインのアクセントとして非常に秀逸です。
流石イタリアのブランドだけあって、なんてこと無いデザインの中にチョット可愛さをプラスするみたいな所が上手いですよね。知らんけど(猛爆)
フリンジを留めるパーツにもフェリージの刻印が。
”美は細部に宿る”とはよく言いますが、こういうパーツにも手を抜か無いのはサスガ。
ってか、フリンジはロール状に巻いた革をイモネジで留めるタイプなのねww
これなら最悪取れても自分で直せるなww
でもね、正直いうと このフリンジは実用面でいえば大きな恩恵はありません。
ですが『デザインも性能の1つである』と考えた場合だと、このフリンジというのは非常に秀逸な物欲ポイントになるんじゃないかと思います。
だって可愛いもんね。女の子からもモテそうじゃないですか。
知らんけどwww(猛爆)
物欲ポイント③;使われている素材が贅沢
さて3つ目の物欲ポイントはズバリ、革素材。
というのも、皆様フェリージといえばどういった素材をイメージしますでしょうか。
ココンチといえば、過去に筆をとったブリーフケースの様に光沢の強いリモンタナイロンとイタリアンレザーとの組み合わせが有名ですが、革小物によく使われるフェリージの代表的な素材といえば、ご存知 型押し革ではないでしょうか。
これがフェリージの型押し革。
というのも、私奴の名刺入れはココンチの型押し革(ネイビー)をセレクト。
キレイに染色された型押し革は高級感があって素敵なんだよな。
この型押し革はフェリージの看板素材といっても過言ではなくて、コロコロにおいてもこの型押し革を使ったラインナップは豊富に揃っています。
しかし!
そんな中でも私奴の持っているコロコロには更にもう一捻りある素材が使われておりました。
というのも、私奴のコロコロに使われているのは、なんとブライドルレザー!
古くは(といっても今もですが)馬具の材料として使われている堅牢性と革の馴染み具合に定評のある高級レザーが惜しげもなく使われております!
現在のラインナップには型押し革を用いた3500/SAといわれる品番と、バケッタレザーを用いた3500/Aという品番がありますが、6年前に私奴がゲットしたコイツは3500/AAという現行品とは少し異なるラインナップとなっています。
当時のギャランティにも3500/AAの表記が。
ちなみに3月22日は私の誕生日ですww
実はワイフがプレゼントに買ってくれたもので、来年にはまるっと7年使用を迎えます!
外面のブルーム(ブライドルレザー特有のワックス成分の染み出し)こそ消えちゃいましたが、まだ内側にはブルームがうっすら確認できちゃうのがブライドルレザーの名残り。
ブライドルレザーについての説明は本エントリでは割愛しますが、ダタでさえフェリージはタンナー(革の卸業者)の選定には一家言のあるうるさ型(爆)のブランド。
というのも、ベジタブルタンニン鞣し(全工程通過に1ヶ月以上の期間を要する)を行う最高峰のタンナーを厳選した上で、そのタンナーが革を市場に卸す前に 良質な革だけ優先的に横取りしちゃう見事なジャイアンっぷり!(猛爆)
まぁこういった特定企業を優先させるのは皮革の世界では珍しい事では無い(エルメスとかJMウエストンとかもそんな感じ)ですが、それから言えば3500/AAに使われるブライドルレザーの厳選っぷりも推して知るべしではないでしょうか。 でも、こういったエピソードって良いよね。なんか特別感あるじゃないですかww(猛爆)
ってかこのブライドルレザーのラインナップがもう廃盤になってるなんて知らなかったよ。 今以上に大切に使おっとwww(爆)
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さて、そんなフェリージのコロコロ。
- 収納力が有る
- 整理整頓がしやすい
- 見た目がカッコいい
- エイジングも楽しめちゃう上質素材
と、この時点でご飯3杯は食べれる程の攻撃力(爆)ですが、やはりそれなりに弱点も有ったりします。
というのも、上述の通り抜群に収納力が高い、、、と紹介したものの、逆説的にいえば【そもそもの財布のサイズが大きい】という事なんですよね。
まぁコロコロと呼ばれるくらいなので想像には難くないですけど(猛爆)
うすうす感づいていたかと思いますが、コロコロは何も収納していない時点でも約4cmの厚み。
それ故、ジーパンのケツポケットにギリギリ入らない!?という絶妙な大きさだったりしますwww
ただ、普段からカバンの類を持ち歩く方であれば、このサイズ問題は解消されると思いますが、如何せん手ぶら派の人は少々めんどくさい事になりかねません。
というのも、冬場ならアウターのポケットに収納することが可能ですが、一番困るのが真夏の日中なんですよね。
上写真の通りケツポケットにギリギリ入らない大きさ故に、軽装となる夏場になるほどカバンが必須となるクセの強さです。(カバンを持たない場合は、財布を小脇に抱えるOLスタイルとなってしまうwww)
それから言えば、プロダクトとしては秀逸なアイテムですが、購入を検討している諸兄諸姉諸君は『日常的にカバンの持ち歩くか?』という内容について、是非 事前検討しておいた方が良いですよ。
フェリージ/3500はメンズが持っても大丈夫?
ここまでフェリージ/3500の物欲ポイント含めてご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。よもや、ルックスや使い勝手から言えば抜群のプロダクトである事に疑いの余地はないかと思います。
しかしながら、このコロコロを選ぶに際し、唯一男性陣が一歩踏み出せない理由があるとすれば、それはスバリこの独特のシルエットではないでしょうか。
まぁ、お世辞にもオトコっぽいシルエットではなく、どことなくフェミニンな印象を与えがち、、、というのは分からなくはないです。
ただ、私奴が言えるとすれば、『全然男性が持ってもヘンじゃないよ!』ということ。
そりゃ『自分がもっているからそう言うんだろ!』ってのも無くはないですが(猛爆)、ただ、コレには条件が1つ2つ付きます。
1つ目;サイズが分厚すぎるのでカバン必携
2つ目;サブの財布が有ったほうが便利
1つ目は上述した通りなんですが、2つ目も大きな意味では同じことです。
というのも、サイズ感が大きすぎる(というか分厚すぎる)ので、男性で言えばスーツスタイルに合わせるのにはチョット無理があるんですよね。
実際は手のひらサイズなので大きすぎる事はないけど、なんといっても”体積”がデカイwww
また、ちょっとカジュアルなイメージもあるので、スーツをビシッとスマートにキメたい人には不向きかも知れません。
そうなるとサブの財布が有ったほうが便利だよね、、、という事になるんですが、実際そういったシチュエーションになると『サブの財布を買うくらいならコロコロは要らなくね?』といった思考にもなりかねませんwww(猛爆)
そういう意味では、結論として『オトコが持ってもヘンじゃない!けれど、使うにはコツが要るよ!』という事ですかね。
あとがき
ちなみに、コレは参考になるかは分かりませんが、もしも平日の活動範囲が電子マネー決済で完結できる人であれば、コロコロの大きさに伴うデメリットは回避できるかもしれません。
というのも、私奴も平日(仕事含む)の活動範囲は電子マネー決済で完結できるクチでして、会社に行くにも基本的にはiPhoneとカードケース、小銭入れのみ(財布(コロコロ)は家に置きっぱなし)ですwww
まぁ正直この辺りの使い勝手については、実際に使ってみないと分からない所が多いかとおもいますので、もしもコロコロの購入に伴う不安な点などがありましたらば、いつでも質問くださいませ!
私奴でよければ(一般論と合致するかはわかりませんが(爆))、私奴なりの感想を以って回答させていただきますよ!
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コメント
>おれさん
あ!恥ずかしい///
仰る通り色々間違ってますね。
今回を機に1つ賢くなれました!(すぐ修正しましたw)
ご指摘ありがとうございます!