こんにちは、ちゃん貴(@butsuyokukaisho)です。
日中の日差しもボチボチ冴えてきました。皆様、紫外線対策は如何でしょうか。
今では女性のみならず男性でも紫外線ケアをされる方も多く、”男性の美容”もナカナカに市民権を得てきました。
とはいえ、かくいう私奴はどちらかというと夏は日焼けしたいタイプwwでして、同じ洋服を着ても色黒の方がシュッとして見える、、、という希望的観測を旗印に、この時期は日焼けの下地つくりに余念がありません(爆)
さて、そんな日焼けについて貪欲な私奴ではありますが、世の中には私奴と同じか、むしろそれ以上に日光に貪欲なアイテムがあるのをご存知でしょうか。
そう、ヌメ革です!
そして、そんなヌメ革といえば、前回のエントリにて紹介した4代目BREEがボチボチと日光浴(日焼け)が完了しそう、、、という事もあって、
新品状態から日焼けをさせる事でどれだけ変化したのか!?、育成日記をご紹介したいと思います!
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まさかの強くてニューゲーム!? 2年は使い込んだかのような濃厚な日焼け実験!
さて、コイツに関しれては前回のエントリにてご紹介しましたが、おさらいとしてご紹介しますと、今回の日焼け企画の対象となる、新品状態(いわゆるすっぴん状態)のBREEが上の写真!
このうすーい肌色がキレイで、桜の季節に合いますね。(知らんけどww)
で、このすっぴん状態のヌメ革を如何にして飴色に仕上げていくのか!
この過程がヌメ革における一番の楽しいポイントなんですが、実際、過去に私奴が手がけた、在りし日の3代目BREEの変遷がこちら。
これは足掛け9年、毎日使用しては定期的にメンテナンスをしたBREE。
上代(購入価格)でいえば、5千円未満の小銭入れですが、もはやここまで育つとプライスレス!
それこそ、先日 不慮の事故(といっても自分の責任か。。。)にて紛失した3代目ですが、4代目もこういう育て方をしたいんだ!と言う事で、よもやの3代目を私奴のベンチマークに設定し(爆)、4代目エイジング生活がスタートしました!
と言うワケで、ヌメ革といえば先ずは日光浴だろ!!ということで、早速4代目を日焼けさせていきます。
過去はBREEの下には新聞紙を敷いて対応していましたが、過去に筆を執った失敗よりトレーへ変更。
白色トレーを利用してリフレクタ効果を狙います。(猛爆)
で、まぁここから約1ヶ月かけてヌメ革を日焼けさせていくワケですが、この日焼け方法についても一家言ある方は少なくないとは思います。
私奴においてもまだコレが正解!という日光浴手順には至ってはおりませんが、今回は実験的にチョット手法を変えて日光浴に挑んでみました!と言うワケで、その日光浴が完了した4代目BREEがコチラ↓↓
1ヶ月(もとい、片面で言えば10日程度)の日焼けの成果がコレ!
明らかにシゲル!シゲルマツザキ!(爆)
ここまで一気に飴色を通り越してしまうと、新しいヌメ革独特のクリーンさや、うすい飴色という青年っぽさと、愛しさと切なさと、心強さを軽やかにショートカットしてしまった感は否めませんが(爆)、これはこれで先の成長が楽しみであります!
日光浴の後、クリームを入れて磨くと、変貌っぷり!
コレはコレで有りだな!
ただ、フツーに日光浴させたんじゃ、ココまでの変化は出ませんよ!と言う事で、今回は この”強くてニューゲーム”もいうべき日光浴手順(爆)を一挙大公開したいと思います!
今回は一味違う是!強くてニューゲームの日光浴手順!
さて、上記の様な日光浴手順には賛否もあろうかとは思います。
ただ、本ブログをご覧の諸兄諸姉諸君にはこういうやり方もあるよ!というレベルで参考にして頂ければ幸いです。
、、、と保険にならない保険を打った上で(爆)早速、ご紹介したいと思いますが、ジツは今回のヌメ革日光浴に伴い、とある有名アイテムを初めて使ってみました!
ヌメ革エイジング界の使者!ニートフットオイル!
何を隠そう、今回のヌメ革日光浴大作戦における、マル秘アイテムというのがこの【ニートフットオイル】です。コイツ↓↓
恥ずかしながら、このニートフットオイルの存在自体を齢33にして初めて知りましたが、どうやらこのオイルはレザークラフトをされる界隈の方にはお馴染の様子で、ヌメ革のケアや乾燥対策として とても有意義なアイテムとの事。
コレがウワサのニートフットオイル。
Amazonで送料込の¥1,000位だけど、店頭では¥600とからしい。
聞くところによれば、フットオイルと言うだけあって、牛の脚の脂肪を精油したモノの様で、餅は餅屋、牛革には牛の油といったコンセプトでしょうか。
どちらかと言えば、私奴は牛よりも、女子高生のフットオイルの方がコンプライアンス!
ゴホン。取り乱しました。
まぁいわば、コイツでオイルアップする事にて乾燥を防いだり、革がしなやかになったりするいった恩恵があるみたいです。
ただ、ソレ以上に【ニートフットオイル】において特筆するべき事があるとすれば、コイツをヌメ革にぬると、一気に飴色に変化する と言うことではないでしょうか!
取りだしたオイル自体はサラッとしていてサラダ油の様なカンジ。
本来はウールピースと言われるでっかいウールの毛玉で塗りつけるのが推奨されていますが、私はハケ。
だって、ウールピース高いんだものww ハケはAmazonで¥78(爆)
で、そんなオイルを塗った直後のヌメ革の様子がコレ!
絵具の様な着色っぷりwwwww
正直いうと、ここまでの色が変化するとは思っていなくてビックリしましたが『もう、ここまで塗っちゃったしなぁwww』という諦めもあって、腹を括って結構たっぷりと塗りつけました(爆)
ただ、上写真の様に塗布着後はムラが目立ちますが、5分もすれば全然目立たなくなる不思議www むしろオイルをヌメ革がグングン吸収するような感じです。
塗りムラが目立つ様にたっぷり塗布しても5分後にはキレイに吸収。
なんだろう。革の繊維が毛細管現象よろしくオイルを全方位に浸透させるのでしょうか。
もとより、ヌメ革自体が水分がつくと少し色濃くシミになる様に、オイルでも同じ現象が起こっているのかも知れません。言っても、水拭きだと暫くすると色味は元に戻ってきますが、サスガはオイル。言葉は悪いですが油染みのように革に吸収されています。
ただ、このニートフットオイル。
正直、一体どのタイミングで塗布するのが正解なのかは、私奴も良くわかりませんww(猛爆)
そもそもヌメ革の日光浴にオイルを使わない人(今までの私がそのクチ)も居れば、塗ってから日焼けさせたり、日焼けさせてから塗ったりと流派は様々。
と言うワケで今回はその辺りも実験してみました! 題して、
『チキチキ☆4つの流派を一斉比較!あなた好みの日光浴条件を探せSP!』
是非あなた好みの日焼け流派を見つけてください!
あなた好みの日焼けはどれ? ヌメ革日光浴流派を比較!
さて、そんなヌメ革の日光浴実験において、今回結果が分かったのは下記の4大流派。
ナンバーが大きくなる(下に行く)ほど、濃い色味への変化が期待できるかと思います。
ただ、実際にやってみて分かった事があるとすれば、各流派によって得られるヌメ革のエイジング効果や、楽しみ方も違ってきますので、その辺りを考慮した上で、皆様 お好みの流派を選んでみてください。
流派① : 男は黙って日光浴オンリー!渾身の日光浴で一撃必殺! like a 新道無念流
先ずはコイツでしょうね。
個人的にもコレぞヌメ革!を楽しむ為の鉄板といってもいい育成スタイルではないでしょうか。
【成長過程イメージ】
【メリット】
薄いベージュから、飴色までの変化を長く楽しめる!
長期間かけてのエイジングにより愛着が増す!
【デメリット】
キズや水染み等が目立ちやすい。
まだ色つきの浅いうちは、こまめな手入れが必要。
個人的には日光浴以降、ベージュから飴色への変化過程が長く楽しめるのはポイント高いです! 一方で、汚れや水染みが付きやすい、というデメリットもありますが、メンテナンスに慣れてきた方は一度チャレンジしてみて欲しいエイジング方法です!
流派② : オイル⇒日光浴!ヌメ革エイジング界の革命、like a 北辰一刀流
コチラはヌメ革初心者の方には間違いのない流派かと思います。
ただ、オイル塗布による色味の変化が許容できるか?がポイントかもしれません。
若干赤茶けたようなお色に変化しやすい傾向がありそうです。
【成長過程イメージ】
【メリット】
オイルによりキズや水染みに強くなり、後のメンテナンスが楽。
綺麗な飴色の状態を再現しやすい。
【デメリット】
ヌメ革の経年変化における、初期のおいしい所が見えにくい。
良くも悪くも色味の変化がフラット。
キレイにエイジングさせる!という観点から言えば、一番安全率の高い育成方法だと思います。 というのも、小さいコインケースだと恩恵は少ないかもしれませんが、大型のカバン等になるとキズや汚れが付きやすいデメリットがありますから、ソレをカバーする!という意味では大変効果的かと思います。
ジツはキズが付いても、この育成方法だとブラッシングで目立たなくなる効果もありますよ!
流派③ : 日光浴⇒オイル!2刀流ならココしかない!like a 鏡心明智流
これも基本的にはlike a 北辰一刀流と同じ様な感覚ですが、下地の日焼けがある分、オイル塗布直後でいえば、若干お色が濃くなりますね。どちらかと言えば黄色っぽい色味です。
【成長過程イメージ】
【メリット】
オイルによりキズや水染みに強くなり、後のメンテナンスが楽。
黄色っぽいお色がお好きならアリ。
【デメリット】
ヌメ革の経年変化における、初期のおいしい所が見えにくい。
良くも悪くも色味の変化がフラット。
上述した流派②とニートフットオイルの塗布順番が変わるだけのスピンオフ流派!
ただ育成した後のヌメ革の色味というのはとても大切。 流派② は赤茶っぽく色付くのに対し、流派③は黄茶っぽい色味になりがちなので、どちらを選択するかは上写真の色味でお好みの方法を決定頂ければ良いかと思います。
流派④ : 日光浴⇒オイル⇒日光浴!素手に棒術、剣術と何でも来いな、like a 天下無双心眼流!
ジツはコレこそが、今回私奴が辿り着いた日焼け最終地点。
やはり、オイル塗布後の日光浴にて全体的にも赤っぽく日焼けした様子です!
【成長過程イメージ】
【メリット】
オイルによりキズや水染みに強くなり、後のメンテナンスが楽。
一気に濃い飴色までショートカットが可能。
【デメリット】
ヌメ革の経年変化における、初期のおいしい所が見えにくい。
良くも悪くも色味の変化がフラット。
ここまで変色しちゃうと元々のヌメ革のクリーンな印象からは完全に遠のいてしまいます。
ってか、こういったお色のレザー製品もありますから、そもそもヌメ革を選んだ意味あるの?www的な感想を抱かれる方がいるかも知れません。(私奴がそうでしたwww(猛爆))
ただ、この後の育成具合はマダマダ未知数!
数年後にバリバリにカッコいいエイジング具合が見られるのか!?乞うご期待!!
まとめ
とりあえずごくごく初期段階ではありますが、各流派毎での日光浴が完了した時点でのメリット/デメリットをレビューしてみました。
とはいっても、正直、流派①(日光浴のみ)以外は、私奴の育成実績が無い為、どの様な変化がでてくるのかはよく分かりません。(これから検証していきますww(爆))
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あとがき
今回、今までの日光浴方法とは嗜好を変えて挑んで見ましたが、よもやのニートフットオイルの着色具合に驚愕wwww(猛爆)
まさか4代目が1月足らずでここまでの変化を見せるとは思いませんでしたww
ジツはワイフも私奴と同じくBREEのコインケースの育成にチャレンジした過去があったのですが、その当該品と比較をしても、今回の育成手順が如何にチートなのかが分かるかと思います。
(ワイフは実働2年程度にて育成に挫折 → そのままタンスに保管されていましたww)
ワイフが育成に挫折したBREE(実動2年程度)が左。
水シミ云々は置いておくにしても、4代目の色味は既に貫禄が違いすぎるだろwww
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