こんにちは、ちゃん貴(@butsuyokukaisho)です。
最近のエントリでも触れている通り、ビッグシルエットがやや食傷気味になってきた私奴。
いうて、デカいサイズの洋服(ナイジェルのオーバーオールや、M-65パンツ等)は数点しか持っていないのでそこまで食傷になる程でもないんですけどw
ただ、そんな気分の変化も手伝って、半年くらい前から私奴のワードローブに電撃一軍復帰してきた洋服があります。コチラ。
リーバイス505のブラックデニム!!
もっというと、、、
通常のリーバイスではなく、日本企画の【リーバイスレッドループ】というヤツですね。
ちなみにコレを買った理由やディテール、シルエット等、詳細は後述しますが、それよりも大切なのは、、、
コイツは19年前に新品購入した、我がワードローブの秘蔵っ子である事!!
奇しくも一昔前のタイトシルエット全盛期には『どこか野暮ったいシルエット』と敬遠された一方で、近年のワイドシルエットトレンドでも『これは細すぎる』と出場機会を奪われていた、なんとも世知辛いジーパン。
しかし、とうとう時代が追いついたのか、この【THE★定番】というシルエットが今の気分にハマるハマる!!(爆)
というワケで、購入後19年の時を経て、遂に出番が回ってきたこのブラックデニム。
『遅れてきたルーキー!』なんて表現は往年のBOOMER(ボキャブラ世代www)を彷彿とさせますが、
こういうのがあるから洋服は捨てれないんだよなぁ(猛爆)
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今こそ狙い目!?X-GUNのキレイ目ストレート!
【BOOMER】でスイッチが入ったのか、抜群を【X-GUN】と書いてしまうあたり、筋金入りのボキャブラ世代感が出ていますが(爆)、もはや今回のエントリはこのシルエットを自慢したいが為のエントリといっても過言ではありません!ww
この、腰回りはややゆとりがありつつ、ワタリから膝下くらいまでジワジワと絞られるシルエット!
この綺麗なシルエットがミソで、ジーパンという土臭さを残したまま、スラックスよろしくなシュッとしたシルエットになるんですよ。
というわけで、次項ではより具体的に今の気分にドンピシャなシルエットをご紹介したいと思います。
19年前の洋服とは思えない!?今は穿きたいシルエットがコレ!
という訳で、今の気分にバキバキにハマったキレイめストレートがコチラ!
適度なゆとりでスキニーっぽさも無いし、まさしくジャストサイズというべきサイズ感でしょ!
また、この上に革ジャンを羽織ってみたのがこちら。
お色はもちろん、デニムと革ジャンの相性はいわずもがな。この秋冬はガッツリ活躍してくれそうな予感がプンプンする是。
ちなみに、ビッグシルエットトレンドの影響もあって、ここ数年は出番が減っていたSLモデルのバブアーにもバッチリハマるサイズ感なのも嬉しい!!
バブアーに合わせてルトロワの細ピッチボーダーTに、ブラックジーンズ、ミカエルという、ちゃん貴解釈のユーロカジュアル!!
ボーダーTにブラックジーンズはどこかロッキンな雰囲気があってやっぱり好きなんだなぁww
まぁ所謂ストリート的な解釈としてはミスマッチな服装だとは思うんです。
それこそ、コイツを穿いてスケボーするにはやや窮屈ですし、ゴリゴリのストリートウェアとして拡まるかどうかは分かりませんしw
それでも、久しぶりに穿いてみてこの手のシルエットにグッときた事も事実です。
今や見慣れた【ビッグシルエットのカウンターパンチ】としては十分成立しそうな気がするんだよなぁ。
ちなみに、今となってはこのレッドループは中古市場で探すしかないですが、例えば、レッドループでなくともこのサイズ感のブラックジーンズって結構狙い目だと思いません?
時代は巡る!次に来るのはジャストサイズ?
メンズファッションのトレンドは、レディースファッションの後追いと言われています。
例えば、かの名作ドラマ『逃げ恥』が放送された2016年AW時点では、メンズ(星野源)はまだタイト〜ジャストなサイズ感でしたが、当時のガッキーは既にビッグシルエットな洋服を着ていました。
私奴の記憶では、メンズ界隈でビッグシルエットが市民権を得たのは逃げ恥以降のイメージですから、ビッグシルエットはかれこれ5〜6年続いている事になります。
まぁそう考えると、トレンドサイクルとしてもぼちぼち終焉かなぁと思っていて、なんなら既にレディースファッションはタイトなトップスに移行してますから、まぁそういう事なんじゃないかと。
いうて、『次の流行はコレだ!!』なんて予言がことごとく当たらない本ブログ(爆)では説得力に欠けますが、それでも(客観的に見て)このレッドループの様なジャストサイズっぷりは、逆に今の若い子たちにとって新鮮なんじゃないか、と思うんです。
もっと言えば、私奴と同年代の諸兄諸君であれば、この手のサイズ感は10代後半〜20代前半という多感な時期に経験した方も多いでしょうから(当時と全く同じトレンドにはならないとは思いますが)、
遂に【かつての実績】と【トレンド】がクロスオーバーするタイミングがやってきたのかもしれません!!
ちなみに、このレッドループを何故このタイミングで筆をとったかというと、、、
まだコイツには市場的な価値が付いていないのもアツい!!(猛爆)
というのも、本エントリを書くにあたってレッドループの相場をヤフオク、メルカリでリサーチしてみたんですが、結構安いんですよ。それこそ¥2,000〜で買えちゃう!(爆)
まぁシルバータブの様に特徴的なシルエットではなく、良くも悪くも『クセの無いシルエット』故に大きく注目される事が無いんだと思いますが、逆にいえば 『クセがない』からこそ汎用性が高いのが魅力!
そういう意味では、今こそ、この手のジーンズが買い時な気がしてきません?www
レッドループって何ぞ!?
さて、今回のエントリでは珍しくディテールよりも、シルエットやコーディネート案を優先して紹介してみましたが、皆様が気になるのは、ズバリこのレッドループと言われるラインの詳細でしょうか。
これも私奴の記憶が正しければですが、2000年初頭(それこそ2002年とか)に発売開始された、リーバイスジャパンが企画した製品だったはず。
右後ろのベルトループが一本だけ赤色になってるのをCMかなんかで見て、当時のちゃん貴青年は『アクセントとしてかっこいいじゃん!!』と飛びついたワケですwww
ちなみに、2003年SSのリーバイスブックに書かれたキャプションがコレ。
シルエットはスタンダードだけど、素材でこだわった、とかそういう事ね。
私奴が購入したコイツも元々加工が入っていたモデルだったとはいえ、『素材にこだわった』というだけあって色落ち具合も私奴好みに育ってきているのもポイントですww
全体的にスミ黒っぽくフェードしてるこのお色はブラックジーンズならでは!!
濃いめのお色が残っている個体を育てていくのオススメです。
スレキが赤くオーバーダイされた日本的な演出ww
また、コイツの特徴として外せないのが、この赤いスレキ!
というか、レッドループシリーズでもブルージーンズは通常の生成りのスレキなのに、なぜかブラックジーンズだけ赤く染められているという謎のロッキン使用ww
いうて、当時の私奴も『この赤スレキ、ロックっぽくてええやん!!』とみすみすリーバイスジャパンのマーケティングに踊らされたクチですが(爆)、今でも結構好きなディテールだったりしますww
なんか、裏地で一捻り入れてくる概念って、『THE、日本的』ですよねw
ちなみに、勿論 made in JAPAN!!
日本企画という背景もあって、少々ロマンに欠けるのが難点とはいえ、日本製のリーバイスも希少になりつつある昨今。 品質面で言えば、これはコレで安心できる材料ではあります。
当時のファインプレー!チェーンステッチでの裾上げ!
ちなみに、このジーパンには当時の私奴の乱痴気っぷりが表れているエピソードがあって、、、
実はコイツ、裾上げをチェーンステッチでお願いしているんですよww
これは私奴も良く覚えていて、通常の裾上げであれば無料且つ即日対応いただけた所を、わざわざ追加料金と1週間の工期を払ってまでチェーンステッチで対応して貰ったのでしたww
(当時から、そういう細かいディテールにこだわるのが好きだったんですww)
おかげでスソのアタリはバリバリの男前に育っているので、今となっては超ファインプレーとしか言いえません!!
もっといえば、当時ではお金も持ってなかったと思うんですが、そんな中で追加料金を払ってまでチェーンステッチでお願いした私奴の気概には、お小遣いをあげたいくらいですww
そういう意味では、再びコイツに脚を通してお洒落を楽しめる事に、ちょっとエモさを感じていますww(爆)
あとがき
ちなみに、コイツを買った当時はロックスタイルに傾倒していた時期で(3連鋲ベルトと1連鋲ベルトを2本腰に巻いてたwww)、それもあってブラックジーンズが欲しかったんですよね。
それこそ、プリズナーボーダーTシャツと合せてロッキンに仕上げたい!とかそういう気分だったので、505を選んだのもそういう流れでしたw
一方で、ストリート系の洋服も好んで着ていたので、完全にロッキンなビタビタシルエットには振らず、ウエストはワンサイズアップしてお茶を濁していたのですが、今となってはこれもファインプレーだったかもしれません。
正直いうと、ここ15年近くは長らく2軍生活に甘んじていたコイツ。
それもあって、引越しの際に一度は処分も検討した事もあったのですが、まさか19年の時を経て再び一軍復帰してくるなんて、なんてドラマチックなんだ!!
やっぱり断捨離なんてするもんじゃねぇな!!!(ポジショントーク/猛爆)
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