こんにちは、ちゃん貴(@butsuyokukaisho)です。
先日、東京で1年ぶりに友人と飲んでいた時にロスアパの話になりました。
私奴自身もちょうどスウェットパンツが欲しいな、、、と思っていた事もあって、その際に色々と相談していると、
- スウェットのサイズ感が今の気分にハマる事
- お色のラインナップとしてブラックがある事
- ニューバランスを合わせるとさらにキマる
というアドバイスが炸裂。
ソレもあって、気がついたら手元に届いていました(爆)。こちら。

ロサンゼルスアパレルの【フーディ】と【スウェットパンツ】です。
ちなみに、こいつは狙っていたサイズがちょうどタイムセールになっていた、、、というご縁もあってタイミングよくゲットできたのですが、いざ実際に着用してみた感想を言えば、、、
まさに今の気分にビタハマるセットアップすぎる!!
それこそ後述する【質感】や【着心地】、もっと言えば【サイズ感】も手伝って、今冬のMVPになる予感さえプンプンしています。
なんなら、(お洋服に限らず)続々と値上げが続く昨今において、、、
- Made in USA という男好きする生産背景を維持しつつ
- THE☆アメリカ的な超肉厚ボディを使って
- 上下セット;17,000円というバグった値段設定
というトリプルコンボは、昨今のファストファッション情勢すらひっくり返す破壊力です。
それこそ、ブランド名は聞いた事あるけど、、、という方や、本エントリでロサンゼルスアパレルを初めて知ったという方は、、、
とりあえず、コイツは買っておいてソンはないですよ!!
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アメアパからロスアパへ!!

さてさて、新年早々 鼻息の荒いエントリで恐縮ですが(爆)、ここまで無条件でオススメできるアイテムというのは久しぶりかもしれません。
とはいえ、すでにロスアパをご存知の方ならまだしも、そうでない方も一定数は居られると思いますので、ここではサクッと【ロサンゼルスアパレル】の歴史からご紹介して参りましょう。
まずロサンゼルスアパレル(通称;ロスアパ)とは、2017年からスタートしたスウェットやTシャツといったカジュアルなお洋服を【Made in USA】にこだわって製造するブランドです。
ちなみに、2017年スタートと聞くと 最近のブランドの様にも思えますが、実はココンチのバックグラウンドはちょっと複雑。細かくいうと色々な事情が関連してくるのですが、かいつまんで言えば1989年にスタートした【アメリカンアパレル】の創業者であるドブ・チーニーが、アメアパ時代の設備やメンバーを引き継いで運営している、『新興ブランドという名の老舗ブランド(爆)』だったりします。(爆)
それこそ 【アメリカンアパレル】というブランド自体は今も(ギルダン社の傘下で)存在しているものの、生産体制はホンジュラスやニアラグアに移しており、2000年代に我々がハマったアメアパとは一線を画す存在となっています。

未だに持ってる懐かしのアメアパのサーマルと、アメアパ謹製のBDUジャケット。
そういう意味では(乱暴にいえば)、【Made in USA】にこだわって生産する当時のアメアパのスピリットはロスアパが継承している、、、と言えるのかもしれません。
また、ロスアパはブランド名の通りロサンゼルスに工場を構え、生地織りから縫製まで、いずれも外注に頼る事なく全て自社で生産を行っているオバケ企業。
この生地織りから縫製まで すべて自社で完結させる方法は、いわゆる【垂直統合型】と言われるビジネスモデルなのですが、ファストファッション全盛で 且つ、生産がアジア各国に移っている今の時代にアメリカでコレをやれるのは強すぎるだろwww
むしろ、そんなアメリカ生産を貫く生産背景にも関わらず、我々が手に取りやすい価格設定で販売されている企業努力を考えると、、、
ちょっと他のアイテムを買って応援したくなるわwww(猛爆)
ガシガシとタフな14oz.の裏起毛素材がたまらん
さて、ここからは今回の主役であるセットアップに目を向けて行きたいと思いますが、まず、ロスアパのスウェットと聞いて避けて通れないアイデンティティといえば、ズバリこれでしょう。

肉厚な100%コットン&14オンスの超ヘビー生地!!
14オンスと言われてもイマイチ連想しにくいかと思いますが、実際に手に取ってみるこの生地の迫力は圧巻でして、、、
単純に洋服自体がズシっと重たいんですよwww
それこそ、同じスウェットでも、チャンピオンのリバースウィーブが11〜12オンスくらい。更には昨年からSNSでバズっているGUのヘビーウェイトパーカーが13オンスですから、それらよりもさらに分厚い生地感といえば伝わり易いでしょうか。

もっと言えば、表生地は『これぞ、アメリカコットン!!』と言わんばかりのガシガシっとした生地ににも関わらず、、、

裏面は保温性と肌触りに特化したコットンフリース(裏起毛)という優しさが炸裂!
この分厚さ&裏起毛の恩恵もあって、インナーにロンTでも着ていたら12月でも上着は不要。なんなら、家の中でこれを寝巻き代わりして寝てたら、夜中に目が覚めるくらい暑い&寝汗びっしゃりになるくらいです。
ってか、暑すぎるのがデメリットになる防寒着ってワケわからんだろ!!(猛爆)
これにアタリが付いてきたら最高じゃない??

また、当然ながらこの生地の肉厚っぷりはスウェットパンツも同じ。
スボンの裾も絞りが効いている仕様なので、白ソックスにインしてアクセントに、、、なんて近年のオシャレテクニックもバリバリにキメれます。
ちなみに、トップスの裾や袖先はリブ構造なのに対し、スボンの裾はゴムで絞られた仕様。
ズボンの裾はグイグイに締め付ける訳でもないのでストレスは皆無。むしろ、スニーカーを履いてもいい感じに溜まってくれるのが嬉しいポイント。
強いてデメリットを挙げるとすれば(コットン100%であるが故に)、洗濯した時にフード部分やスボンのポケットの中が乾きにくい、、、というデメリットはあるものの、、、
これくらいタフなスウェットだからこそ、ガンガンに乾燥機にぶち込むのもアリなんですよね。
むしろ、フード周りやポケットのふち、裾のゴム部分が色褪せてきたらめちゃくちゃカッコよくなりそうなもんで、私奴は毎度乾燥機でぶん回していますw
もっといえば、アメリカ製のヴィンテージスウェットが高騰を続ける一方で、イチから【アメリカ製のビンテージスウェット】を作り上げるんだ!!という育成の楽しみがあるのもここんちの魅力!!
なんなら、世界中で物価高騰が続く昨今、新品のアメリカ製のお洋服がこれくらいの価格で手に入るのも、今がラストチャンスかもしれません。 なんなら今のうちに無地ボディを買って、自分でプリント加工をしても良いワケだし、、、
なおさら他のアイテムも欲しくなってきたわwww(猛爆)
広い身幅と短い着丈が今の気分

また、ロスアパを選ぶ際に皆さんが1番気にするのは、やはりサイズ感ではないでしょうか。
かくいう私奴も(冒頭に記載した通り)友人に相談したのはまさにサイズ感でして、幸いにも体格の近い友人のスタイリング画像、さらにはアドバイスも受けて【上下共にLサイズ】を選んでみました。
というのも、かつての私奴だとアメリカ製のスウェットというだけで【Sサイズ】、ちょっと冒険したとしても【Mサイズ】を選んでいたのですが、そんな中でおっかなびっくりながら【Lサイズ】に挑戦してみた感じがコチラ。

ちなみに、私奴の体格は170cm/65kg。
まさに中肉中背のど真ん中を生きている私奴ですが、、、
めちゃくちゃイメージ通りのサイズ感でした!!(猛爆)
ただ、誤解を恐れずいうと決してLサイズがピッタリというわけではありません。
それこそ当然のように肩は落ちるし、身幅やアームホールもまだまだゆとりがあるサイズ感なのですが、、、
ロスアパは着丈が短い(ボックスシルエットになっている)ので、意外と大きく感じないんですよね。
もっというと、裾のリブがキュッとしている事もあってストンと落ちない=着丈が長く見えないのもポイントで、実際に私奴が持っている往年のアメリカ製スウェット(いずれもLサイズ)と比較してもシルエットの差は一目瞭然。

こういったディテールも手伝って、イメージしていたアメリカ製スウェットよりもデカい感じがしないのかもしれません。
まぁビッグシルエットブームの余韻でまだサイズ感がバグってる可能性こそありますが(爆)、それも含めて今の気分にハマっていると思えば、満足度としては非常に高いです。
更には、、、
黒のセットアップを選んだ事で、かつて購入していた【New Balance 990v2】との相性がピカイチ良いんですよね。
それこそ、裾から白Tシャツ覗かせてみたり、白いリブソックスをチラ見せしたり、990v2のカラーリングとマッチさせるとスウェットセットアップなのにめちゃめちゃ雰囲気が出るのが最高すぎる!
ソレもあって、
- おウチのリラックスウェア
- ちょっとコンビニ/スーパーまでの外出着
- 日中のお散歩〜ジムのトレーニングウェア
と、この年末年始にガッツリ重宝する予感しかしませんwww
ってかここまで汎用性が高いとなると、、、
他のお洋服が全然着れなくなるじゃねーか!!!(猛爆)
あとがき

ちなみに、ロスアパは従業員の賃金も高水準で 且つ、福利厚生も手厚い企業としてアメリカでは有名です。
もっといえば、自社スタッフの大切さを世に広めるという意味で、ブランドダグの裏にはアイテムを縫製してくれたスタッフのイラストを掲載するという、まさかのイトーヨーカドーよろしくな『生産者の顔が見えるシリーズ』を地で行くブランドでしたwww(爆)
これにより、『俺のスウェットは◯◯さんが作ってくれた』という話題を生むのはモチロン、場合によっては『俺は◯◯さんが作った服を買う!!』といったナナメ上のコレクション欲を沸き立たせてくれますwww。
なんなら私奴のフーディとスウェットパンツを作ってくれたのは上の写真のVicenteさんでして、紹介文を翻訳してみたらこんな感じでした。

ちょっと下水道ってのがよく分からないですが(爆)、35年のベテランという事はひょっとするとアメアパの創業メンバ(アメアパは35年前の1989年スタートだし)の可能性すら出てきたぞwww
これも何かの縁だから、今後私奴がロスアパの服買う時はVicenteさん謹製の服を選別して買おうかなwww(猛爆)
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