過ぎたる’21年9月10日金曜日。
なんとこの日は往年の名作と名高い【ニューバランス990v2】の復刻リリース祭りがありました。
皆様は無事にお目当ての990v2は入手できでしょうか。(爆)
どうも、ちゃん貴(@butsuyokukaisho)です。
かくいう私奴は この990v2の復刻について全く知らなかったのですが、偶然にも毎週金曜日の23時からやってるクラブハウス(←まだ飽きずにやってるww)で、かれこれ半年以上ご一緒している友人より、まさに当日が復刻日である事を教えてもらいました。
もっといえば、トーク中に
『え、まじすか!?あ、在庫あるwww』
という流れで急遽ポチるに至った
金曜深夜のテンションと、ノリと勢いにまみれた超衝動的な物欲解消案件ww(猛爆)
振り返れば、流石にノリで買う金額じゃなかったなwwwとは思うものの、
むしゃくしゃしてやった。
今は反省している。
だが、後悔はしていない。
という、コスり倒された言い訳は、コイツの為に合ったのかもしれません。(爆)
【関連記事】
990番台って何がすごいの?各モデルの違いと変遷をおさらい!
というわけで、急遽 我が物欲艦隊のスニーカー連隊に入隊が決まった990v2。
最早、コイツは本ブログをご覧の諸兄諸姉諸君には説明不要かと思いますが、今回のエントリでは私奴の備忘録もかねて
990シリーズの歴史を振り返りながら、コイツの出自を暴いて行きましょう!
1000点満点で990点の歴史!
まず、990というモデル名は『1000点満点中990点の履き心地』という意味が込められたネーミングというのはあまりにも有名ですよね。
もっといえば、初めて990が発売されたのが1982年(なんと2022年で40周年!)という事で、まさにクラシックと呼ぶに相応しいプロダクトである事は小学校4年生の授業で履修したかと思います(爆)。
ちなみに、ニューバランスの歴史については『まだ俺/私の時代はまだ必修科目じゃなかった、、、』という方も居られるかもしれないので、ここからは復習も兼ねて、初代990から現行の990v5までに至る【990番台モデルの変遷】についてまとめてみました。コチラ!
こんな感じでざっと各モデルの特徴をさらってみましたが、皆様の気になるモデルはありましたでしょうか。
こうやって整理してみると、990番台の中でも【贔屓にしたいモデル】というのは出てくるもので、
例えば、私奴なら990v2〜993くらいのポッテリしながらコテコテした味付けのデザインが好きです。
特にNロゴはチビNロゴに限る!(爆)
いうて、モデル名だけに限って言えば【999】が好きですけどww。
もはや、コイツに限っては『きゅうきゅうきゅう』なんて読まずに
『あ、これ? うん、スリーナイン(ドヤァ!)』って言ってみたい是!(猛爆)
今回の990v2はなんと23年ぶりのオリジナル復刻!!
さて、990番台の変遷を考察する中で少々脱線してしまいましたが、ココからは話を戻して この度 満を持して復刻された990v2についてご紹介したいと思います。というのも、
なんと今回の990v2の復刻は実に23年ぶり!!
ただ、『そうは言っても、今までだって990v2の復刻はあったでしょ?』と思われる方も多いのではないでしょうか。 なんなら、記憶に新しい所で言えば’21年の8月にW-tapsから復刻されているし、今までも990V2のモデル名を冠して幾度か復刻されている事に間違いはありません。
それでも、何故 今回の復刻がが23年ぶりと謳われているかというと、
どうやらオリジナルカラーで復刻されるのが23年振りという事みたい!!
そんな復刻されたオリジナルカラーがこちら。
ってか990v2の発売が1998年なので、23年振りって事はオリジナルカラーでの復刻は初めてって事?
そう考えると、コイツ、結構レアアイテムなのかもしれませんww
買ったはいいけど、チョット履くのドキドキしてきたなww(爆)
990v2のディテール検証!
というわけで、ここからは そんな23年振りに(爆)復刻された、オリジナルカラーの(爆)990v2の詳細についてご紹介したいと思います!←赤字がウザいな(猛爆)
いうて、正直 私奴も990v2は初めて買うモデルなので、本ブログをご覧の皆様と一緒にフレッシュな気持ちで見ていきましょう!
香るダンロップ感!(猛爆)
もはや、初っ端から怒られそうな見出しでスタートしましたが(爆)、ニューバランスをレビューするに際してこの話題は外せないでしょう。
というのも、ニューバランスをググった時に【ダサい】というワードが一定数は出てくるの皆さんもご存知かと思いますが、その原因は恐らくこのせいだと思うんです。コチラ。
この、トゥ部分に入った【筋】っぽいパーツが妙にダ●ロップっぽい!っていう事ではないでしょうか。正直、フラットな目線で考えても似てないとは言えませんwww
しかしながら、街頭でファッションスナップを撮られる人にニューバンランス愛用者は居れど、●ンロップ愛用者は見ない、、、というシチュエーションもあって、
・ニューバランスがOKで、ダン●ップがNGな理由は何なのか?
・ブランドネームの威光でカッコいいと錯覚しているだけじゃないのか?
・本当に990をオシャレと思って履いているのか?
というのが、ニューバランス論争の中で1番白熱するポイントだと思います。
ただ、これに関しては【990v2初心者の私奴】だからこそ言える事があると思っていて、ズバリ率直な気持ちを答えさせて貰うならば、
ニューバランスは『絶妙にダサいのが一周回ってカッコいい!!』と認められている稀有なブランドだと思っています。
というのも、例えダンロ●プであろうとも同じようにカッコよく履きこなせるならば、ソレはソレでアリだと思うんですよ。これは割と本気です。
ただ、それでも何故ダンロッ●がファッション的な観点として認められないのか、、、といえば、如何せんまだ一周回っていない、、、というのが原因ではないでしょうか。
一方で、ニューバランスは絶妙にダサそうなデザインでありながらも
ニューバランスだからこそ出来た素材使いや、カラーリングが絶妙!!
という【一周回らずとも認められる】魅力だって確実にあるわけで、デザインの一部分だけをクローズアップして揶揄するのは違うと思うわけです。
つまり、ニューバランスは、確かに紙一重でダサくなりそうな危うさはあるものの、絶妙な配色とデザインで逆にカッコいい!!と思わせる不思議な魅力があるスニーカーなんだと思っています。
そして、例え『それはブランドの威光だろ!』とか『周りに流されているだけだろ』と言われようが、威光があるからこそブランドとして成立している事実は揺るぎないワケで、
私奴としてはバキバキにカッコいいと思っているぞ!!
キラリと光るチビNロゴ
ちなみに、冒頭の990モデルの変遷でも触れた通り、990v2には【チビNロゴ】が採用されているのですが、
私奴はこのチビNロゴが絶妙に好きなのです!!
というのも、私奴はNロゴは小さい方がフォント的にコロンとしててバランスが良いと思っている派で、逆に現行の990v5くらいのNロゴだとフォントの文字幅が細すぎてちょっと苦手。
ただ、このでかいロゴはフォントがコロンとしててもちょっと違うんだよなww
ってかNロゴはしれっと鎮座しているくらいが丁度いいのにww
そういう意味では私奴は 997〜993までのミニロゴシリーズが好きだし、もっと言えばシュッと細身な999以前のモデルよりも、990v2から993くらいのちょっとポッテリした感じが好きだな。
ウルヴァリン社製の厳選ピッグスエード!
また、上でも触れた通りニューバランスには『絶妙にカッコいい!』と思わせる要因はいくつかありますが、その中でも分かり易いのが【色使い】と【素材感】ではないでしょうか。
まぁ【色使い】に関しては言わずもがなで、990v2でも炸裂している絶妙なカラーリングはご存知の通りですが、
併せて注目したいのがこのピッグスエード。
『まるでベルベット、、、』という表現は、今やスエードの素晴らしさを説明する際の常套句となっていますが、よもや990v2のスエードの質感はまさにそれ!!!
短く揃えられたスエードは、逆撫ですると色が変わる抜群の毛並みっぷり!
小さい頃、絨毯でこんな遊びしたのを思い出すなw(爆)
もはや触っているだけでもニヤニヤできるコイツですが、さらにニヤニヤが止まらないポイントがあるとすれば、このピッグスエードはアメリカのウルヴァリン社謹製だという事!
ってか、ウルヴァリンってあの【1000マイルブーツ】でお馴染みのウルヴァリン!?
これが本当ならアメカジ好きはダブルの喜びだぞww
側面から見たボリューム感とカラーバランスが絶妙!
また990v2における【色使い】と【素材感】以外の魅力と言えば、やはり【程よくボリューム感のある見た目】でしょうか。
特に個人的に好きなのはミッドソールのココの部分。
この膨らみが絶妙なボリューム感を演出してて好きなんだよなぁ。
もっといえば、私奴が選んだブラックはココの部分は白色なんだけど、グレーとネイビーはここがグレージュっぽいお色になってて、それも超カッコいいの。
もっと言えば、ボリューム感は本当に絶妙で、ストリートっぽい服装にあわせても負けないのが良い!!
しかし、こうみると黒ってやっぱり男前だよなww
黒だから締まって見えるのはモチロンだけど、ソールや靴紐の白色の塩梅が絶妙なので変に足元も浮かないし。
また、ここからはルックスというより小ネタに近いのですが、990v2の特徴といえば ヒール部分に【外から見えるアブゾーブ】が搭載されている事。ココ。
このミッドソールの黒い部分がアブゾーブ。触ったらプニプニしている!
ニューバランス社が満を待して投入した衝撃収集素材は伊達じゃない是!
ちなみに、オフィシャルHPも含めて990v2の商品説明欄を見ると『ビジブル化されたアブゾーブが、、、』なんて書かれている事が多いですが、ここで言う【ビジブル化】とは【見える化】という意味で、つまり(上述の通り)アブゾーブが外から見えるようになったよ!という事なので、なんとなく雰囲気で理解していた方はココで腹落ちさせておいてくださいww
ってか、ビジブル化とか難しくに言わずに日本語でええやんけww(猛爆)
サイズ選びのコツと、履き心地ってどうなの?
さて、そんな990v2の魅力すら【ビジブル化(爆)】してきた本エントリ。 よもや本エントリを見てニューバランスが欲しくなった方が居られれば これほど嬉しいことはありません。
とはいえ、いくら990v2が欲しくなったとはいえ『サイズ感がよくわからん!』なんて方も少なくないのではないでしょうか。
しかもスニーカーはメーカーによってサイズ感にクセがあったり、そもそもフィッティングにも好みがあるので 一概に『コレが正解!!』とは言いにくい世界なのですが、参考までに私奴の好みのフィッティングをご紹介しますと、
ズバリ、足のヌード寸法+1cm(捨て寸)のサイズをジャストサイズとして考えています。
コレは過去にシューフィッターさんとランニングシューズのフィッティングをした際に辿り着いた一つの真実なのですが、基本的にこのサイズ感でシューズを選んでいて問題は起きたことはないです。
ただ、一つ注意点があるとすれば、このサイズ選びは ワイズ(横幅)がピッタリ合っている場合の話で、
ワイズが異なる場合は少々話が変わってきます。
というのも、私奴の足幅は、ニューバランスのEワイズに相当するサイズなので【Eワイズ(やや幅広)】のニューバランスであれば、25.5cm(ヌード寸法)+1cm(捨て寸)の26.5cmがマイサイズとなります。
一方で、今回発売された990v2は【Dワイズ(標準幅)】のみの展開となっている為、上述した26.5cmを選んじゃうと横幅がキツくなっちゃうんですよね。
なので、この様にワイズの寸法が異なる(小さい)場合は、更にハーフサイズ上げて調整する様にしています。 つまり、
- 基本サイズはヌード寸法+1cm
- Eワイズの方であれば、1の寸法から更に0.5cm アップ
- EEワイズの方であれば、1の寸法から更に1.0cmアップ
と考えて頂ければ、大きく怪我をする事はないかと思います。
というわけで、私奴はジャストサイズの26.5cmから更にハーフサイズあげた27.0cmをチョイス。
ランニング用途ならばワイズを縦寸法で誤魔化すのはオススメできませんが、タウンユースレベルであれば及第点のサイズ感となるのではないでしょうか。
現行ランシューと履き心地を比較するのは野暮!
ここまでで、990の【歴史】も【魅力】もわかった、そして【サイズ選びのコツ】もわかった!となれば、次に気になるのは【履き心地】でしょう。 ただ、これ、正直に言いますが
履き心地は案外硬めです。
というのも、コレも考えてみるとそりゃそうだろ、、、的な案件で、そもそも990v2自体が今から20年以上前に発表されたプロダクト。そしてそれの完全復刻ともなれば、現在のスニーカーと比較するのは野暮なんですよね。
正直、クッション性を考えると私奴がランシューとして愛用していた1040v5の方が遥かに柔らかい。
まぁコレは某チャリティー系番組のランナーが履くくらいのクッション性重視シューズなんですけどww
ただ、上述したアブゾーブは衝撃吸収と同時に反発させる作用がある素材なので、そういう意味ではやや硬め(=反発性のある)の履き心地は 990v2の設計思想なのかもしれません。
とは言え、これに関しては門外漢があーだこーだ言っても仕方ありませんし、そもそも巷のローテクスニーカーと比較すれば遥かにハイスペックなのは明らか。
もとい、履き心地が堅かろうが柔らかかろうが、、、
このルックスが成立するなら何ら問題ないでしょw(大どんでん返し!/猛爆)
このテのモデルは【ロマン】と【気分】を買う!!
こんな感じで、名作と言われ続けた実績はもちろん、数あるファッショニスタや多くのブランドからも愛される990v2。
それこそ、現在のスニーカーブームを牽引するナイキがシュッした”2枚目キャラ”だとすれば、ニューバランスはどこか野暮ったい ”3枚目キャラ”感は拭えません。
とは言っても、3枚目キャラだからこそ出せる愛嬌や、どこか憎めないデザインがあるもんで、
気がつけば沼にハマる人が続出する、まさにスルメ的なプロダクト!
そもそも モノとしてのロマンや知名度、はたまた蘊蓄は言うまでもないですし、ファッション的な汎用性もピカイチ。 また、洋服好きを自負するモノとしては『人生の中で一度は990を履き潰した』という経験をするのはイベントとしてアリだと思うし、最悪ハマらなかったとしても高いリセールという保険も残されている万能っぷりww
例え今が空前のスニーカーブームとはいえ、コレほどストリートシーンに支持される【ランニングシューズ】は他に見当たりません。
『ニューバランス”でも”良い』じゃなくて『ニューバランス”が”良い』
正直、それが大事(Ex.大事MANブラザーズバンド)だと思うし、こういった妥協をしないモノ選びこそが、高い満足度に繋がるのだと思っています。
まぁ一つネガティブな要素を申せば、少々腰が重たい価格設定こそネックですが、
上述した内容を総合して考えると(実体験から言っても)、買ったら買ったで超テンションが上がる名作である事には間違いないです!!
あとがき
ちなみに、上でも散々書いた通り、今回私奴はブラックを購入したのですが、
マジでブラック、めちゃくちゃカッコいいぞ!!
正直、ブラックを買うまでは『タウンユースにニューバランスを買うならグレーかなぁ』なんて思っていたのですが、実際にブラックの現物を見ると、写真より遥かに男前な表情をしているのだ!!
むしろ、配色的にミッドソールやシューレース、はたまたシュータンでブラック特有の重たさはいい具合に緩和されているし、今後スエードがどんどん履き込まれて白っちゃけていく事を考えると、
ひょっとして、長期的に見るとブラックってゴリゴリの本命カラーになるんじゃね!?
そう考えると、当初想定していたグレーはいつか1700(アメリカ製)を買う時の為にとっておこうかな。
いうて、USAモデルは(UKモデルも)高杉なので ヤイソレ!とは買えないですけど!!(猛爆)
あとがき2
ってか、1000点満点の990点って、100点満点の99点で良くね?
約分しろよ!!!(猛爆)
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