こんにちは、ちゃん貴(@butsuyokukaisho)です。
ついにコイツについて筆をとる機会がきましたか。
以前よりチラリチラリとソレっぽい事を匂わせつつ記事を更新しておりましたが、何を隠そう私奴はギターこよなく愛す、趣味の範疇を大きく超えない万年補欠クラスのギタリスト。
身分不相応ながらも愛器GRETSCH(グレッチ)をギュインギュインと鳴らし、日頃の鬱憤や、愛だの恋だの、逢えなくて震えるだの歌っております。(爆)
思い返せば、私奴の人生に中における物欲解消の本丸といっても過言ではない、このGRETSCH(グレッチ)。
多少なりともギターをかじった事あるお方であれば一度は耳にした事があるであろうギターメーカーでありながら、『使用ギターはグレッチ』 とカミングアウトするだけで好きな芸能人に剛力彩芽選手を挙げた時ヨロシクな空白の1拍を生むと言われる程、世間に愛されているグレッチ様www。
※いや、私は、剛力選手大好きですよ!カワイイす!
と、言う事で 今回はそんなグレッチについて、日頃の鬱憤や、愛だの恋だの、逢えなくて震えるだのをしたためてみたいと思います。(爆)
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GRETSCH(グレッチ)のテネシーローズ
さてさて、実際に音楽番組や好きなアーティストの使用機材を見ても、ギターメーカーの2大巨頭といわれる【ギブソン】や【フェンダー】に比べると目にする機会は決して多くないグレッチ。
まぁ、それにはソレでキチンとした理由がある(後述参照)ワケなんですが、
ソレを補って余る程にこのグレッチというギター(メーカー)には魅力が溢れているのだ!!
というわけで、今回はそんなGRETSCH(グレッチ)の魅力について、琵琶法師よろしく布教して参りましょうwwww
では、まず私奴が愛用するギターをご紹介しましょう。こちら。
愛器グレッチ G6119
世に言われるテネシーローズとはこの事ですね。
テネシーローズに関しては、同じG6119という型番でも1950年後半〜60年にかけて作製されたモノは『テネシアン』と呼ばれたり、ナカナカ住み分けが複雑ではありますが、私奴の愛用するG6119は何を隠そうテネシーローズ(所謂現行品と呼ばれるモノww)
※テネシアン/テネシーローズ の名称等については、ググれば詳細は分かるので割愛しますが、大人の事情が絡んでの事だそうですよww
一般的にはテネシアン時代のG6119の方が音がイイ!と言われていますので、間違っても私奴のテネシーローズは自慢する程のモノではありませんが、それでも私奴の宝物とも言えるコイツ。
というわけで、そんなグレッチをご存知無い方の為に、僭越ながら世間一般的に語られるグレッチの特徴をご紹介しましょうか。
GRETSCHの特徴その①:音が悪いwww
よもや、記載内容に語弊アリアリですが、正確言えば【特徴的過ぎる音】というのが正解でしょうか。
もうこれは聞き比べて頂ければ一目瞭然(この場合 一耳瞭然)。全然違うんですよ、コレが。
というのも、有名な ギブソンやフェンダーのギターサウンドは 皆さんが想像される ジャカジャーン!!! ってな感じの音色なのですが、 対するグレッチは、乾いた音といいますか、バララーン!とギャララーン!が同時に鳴った様なホントに独特な音色なのです。
(ギターの構造に違いも有りますけど。)
それもあって、音色が特徴的過ぎるが故にアンサンブルとしては使用しにくかったり、エフェクターと言われる音色の変換装置を通してみても 『あ、グレッチ!!』と分かる程に強烈な個性が光ったりと、悪く言えば協調性の無い音色である事がグレッチユーザーを少なたらしめる理由となっているのでした。。。(爆)
ただ、逆説的に言えば、グレッチでなければ鳴らせない音という解釈もできるもんで、ソレが長所として一部のユーザーに熱烈に指示されているのも事実でしょう。
具体的なミュージシャンを挙げても、かの有名なブライアンセッツアーはデビュー当時からグレッチ一辺倒ですし、元ブランキージェットシティのベンジーや、元ミッシェルガンエレファントのチバユウスケ、違ったジャンルでは元フリッパーズギターの小沢健二といったビッグネームも愛用しているのが、ココンチのギターなのです。
というか、ここまで自分で書いときながらなんですが、
実は『音が悪い』というのは大ウソで、ホントはめちゃめちゃカッコイイ音が鳴るギターである事をグレッチユーザーの代表して声を大にして言いたいんだ!!!
GRETSCHの特徴その②:デカイwww
さて、コレはまんまですが、ズバリ ボディがデカいです。そしてネックも長いです。
もっというと箱ギター(ボディの中身が空洞になっている)為、厚みもあるという、明らかにエレキギター界隈の中でもボリューミーなギターでしょう。
それこそ、私奴の所有するテネシーローズはまだマシな方で、コイツの兄貴分的な存在のG6120(通称:ナッシュビル)に関しては、テネシーローズの1.5倍以上の厚みを要するという、アコースティックギターよろしくな厚みとなります。
更に、ボディが大きい(分厚い)事で、なんともパイポジション(ボディに近い部分)で弾き難い苦難ももれなく付いてきます! フェンダーのギター等の場合はハイポジションもラクラクなんですが、グレッチに至っては15フレット目で投出したくなる程の演奏者泣かせ。
私奴は、ソレを理由に、ハイポジションでピロピロキュイーンなんて絶対やりません。
もとい、元々出来ませんけどwwww(猛爆)
GRETSCHの特徴その③:見た目がカッコイイ!!!!
こんな感じで、今まで散々音が悪いだの、デカくて弾き難いだの、文句をタラタラと文章に起こしてきましアタが、
そんな不満すら、全てチャラにできるレベルでカッコイイのがグレッチ!!
世に箱ギターと呼ばれるギターは数多くありますが、グレッチ程に見た目がセクシーなギターはナカナカありません。
著名な箱ギターとの比較写真がこちら。
どれもカッコいいですが、やっぱり左端のグレッチが一番カッコイイ!!
それこそ、ビグスビー社製のブリッジ(弦を止めるパーツ)のカッコよさもさることながら、ダダリオ社製の弦の6色ボールエンドを見せるというニクい小技が出来るのもグレッチの魅力w
この6色ボールエンドにて可愛さというギャップをプラス。
全て計算されたこの仕様は稀代のイケメン顔ですw
ナンなら誰が言ったか、『世界で一番美しいギター』と云われるホワイトファルコンもグレッチ製ですし、キラキラ感を残した妖艶な造形美は、やはりグレッチでないと味わえないでしょう。
いまや有名なホワイトファルコン。
どちらかというと、ダブルカッタウェイが好きです。
間違っても日本家屋には似合わないデザインですが、見てるだけで ご飯3杯は軽くイケると自負するほどグレッチが好きですww
GRETSCHで不便を感じる事はあるのか?
そんなグレッチ好きの私奴とはいえ、小遣いでヤイソレ!と何本も購入できる程 懐は潤っていませんし、そもそもグレッチだって安くはありません。
ただ、グレッチ好きたるもの、いつかは1960年前半のオールドグレッチを所有してみたいという願望はあるんですよね。
それこそ、
- ブリッジが固定されていない
- 箱ギター特有の高い弦高で弾き難い
- 弦の交換が面倒
というネガティブな要因は多々ありますし、もっというと、同じくギターを弾かれる方より 『ソレ(グレッチ)使い難くない??』 と言われる事も少なく有りませんが、、、
それでも、『いやー、使いにくいっスよー』と言いながらニヤニヤして使いたいし、傍に置いておきたい位カワイイんですよね。
おそらく、世のグレッチユーザーは皆同じ気持ちかと思いますが、
上述した短所も含めて、全てがグレッチの魅力なのです。
ふふふ。 本記事をご覧の諸兄諸姉諸君。
ちょっとグレッチが欲しくなったんじゃないでしょうか?
いいんですよ!日本経済の活性化の為にも買っちゃいなよ!!!!
そしてグレッチの魅力を世に広めませう!!ww
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