こんにちは、ちゃん貴(@butsuyokukaisho)です。
先日ご紹介した70505 BigEに引き続き、今回もヴィンテージ?デニムをご紹介しましょう。
とはいえ、今回はジージャンではなく所謂ジーパンです。
それこそ前回レビューした70505の電撃ゲットが’25年の12月でしたが、それから3か月後。リアルに8年くらいずーっと探していた念願のアイテムをゲットしました。こちら。

リーバイス501!!
もっと言えば、1985年3月製造という、誕生月まで一緒なゴリゴリの同い年ジーンズです!!
とはいえ(前回も触れた通り)、2026年現在におけるヴィンテージリーバイスの定義は66前期以前、つまり1976年(今から50年前!)以前に製造されたデニムを指しますから、1985年製造のコイツは現在の解釈でいえばヴィンテージデニムには該当しません。
しかし!!
コイツは所謂【ハチマル】と言われるモデルにありながら
- 同い年+月の製造で
- 赤ミミモデルで
- バレンシア工場製で
- 紙パッチが残っていて
- ベルトレスで穿けるウエストで
- 裾上げ不要のジャストレングス
という、私奴が探し求めたディテールがビタ!ビタ!ビタ!ビタ!ビタ!ビタ!にハマった奇跡の個体!!
なんなら最近では『もう赤ミミならヴィンテージでいいんじゃね?』なんて風潮もチラホラ見かけるもんで、
いっそこのタイミングでネクストヴィンテージと名高い、ハチマル×赤耳モデルについて、【サイズ感】や【色落ち具合】をチェックしておこうぜ!!
【関連記事】



ハチマルとは何ぞや!?

さて、冒頭で【ハチマル】と鼻息荒く言ったものの、例の如く私奴はあまりヴィンテージデニムには詳しくありません(猛爆)。
それ故、ざっくりとした説明となりますが、ディテールの理解を深める為にも簡単にリーバイス501の変遷をご紹介しましょう。
先ずリーバイスデニムにおける501のディテールの変遷はこんな感じ。

これも有識者からすれば歯抜けになっているモデルもあるんでしょうが、概略としては遠からずではないでしょうか。
縦軸がモデル名で、横軸がディテールを表していて、このモデルにはこのディテールが採用されている、、、とか、そんなイメージで参照してみてください。
で、今回私奴がゲットした【ハチマル】というのは、乱暴に言えば赤耳モデル~脇割りモデルの過渡期の年代というイメージですかね。具体的な年代(諸説あり)はこんな感じ。

【ハチマル】という名称は『80年代に製造されたから【ハチマル】にしようぜ!』といったノリで、よもや『小林製薬のガスピタン』もびっくりな超火の玉ストレートなネーミングが炸裂したのはココだけの話にしてくれ!(爆)
ちなみに、今回私奴がゲットした501は正真正銘の【ハチマル】に該当する年代の個体なのですが、実はコイツにはちょっとした小ネタがあります。
というのも、冒頭でも触れた通り、コイツは1985年製造にありながら、赤ミミ付きのデニム生地(1983年に生産終了)が使われている、時間軸的にミスマッチががある個体なんですよ。
いうて、これは『1986年くらいまで在庫として赤ミミ生地が残っていた』という至極簡単なオチなんですけど(爆)それでも1985年はほぼ赤ミミの在庫が消化されていた時期なもんで、この年の(+同じ誕生月の)の赤ミミモデルを探すのは結構時間かかりました。
また、これも余談ですが、各工場の生産が赤ミミから脇割り生地に切り替わっていく中、(ちゃん貴調べでは)85年や86年に生産された赤ミミモデルは、ほぼバレンシア工場製だったりします。
まぁ実際は例外もあるんでしょうけど、バレンシア工場だけが赤ミミの在庫を最後まで抱え込んでいた、、、とか、そんな歴史があったのかもしれませんね。そういうのはグッとくるな。
それこそ、日本人はバレンシア工場製を有難がる傾向が多いですが、そりゃ私奴の誕生月まで赤ミミ生地を残して置いてくれた、、、とあっちゃ無意識に贔屓しちゃう気持ちも分かるな。あと、オレンジも美味そうだし。(爆)
ちなみに、生産工場や生産年月といった内容は、内タブや、トップボタン裏の刻印で分かります。

こんな感じで、製造月と製造年、生産工場が記載されていますが、この『555』というのがバレンシア工場の工場コード。まぁ、この辺りの蘊蓄はまた改めて。
シルエットはやや太め

さて、ここまででハチマルの立ち位置と言うか、モデル別の時代背景について説明してきましたが、ここからは『今、ハチマルのジーパンが欲しいんだ!!』という方の為に、シルエットや色落ち具合についてもご紹介して参りましょう。
というわけで、まずシルエットからご紹介しますと、このハチマル、
結論として、シルエットはチョット太めです。
ちなみに、これは巷の風説とは少々違うのですが、一般的に言われている『ハチマルは、股上が深くて細めのシルエット』というのは、恐らく間違いではないです。
ただ(私奴の見解でいえば)、あくまでもこれは新品状態の話で、古着市場で考えると(この時代の個体は)ウエストがグイグイに縮んでいる個体が多いんですよね。
それもあって(当然選ぶサイズによりますが)、ウエストの実測サイズで選んだらワタリやすそ幅は所謂66モデルよりも2サイズくらい太くなりそうなんです。こちら。

LVCの66モデルや、66モデルを再現したリゾルトと比較しても一目瞭然。
ちなみに私奴がゲットした個体はウエストの実測値は40cm(≒30inch相当)にも関わらず、表記はW34となっています。
そういう意味ではW34と考えればこのシルエットも不思議ではないですが、なんでウエストは4インチ相当も縮んでいるのに、何でワタリとすそ幅は縮んでないんだよ!!(猛爆) 前のオーナーは競輪選手やったんかw
色落ちはやや大味!?

上述の通り、サイズ感としては特徴的な縮みがあるとはいえ、ウエストさえ合わせれば素直なストレートシルエットで使いやすいサイズ感となってくれそうです。
しかし、その一方で、デニムを選ぶ上でもう一つ重要要素である【色落ち具合】と言えば、、、
やや大味なのは否めません!!
というのも、巷では『ハチマルのデニムは色落ちが良い』と言われているものの、やはりインディゴ染料を使っていた時代のデニムやLVCの復刻モデル、リゾルト等のレプリカモデルと比較すると、やはりボヤっとした色落ちなんですよね。こちら。

比較すると、まだらな色落ちになっているのが分かるでしょ。
かすれた様な縦落ちが欲しい方は、復刻モデルやレプリカブランドを選んだ方がいいかも。
とはいえ、それでもヒゲも出ますし、アウトシームの赤ミミのアタリも健在。
太もも部分だってメリハリのある色落ちは出るので、自分の身体にフィットした色落ちに育てていく、、、という楽しさは十分味わえそうです。
それこそ、縦落ちのワイルド感を求めるのは古い価値観で、こういったクリーンな色落ちこそが現在のスタンダートなんだ、、、と考えると、『これこそがカッコいい!!』という時代が来るのかもしれません。
どうやって着る?大人のハチマル。
さて、ちょっと太めのシルエットでクリーンな色落ちが特徴なおれ達のハチマル。
まぁ今更『ジーパンをどうやってスタイリングする?』なんて考察するのも野暮ですが、それでも薄い色のジーパンは色々な季節に穿ける万能ズボン。
それもあって折角ゲットしたからには私奴もハチマルの春夏秋冬スタイルを考察してみました。
折角の同い年ジーパンだからガシガシ穿きたいもんな!!
ガッツリ色落ちしたデニムにはグレーが気分。
先ず最初は、最近の私奴の気分にビタハマりするスタイルがこちら。
というのも、古くから『いい具合に色落ちしたジーパンにはネイビーを合わせろ!!』と教育されてきた私奴世代(爆)にとって、あえてグレーを合わせるのはやや後ろ髪をひかれるスタイリングなのですが(爆)、、

これが意外とハマる!!(今更wwww)
もっと言えば、コンパクトなTシャツと合わせたシルエットがこれまた男臭くていいんだよな。
これに関しては、『ジーパンの色が薄い分、明度を下げたグレーの色味がマッチする』といったロジックなのでしょうが、同じ明度でも水色やピンクではダメで、グレーがハマるのには何か別のネタがありそうですね。
なんならこれは冬服でも同じで、ニットにフーディにも合うし。
モチロン、ネイビーでキメる!という伝統芸(爆)も大アリなんですが、、おれ、この歳になってグレーにハマりそうだわ(猛爆)
いうてやっぱりネイビーでしょ。
そんなグレーとの組合せで新たな扉を開いた感(爆)がある、このテの色落ちジーパン。
その一方で、デメリットがあるとすれば全体的に締まりが欠けてカジュアル色が強くなる事でしょうか。
それもあって、スタイリングのバリエーションとして落ち着いたキレイ目スタイリングも検討したい所ですが、そんな時にハマるのは、やはりネイビー。
それこそ、色落ちしたブルーにネイビーの同色スタイリングはやはり永遠の大定番です。
とはいえ、ちょっと落ち着いた雰囲気を醸そうとすると、やはりジャケットのような羽織モノがあった方がいいよね、、、ということで選んだのがコチラ!!

ネイビーのリネンシャツとジーンズで色合わせしつつ、ジャングルファティーグをジャケット代わりにするヤツ!!
ちなみにベタに紺ブレを合わせるオールネイビーコーデもやってみましたが、ソレもまた良し!!
いやはや、困ったときはネイビーを合わせる【ネイビーの呪縛】からはまだまだ逃れられないな(猛爆)
あとがき

今回のエントリでも、現在のデニム界隈では『66前期以前がヴィンテージ』と書きましたが、よくよく考えると、これは今の40代以上の人が90年代の第1次ヴィンテージブームの際に当時の先輩やお店のスタッフさんから教育された、いわば当時のマーケティング的な概念(爆)だったりします。
それこそ、『90年代後半で66前期(当時で言えば約20年前のジーパン)がヴィンテージ』と定義されていた事を鑑みれば、『2026年現在なら2000年以前はヴィンテージ』みたいな風潮でも時間軸的にはおかしく無いもんで、そこに一定の矛盾は感じちゃうんですよね。
まぁその辺は流通量(≒希少性)の関係だったり、古着屋さんの販売戦略によって変わってくるのでしょうけど(爆)、66前期以前の本格ヴィンテージがいよいよ枯渇&高騰してきた今こそ『新しい概念を作らないと市場が保てない、、、』という潮目になってきたのかも知れません。
そう考えると『大量生産される前の旧織機でつくられた生地だからこそ、一味違ったアジがあるんだ!!』といったストーリーをネタに、【赤ミミモデルまでがヴィンテージ】という新たな定義も(2026年現在で考えると)、ある意味妥当な落としどころかなぁ、、、と思います。
まぁ個人的にそんなマーケティングに踊らさせるのは大嫌いなのですが、そういった風潮が見え隠れする以上、新たな価値観として定義されそうな【赤ミミ】や【ハチマル】といったネクストヴィンテージは今のうちにゲットしておいた方が良いかも知れませんね。
皆様、是非今のうちに素敵なハチマルをお探しください!!
【関連記事】





















コメント