こんにちは、ちゃん貴(@butsuyokukaisho)です。
世には定番と呼ばれるアイテムがあります。
それこそ、本ブログにてご紹介しているアイテムの多くは【定番アイテム】と呼べると自負していますが、今回ご紹介するコイツも正に【定番アイテム】。コチラ。
このアイコニックなロゴでお分かりでしょう。
そう、ラルフローレンのデニムシャツです。
ちなみに、私奴もデニムシャツ自体は幾つか持っていますし、それこそラルフローレンのシャツもそれなりに買い集めたクチですが、恥ずかしながらラルフローレンのデニムシャツは初めて!!
もっといえば、このデニムシャツはラルフローレンとはいっても【ポロカントリー】という飛び道具だったりもするもんで、
薀蓄や所有欲という観点から見ても、バッチリ抜かりの無いアイテムなのでした!!
というわけで、秋を間近に控えた今の季節、デニムシャツの本格シーズンはすぐそこ。
是非とも今シーズンは皆でデニムシャツを誘致しましょう!!
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RRLの前身、伝説のポロカントリーとは!?
さて冒頭でも触れた通り、今回ゲットしたこのシャツはポロカントリー謹製。
アメカジ好きの方であればご存知かと思いますが、ポロカントリーといえば1989~1992年の4年間だけ生産されたラルフローレンのカジュアルラインですね。
その短いブランド期間の中でもウエスタンやネイティブアメリカンモチーフの洋服を多く手掛ける事が多く、素材やディテール面にこだわった作り込みは、熱狂的なファンの多いRRLの前身ブランドとして機能したレアなブランドだったります。
このネイティブ柄のカーディガンなんて、まさにポロカンの名作。
私奴もいつかは欲しいアイテムですが、まぁ値段が可愛くないので検討中ですw
そんな稀少なブランド展開期間も手伝って、今では高騰が続くポロカントリー。それでもまだ比較的入手しやすいアイテムというのもギリギリありまして、それこそが今回ご紹介するデニムシャツ。
まぁ、デニムシャツに関しては 現在ラルフローレンブランドからリリースされているデニムシャツとデザイン的にも大きな違いはありませんから『あえてポロカントリーを選ぶ理由が無い』という事でまだ手に入り易いのかもしれません。 ただ、
私奴から言わせると、ポロカンだからこそ味わえるロマンがあると思うんですよね。
ロマンその①;嬉しいMade in U.S.A.
という訳で、ここからはそんなポロカントリーに秘められたロマンを(勝手に)語っていきたいと思いますが(爆)、やはり1990年近辺、もしくはそれ以前のラルフローレンにおけるロマンチックポイントといえば、
必殺の【Made in USA】ではないでしょうか!
実はポロカントリーの中でもブランドが設立された89年くらい(本当に初期の1年くらい)の期間は、アメリカ製のプロダクトがちらほらあるんですね。
ちなみに、このデニムシャツも’90年以降はマレーシアで生産されるようになるのですが、(ポロカンに限らずラルフローレンアイテムでもそうですが)やはりアメリカ製というタグには言葉にならない充足感があるんですよね。
もはや、品質の良し悪しよりも【本場アメリカで作られたラルフローレン】という空気感にグッとくるわけですww
ちなみに(誤解の無いように言いますが)、『マレーシア製のポロカンはイマイチ』という事が言いたいわけでは無くて、同じ値段でアメリカ製とマレーシア製のシャツが並んでいたら、やっぱりアメリカ製を選んじゃうでしょ、、、という話ですねw
とはいっても、例えマレーシア製のデニムシャツだったとしても、ポロカントリーというレアなブランドの歴史や、後述する素材選びから考えても十分ロマンは感じられるんですけどね。
ロマンその②;肉厚なヘビーオンスデニム
さて、アメリカ製のタグが付いていた方がよりロマンチックだよね、、、というのは上述の通りですが、その一方で原産国に関係なく、ラルフローレンブランドのデニムシャツよりも、明らかにポロカンの方に強いロマンを感じるポイントもあります。それこそが、
ズバリ、超肉厚なデニム生地。
というのも、このポロカンのデニムシャツの生地がまぁ肉厚なんですよ。
それこそラルフローレンのデニムシャツはタイドアップを想定しているのかライトオンスなデニム生地が多い中、コイツは下手すればアウターと言わんばかりのタフな生地が採用されています。
なんなら、見た目はシンプルなBDシャツなのに肉厚生地のおかげて襟のボタンが留めにくかったりと、色々と不便が伴うのは事実ですが、
それでも、『この肉厚っぷりこそポロカントリー!』と言わんばかりの素材選びには魅力を感じずにはいられません。
そう考えると『ラルフローレンブランドとは一線を隠す特徴』だってあるもんで、こういう所にあえてポロカントリーを選ぶ楽しさや満足感があるんですよね。
ロマンその③;野暮ったいルーズフィット
また、上記の無骨な生地と相まって良いキャラクターを演出しているのが
’90年代特有のややルーズなシルエット。
アームホールや身幅も広く、悪く言えば野暮ったいシルエットと言えるかもしれませんが、このサイズ感から出る雰囲気も意外アリなんですよね。
過去に紹介したブレイクシリーズの様な特徴的なサイズ展開ではなく、どちらかといえば日常着としてのリラックス具合に重きを置いたシルエット。
タックインするにしても、身幅はコレくらいゆとりがある方が今の気分には丁度いいですね。
ちなみに、今回ご紹介する私奴のデニムシャツはMサイズ。
基本的にインポート物はSサイズがジャストサイズの私奴にとって、本来であればMサイズは大きいのですが、デニム生地の恩恵なのかダメ元で乾燥機にかけたら意外と素直に縮んでくれましたww
参考までに、手元にあるラルフローレンシャツと比較したサイズチャートがこちら。
縮んだ結果、現行のクラシックフィット(こちらもMサイズ)と同じようなサイズに!!
とはいえ、まだジャストサイズよりは大きいので、次はガス乾燥機にかけようかな、、、と妄想を繰り広げていますw
汎用性抜群!ガバッと羽織ってサマになる鉄板アイテム!
ここまで、男好きする物欲ポイントを語ってきましたが、さらにグッとくるポイントこそがスタイリングのし易さ!それこそ、ド定番アイテムと言われる所以は伊達ではありません。
というワケで、僭越ながらアメカジ、アメトラが好きな私奴もスタイリングサンプルを考えつつ、使い勝手の良さをアピールしたいと思います!!
無骨な軍パンとワーク&ミリタリー
先ず、デニムシャツを着る際におススメの合わせ方があるとすれば、
ド定番ながら軍パンは外せません。
それこそ、オリーブとインディゴブルーは相性がイイので、ダボっとしたM-65にざっくりとしたデニシャツはいい塩梅です。
M-65をキレイめに着こなす手法としてシャツを合わせるのはよくあるパターンですが、シャツをデニム生地に変えるだけで絶妙にM-65の野趣味を維持してくれるので、最高に好きです。
ちなみに、デニシャツを際立たせるためにM-65と同じお色味のキャップとカバンで畳み掛けるのは私奴の常套手段です。(爆)
ワークスタイルの外しにも!!
また、デニム生地自体がワーク的な要素の大きい生地ながら、BDシャツに仕立てちゃう【ミスマッチ感】を楽しんでみたのがこちら。
というか、コレは完全な私奴の好みですが、オーバーオールにネクタイって格好が好きなんですよね。
あとはネクタイ巻いて、エプロンしてショップコートとか堪りませんww
そういう意味では、本ブログではお馴染みのナイジェルのオーバーオールでエプロン感を出しつつ、同じくラルフローレンのレップタイでキリッとさせるのが、いいミスマッチ感ではないでしょうか。
寒くなって来たらカバーオールを羽織ってもいいかも。
コレらを鑑みると、
- 春先や秋口はライトアウターとして
- 冬場ではインナーとして
- カジュアルにざっくり羽織ってもOK
- キレイなスタイルにもハマる
といった具合に、幅広い対応が期待できるコイツ。
今シーズンからは馬車馬のごとく活躍してもらいたいと思います!!
あとがき
ちなみに、ジーパンであれば ある程度オイニーを感じるまでは穿き込むスタンス(爆)の私奴ですが、ことデニムシャツで言えば【着たら洗う】というスタンスで育成を進めています。
それもあって、所謂【コントラストがバキバキの色落ち】にはならず、全体的にうすっらフェードしていくようなイメージで育っているのですが、デニムシャツに関しては不思議とこういった色落ちが好きなんですよね。
それこそ『サックスブルーのシャツかと思いきや、実はデニムシャツだった!』みたいなレベルまで着込んだデニムシャツに憧れがあるもんで、コイツに関してはこれから数年かけてじわじわとフェードさせる様に色落ちを進めて行きたいと思います!
秋を目前にデニムシャツの育成もコレからが本番!!
ご興味がある方、是非ご一緒にいかがでしょうか。
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