そろそろ日差しもきつくなってまいりまして、そろそろ夏服への衣替え、、、という季節ではないでしょうか。こんにちは、ちゃん貴(@butsuyokukaisho)です。
さて、そんな夏が近づいてくると活躍してくるのがTシャツの類ですが、もう一つ忘れてはならないアイテムといえばリネン(麻)。
リネンといえばコットンとはまた違ったシャリ感が魅力で、速乾性にも優れた伝統素材ですね。
そしてそんなリネンを用いた夏こそ使いたいアイテムといえば、そう リネンシャツではないでしょうか。
夏場でもTシャツだけではラフすぎるシチュエーションにも重宝しますし、ちょっと冷えてきた夜にササっと羽織るのだって粋な感じです。
なんせこういった季節感のある素材を上手く取り込めるのが大人っぽいなぁ、、、なんて常々思います。
というワケで今回はそんなリネン素材のシャツについてシェゲナベイベ—。
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さて、シャツといえばオーダーシャツしかりブルックスのBDシャツしかりとレビューして参りましたが、このカテゴリーもなんせ奥が深い。
オーダーと言えばスーツをピンと来る型は少なくないとは思いますが、シャツ生地だったいいヤツはン万円とかしますしねww
もっというと、イタリア系のシャツメーカーのシャツともなれば、既製品にも関わらず、1枚で3万円オーバーはザラww
私奴が年始にオーダーしたシャツは7500円だでw(爆)
正直、一般庶民のレベルを出ない私奴にが、シャツにそこまでお金をかける価値が本当にあるのか!というのは疑問符が付きまとう所ですし、正直、コストとのバランスだけを考えちゃうと どうも食指の動きは鈍くなっちゃいます。
しかし、、逆説的に【そんなに高いモノをは是非とも試してみたい!】なんて欲求もチラホラwww
もはやそうなってしまうと、燃え盛る物欲の炎を鎮火させることはできませんでしたwww
シャツは消耗品とかんがえると、同じお金を払うならば、3着オーダーした方がコーディネート的には幸せなのかもしれませんが、なんせ座右の銘は『ベタを知らずしてシュールは出来ぬ』の私奴。
知らずしてシャツを語れるか!と後学の為にもと、2年前の初夏にコイツを購入したのでした。コチラ。
この控えめなタグはまさか、、、
そうイタリアはサルトリアの立ち並ぶナポリが誇る、BARBA(バルバ)のシャツなのです。
そして初夏といった季節柄、選んだのは冒頭のリネン。
そしてただのリネンシャツではない、その全貌がコチラ
むむむ?プルオーバー?
このリゾート感溢れるスタイルは、、、
そう、何を隠そうカプリシャツなのです!
というのも、ホントはフツーのドレスシャツがほしかったのですが、店頭にディスプレイされていたこのカプリシャツに一目ぼれ。
タイト過ぎずにかといってルーズ過ぎず、なんてエレガンテなシルエットなのか!
さらには夏場にピッタリのリゾート感とタックアウト前提のピシャリと決まった着丈に、ネイビーというお色味がドンピシャ!
というワケで、当初の目的であったドレスシャツなぞ なんのその。脱線も脱線、結局持ち帰ったのがコイツだったというオチでしたwwww
ただ、恥ずかしながら私奴、当時はバルバというブランドをも知らぬイタリアンシャツを語るに値しないド素人(爆)
ただ、調べていくと、なかなかどうして良さそうなブランドだったんですね。
BARBAのシャツとはなんたるか
さて、何も知らないままルックスだけの一目ぼれで店員さんにサイズを合わせてもらったバルバのシャツでしたが、いざレジにもっていくと、、、
スゲー、高かったすwww(猛爆)
まぁ、それなりの腹積もりをして買いに行ったんですが、やはりその事実を目の前にするとドキドキww
後学の為、、、と下唇を噛みしめながら差し出すクレカの震えっぷりたるや、買いたくて買いたくて武者震いでした(爆)
ただ、高いのもそのハズ、前述したとおりBARBA(バルバ)はイタリアでも南部地方のリゾート感溢れるスーツスタイルでお馴染のナポリのブランドでござまいした。
またイギリスのザヴィルロウと並んでスーツの仕立てに定評がある土地柄だけに、BARBA(バルバ)のシャツは袖付けは手作業というコダワリっぷり。そりゃ人件費もかかりますわね。。。
ナポリといえば、ピザがおいしくて、リラックス感とエレガンテが両立したスーツスタイルもステキで、街はオシャレで優雅な時間、、、と人生で一度は行ってみたい街。
ナポリでスーツを拵えれる程に長期滞在する予定もないし、第一予算もありませんが(猛爆)、憧れるは募るばかり。
ただ、このBARBA(バルバ)のシャツで、一時物欲は沈静化されておりますがwww
今回のシャツはドレスシャツでもなく、夏場限定のカジュアルシャツではありますが、早速細かいディテールについてみていきませうか。
リゾート!リゾート!エレガンテ!
さて、細かいディテールとは言ったものの、カプリシャツですからフツーのシャツとはイロイロ異なっちゃいますが、カプリシャツといえばやはり襟!
ガバッと開いた開襟っぷりがリゾート感を演出!
リラックスしたエリのカタチと素材がマッチしてたまらん!
独特のロール感がエレガンテ!
カジュアルスタイルといえども色気が失われないのがイタリア仕様!
まさに、ココの襟のカタチこそ、私奴が超個人的にドツボにハマった内容でございます。
というのも、襟のカタチといえばシャツの顔とも言ってもいい部分。
この台襟の高さと襟の長さが言葉では言い表せない位に気持ちいいカタチなのです。
そして、申し訳程度に配置されたボタンはループフックで。
ここくらいの価格帯のシャツとなるとサスガの貝ボタン。
厚みもあっていい質感が伝わります。
ちなみに、私はココのボタンを外して着れませんww
というのも、結構スリットが深いのでオープンにしちゃうと第3ボタンを空けちゃったくらいまで襟が開いちゃって、単純に恥ずかしいwww(爆)
まだまだイタリアシャツ界隈においてペーペーですから、派手な言動は慎まないとww(猛爆)
タックアウト前提なのか着丈はソコまで長くありません。
サイドスリットもリラックス感を演出。
ヒラヒラと風になびく様子もサマになります。
そして全体的にシュッとくびれたスリムなシルエット。
ダボっとしたボックスシルエットではなく、かといってピタピタなタイトフィットでもない。
リラックスとエレガンテが絶妙な塩梅でマッチしています。
サスガに上手ですよね。これがナポリの洋服なのでしょうか。
BARBA(バルバ)といえばハンドステッチ
さて、同じくイタリアシャツメーカーのハンドステッチというとルイジ・ボレリが有名ですが、BARBA(バルバ)もお袖付けがハンドステッチにて行われております。
袖付け部分。
不揃いなステッチが見えます。
ミシンのようにガッツリとロックされているわけではなく、あまーく縫われています。
三越でオーダーしたマシンメイドのシャツとの比較。
袖付けに不安を覚える程の甘いステッチっぷりwww
同じくハンドステッチのボレリのシャツと比較
うーんここいらを手作業でやってくれるなんてなんて贅沢なんだ。
しかし、コレを見ても分かるように、BARBA(バルバ)のステッチは限りなく甘い。
それこそ、縫い付けている糸にたるみがあるんじゃないかというくらいに。
ただ、この甘いステッチこそが、BARBAをバルバたらしめる特徴の様で、限りなく甘いステッチにより、生地と生地がの縫い合わせ部分の伸縮を生み、肩回りの袖の動きにストレッチが入ったかのごとく着心地が向上するとかナントカ。
前述した通り、リゾート用のカジュアルウェアにもかかわらず、タイトなシルエットを攻める事ができるのはこの裁縫の妙があってこそかと思います。
そして何度もいいますが、この甘ーく甘ーく縫い付ける作業をナポリの職人さんが手作業で縫い付けてくれている事を考えると、値段にも納得。
やはり単純にブランドネームだけで価格をふっかけているワケではなかったのね。BARBAさん。。。(爆)
果たしてこの買物は正解だったのか、、、
前述のとおり、手縫いのメリットは生地と生地の伸縮性を持たせて着心地が向上する、、、という事なのですが、BARBAの袖付けしかり、ボレリでいうと襟付けまで手作業であったりと、ある種 ココまでの機能美が本当に必要なのか、、、ミシンではダメなのか、、、
そこまでのコストをかけて得られるメリットは、果たして有意義なモノなのか、ここは論議を産みやすいポイントだとおもいます。
ただ、洋服の着心地というものは50点から80点まで上げるのは、ある程度安価な費用にて実現できるのかもしれませんが、80点を90点や、もっというと90点を95点に、、、となるとコストに対して得られるメリットというのは下がっていくのかとおもいます。
このレベルの商品群となると最早コスパ云々よりも、背景やロマンを求めて買う、、、という贅沢品的な位置付けかもしれません。
ただ、私奴は前述した通り、良いモノはイイ!をBARBAにて改めて実感。
価格は高かったですけど(爆)、単純にアイテムとしていえば買ってよかったと思っています。
また、こういった世界もあるのか、、、という意味で新しい扉が開いた事には間違いありません。
今回のBARBAの様に、知らない世界を知リ得た瞬間というは、結構好きです。私奴。
あとがき
BARBA(バルバ)にはDANDYLIFE(ダンディーライフ)というセカンドライン?のシャツがリリース去れていて、カジュアルラインとはいえ、ドレス顔のカッコいいシャツが販売されているのはご存知でしょうか。
結構『おっ!』と思うようなアイテムも多くて、物欲ばかりが増していくのですが、コイツに関しては個人的にチョット気になる所がありまして。。。
というのも、ネーミングが気になる(猛爆)
だって、なんか男性用の美容クリニック的なネーミングじゃないですか(爆)
これは、決してDISってるワケじゃないんですけど、
『そのシャツいいじゃん、どこの?』
『ダンディー・ライフ!(キリっ!』
『は?』
ってなるじゃないですか(爆)
いや、この問答には説明不足かつ、少なからず誇張したきらいは有りますが、いきなり『ダンディー・ライフ!(キリっ!』って言われても怖いでしょうにww
まぁ BARBA(バルバ)も呪文みたいな名前ですけど。(爆)
あとがき②
ナポリには一度は行ってみたいと記載しましたが、ナポリの治安だけはチョット怖いww
というのも、いきなり生卵をぶつけられたり、後ろからバイクでカバンをひったくられたり、ヒドイ話ではピアスをそのまま引きちぎられたりと、聞いただけで寒気がするウワサもチラホラ。
しかも、当人たちはイタズラのつもりだから、犯罪観念に対する意識が異なることを理解した上でどうぞ、、、という大袈裟な注意勧告ともとれる一文をどっかでみた事がありますwww
そんなに治安悪いの? 正直ビビッて行けないww(爆)
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