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ガチモンだからこそ!フランス軍の傑作、CCEカモウォータープルーフジャケット

 
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CCEカモウォータープルーフ サムネ画像 メンズファッション

冬本番も冬本番。ゴリゴリの寒波が襲来していますが、皆様いかがお過ごしでしょうか、ちゃん貴(@butsuyokukaisho)です。

かく言う私奴は、この寒波襲来に伴い、昨年の12月時点から準備をしていた防寒着がとうとう本領発揮してくれそうです。こちら。

CCEカモウォータープルーフフィールドジャケット 全体像

フランス軍が誇る防水防風シェルアウター、CCEカモ・ウォーター・プルーフ・ジャケットです!!

とはいえ、いきなりCCEカモだのなんだのと言われてもピンと来ないと思いますので、ざっくりとコイツの特徴を説明しますと、『ゴアテックスに代表される防水透湿タイプのテック系ミリタリージャケット』と言うイメージでご理解いただければ良いかと思います。

思えば、本ブログでも防水透湿ジャケットとして【パタゴニアのトレントシェル】や、【ナナミカの3レイヤーゴアテックスジャケット】をレビューした事がありますが、機能性はそれらと同等レベルのシェルジャケット。
それこそ、名作と名高い米軍のECWCS【コールドウェザーパーカー】に相当する、フランス版のガチンコアイテムが、この【CCEカモ・ウォーター・プルーフ・ジャケット】なのです。

もっと言えば、

  • ゴリゴリのミリタリー由来の実用性

を誇りながらも、まだまだ世の中に気付かれていないアイテム故に

  • 知る人ぞ知る裏メニュー感
  • 手に取りやすい価格設定

という、青田買いしておきたい素質まで満載のコイツ。

更には(後述する)CCEカモ柄特有の落ち着いたお色味の恩恵もあって、

  • スタイリングの汎用性

だって非常に高いという、まさに全方位特化型の高機能アウター!!

というわけで、今回は厳冬シーズンのみならず、秋口から春先まで3シーズンの活躍が期待できる近代フレンチミリタリーの傑作ジャケットについて、ガッツリと詳細紹介&実用レビューをお届けします!!

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フランス軍のCCEカモって何!?

CCEカモの詳細

では早速、このウォータープルーフジャケットのレビューをお届けしたいと思いますが、それに際して最初にご紹介したいのが【CCEカモ】。

そもそも、【CCE】とは、センターユーロ迷彩Camouflage Center Europe)の頭文字をとった略称でして、1991年からフランス軍に採用されている迷彩パターンを指します。

巷では『アメリカ軍の代表的な迷彩パターンである【ウッドランド迷彩】と似ている!』と言われるCCEカモですが、この落ち着いた絶妙な色味は『フランスの森林に馴染む色合い』に仕上がっているそう。 なんかそう聞くとちょっとオシャレに感じてしまうな(爆)www

ウッドランド迷彩とCCEカモの比較

ちなみに、具体的に比較をすると、ウッドランド迷彩(左)がパリッとした鮮やかな色味になっているのに対し、CCEカモ(右)はベージュの色味が強く、ちょっと暗い色味になっているのがお分かりかと思います。

そんな落ち着いた色味の恩恵もあって、街着としてスタイリングする場合でもガチンコ感が薄れるのが特徴でして、、、

【フランスの森林】のみならず【日本の街着として】も馴染みやすい、新感覚の迷彩パターンだったりします!(爆)

それこそ、私奴もピンピンの迷彩柄はちょっと苦手で、迷彩柄を選ぶならデッドストックよりも古着でちょっとカドが取れた(色褪せた)お色の方が着易かったりするんですが、そういう観点でも最初から落ち着いた色味になっているCCEカモならその辺りの心配は不要です。

スタイリングサンプルも後述しますが、私奴と同じく迷彩柄に苦手意識をお持ちの方にもオススメですよ!!!

いわば、フレンチゴアテックス

インナーラベル

冒頭でも触れた通り、米軍のECWCS【コールドウェザーパーカー】に該当するフランス版のシェルジャケットこそが、このウォーター・プルーフ・ジャケット。

ミリタリーアイテムという事で、自国供給を意識してなのか ゴアテックスこそ使われていませんが、防水透湿性能はゴアテックスと同等レベルと言われており、コイツもいわゆる【3レイヤー】にて設計されているジャケットです。

3レイヤーイメージ図
出典;https://www.amazon.co.jp/ドライテック-Womens-1128706-釣りや登山用-アウトドア向け/dp/B0DDKYLSR9

3レイヤーとは(上図の通り)、表生地と裏生地の間に【防水透湿フィルム】を挟んで作られたお洋服の事で、縫製部分からの水漏れを防止するべく裏地にシームテープが貼られている本格タイプです。

CCEカモウォータープルーフフィールドジャケット 裏地のシームテープ

こんな感じでシームテープの処理もキッチリ。
この辺りの仕事っぷりはナナミカ(ゴアテックスのジャケット)と同じですね。

ちなみに、このシームテープは樹脂系の接着剤で貼り付けられているのですが、この樹脂系の接着剤は長く使っていると加水分解で剥がれてくることがザラにあります。それもあって、古いタイプの(それこそECWCSの)ゴアテックスジャケットだと、デットストックなのにシームテープがボロボロ、、、という事例もあるとかないとか。そう考えると、基本的にはこういったテック系のアイテムは近年モノの方が状態は良いのかもしれません。

ナナミカゴアテックス シームテープ 21

とはいえ、私奴のナナミカも購入後10年以上使っていますが、まだまだシームテープは現役バリバリ。
なんなら補修用テープもアマゾンで売られているのでそこまで気にする事はありませんが、参考までに!

収納可能なフードは是非、出しっぱなしで!!

CCEカモウォータープルーフフィールドジャケット フード

また、上述した防水性以外にもガチンコなディテールが男心をくすぐるのがこのジャケット。

例えばフードもそう。

そもそもこのジャケットはスタンドカラーになっていて、その襟の中にフードが収納されている仕組みなのですが、個人的にはこのフードを出しっぱなしにするのがオススメです。

というのもコイツ、、、

フードを出した時の顔周りのシルエットが抜群にカッコ良いんですよね。

CCEカモウォータープルーフフィールドジャケット フードは出しっぱなしが良い

こんな感じで、フードが肩口に溜まって【丸っこいシルエット】ができるのは勿論ですが、

  • フードがヘルメットの上から装着する事を想定して若干大きい
  • フードも3レイヤー構造なので、コシがあって形状がキープし易い
  • ハイネック仕様のスタンドカラーで顔が小さく見える
  • ラグランスリーブ特有の肩の落ち方がカッコ良い

という、計算なのか偶然なのかは分かりませんが、実用性に特化したディテールがビタビタにハマるんです。

なんなら、ジャケットの裾をドローコードで絞ることもできるので、

CCEカモウォータープルーフフィールドジャケットドローコード

こんな感じでギュッと絞ってショート丈っぽくアレンジする事だって可能です。

このテック系ジャケット故の実用性を追い求めた結果、タウンユースにハマるシルエットにつながるとは、これこそ【機能美】と呼ぶべきなのかもしれません。

ポケット満載のオーバーシェル!

更にはミリタリー由来の『豊富な収納性』もポイントだってガチンコ系アイテムの魅力の一つ。
それこそコイツに装備されている大容量のポケットさえあれば、世の男性はカバン不要なのでは無いでしょうか。

CCEカモウォータープルーフフィールドジャケット ポケット容量

普段こんなに荷物を持ち歩く事はありませんが、腰ポケットだけでも 財布、携帯、イヤホン、サングラスケース、モバイルバッテリー、さらには文庫本まで余裕で入ります。

またコイツには腰ポケット以外にも特筆モノのポケットがありまして、、、

CCEカモウォータープルーフフィールドジャケット 前立てのポケット

なんと、前立て部分からアクセスできる胸ポケットが左右に付いています。
そして、その容量がこちら。

CCEカモウォータープルーフフィールドジャケット
胸ポケット容量

ってか、この胸ポケット、デカすぎんか!?(爆)

まぁそもそもがミリタリーアイテムなので、必要なポケット容量がタウンユースのそれと異なるのは承知の上ですが、正直これだけデカい胸ポケットだと逆に取り出しにくいのはご愛嬌(爆)www

とはいえ、無駄に多いポケットは男心をくすぐる重要なポイントですから、、、

そりゃ無いよりはある方が良いよな!!(猛爆)

顔まわりにベルクロが無いのはガチで嬉しい!!!

CCEカモウォータープルーフフィールドジャケット 顔まわりのベルクロ

ちなみに、上述した実用性もさることながら、このジャケットには上記以外にも個人的に評価したいポイントがもう一つあります。それは、、、

顔まわりのパーツにベルクロが使われていない事!!

というのも、こういったミリタリー系のシェルアウター系って、分厚い手袋をつけた状態でも操作が易いようにボタンよりもベルクロ(面ファスナー)で留める事が多いのですが、、、

顔まわりにベルクロがあると、マフラーが引っかかって生地が痛むのが地味にストレスだったんですよね。

それこそ、モンスターパーカーも前立てはベルクロで留めるタイプだし、ECWCSのゴアテックスジャケットも同じくベルクロ留め。お気に入りのストールを着用する時もベルクロに引っかからない様に気を遣っていたんですよね。

しかし!!!!

CCEカモウォータープルーフフィールドジャケット 前立てのボタン

コイツは、前立てのフラップはドットボタンで留めるタイプなので、ベルクロにマフラーがくっ付く心配なし!!顔周りにベルクロがないのは本当に嬉しい!!!!!!

それこそ前立て部分のポケットもファスナーで開閉するタイプ。

CCEカモウォータープルーフフィールドジャケット 前立てのポケットもファスナー

こういった細かなディテール群を鑑みても、個人的にテック系ミリタリージャケットの中で『タウンユースに親和性の高いジャケット』の筆頭はマジでコイツかもしれません。

サイズ感とスタイリングの塩梅ってどう??

CCEカモウォータープルーフフィールドジャケットサイズラベル

さて、ここからはディテールのみならず【サイズ感】や【着用イメージ】について考察していきたいと思いますが、まず【サイズ感】で言えば、今回私奴(170cm /65kg /中肉中背)が購入したサイズは、

スバリ【96C】です。

サイズチャートはこんな感じですが、

CCEカモウォータープルーフフィールドジャケットサイズチャート

参考までにシエラデザインのマウンテンパーカーと比べても、M〜Lサイズに相当するサイズ感かと思います。
ちなみに、サイズ表記の【96C】の意味はこちら。

CCEカモウォータープルーフフィールドジャケット サイズラベルの意味

実際、胸囲;96cmに対して身幅;128cmという実測値はデカすぎる気もしますし、何なら短丈タイプにも関わらず意外と着丈も長かったりと、タウンユースでは十分すぎる大きさです。

実際に着用すると、インナーに分厚いキャンバーのスウェットを着てもまだまだゆとりがあるし、スボンに太めのダブルニーを合わせてもトップスにはまだボリュームが残ります。こんな感じ。

CCEカモウォータープルーフフィールドジャケット サイズ感

とはいえ、デカすぎるワケでもなく、往年のストリートっぽさを彷彿とさせるナイスなサイズ感ではないでしょうか。2000年前後くらいは私奴もこれくらいのサイズ感でお洋服を着ていました。

また、下半身にもしっかりボリュームを出すべく、ナイジェルケーボンのネイバルダンガリーとスタイリングしてみるとこんな感じです。

迷彩柄×ネイビーの相性は言わずもがなですが、CCEカモの落ち着いた色味のおかげで迷彩柄の馴染みが良く、非常にスタイリングがまとまり易いのが嬉しい!!

ちなみに、この時のインナーには前回レビューしたパタゴニアのシンチラを着用していたもんで、おかげさまでミッドレイヤー&シェルジャケットという理想的なレイヤードが完成。マジでこの二つがあれば冬越せるくらい暖かいですよ。

とは言ったものの、(私奴が好きな)サイズイメージとしては、96Cが上限くらいでしょうか。
それこそ96Cだと細めのズボンを穿いた時にトップスとのボリューム差が大きくなり過ぎるもんで、スタイリングの汎用性を持たせるなら88Cでも良かったかも、、、というくらい。

ただ、キレイめなスタイリングにわざわざ迷彩柄のシェルジャケットを着るか、、、と言われたらソレはそれで微妙なもんで、、、

やっぱりサイズは96Cを選んで正解だったな!!

あとがき

CCEカモウォータープルーフフィールドジャケット あとがき

ちなみに、本ブログではずっと『CCEカモ』という風に記載していましたが、冷静に考えると、CCE = カモフラージュ センター ヨーロッパ ですから、『CCEカモ』と呼ぶのは頭痛が痛い的な二重表現になっている事に書いてて気がつきましたwww(爆)

ただ、WEB上の検索ワードを考えるとやっぱり『CCEカモ』と呼ばれる事が多いですから、しばらくはこのまま様子を見たいと思います!!(猛爆)



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