こんにちは、ちゃん貴(@butsuyokukaisho)です。
ココ直近はブリカジ(バブアー)、アメカジ(EG)、ブリカジ(トリッカーズ)と、【アメリカネタ】と【イギリスネタ】を交互にお届けしている本ブログ。
この流れから言えば今回は【アメリカネタ】の順番(爆)というワケで、今回はとっておきのアメカジネタをご紹介したいと思います。こちら。
これぞ、我が物欲艦隊の秘蔵っ子、
ラルフローレンのポロベアニットだ!
ポロベアといえば、数あるラルフローレンのモチーフの中でもブランドアイコンともいえる超有名クマさん。
中でもニット製品は、複雑なデザインを編み目で再現する【ラルフローレンにおける伝統工芸品】といえる看板プロダクトです。
というワケで、今回は【アメカジ好きなら一度は恋するポロベアニット】をテーマに、巷で語られる、
- ポロベアのダサい/ダサくない問題
- ポロベアのコーディネート問題
といった内容について、
贔屓目無しのフラットな目線でレビューしたいと思います!
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知っている様で知らない!?ポロベアのルーツ!
では早速ポロベアニットのレビューに移りたい、と思いきや、その前に予備知識として(+私奴の備忘録の為にも)ボロペアの歴史を遡ってご紹介いたしましょう。
先ずポロベアが誕生したのは、1991年。
ドイツの老舗テディベアブランド、シュタイフとラルフローレンがコラボレーションしたのがルーツです。
当時はブレッピーペアという名前で、シュタイフ社お馴染みのテディベアにラルフローレンが手掛けたアイテムを着せた”ぬいぐるみ”としてスタートしたポロベア。
そして、このプレッピーベアは瞬く間に完売となるほどの人気となるのですが、その人気っぷりにビジネスチャンスを見出したのか、翌年(1992年)には現在と変わらないポロベアニットがスタートするのでした。
この中央のポロベアニットこそが、記念すべきポロベアニットの元祖!!
ちなみに、ポロベアは昨年で生誕30周年。ポロベアニットは今年で30周年のアニバーサリーなんですね!
以来、Polo by Ralph Lauren レーベルは勿論、キッズラインやPOLO GOLF、はたまたパープルレーベルといった様々なラインから毎年(レーベル毎に)デザインを変えたポロベアニットが登場する様になります。
その後の活躍?は御存知の通りで、30年を超える歴史の中で数多くの洋服を纏ってきたポロベアは、いつしか【世界一おしゃれなクマ】と称されるようになり、現在に至るというワケです。
ちなみに、今でこそニッティング技術の発達により、精度高く、より細かい柄まで表現可能となりましたが、ポロベアニットがデビューした1992年当時のニット技術はまだまだアナログでした。
それもあって、当時のこんな表記が付く様になります。
まさかのHANDMADE。’90sの工芸品ポロベア
よもやこのタグでお分かりの通り、
90年代のポロベアは、まさかの手編みでしたwww
とはいっても、当時のラルフローレンはネイティブ柄ニットをはじめ、ハンドメイドのニットはそれなりに存在はしていたので、このタグ自体がそこまで珍しいワケではありません。
しかし、それでもニットデザインの複雑さでいえばポロベアは別格の存在だったらしく、1992年に初めてボロベアニットがリリースされた時には、デザイナー陣に『過去イチ凝った洋服』とまで言わせしめたとかナントカww
ちなみに、このエピソード。
真相はさておき、言わんとしている事はポロベアニットの裏側を見れば納得です。コチラ。
柄を表現する為に編み込まれた糸の多さがカオスwwwいやはや、コイツを編み上げる苦労は想像に難くありません。
もっと言えば、更に驚いたのがコレ。ボロペアが着るニットのフェアアイル柄に注目すると、、、
一つ一つ白い毛糸を通してましたww
バチクソ手間かかってるじゃないw
こんなの見ると当時の生産体制と供給枚数が気になって仕方ない是ww(爆)
それこそ、近年モノのポロベアニットは細かい描写の再現度も高く、且つ品質も安定しており、プロダクトとしてはより魅力的に仕上がっているものの、その一方で90年代のハンドメイドポロベアも味があってイイんですよね!!
ボディに対してボロペアのサイズが大きかったり、ハンドメイド故に裏面の処理が複雑だったり。
いやはや、現行品がどんな状態になっているのか気になるなww
うーん、これはブログで比較する!という大義名分を振りかざして、
近年モノのポロベアニット(2着目)も誘致しちゃうべきかしら(猛爆)
ポロベアは○○!? 皆さんの疑問にお答えします!
ココまで、ポロベアの歴史と当時のアイテムの乱痴気っぷり(爆)をご紹介しましたが、ようやくココからは冒頭で触れたポロベアの疑問点について筆を執りたいと思います。!
ちなみに私奴、ラルフローレン好きを公言していますが、意外と公私混同はしないタイプですw(爆)
それもあって今回の回答については極力フラットな目線で筆をとったつもりです。
むしろ、本エントリは勿論、過去にラルフローレンから案件を受けた事も無いので、
別に誰に遠慮する事もありません!!(猛爆)
というワケで、ここからのレビューは正真正銘の第三者目線を以って、
フラット且つ、忖度のないキレッキレのレビューをお見舞いしてみせる!
疑問①;恋は盲目!?ポロベアってダサくない?
というワケで、早速最初の疑問はコチラ。
いやはや、これはよく聞く内容ですよね。
いわば、ボロペアはオシャレなのか、お洒落じゃないのか問題。
ただ、コレに関しては、フラットな意見云々を考慮する前から、既に私奴の中で答えは決まっています。こちら。
結論;ポロベアはダサい!!(猛爆)
そうです!ポロベアってダサいんですよww
というのも、そもそもボロベアってキャラクターアイテムじゃないですか。
言うならば、【めっちゃお洒落した孫悟空がプリントされたスウェット】とか、概念的にはそんなイメージです。
そう考えたら、プリントアイテムが再燃してきた現在でも(一般的に)重宝されているデザインとは言い難いのではないでしょうか。
つまり、これらを鑑みて考察すると、やはり【ダサいデザイン】というのが私奴の見解です。
しかし!
例えダサいアイテムだとしても、ブランド的な背景やプロダクトの歴史に魅力を感じるのがポロベアであり、それがカッコよく感じるのもポロベアなのです。
むしろ、私奴的にはめちゃカッコいいと思っていますし、着ていてメチャメチャテンションがアガるのは間違いありません。
ポロベアはダサい!?
知らねーよ!こちとら好きで着てるんだ!!
正直、私奴はこれくらいのスタンスでポロベアを着ているので、ダサかろうが全然気にしてませんww
疑問②;ポロベアってどう合わせればいいの?
そしてよく聞く疑問の二つ目が、
ポロベアをどうコーディネートするのか問題。
そもそもポロベア自体がインパクトのあるデザインなので、良くも悪くも【ある種の飛び道具】的になるのは間違いありません。
それらを加味して、フラットな目線で上記の疑問について考察した結果は、、、
結論;ポロベアはどうやってもコーデに合わない(猛爆)
これですww
というのも、雑誌やネット記事にて、ポロベアアイテムのコーディネート提案としてよく見るのは
『イイ感じに渋みが出てきたオジサンにこそ、可愛いポロベアが似合う、、、』
みたいな論調が多くないですか??
まぁ、こういった論調の言いたい事は分からんでもないのですが、この『渋みが出たオジサンだからこそ似合う』とか言う論調って、、、
めちゃくちゃ【落としどころ】を探っている気がしません?
だって、コーディネートの幅を考えるなら、無地ニットの方がコーディネート的には絶対重宝するし、そもそも『渋みが〜』云々を逆説的に捉えるならば、若い子にポロベアはコドモっぱくて似合わない。って事でしょ?
そう考えると、そんなアイテムにコーディネートの汎用性があるワケ無えっす!(猛爆)
実際、ポロベアのスタイルサンプルをみてもコートのインナーでチラ見せさせて、、、といったカットが多いんですよねw
つまり、現実的なコーディネート案としては、
- ポロベアは柄としてインナーとして馴染ませましょう
- 上着を脱いだら可愛いポロベアがギャップとなって面白いですよ!
という風に、結局は飛び道具的な使い方に落ち着くという事でしょうか。
とはいえ、
ポロベアはコーディネートに合わない!?
知らねーよ!こちとら好きで着てるんだ!!
くらいのスタンスで着ている私奴からすれば、皆さんもコーディネートは気になさらずガンガン着たらいいと思いますよww
まとめ;ポロベアはラルフ好きの試金石!(爆)
こんな感じで、
- ぶっちゃけダサい
- コーディネートに合わない
といった文面だけでは全くいい所のないポロベアニット(爆)
まぁ実際、いくら鼻息荒くプレゼンしたとしても、そもそもピンとこない方には全然響かないのがポロベアアイテムではないでしょうか。
ただ、ポロベア(に限らず全てそうですが)は、
そういう立ち位置でいいと思うんですよね。
どれだけ賛否があろうが世界的に熱狂的ファンがいるのがポロベアですし、実際に着るだけでテンションがアガるのもポロベアなんです。
更に突っ込むならば、実際ポロベアがお好きな方の多くは【ラルフローレンブランド】がお好きな方が多く、誤解を恐れずいえば、【お洒落アイテム】と言うよりは【ファンアイテム】的な要素だってあると思うんです。
それでも繰り返しますが)コイツを着る事で得られる嬉しさや充足感は代替が効きません。
そう思えば、例えファンアイテムであろうとも、ブランドへのお布施と揶揄されようとも、それを纏う事で気持ちが豊になるのならば、
それはもう立派にファッションとして成立しているのではないでしょうか。
あとがき;プリントのポロベアは前の方がよかった?
ちなみに、最近ポロベアのデザインが変わりましたね。
スウェットやTシャツ、トートバッグといったアイテムに、自分で選んだ柄をプリントしたり、ワッペンでカスタムできるサービスがあるのですが、そこで使用されているポロベアがガッツリ可愛くアップデートされていました。
ちなみに、コレはRalph’s caffeで使用されているポロベア。
以前の斜め前を向いているリアルなデザインから、正面を向いたデフォルメデザインに変わりました。
まぁ私奴は懐古主義な所があるので、どちらかと言えばかつてのポロベアのデザインの方が好きなのですが
ポロベアは前の方がよかった!?
知らねーよ!こちとら両方好きなんだよ!!
という特大ブーメランで怒られそうなので、私奴も新しいポロベアもしっかり愛していきたいと思いますwww
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