どうも、ちゃん貴(@butsuyokukaisho)です。
さて、今回は久しぶりの腕時計ネタでもいかがでしょうか。。
腕時計ネタといえば、以前に紹介したフランク三浦がありますが、今回はそれとは少し趣の異なる時計をばご紹介したいと思います。
とはいっても、私奴が現在メインにて着用しているのは21歳の頃に決死の清水ダイブにて手に入れたコチラ。
IWCのメカニカルフリーガークロノという黒文字板にクロノグラフ機構(所謂ストップウォッチ)がついた男らしいデザイン。
コイツが私奴のメイン時計である事に変わりはありませんが、時を経て、白文字板のシンプルな3針時計が欲しいという物欲に勝てずに今回購入したのがコチラ。
日本が世界に誇る時計メーカー、セイコー。
恥ずかしながら、私奴にとって初めてのセイコー製の腕時計でした。
というわけで、今回はこのセイコーの腕時計についてよろしくどうぞ!!
【関連記事】
セイコーが誇る格安機械式時計!
皆様、セイコーの機械式腕時計といえば何を想像されますでしょうか。
機械式時計フリークな方にとっては、ハイエンド機種であるグランドセイコーや、古くはグランドセイコーの前身でもあったキングセイコーなどがお馴染みでしょうか。
まぁ、グランドセイコーは言わずもがなですが、中古のキングセイコーですら10万円前後とそれなりに値の張る価格帯ですけどwww。
そんなセイコーの時計ですが、ジツはグランドセイコーの様な高価格帯以外にも、メカニカルシリーズという機械式時計のラインナップがあるのはご存知でしょうか。
コチラ。
まぁ、それでも5万円とかの価格帯です故、もっと気軽に買える機械式時計があっても良いのになぁ、、、と思ってたトコロ、国外向けの低コストライン『セイコー5』に出会ったわけです。
セイコー5については検索すればザクザクと情報が出てきますので割愛しますが、ココンチはアジア圏の途上国向けのラインナップということで、価格帯も¥7,000〜¥15,000と良心的です。
日本で言えば逆輸入的な位置づけとなるのですが、シンプルなデザインが相まって社会人1年生や、機械式腕時計の入門機種としてもピッタリかと思います。
さて、そんなセイコー5ですが、もっというと価格帯と、本格的な機械式時計という謳い文句だけでも十分に食指を動かす説得力はありますが、何故今回 私奴やがコイツの購入に踏み切ったのか、、、
そいつは価格帯や機械式時計、、、といったセールスポイントをも凌駕する理由が他にもう一つあったのでした。
同い年の腕時計という楽しみ方
さて、価格でも機械式時計というセールスポイントをも凌駕する理由があった、、、といいましたが、何を隠そう それが時計の作製年。
というのも、前々から自分と同い年の時計がほしかったんですよね。
時計って時間を刻むモノですから、同い年の時計というのにどうも特別な魅力を感じてしまう性分で、そういった嗜好に憧れるトコロがあったんですね。
イヤ、意味は無いですよ。話のネタになる位です(爆)
で、カンの良い方はお気づきかと思いますが、今回入手した冒頭のセイコーの時計ですが、なんと幸運にも生産年と合わせて生産月まで同じという偶然が重なった逸品なのでした!
これは正に運命!という事でパパーっとお買上げ(爆)
とはいえ、同い年の時計が欲しい!と言っても時計屋やメーカーに当時のデッドストックがある訳もなく、ましてや私奴が住む地方都市にそういった時計が出てくるとも思えず、困った時のヤフオク頼みにてチェックしてた所にコイツを発見。
今回はセイコーがシリアルナンバーから作製年月が読みやすいという事で、セイコーに的を絞って検索をかけたワケですが、意図から言えば、別に同い年、同じ月生まれであれば、グランドセイコーでもキングセイコーでもかかってこい!と、先立つモノに対する腹は括っておりましたが、しかしソコはサスガのセイコー5。
ヤフオクという事もあり、格安でGETできました。
ただ、まぁそれなりに難点もありまして、、、 そいつがこれ。
届いたばかりのセイコー5。
うーん、、、なんかダサイ。
とはいえ、この顔立ちは、きっと磨けば光る原石に違いない!という確信があった私奴はカスタムを決意。 ここに『チキチキ★セイコー5のシンデレラ大作戦』が立ちあがったのであります。
チキチキ★セイコー5のシンデレラ大作戦始動!
さて、大々的にカスタムと謳ったもの、私奴の力量ではベルトを交換するのが関の山ww
ただ、(好みの問題でしょうが)個人的には、ベルトが若干 年齢層高めというか、落ち着き過ぎてる印象でしたので、これを交換すれば、大分印象は変わるだろうとアタリをつけたのでした。
まぁ、繰り返しますが 元々が格安でしたので、失敗しても問題ないさ!とタカをくくった感も否定はしませんが、その勢いのまま街中のアンティーク時計店へ、交換用ベルトの調達に出発したのでした。
ただ、無事に時計店へ到着した私奴ですが、ベルトを選ぶ際に大きな落とし穴があった事が判明。
というのも、コレは時計店のマスターと見立てをしていた際に判明したのですが、 ベルト幅は18mmなのにラグ幅が16mmしかない! という事。
要するに、こういう事です。
なんと、純正ベルトのアタッチメント部が元々変形仕様でした。(爆)
じゃあ16mmのベルト付ければいいじゃん、という事で問題解決かと思われますが、16mmのベルトって、結構細いんですよね。
マスターいわく、16mm幅ベルトのラインナップも有る事はあるが、女性用、良くてボーイズサイズ向けとの事。
実際に時計に当ててみても確かに細く、これはアンバランス。
わかりやすいように画像を加工したのがコチラ。
時計の上が18mmで、下が16mm相当。
コレは、コレで、、、、無いかな、、、
ベルト幅18mm×ラグ幅16mmのベルトも探せば有るだろう、との事でしたが、お店には在庫としてありませんでした。
『では、18mmのベルトのラグ部を左右1mm切れば良いのでは?』 と聞きましたが、強度的におススメできないとの事。
まぁ、お店サイドとしてはそう言いますよね。
安直に勧められるよりは逆に高感度UP。
自己責任でどうぞ という事と理解して、とりあえず加工が容易そうな18mmのNATOベルトを購入して帰路につきました。
本当はネイビーのクロコベルトが欲しかったんですけどね。
時計本体より高いベルトを買って、ポシャるもの寂しいので、実験を重ねた後のお楽しみという事にしませうか。
セイコー5のビフォー・アフター!
さてさて、そんなこんなでネイビーのNATOベルトを購入した私奴は息荒く目を充血させながら勇んで帰宅。
押入れから小学生当時に授業用に購入してもらったヴィンテージな裁縫道具セットを引っ張り出したのでした。 それもそのはず、前述した通り、ベルト幅が18mmを買いましたが、ラグ幅は16mmしかないので、ベルトを加工しなければいけない、、、という事で、時計の裏部分にあたる部分をカットする為に、コレも小学校以来使用した記憶のないチャコペンシル(!)にてマーキング。
そしてその線に沿って、両側から1mmずつチョキチョキと。
その後はカット部からのほつれを防ぐためにライターで炙る炙る。
ナイロン製なので、切断面のケバ残りがチリチリと溶けて丸まる姿が面白い。
加工が完了したベルトがこちら。 不格好だけど、、、まあOK。
装着した姿がこちら。(裏面)
寸法もバッチリキマった。
さて、ここでなぜ私奴がネイビーのベルトを選んだのかネタあかしでも。
元来ネイビーが好きという性分もあるのですが、このセイコー5は曜日表示があるんです。
そりゃ、ちょっとした時計なら曜日表示もあるだろう、と思われる方もおられるでしょうが、このセイコー5 土曜日は青文字、日曜日は赤文字になるんです。
つまり、文字盤が白で、ベルトがネイビー(青)となるとご想像の通り、土曜日はブルートーンの清潔感溢れる色味から、日曜日は赤文字出現によるトリコロールカラーという爽やか好青年仕様となるというグンバツの破壊力を秘めた男前仕様を引き出すが為のベルトカラーなのでした。
土曜日表示。これはコレでアリ。
右下のリューズをプッシュすると、曜日が切り替わります。
日曜日のトリコロールカラー。
とはいっても赤文字の配分が控えめなので、分かる人にだけ分かるというニクい演出。
文字盤の斜めに走ったギョーシェも素敵。
高級感を演出していますが、実は格安wwww
ってな具合に、元々の価格とは似ても似つかない好青年仕様へ大変身。
かくして私奴の『チキチキ★セイコー5のシンデレラ大作戦』は大成功に幕を閉じました。
ちなみに、今回交換したNATOベルトですが、ナイロン素材故に着け心地も軽いですし、夏でも汗を気にせずOKです。
更にこのセイコー5をつけると、持ち主である私奴の好青年っぷりも 3割UPと専らの評判ですが(爆)ここまで来ると、ネイビークロコベルト+Dバックルという なんちゃって高級機械式時計まで仕上げてあげたいという欲望もフツフツとwww
まずは型押しから雰囲気掴むか、いきなりクロコベルト買うか。
まだまだ悩みは尽きませんが、こういう悩みはスゴイ楽しいです、ハイ。
あとがき
ちなみに、このセイコー5。ジツは3,000円程度で入手できました。(爆)
というのもヤフオクに出品されているセイコー5自体が、1,000円とかそのあたりのモノが多く、更に結構なアンティーク物も出てきたりと、ジツは同い年の時計を見つけやすいかもしれません。
案外、会話のネタとしてウケはいいですよwww
価格もふくめて(猛爆)
【関連記事】
コメント