メキシコの伝統サンダルの系譜を継いだサンダル・Chubasco/ チュバスコ

チュバスコ/CHUBASCO スニーカー

近年稀に見るアウトドアブームが到来している2021年。コロナの影響で街中にお出かけするなと言うならば、自然だっ!とキャンプを筆頭に流行していますね。

というわけで、こんちわ!父が好きで昔から親しんできたキャンプやアウトドアが好きなアボです(ちゃんと、古参アピールですw)!

流行により、アウトドアに欠かせないアウトドアブランドも盛況をみせています。中でも人気を誇るアイテムのひとつが、川やキャンプ、普段のカジュアルコーデにも活躍するアウトドアサンダル。

王道のKEENやTevaをはじめ、スポーツブランドからはNIKEやなど幅広い種類とブランドが販売しています。

とはいえ、種類が豊富過ぎてどれがいいのか分からん! 人と被るのは嫌だ! 街中コーデにも便利なのが欲しい!etc……。

というわけで、どこでも活躍して、比較的お揃いを避けられる名品のサンダルを。

メキシコの伝統的要素を受け継いだメキシコ製の名品「Chubasco(チュバスコ)」の紹介です。

実は個人的にも溺愛し、2代目となる春夏秋とヘビロテ出来るアウトドアサンダルです!

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メキシコの伝統を受け継ぐアメリカのブランド・チュバスコの良さ

アメリカは西海岸・サンディエゴに会社を構えるアウトドアサンダルブランド・Chubasco(チュバスコ)。

やはり一番の特徴は、編み込みで作られ、カカトをホールドしてくれるおかげで、アクティビティ可能な動き回れまるアウトドアサンダルという点。

こちらのデザインは、チュバスコ創始者がメキシコ伝統の編み込みサンダル「Huarache(ワラチ)」に感銘を受け、編み出されました。

ボクが愛してやまないのは、メキシコの古代アステカ文化が誇る伝統模様・アステカ柄がモチーフのアッパーが輝く「AZTEC(アズテック)」というシリーズになります。

正直、この「AZTEC(アズテック)」がチュバスコの代表サンダルであり、それ以外をほとんど見かけないです。なのでチュバスコといえば「AZTEC(アズテック)」の形を指すかと(補足:あくまで、アボ半径5メートルの世界の意見です)。

生産は、本場メキシコで300年以上伝わってきた伝統の職人技を駆使してハンドメイドしており、箱に刻まれているMADE IN MEXICOの文字にニンマリです。

アウトドアと街中に適した機能性と素材

カワイイ編み込みだし、アステカ柄だし、めっちゃ魅力的ですチュバスコ。

アッパーに使われているリサイクルトリコットナイロンにより、軽量さと独特のフィット感を演出。足の甲と踵をホールドしてくれるレザー(ピッグスエード)のおかげで、サイズさえ合っていれば50メートル走も川場のハイキングも可能なアウトドアサンダルです。

初代はネイビーだったので、ジーンズのRESOULTEの710などと冬を除きヘビロテしてました。アメリカグランドキャニオンにも履いて行っても問題なしの性能です。

今回は、ボクの肌ヨワヨワ化に伴い、厚手やタイトなジーンズを履くと痒みが止まらない体質(アトピー)になってしまったこともあり、カラーはカモをチョイス。

オリーブやベージュ色が多めのボクには最高の相棒となる色です。

アウトドアサンダルに欠かせないソール

次に注目したいのが、チュバスコ独自のソール。

チュバスコ独自のソールは軽量で速乾性も高く、ソール裏のザラザラしたうずまきのようなフォルムが川場などでも滑りにくい特性を生み出しています。

全体のデザインとしては、ちょうどいいボリューム感があるので、川や海などのアウトドア、街中などのカジュアルコーデにもデイリーに活躍してくれます。コーデは後ほど、写真と共に紹介していきますね。

チュバスコ ノ デメリット

特徴とメリットをビタビタに綴ってきました、一方でデメリットも存在します。まぁ、これは仕方ないんですが、ソールは長年使っているとクサイ臭いを帯びてきます!爆  

初代チュバスコ派、約6年間愛用しました。付け加えるならば、履き方も悪かったです。学生だったので購入から2年くらいは週5の頻度で履いてました、笑 夏は週7だったかもしれません。

なんか毎回足臭いエピソードを書いている気がするので、我が誇りのために書いときます、ボクの足はめっちゃ臭くはないです! ケンゴンやビーンブーツを汗だくで1日履くと臭くなるくらい! 一般的な成人男性の体臭ですYO!

はい、というわけでね、一応たまに丸洗いして乾燥や、コンビニでウエットティッシュもらって休み時間に拭くなどの手入れはしてました。けど、うん、そりゃソール表面が劣化してボロボロ、その頃から悪臭化が進み、泣く泣くお別れしました(ちなみに、それ以外は問題なしの頑丈さでした)。

お別れ後、再度購入しようと思ったのですが、色味やデザイン、ソールなどが微妙な感じにマイナーチェンジされていたので断念。今回久方ぶりにチェックしたら、元のデザインに戻っていたので歓喜!購入! という運びになりました。

※サイトによっては、ソールなどが異なる旧モデルも販売していたりするので、このデザインを気に入った方はご注意を。

失敗しがちなサイズ、てか失敗した

デザインなどの見た目や魅力とくれば、次に気になるのがサイズ。

もちろん、ベストフィットのためには店頭で試し履きするのがベスト。しかし、取り扱い店も多くはなく、在宅の方などは行く機会も中々ない。かくいうボクも数年ぶりにネットで買いました。

結論となることの顛末から述べましょう……。

やったー届いたヒャハーーー!

開けてウキウキで履いた、

刹那に感じた「サイズを失敗した、デケェ」と。泣

チュバスコは1センチ刻みの展開なので、ハーフサイズがありません。初代は痛みきっていて処分していた為、ジャストサイズだった初代は何サイズを愛用していたか分からず……。

普段は27か27.5センチを履いている幅広甲高のボクは迷いつつも、通常よりやや大きめという表記を見て、US9(27センチ)を購入!

結果大きかったですが、めちゃデカいまではいかず、気持ちカカト浮くやつじゃん! 街中ならいいけど、歩くと靴擦れや疲れの原因になるやつだなぁという感じでした。

幅(ワイズ)の大部分は伸縮性のあるナイロン編み込みなので、ボクみたいにコンバースやコルテッツがフィットしねぇなぁという幅広の人には良いかと。

サイズ交換しようか迷ったのですが、購入した週末に川沿いをハイキングする予定だったので、そのままに。念のため、靴擦れ防止のための靴下を持参して挑みました。

サイズが変わる!? 失敗からのラッキー

「養老渓谷」という千葉の房総半島の川を訪れました。

(上記のInstagramは、養老渓谷で伝説のポケモンと遭遇した時の映像です、動物奇想天外!!)。

凄まじい極暑でしたが、ほぼ木陰の道中で滝や川に浸かり涼みつつ、鳥と虫の声に癒されました。

自然を堪能しながら、往復3時間くらいのコースを素足着用でチュバスコ歩きましたが、幸い靴擦れはなしかったです! 気持ち良さから、やっぱりビルだらけの都会人はダメだなと心の底から実感しました(完全在宅業なんですけどねw)。

そして、奇跡は起きたのです(はい、大袈裟です)。

川で濡れたので別のビーサンに履き替え、その日はチュバスコを乾かしました。

翌日チュバスコを履くと、なんとサイズが縮んでいるではありませんか!?!?!?(神は存在したのか、、)

何事だと驚き混乱しました。舐めるように細部を確認すると、カカトをホールドするレザー部分が濡れて乾いたことで、やや縮小したという結論に。

あらまーラッキー!!(神の存在は確認できず)

ということで逆にいうと、ジャストサイズの人は川遊びや濡れには注意が必要です!

あと、レザーって結構個体差があるんですよ。なので、濡れる=縮むと盲信するのも良くないかと。

チュバスコには何が合う!? コーデサンプル

海・山・川・原っぱに活躍、アウトドアコーデ

まずはアウトドアコーデ!

これが養老渓谷を歩いた時のコーデです。

ド派手なパンツはcobraの薄いオレンジカラー水陸両用パンツ。安くてオススメです、店頭ラストワンの大きいサイズだったようでセール価格により3000円くらいでした。

チュバスコは、濡れると濃く上記のようになります。もちろん乾けば、元の色味に戻りますよ。

続いて、ややアウトドアコーデ。

リネンのブラウンカラーショーツと迷彩チュバスコはナイスなカラーマッチ。

涼しげな薄いグリーンのパタゴニア長袖シャツは、オーバーサイズのため襟周りもゆとりがあるので、上はボタンを締めて下二つは開けています。これにより、オーバーサイズで失敗しがちな野暮ったさを帳消し。ボタンが木製でなので、下半身カラーマッチの魅力をマシマシに。

ヘビロテしちゃうよ、街中コーデにも

続いて、これからの季節の街コーデ

上のシャツがビッグサイズなので、足元はやや短めのアンクル丈のパンツだといいバランスに。エーベッツのベースボールキャップとクリアフレームのメガネ、バンクルの小物でコーデに色を加えてます。

ストリートアイテムとジャケットで大人ストリートなんかにも合います。

ナチュラルにダメージジーンズと化したL.L.BeanとC.P. Companyのジャケットで決めて、エアジョーダンのTシャツとヘアバンドでストリート感を。これに、スニーカーだと完全にストリートコーデになるので、目立たないけど、遊び心ある迷彩柄のチュバスコがちょうどいいです。

チュバスコのボリューム感は、やや弛むくらいのパンツの丈にも合いますね。

アイビーコーデにも

今でこそ、暑すぎてアイビーコーデは厳しいですが、パラリンピックが終わった頃には涼しい季節が顔を見せています。初秋アイビーコーデですかね。

上はシャツとベストにジャケットで、かっちりめなアイビーな雰囲気に。

下はワークショーツ、もちろんコインローファでもいいんだけど、教科書通りでつまらないのでチュバスコを。緑輝くSMATHERS & BRANSON(スマザーズアンドブランソン)のダートマスキャップでコーデの上と下をグリーンでしめてます。

たぶん、KEENやTevaの王道アウトドアサンダルだと、外しを狙いすぎてやりすぎになってしまうかと。チュバスコの持つ、ちょうどいいバランスだから良いかなぁっと。

実はジャケットも65:35のシエラデザインとアウトドアアイテムを挟んでいます。公園やちょっとしたお散歩にこそ、こんな格好で背筋をピンっと伸ばして素敵な休日を。

あとがき

今年の誕生日当日、暇だったので何かしようと、このチュバスコを履いてオリンピック会場周辺を散歩してきました。道中のアサガオは役に立たずで、べらぼうに蒸し暑かったですが足元は涼しげで楽チンでした。

すごい個人的な好みなのですが、サンダルでも長距離で歩けて走れるのが好きです。ビリケンなども持っているのですが、足にしっくりとくるのはチュバスコだなぁと2代目を履いて実感する日々です。

もうね、大体のコーデにフィットするんですよ。もう無意識で履いちゃうんですよ。

あと実は、色こそ違えどまったく同じアイテムを購入するのは人生で初めてです。また履きつぶすまで、履いていこうと思います、こまめな消臭対策をしながら。

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