こんにちは、ちゃん貴(@butsuyokukaisho)です。
皆様は最近、革ジャンを楽しんでおられますでしょうか。
と言いますのも、本ブログでも過去に筆を取りましたが、我が物欲艦隊には
- Addict Clothes / AD-10 BMC JACKET
- Addict Clothes / AD-08 GRANADA JACKET
- Lewis Leathers / Cyclone
という、どこに出しても恥ずかしくない最高の革ジャンラインナップが揃っています。
しかし、毎年この時期には【世の革ジャンラバー達と同じ悩み】が再燃するんですよね。
そう、冬場の革ジャンインナー、何着る問題です。
それこそ、革ジャンはタイトに着るのがカッコいい!という文化で育った私奴世代で言えば『Tシャツなら着れるけど、スウェットを中に着たらキツイ』くらいのサイズを選ぶ事が多いもんで、結果的に革ジャンのインナーは薄着になりがち。
それもあって、最高気温が10度を下回るくらいになると『今年も革ジャンのベストシーズンが終わってしまうな、、、』とメランコリックになってしまうのですが、、、
今年は、まさにそんなタイミングでこの長年の悩みを解決してくれる超秀逸アイテムを見つけました。こちら。
バーンズのヘビーサーマルシャツです!!!!
それこそ『サーマルなんて冬場の革ジャンインナーの大定番じゃんか!』なんて思っている方も居られるかと思いますが、こいつは一味違います。
なんせ、、、
ワッフル生地の分厚さがモリモリで、スーパー暖かいんですよ!!!!
というのも、今回こいつをお試しで1着購入してみたのですが、実際に着用してみた体感としてこれがあれば年内まで革ジャンのベストシーズンが延長できる予感がプンプン。むしろ、こいつこそ【真冬の革ジャンラバー達の新定番】となるアイテムかもしれません!
世の革ジャンラバー達は、売り切れる前に是非チェックしてみてください!!!
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BARNS OUTFITTERS(バーンズアウトフィッターズ)
上述した通り『ちゃん貴が選ぶ⭐︎冬場の革ジャンインナーの正解ランキング』に鳴り物入りでランクインしてきたコイツですが、そんなサーマルTシャツを手がけるのブランドこそが、、、
BARNS OUTFITTERS(バーンズアウトフィッターズ)です!!
それこそ、ココンチはいわゆるアメカジの定番アイテムを、当時のディテールそのままに再現してリリースする東京発のアメカジブランド。 決して奇をてらったお洋服こそリリースする事はありませんが、ド定番アイテムに関してはココンチを押さえておけば、確実に『それ、どこの?』と聞かれる稀有なブランドです。
むしろ、ココンチのスウェットやフーディーのガシガシっとした肌触りは 当時のアメリカものを彷彿とさせるし、ゴリゴリの重たいボディは手に取るだけでニヤッとできちゃう出来栄えだぞ。
そんな、日本のアメカジファンションを支える燻し銀なブランド、バーンズですが、中でもココンチの専売特許とも言えるのが冒頭のヘビーサーマル。
サーマルシャツと言えば(かつて筆を執った事のある)インデラミルズを愛用している私奴ですが、よもやコイツは『現物を手に取った瞬間に購買を決意した』一目惚れアイテム。
というわけで、ココからはそんなヘビーサーマルの魅力をガッツリ深掘って参りましょう!
分厚いヘビーワッフル
まず、なんといってもココンチのサーマルの最大の特徴と言えば、
この超肉厚なワッフル生地でしょう。
例えば、インデラミルズ(の様な一般的な)のサーマルの生地と比較してみたのがこちら。
もはやスウェット、、、というのは大袈裟ですが、下手なミドルゲージニットと同等以上の分厚さがあるバーンズのヘビーサーマル。いやはや、インパクトデカすぎるだろwww
また、サーマルシャツにおける『伸縮性に優れた生地でピタッと身体に密着させ、生地表面の凸凹部分に暖かい空気を溜める』という設計思想は有名ですが、ココンチのサーマルに関しては生地が分厚い為この凹凸の一つ一つがボコボコしててデカいもんで、見た目から防寒着として信頼度(爆)が高いです。
もっと言えば、生地は男のコットン100%。これにより、サーマルシャツでは感じた事のない重量感に出来上がっているのは勿論ですが、、、
畳んだ状態でこれくらいのボリューム差がある時点で頼もしすぎるだろ!!(爆)
バインダーネックで男臭さを補充
また、上述した生地感以外にも、細かいディテールにもコダワリを効かせるのがココンチの特徴です。それこそ、元々はゴリゴリのワーク服であったサーマルシャツですから、男の子が大好きなあのディテールが搭載されています。
そう、バインダーネック!!
思えば、T1011のTシャツでバインダーネックにハマった私奴からすれば、【この分厚い生地感】と【タフなバインダーネック】という男臭いディテールが揃っているだけで、ご飯3杯はイケちゃうドストライク案件!!
また、バインダーネック特有の男臭いワーキーな雰囲気は、革ジャンのインナー用途に限らずGジャンやカバーオールのインナーとしても超優秀。また、首の詰まりも丁度いい塩梅なのは、さすが日本メーカーと言わざるを得ません。
単純なアメカジに留まらず、バイカーやワーク、ミリタリーといった属性が好きな方であればバチバチにハマる事間違いなしですよ!!
袖口の独特なリブと空環(からかん)
また、バインダーネックと合わせてココンチのコダワリをビンビンに感じるのが、、、
袖口の【リブ仕上げ】と【空環】です。
まず、順を追って説明すると、袖口のリブというのがこれ。
なんと、リブ形状が斜めに切れ込んだV型リブが採用されています。
それこそ(当て馬のようで恐縮なんですが)インデラミルズに代表される現代のサーマルシャツは単純なストレートなリブ構造であるのに対し、このリブ形状は1920〜1930年代のスウェットに見られる形状で、ひょっとしてこのサーマルシャツもそれくらいのヴィンテージ品からインスピレーションを受けているのかもしれません。
もっと言えば、このV型の袖リブは、一説にはリブの伸縮性を担保する為(リブが伸びてゆるゆるにならない様に)のディテールと言われていて、服の中に溜めた暖かい空気層を逃したくないサーマルシャツにとっても非常に理に適ったディテールが採用されているんですね。
また、ヴィンテージライクなディテールはこれだけではなくて、、、
袖口と裾の脇縫い部分に垂らされた空環(からかん)と呼ばれるディテールも見事に再現されています。
ちなみに、これは当時のミシン作業におけるコスト削減の為に、あえて余分に編み目を伸ばす事で縫製箇所の最終処理を簡略化する意味があったと言われています。
いうて、上述した『V型の袖リブ=袖リブが伸びやすい』だったり『空環=ロックミシンの処理工程の省略化』というのはあくまでも当時の話。それこそ、現在ではどちらの問題もすっかり技術的に改善されているにも関わらず、今でも(逆に手間をかけて)そういったディテールを再現している変態ブランドこそがバーンズだったりします。
いやぁ、やっぱりこういった蘊蓄が混ざったディテールは男の子としてグッと来るよなぁwww(猛爆)
着丈も絶妙。革ジャン、Gジャン、なんでもござれ!!
ちなみに、ココまではディテールの紹介をしてきましたが、実は私奴、ココンチのサーマルシャツにはディテール以外にも気に入っている点があります。それがこちら。
絶妙なスミクロのお色!!
というのも、バーンズでは【ブラック】と表記されるこのお色ですが、革ジャンとの相性を考えた時に、定番のホワイトよりもブラックの色の方がよりマッチする気がするんですよね。 こちら。
スミクロなお色であるが故に、インナーと革ジャンでコントラストがつくのがポイント。
なんならズボンも黒で纏める事でグッとテイストが纏まるのが好きなんですよね。
また、ルイスレザーと合わせても着丈の塩梅がバッチリなのが非常に嬉しい。
もっと言えば、ピタッと体に密着するサーマル生地故に(分厚い生地感でも)脇下がゴロゴロしないのが最高!やっぱり革ジャンのインナーはスッキリさせたいもんなぁ。。。
ちなみに私奴の身長は170cm。Mサイズを愛用していますが、着丈は実測で62cmです。参考までに!!
なんなら革ジャンインナーのみならず、Gジャンやミリタリージャケットとの親和性も言わずもがな。むしろ春先もがっつり着用する事を考えるならば、、、
いっそこのタイミングで白色も買った方が幸せになれる説ない!?(爆)
あとがき
今回、冒頭で私奴の所有革ジャンをご紹介しましたが、一つだけ言い忘れていた事があります。
それは、我が革ジャン部隊の中でも、AD-10(BMCジャケット)という革ジャンに限っては、
- ウール製のインナーが取り付けできる事
- シープレザー特有の空気層を含んだ革特性
も手伝って、比較的暖かい事。
なんならインナーを取付すれば、(都心部であれば)まるっと越冬できちゃう、、、なんてウワサもチラホラ聞こえる防寒性を誇ります。
そういう意味では、西日本に位置するの我が地方都市ならば、このヘビーサーマルを組み合わせることにより1月や2月という厳冬シーズンでもBMCジャケットで乗り越えれるかもしれません!!
ってかむしろこのサーマルシャツの塩梅が特別気に入っている事もあって、、、
セルフお歳暮は、ココンチのサーマルの追加購入となる可能性が非常に高いわwww
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