こんにちは、ちゃん貴(@butsuyokukaisho)です。
すっかり本ブログで筆を執るのが遅くなってしまいましたが、過ぎたる8月にとんでもない爆安セールが開催されていた事はみなさんご存知でしょうか。
そして、その爆安セールの対象となったのが、、、
Last Resort AB(ラストリゾートAB)
このラストリゾートABというブランドの詳細は後述するとして、何がそんなに爆安だったのかと言うと、こちら。
いやいやいや、70%オフってどうなってんの!?(爆)
まぁ実際は、割引率が高い奴は極端なサイズしか残っていなかったり、逆にサイズが残っているやつは割引率が低かったり、、、とう状況ではあったものの、オフィシャルサイトで且つ、この価格でラストリゾートABが買えるバグは相当パンチが効いていました。
例に漏れず私奴も『この価格でラストリゾートが買えるなら!!』と、ある種のネタ作りと、商品調査の為に気になるモデルを購入したのですが、、、
結論的にバチバチにかっこいい買い物ができたと自負しております!!(結果オーライ!爆)
もっといえば、私奴はかつてココンチのスニーカーを試着をした事があったので、サイズ感のアタリがついていた事も結果オーライに一役買ったわけですが、今回のエントリではその辺りも踏まえて
- ラストリゾートABのナイスなディテール
- サイズ選びのコツ
- 狙い目カラーリング
について、しれっとレビューしてみましょう。
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これぞ新スタンダード、ラストリゾートABとは!?
今やスケーターは勿論、おしゃれ感度の高い御仁にまで知名度が拡大した【ラストリゾートAB】。
元々、<Polar Skate Co./ポーラースケートカンパニー>というスケボーブランドを手掛けるPontus Alv(ポンタス・アルヴ)と、<3-3-20/スリースリートゥエンティ>というスケシューブランドを手掛けていたSami Tolppi(サミ・トルッピ)、そしてマイクとダニエルという4人でスタートさせたブランドこそが【ラストリゾートAB】です。
それこそ、ポンタス自身がゴリゴリのプロスケーターであることも手伝って【ホンモノのスケーターが作るスケシュー】という触れ込みで、2020年のブランドスタート以降 破竹の勢いで人気を拡大しています。
もっといえば、2020年時点なんて一大スニーカーブームが世界中を席巻しているタイミングにも関わらず、ゴリゴリのローテクシューズで地道に人気を獲得していく様は、名実ともに【インディペンデントブランド】と呼ぶに相応しい立ち振る舞いでしたね。
また、ココンチはラインナップされたモデルのデザインも秀逸で、スッキリとした顔立ちながら適度にボリュームのあるデザインが抜群なんです。
例えばトゥ部分からサイドまでまるっと一枚革を使ったVM001を筆頭に、
VANSのオールドスクールを彷彿とさせるトゥ形状を持ったVM002だったり、
CONSのワンスターを彷彿とさせる外羽根タイプのVM003だったり
ジャーマントレーナーっぽいトゥデザインのVM004に、
大人顔なタッセルローファータイプのVM005や、
ワラビーライクなルックスを持つVM006だったりと
一般的なスニーカーから、革靴ライクなモデルまで網羅するバリエーションは圧巻。
正直、私奴のスタイル的には【VM005】や【VM006】といった靴がワードローブに入ってくる事はないのですが、もし私奴が20〜30代そこそこの年齢だったら欲しいかも。
むしろ、息子が『これ欲しい!』ってなったらちょっと嬉しいくらい洒落てますよね。
バカ安価格でゲットしたV M003がコレ!!
ちなみに、冒頭で触れたセールの中で私奴がゲットしたのは、VM003という外羽根式のモデルです。
中でも定番の白アウトソールではなく、発色のいいカラースウェードに黒アウトソールという、なんとも【飛び道具感】が否めないモデルを選んだのですが、まぁこれの使い勝手が抜群に良いんです!!
というわけで、ここからはそんなVM003のディテールも含めて紹介して参りましょう。
ギュッと締まる黒アウトソールと黒シューレース
まず、ココンチのスニーカーを選ぶ上で1番最初に刺さったのがこれ。
なんせ今まで本ブログで紹介してきたローテクスニーカーは例に漏れず白アウトソールばっかりでした。まぁそれは『そもそも黒のアウトソールがあまり好きじゃない(爆)』という根本的な理由があったのですが、、、
どうも最近は黒アウトソールが気分なんですよね。
おそらく近年で黒色のスボンやジャケットを多用する様になった事が起因しているのだと思うんですが、そういった時の差し色として派手色スニーカーが非常に便利なんですよね。
もっといえば、そんなスタイリングの中でアウトソールが白色だとソールが浮いちゃうんですが、黒色のアウトソール(更には黒色シューレース)だと収まりが良いのも嬉しい。
更に、そもそもがスケシュー故にディッキーズと親和性が高いのもポイント。
『ブーツを履くまでじゃ無いけど、軽めのスニーカーは違うんだよな、、、』といったシーンでも黒色のソールが落ち着きを追加してくれるので、大人でも使い易いんですよね。
もっと言えば、昨年大活躍したインバーティアのように『ド派手カラーは年取ってきてから似合う!』という法則はここでも健在で、意外とオレンジカラーもバチバチにハマるんですよね。
それこそオレンジリンクでインバーティアに合わせるのが好き。
お上品なスタイリングに使われがちなダッフルコートですら一発でカジュアルに振れるのが秀逸すぎるし、黒アウトソールなのでカジュアルに振れ過ぎないのも◎
ほら【黒アウトソール】×【派手色アッパー】の組み合わせ、欲しくなってきたでしょ??(爆)
細かなディテールとマイナーチェンジが随所に!?
ちなみに、今回はデザイン重視でラストリゾートABを購入してみたのですが、一方でガチスケーターからも太鼓判を押されている通り細かいところまで作り込まれているのもココンチの特徴です。
例えばインソール。
スニーカーインソールといえば、VANSのスケートクラシックや、プレミアムクラシックで採用されているウレタンインソールが本ブログではお馴染みですが、同じくラストリゾートABでもウレタンインソールは健在です。こちら。
“Cloudy Cush” Insole(クラウディ・クッシュ インソール)と呼ばれるポリウレタン製インソールがセッティングされており、スケートは勿論、長時間の立ち仕事でも足の負担は軽減できます。
また、このインソールは2023年の3月(Drop10)から採用となったディテールで、それ以前のモデルではレザー調のインソックが貼られています。こちら。
ちなみに私奴が購入したオレンジのVM003は取り外しの出来ない接着式インソール。
内側にはDrop9の記載がありました。
ただ、接着式インソール(旧モデル)とは言え、無理やりインソールを剥がしてみると(爆)硬さの違う2種類のウレタンフォームが貼り合わされている凝った仕様になっている事が判明。
旧モデルとはいえクッション性は良好だし、そもそもレザー調のインソックがカッコいいので個人的には旧モデルの方が好きかもw
ちなみに、ラストリゾートABはシーズン毎の【リリース情報】や【マイナーチェンジ内容】が“Drop**”として公開されているので、ディテールの履歴が追えるのも非常に楽しいんですよね。
例えば、VM003は Drop13(’23年11月モデル)からサイドステッチが追加されているのに対し、この紫のモデルはステッチが無いからDrop12(’23年9月モデル)だな、、、とか分かるんですよね。
むしろ、上の写真の通り、ライナーには“Drop**”といった感じの記載もあるので分かり易いですよ。こういった過去のDrop情報を追うだけでもブランドの真摯なモノ作り具合が分かる気がします。
他にはソールパターンも独特で、ソールの外周部は細かいパターンを配置する事でボードフィーリングに影響する小石が入り込まない(挟まらない)ような設計になっていたり、アッパーとライナー(内張り)の間にラバーを挟んで耐久性を担保したりと、スケシューならではのこだわりディテールは言わずもがな。
今回はセール購入だったものの、本当に気に入ったモデルならプロパーで買っても絶対満足度が高いヤツだわ!!
ラストリゾートABのサイズ選びは、コンバースと同じでOK
そんなラストリゾートABですが、初めてココンチの購入を検討される方の共通の悩みといえば、、、
ズバリ、サイズ感ですよね。
これ、分かります。何を隠そう私奴もコレで悩んだタイプです。
そもそも海外ブランドのスニーカーという事で『はたして幅広甲高の日本人の足に合うのか!?』というのは非常に気になる問題です。
ただ、この問題も答えがしっかりありまして、結論から言うと、、、
コンバースのオールスターを選ぶ時のサイズ感で選んでもらえば問題ないです。
と言うのも、ラストリゾートABの木型は基本的に細めのシルエットに仕上がっているため、縦の長さだけ合わせてサイズを選んじゃうと、横がキツキツになっちゃうんですよね。これは、まさにコンバース的なサイズ感に近いんですよ。
この辺りの検証結果は今からご紹介したいと思いますので、ラストリゾートABのサイズ選びに迷われている方は是非参考にしてみてください。
ワイズが細いので日本人は要サイズアップ
まず、上記でサイズ選びはオールスターと同じでOKといいましたが、その根拠からご紹介しましょう。こちら。
アウトソールの形状からわかる通り、ワイズや縦の長さはオールスターと酷似しているんですよ。
むしろ、ラストリゾートABの方が縦のサイズが大きいのにワイズが細い説まであります。
勿論、コレだけで単純比較することはできないんですが、ワイズの細さから分かる通り、オールスターと遠からずなサイズ感を選ぶ意味は理解できるんじゃないでしょうか。
もっといえば、ラストリゾートABはそもそもスケシューなので、ボードフィーリングを得る為に基本的にタイト≒細身のラストが採用されている事や、元々が欧米的なラスト(足型)からアレンジされている事を考えるならば、基本的には日本人の足型とはサイズ選びの基準が変わっちゃうんですよね。
そういう意味でも、この手のスニーカーのサイズを選ぶ時は、縦の長さよりもワイズ幅がハマるサイズを選ばれるのがベターですよ。むしろ羽根もある程度閉じた方がシルエット的にもカッコいいですし。
でも過剰なデカ履きは履き心地悪い
とはいえ、オールスターよろしくサイズアップして選ぶべき、、、とはいえ、やはり過剰なデカ履きはやっぱり履き心地が悪いです。 なんなら今回、私奴は29cm(EU44.5)のVM003を買ったのですが、コレは流石にデカ過ぎましたw(猛爆)
それこそ、タウンユースにおける私奴のサイズ基準がこれ。
- コンバース;27.5〜28.0cm(羽根の閉じ具合は28cmが好き)
- VANS;27.0cm(羽根の閉じ具合は27.5cmが好き)
- 革靴;25.5cm(実測値/革靴はタイトフィット派www)
そういう意味では、次ラストリゾートABを選ぶ場合はEU43で買おうかな。
まあそれまでは分厚いソックス履いて、且つギュンギュンにシューレース絞って履き倒してやろうと思います。
だってこの色はピカイチカッコいいもんなぁ。
あとがき
ちなみに、ココンチにはスペアのシューレースも付いてきます。さすがスケシュー。
コットン100%なちょっと太めのクラシックスタイルなのも、ラストリゾートABの雰囲気に合いますね。
一方で、ギュンギュンにシューレースを通すとこんな感じで結構な長さが余ってしまうので、、、
これはコレでどうにかしないとダメだな!(爆)
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