【簡単5ステップ大公開!】レーヨン素材のアロハは家で洗濯できる!

 
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レーヨン アロハ 洗濯06 メンズファッション

季節ははやくも7月。全国的に梅雨入りが遅かったとはいえ、梅雨さえ明ければ夏!ナツ!奈津!(誰?爆)

どうも!『薄着、背伸び、チョイ開放的、テキーラ!』を合言葉に、サマージャム’95を夏のアンセムにしてしまうビーチボーイズ、ちゃん貴(@butsuyokukaisho)です。(猛爆)

さて、そんな遠足前夜の小学生よろしく夏を待ち望んでいる私奴ですが、何故そこまで夏が恋しいのか!というと、、、

『アロハシャツが着れるから!!』

これです!(猛爆)

というのも、アロハシャツって夏しか着れないじゃないですか。
そりゃ冬でもインナー使いは可能ですけど、ハワイならまだしも日本だと季節感もありますので、やっぱり夏の風物詩だと思うんですよ。

ただ、そんなアロハシャツですが、レインスプーナーに代表されるコットン生地のアロハシャツならまだしも、アロハシャツ生地の代表格ともいえる【レーヨン】ともなると、洗濯含めてちょっと二の足を踏んでしまう!という方も少なくないかと思います!

しかし! 

よもや今日現在において、声を大にして言えることがあるとすれば、

レーヨンの自宅洗濯は全然難しくないんです!

これです!いや、ホントです!!
それこそ、ホームクリーニング素人の私奴でもキレイに仕上げれるくらい簡単なんですよ!

というワケで、今回のエントリでは皆様が身構えちゃうであろうレーヨンの洗濯方法について、実際にやってみて分かった注意点やノウハウを一挙大公開してみたいと思います!

これぞ、ホームクリーニングの完全保存版!
コレでこの夏はアロハシャツもガンガン着用できちゃう是!!

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レーヨンは取扱が面倒くさい!

レーヨン アロハ 洗濯16

では早速レーヨンの洗濯方法をご紹介、、、する前に、予備知識としてレーヨンという生地がどういったモノなのかおさらいも兼ねて振り返っておきましょう。
恐らくココが分かっていた方が、後々の内容も頭に入りやすいかと思いますので。

そもそもレーヨンとは、古くは人造シルクと言われた人類最古の合成繊維でして、”とろみ”のある独特な質感と光沢が印象的、、、というのは皆様ご存知かと思います。

もっといえば、作り方も独特で、乱暴に説明すると『木からとれた繊維をドロドロにした後、薬液のなかで細く紡糸したもの』という理解で遠からずかと思います。

それ故に『天然素材で作られた生地なのでお肌にやさしい』とか『埋めると土にかえる』とか、地球に優しそうなイメージで語れるのがレーヨンの特徴ですね。(とはいえ、レーヨンを作る際に使用する薬品の毒性が強いとかで、トータルでみると環境に優しいのか厳しいのか分からんというオチwww)

ただ、そんなメリットがある一方で、デメリットが結構面倒くさいのもレーヨンの特徴!

というのも、上述した紡糸方法でお分かりかと思いますが、極論をいえばレーヨンって紙に近いんですよ。 なので

  • 吸水性が良い為、乾燥時にシワや縮みが起きやすい。
  • 水に濡れた時の強度が弱い(乾燥時は綿と同レベルの引っ張り強度に対して、濡れた時は綿の半分程度まで低下)

といったデメリットがあります。

もはや、ここまで聞くと既にピンと来た方も多いかと思いますが、こういったデメリットを鑑みて、一般的に『レーヨンの水洗いはご法度!』と言われているワケですね。

レーヨン アロハ 洗濯01

こんな感じで汗をかいて(濡れたまま)乾燥しちゃうと、こんな感じに襟にシワが残っちゃうwww

とはいえ『自分でメンテナンス出来ずして洋服好きといえるか!』という事で、上述した特性(デメリット)を理解した上で、洗濯方法について考察していきたいと思います

いちいちクリーニングなんて出してられない!ホームクリーニング手順はコレだ!

レーヨン アロハ 洗濯06

上述の通り、濡れるとシワになったり強度が低下しちゃうレーヨン。
洗濯表示を見ると基本的には上の写真の様な【水洗い禁止】の表示が付いている事が多いです。

左上にあるタライに×マーク。これがウワサの水洗い禁止令ですね。
ちくしょう!勿体ぶった洗濯表示だなwww!

ちなみに、洗濯表示だけを信じるならば、レーヨンはドライクリーニングでしか洗濯できない、、、という事になるんですが、そもそもドライクリーニングって油性の汚れ(マジックのインク等)をクリーニングする際の手段なので、汗の様な水溶性の汚れは落ちにくい、、、と言う弊害も。。。
ってか、夏の普段着であるアロハシャツで汗をかくな!というのはそもそも無理すぎるだろwww

というわけで、そんな暴論は『お上が許してもちゃん貴が許さんぞ!』という事で(爆)、水洗い禁止令に対する不満を解消するべく、満を持してホームクリーニングを決行する事と相成りました!

まぁお約束として『コレで型崩れや縮みが出ちゃっても私奴は責任は取れませんので、あくまで自己責任で!!』とは書いちゃいますが、そうならない為にも全力で説明したいと思います!

STEP①;洗濯液を作ろう!

では早速、レーヨンを選択する為の洗濯液から作っていきたいと思いますが、『家でレーヨンを洗うぞ!』となった時に有ると便利な道具がコチラ!

レーヨン アロハ 洗濯15

そう、タライ!
TA.RA.Iです!
ユアマイソゥソゥ!いつもすぐそばにある!(違う)

これはダイソーで150円で購入したヤツですが、Amazonだとこんなのも有ります。

THEタライwww ドリフのコントで使うようなルックスがステキ!

ちなみにタライはアロハシャツの洗濯はモチロン、冬場はニットの洗濯にも活躍してくれるので、ひとつ有ると非常に重宝しますよ。

で、そんなタライに入れるのはコレ!

エマール!ど定番と言えるオシャレ着用の中性洗剤ですね。
コイツをキャップのメモリで20mlくらいタライにいれて、シャワーでグワーっと泡立てていきます。

レーヨン アロハ 洗濯07

シャワーの水流で一気に泡立ちますwww

ちなみに、お水でやりましょう!
イメージ的にはお湯の方がキレイに洗えそうなのですが、お湯とかぬるま湯にしちゃうとレーヨンから色が出ちゃうリスクがあるので。 ってか、お水でも結構キレイに洗えますよ。

こんな感じで洗濯液の完成!!!!

STEP②;アロハ投入!やさしく押し&揺すり洗い

洗濯液が作れたら、早速アロハシャツを洗濯液の中に投入していきましょう!

この時、皆様一度は『このままアロハを洗濯液に漬けちゃうと、もう後には引けなくなっちゃう!!!』とおっかなびっくりしちゃうかと思いますが(爆)、もうここは腹を括って行きましょうww エイ!!!!

レーヨン アロハ 洗濯08

ラフに折りたたんでポイーと。
コレでもう後には退けませんよwww

とはいえ、一度洗濯液に浸けてしまえば もう洗うしかない是!という事で、おしゃれ着洗い界隈ではお馴染みの押し洗いでジャブジャブと。
たまにゆすってみたり、ひっくり返してみたり、生地の目の中に洗濯液を通過させるようなイメージで洗います。(擦るのは生地が痛むので絶対ダメだぞ!)

ちなみに、、、
ここでポイントがあるとすれば、アロハシャツは洗濯液に投入する前にフロントボタンはキチンと留めておいてください。

というのも、正確に言えば この洗浄工程ではボタンを留めておく必要はないのですが、後の脱水の際にはボタンを留めていた方がやり易いですし、そもそも水を含むとボタンが留めにくくなるので、事前に留めておいた方が簡単ですよという事。 ココ、テストにでます!

そんな押し洗いも、だいたい5分程度でしょうか。
ある程度洗い終わると、すすぎに移ります!

STEP③;すすぎは十分に!

押し洗いが終われば 次はすすぎ!
洗濯液を流して、水でジャブジャブとすすぎましょう。

レーヨン アロハ 洗濯14

最初こそ生地に染み込んだ洗濯液が泡立つのですが、2・3回くりかえすと徐々に泡立ちも収まってきます。

すすぎでも押し洗い(?)が前提。
水を含むと生地が重たくなって、摩擦も大きくなるので、生地が破れないよう慎重に。

レーヨン アロハ 洗濯13

ここまでくるとすすぎも完成かな!
かるく絞って大まかに水気を切ります。

そして、すすぎの後は超需要な工程、脱水に移ります!

STEP④;超重要!伝家の宝刀タオル脱水!

さあ、きました!これぞアロハシャツ洗濯における重要ポイント!

世の中には洗濯機で1分間だけ脱水を、、、といった記事も見かけますが、個人的にはオススメしません。

というワケで、ちゃん貴がおススメする脱水方法はこれ。
題して、バスタオルでポンポン脱水!!! 手順がコチラ。

レーヨン アロハ 洗濯02

まず、平たい箇所にバスタオルを拡げて、その上にアロハシャツをセット。
浴槽のフタの上とか具合良いですよwww

で、ここからが重要なのですが、このタイミングでキチンとシャツのカタチを整えましょう。

というのも、脱水工程で付いたシワやヨレは、乾燥後の出来栄えにバリバリ影響しますので、ここは丁寧にやっておいてソンはないです。

レーヨン アロハ 洗濯09

私奴は襟もキチンと閉じちゃうww
ヨレている所は軽く引っ張って伸ばします。

レーヨン アロハ 洗濯05

で、カタチが整ったらその上からもう一枚のタオルでサンドイッチ。
表裏のタオルでアロハに含まれた水気を吸い上げるイメージです。

レーヨン自体が吸水性の高い素材なのですが、これだけでも結構イイ感じに脱水できちゃいます。
コレがウワサの毛細管現象ですね。知らんけどww(爆)

バスタオルでポンポン脱水、テストにでます!

STEP⑤;乾燥→生乾きからのアイロンプレス!

お次は乾燥。

基本的には平干しが推奨されているレーヨンですが、私奴としてはアロハシャツは平干しよりもハンガー干しの方がオススメです。
というのも 平干しの場合、着丈に縮みが出そうなので、ハンガーで吊って重力で身頃の縮みを抑えたいんですよね。

ちなみに、ハンガーに吊る際は十分に形を整えてくださいね。
あ、それと室外に干しちゃうと突風でハンガーからシャツがズレてクセが付いちゃう可能性があるので室内干しの方が良いですよ。 

で、ここから乾燥させていくワケですが、上記の脱水と合わせて2つ目の重要ポイントがコレ。

生乾きの状態でアイロンプレスに移行すること!!!

まぁコレは好みもあるので『細かいシワはアロハの魅力だからアイロンは要らない是!』という方であればガッツリ乾燥させてもOKなのですが、やはりヨレやシワはアイロンかけた方が断然キレイに仕上がります。

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我が家のドライアイロン。
そもそもスチーム機能がないので、そういう意味でも生乾きの状態がイイww
アイロンで乾燥時間を短縮できるのも◎

ちなみに、生乾きの状態でもアイロン掛けの前にはキチンとカタチを整えましょう。
そして準備ができたらアイロンでプレスします。

レーヨン アロハ 洗濯03

ちなみに、レーヨンは熱で光沢が無くなっちゃうリスクがあるので温度設定は弱。
そして、当て布は必須です。なんだよデリケートだなwww

ただ設定温度が弱とはいえ、軽くプレスするだけでシワは伸びるし、カタチもいい具合にキマってくれるので、アロハのアイロン掛けは意外と楽しいですよ。
その結果がコレ!

レーヨン アロハ 洗濯11

アロハ特有の開襟部分がパリッとしながらも、ロール部分はふわっと。
イイ感じに洗い上がりました!!!
シワのない身頃も気持ちいいですね。

レーヨンは取り扱いが面倒くさい!リターンズ!(爆)

こんな感じで、『いかにも上手に洗濯できましたよ!』なんて匂いをプンプンに醸している本エントリですが、実はちょっと失敗した箇所もあったりするんですwww(猛爆)
コチラ!

レーヨン アロハ 洗濯17

うーん、右肩部分がチョットほつれてしまったww
脱水の際にこのほつれに気が付いたのですが、押し洗いの際にグイグイやり過ぎたかもしれません。

幸い、このほつれが目立って着れない!なんて事にはなっていませんが、Tシャツやコットン生地のシャツでは同じように洗濯してもビクともしなかった事を考えると、やっぱりレーヨンという生地は強度面からみてもデリケートな素材なんだなぁ、、、という事を再認識しました(猛爆)

改めてレーヨンの取扱いが面倒くさいなwww(猛爆)

あとがき

レーヨン アロハ 洗濯12

さて、今回はレーヨンのアロハシャツを洗濯してみたものの、上級者ともなればコットン生地のドレスシャツさえ手洗いするのがホームクリーニングの世界。
コットンシャツはネットに入れて洗濯機ポイーの私奴とはレベルが違う是www

ただ、そんな手間のかかる【手洗い】ですが、ジツはコレにはいい所があって、それは生地へのダメージ低減はモチロンなんですが、イチバンは洋服に対する愛着がメチャメチャ増す事ではないでしょうか。

手間のかかるヤツ程愛しい、、、とはよく言ったもので、洗濯は面倒だけど、その面倒を乗り越えても着たい!という洋服はやはり着ていてテンションもアガります。
もっといえば、こうやって洗濯(メンテナンス)したよなぁ、、、という思い出も満足度をあげてくれるというか。

今回タライを手に入れた事により、今後は手洗いする機会が増えそうですww
とりあえず、この冬はアンデルセンアンデルセンでも手洗いしてみますか。

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