こんにちは、ちゃん貴(@butsuyokukaisho)です。
ようやく日中でも涼しさを感じる様になり、ライトアウターが活躍する季節となりましたね。
私奴のワードローブにおいてもジージャンやミリタリージャケットにカバーオール等々、この時期に活躍するライトアウター連中が今か今かと騒めき立っております。
ただ、そんな中で、ひょんな事から私奴のワードローブの中に【とあるアイテム】が存在していない事に気が付きました。
そう、ジャージです!!
と言うのも、この夏から始めたキックボクシングのトレーニングに際し、秋冬用のトレーニングウェアが必要になるのですが、いざクローゼットを漁ってもジャージが見当たらないんですwww(爆)
それこそスウェットやフーディーはあるものの『これぞガッツリ体操服!』って感じのトレーニングウェアが無かったもので、急遽コイツを誘致する事としました。
US AIR FORCEの【IPTUジャケット&パンツ】です!
ただ、コイツ。ガチの体操服用途として購入したつもりでしたが、いざ袖を通してみると
カジュアル使いにハマりそうなデザインや着心地も相まってトレーニング用途だけに収まる気配がしません!(爆)
と言うわけで今回は、見事に(いい意味で)期待を裏切ってきた IPTUについて
- ミリタリーアイテム特有のピリッとするディテール
- 特徴的なシルエットとサイズ感
- カジュアル使いにもハマる汎用性
をご紹介しながら、コイツの魅力を布教したいと思います!
この秋冬からトレーニングを始められる方や、秋冬用にトレーニングウェアの新調を検討されている方は、選択肢の一つに是非どうぞ!!
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IPTUって何!?
さて、今回入手したIPTUのジャケットとパンツですが、そもそも【IPTU】とはどういう意味なのか?というと、
Improved Physical Training Uniform
の頭文字が名称の由来です。
これは日本語に訳すると【改良された フィジカル トレーニング ユニフォーム】。
名前の通りアメリカ空軍でトレーニング用途に支給されている、体操服(爆)と言う認識でいいかと思います。
また、”Improved=改良された” という意味の通り、実はコイツはマイナーチェンジ後のモデルで、パッと見は同じ見た目の旧モデル(PTU=Physical Training Uniform)も存在する、ちょっとややこしいお洋服です。
それこそアメリカ空軍のプレスリリースを見るに、PTUからIPTUへの切り替えは2010年から始まったっぽいのですが、主な変更点でいえば、
- PTU(旧モデル);ナイロン素材(シャカシャカ鳴る)
- IPTU(新モデル);ポリエステル素材(シャカシャカ鳴らない)
という違いがあったりと、色々と語れる蘊蓄があるのもこのアイテムの魅力ですね。
陸軍、海軍、空軍でデザインや名称が違う!
さて、今回誘致したIPTUはアメリカ空軍のトレーニングウェアですが、実は同じような体操服(爆)は空軍のみならず、陸軍、海軍にも存在します。こちら。
左から、陸軍、海軍、空軍。
特にこの陸軍ジャケット(左)は見た事ある!と言う方も多いのではないでしょうか。
ちなみに、これらは同じトレーニングウェアでありつつも、各軍隊で呼び方が違うのが面白いポイント。具体的にいえば、
- 陸軍(Army);PFU(Physical Fitness Uniform )
- 海軍(Navy);PFU(Physical Fitness Uniform )
- 空軍(Air Force);PTU(Physical Training Uniform )
と空軍だけ微妙に呼び名が違う謎仕様ですwww
ここら辺の理由をご存知の方がおられましたら是非、教えてください。
タマ数が少ない!? エアフォースブルーがイイ!!
そんな春秋のライトジャケット用途にバッチリハマるトレーニングジャケット。
それもあってか昨今ではARMYのPFUジャケット(グレーっぽい色のやつ)が大人気になってきているのですが、その一方で私奴の肌感覚で言えば、
どうもPTU(空軍のトレーニングウェア)の方が、圧倒的にタマ数が少ない気がするんですよね。
というのも、ARMYのPFUは2014〜2017年にかけて現行のブラックカラーに完全切り替えされているもんで、在庫になっていた旧モデルが豊富に流通しているっぽいんです。
その一方で、空軍PTUはそもそも放出品のタマ数が少ないのか、市場価格もPFUと比べるとやや高価だし、かつコンディションの良い人気サイズはなかなか出てこないんですよね。
もっと言えば、エアフォースブルーと言われるネイビーのお色が抜群にカッコ良くて、ジーパンとめちゃくちゃ相性が良いのが個人的にグッとくるポイント。
そう言う意味でも、流行りすぎたARMY PFUの対抗馬として、【ちょっとヒネったセレクトがお好きな方】にはドンズバにハマる選択肢になるのではないでしょうか。
サイズ感は身幅がバカ広い超ボックスシルエット
さて、ここまでは一般的なPTUの概要紹介でしたが、こういった蘊蓄よりも皆様が気になるのは
やはり実際に着用した時のシルエットやサイズ感ではないでしょうか。
というわけで、ここからは皆様のサイズ選びのお手伝いをするべく、私奴が実際に着用してみたサイズ感を皆様と共有したいと思います。
ちなみに、今回私奴(170cm /65kg)が選んだサイズがこちら。
- ジャケット;Small – Regular
- パンツ;Small – Regular
通常、日本サイズでMサイズを選ぶ事が多い私奴からすれば標準的なサイズ選びだと思いますが、これがどういったサイズ感となるのか。
ぜひ皆様のサイズ選びの参考にしてください!
Case①;セットアップ × Tシャツ
まずは、このIPTUをセットアップで着用して、かつインナーにTシャツを挟む場合のサイズ感をご覧頂きましょう。
というか、まさにコレこそが私奴が想定しているトレーニングスタイルでして、その際のサイズ感がこちら。
ジャケットがSmall – Regularとはいえ、ガッツリ身幅の広いボックスシルエットになっているのがお分かりになるかと思います。
もっと言えば、この【身幅の広さ】と【ラグランスリーブ】が相まって非常に肩が落ちたような見え方となったり、昨今のトレンドっぽい雰囲気にも通じるモノがあります。
また、IPTUから採用されたポリエステル生地が柔らかい(所謂シャカシャカ系素材じゃない)事や、インナーのメッシュライナーで肌あたりと通気性を担保してくれているので、着心地も良いんですよね。
ただ、一点確認不足だった事があるとすれば、PTUパンツのスソにファスナーが付いている事。
と言うのも、キックボクシングのトレーニングに使う場合、ファスナーで怪我したり、サンドバックを傷つけるおそれがあるんですよね。。。
そう考えると、あくまでもウォーミングアップや、ランニング、筋トレといった用途に限定されちゃいそうですね。
そうなると俺は何の為に買ったんや!?(猛爆)
Case②;セットアップ × パーカ
そんなこんなで、キックボクシング用途としてはやや不向き(爆)だった事が判明したIPTU。
とはいえ、スパーリング系以外の練習時には十分に活躍してくれるそうな期待も込めて、インナーにパーカを着る【真冬のトレーニングVer.】も検証してみました。こちら。
本ブログではお馴染みであるファンクベアのパーカを着込んでみましたが、
ガッツリ幅広な身幅の恩恵もあって、インナーにパーカを着込んでも全然もたつきません。
もっと言えば、地味にこのIPTU自体がウィンドブレーカー的な役割を果たしてくれるもんで、インナーさえ着込めば超簡易的にライトシェルっぽくも使えそうな雰囲気も。
これ、意外と暖かいかもしれませんよ。
また、ファスナー付きの腰ポケットの中はマイクロフリースが使われていて、ハンドウォーマー的なディテールまで装備。意外と使い勝手も考えられていますね。
Case③;カジュアル用途に合わせて着る場合
と、ここまではセットアップで着用した際のサイズ感レビューでしたが、ここからはカジュアル使いのサイズ感も確認してみましょう。
というのも、上記の中で結構なボックスシルエットという事はご理解頂けたかと思いますが、カジュアル使いの場合は色々な太さのパンツに合わせる事がありますので、ここではその辺りも想定しながらサイズ感を確認してみましょう。
と言うわけで、まずはタイト目なズボンに合わせた場合がコチラ。
正直、カジュアル使いにおいて私奴が1番やりたかった格好がコレなんですが、長すぎない着丈感も相まって想像以上にスッキリ着れそうな事が発覚。
もっと言えば、流石のエアフォースブルーがゴリゴリに効いてて、
色落ちしたジーパンと抜群に相性が良いんだよなぁ(しみじみ)
やはりネイビーカラーの1番の恩恵はコレだよなぁ、、、と再認識せざるを得ませんね。
また、次はワイド目なパンツに併せてみたのがコチラ。
コレはパンツのお国こそ違いますが、イギリス軍のパンツをモチーフにしたナイジェルのコールドウェザーパンツと合わせてもバランス的な違和感もありません。
当然、コレよりもサイズアップして着てもストリート感が出てカッコいいと思いますが、私奴と同じくらいの体格の人はSmall – Regularを基準にサイズを検討すれば大ハズレする事は無いでしょう。
あとがき
冒頭でも触れた通り、今回私奴は【キックボクシング用の秋冬ジャージ】としてIPTUセットアップを購入したワケですが、それに対して
『普通にスポーツブランドのジャージを買えばええやん!』
って意見も出てくると思うんです。
というか、私奴も最初はそうしようと思っていたんですよね。
ただ、個人的なポリシーを言えば『スポーツブランドのジャージを着る場合は、スニーカーも含めてブランド統一させたいクチ』でして、そうなると普段履かない(というか持っていないwww)ナイキやアディダス、プーマといった大手ブランドのジャージは必然的に候補から外れちゃったんですよね。(猛爆)
もっと言えば、普段からVANSを愛用する私奴にとって、VANSのジャージというのもカルチャー的に違和感があるワケで、そういう意味では ブランド的な概念を無視できて、且つ 体操服として十分に機能してくれるIPTUのセットアップは非常に丁度いい塩梅だったんですよね。
コレに関しては、私奴と同じように【コーディネートにおけるブランドの統一問題】に悩む全ての皆様にとって非常に秀逸なバイパスルートになるのではないでしょうかwwww
普段着からトレーニング用途まで活躍するPTUジャケット、是非チェックしてみてください!
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