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【文房具×シルバー】ティファニーのルーツはここにあった!?

 
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ティファニー Tクリップボールペン 09 メンズファッション

世はボーナスシーズン真っ只中。
各方面から『何を買おうか』『何処に行こうか』といった欲望の足音が多く聞こえるこの季節、皆様いかがお過ごしでしょうか、ちゃん貴です。

かくいう私奴も

『新しい時計が欲しいな』
『あとメガネも欲しいな』
『そういえば椅子も欲しいな』
『でも革靴もいいな』

とコロコロとターゲットを変えては入念に下調べをしているのですが、遡ること約ふた月前。GWの真っ只中にまだ至急すらされていないボーナスを見越した特大のフライング物欲解消をキメていました。こちら。

ティファニー Tクリップボールペン 01

この特徴的な箱のお色でピンと来た方も多いでしょう。
そう、ティファニーボールペンです!!

少し前のエントリで気軽に楽しめる高級ボールペン【クロスのクラシックセンチュリー】をご紹介しましたが、このティファニーはそんなクロスとは一線を画すブランドパワー先行型のド直球アイテム。(猛爆)

正直、ルックスの主張が強過ぎる故に、使い方を間違えるとイヤらしく見えちゃうリスクがありながらも、スマートに使えれば上品さはピカイチ!という、なんとも使い所が難しいコイツ。如何にイヤミっぽくなく使えるか?が生命線となりそうです(爆)。

というわけで今回のエントリでは、

  • 抜群のルックス
  • ド直球なステータス感
  • エイジングの期待値

を兼ね備えた 今夏の目玉となる物欲解消案件について、実際に1ヶ月間使ってみた感想を織り交ぜながら、とびっきりのウキウキレビューをお届けしたいと思います!!
果たして私奴にコイツを使いこなす事ができるのか!?いざ!!

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オバケブランドならではの充足感

ティファニー Tクリップボールペン 04

餅は餅屋。

これは私奴が何かを買う時に意識している事です。

例えば、

  • 時計を買うなら時計ブランド
  • カバンを買うならカバンブランド
  • 靴を買うなら靴ブランド

という風に、何かを買う時は【ブランドの出自に沿ったプロダクトを選ぶ】というマイルールがあります。

誤解を恐れず言えば、某ルイ◯ィトンのスニーカーや時計はそんなマイルールの適用外となりまして、それこそ『トランクやカバンなら欲しいけど、アパレルやアクセサリーはちょっと違うよね』とか、そんな感じです。

そういう意味では、今回の【ジュエリーブランドのボールペンを買う】という行為は、本来ならマイルールから外れる行動、、、と思いきや、実は今回のボールペン誘致の背景にはちょっとした言い訳がありました。

というのも、今回は単純にボールペンが欲しかったワケではなく【シルバー925で出来たボールペン】が欲しかったと言うオチ!!

この『シルバー925のボールペンが欲しい理由』は後述するとして、じゃあそうなった時にシルバーアイテムの餅屋と言えば何処だ!?と考えた時に、、、

そりゃティファニーだろ!!

という思考回路にて、ボールペンとティファニーが繋がったのでしたwww

なので、傍目ではマイルールから逸脱してると思いきや、実はしっかりルールに準拠しているなんともポジショントーク全開の物欲解消なのでしたw(猛爆)

ただ、いくらポジショントーク全開だとしても、やはりシルバーアイテム界隈における【ティファニー謹製という充足感】たるや他の追随を許しません。そして、そこにはやはり【ティファニーをブランドたらしめる魅力】が確かに存在するもんで、ここからはその辺りの魅力について解説していきましょう。

シルバーだからこそティファニー

ティファニーといえば銀食器

シルバーと言えば、レザー、デニムと並んで男好きするアイテムの筆頭です。

それこそ【可視光線に対する反射率が金属の中でナンバー1】と言う、バツグンの物理特性もさる事ながら、使い込むと黒ずんでみたり、キズがついてみたり、さらにはそのキズがアジとなったりと、経年変化を前提にガッツリお付き合いできるストーリー性が魅力です。

それもあって、古くから各方面にて重宝されているのがシルバーアイテムであり、そんなシルバーアイテムの代名詞とも言えるブランドこそが世界5大ジュエラーに名を連ねるティファニーです。

中でもシルバーアイテムがティファニーの代名詞となったエピソードはとても胸アツで、

  • ティファニーが採用したスターリングシルバー(Sv925)がアメリカの公式基準に採用
  • 1867年のパリ万博にて、ティファニーの銀食器がアメリカ企業初の優秀賞を受賞
  • 1878年のパリ万博にて、ティファニーの銀製品がグランプリを受賞

と言う、アメリカのジュエリー史における様々な伝説を打ち立てたのはご存知の通りです。

こういった歴史や、そこで得たネームバリューも手伝って『シルバーと言えばティファニー、ティファニーと言えばシルバー』を連想させるブランドパワーに繋がるんですね。

ちなみに、1878年のパリ万博でグランプリを取ったアイテムがこれ。

ティファニーカップソーサーと燭台
出典;https://www.lifewithexpo.org/tiffany-the-magnolia-vase/

ニューヨークのメトロポリタン美術館に展示されている銀製のカップ&ソーサーと燭台。
こう言うのが展示されているメトロポリタン美術館。人生で一度は行ってみたい是!!

ちなみにティファニーはシルバーアイテム以外にも【ティファニーセッティング】と言われる6本爪でのダイヤモンドの固定方法を発明したり、雲上時計の代表格であるパテック・フィリップにスイスの時計工場を売却した縁で、パテックと唯一ダブルネームが許されたブランドであり、且つ ティファニーの一部の時計にはパテックのムーブメントが採用されていると言う数多のトンデモ伝説を持っています。

正直【シルバー925のボールペン】はティファニー以外でも様々なメーカーが手掛けているのですが、こういう伝説を聞けば聞くほどティファニーを選びたくなるんだよな。

自分に関連するディテールがあれば最高

シルバーとティファニーの関連性や、ブランドとしての充足感は上述した通りですが、実はもう一つ、このボールペンには私奴のど真ん中をブチ抜く豪速球の物欲ディテールがありました。こちら!

Tクリップ

キラリと光るペンクリップ。
言わずもがなTiffany社の『 T 』をデザインとして落とし込んでいるのですが、、、

奇しくも、TAKAの『 T 』にビタハマりwww(猛爆)

それこそ、古くはドラマ『木更津キャッツアイ』にて主人公の”ぶっさん”が『 B 』とレタードのついたスタジャンを相棒の如く着用していた事に憧れていた私奴からすれば、こういうシグネチャー的なアイテム(爆)には運命を感じずにはいられません。

もっと言えば、そういった相棒的なアイテムは『永く使えれば使えるほど嬉しいし、使用頻度が高ければ高いほど相棒感が出るだろ!!』と言う事もあり、サラリーマンの私奴にとってボールペンと言うアイテムはビタハマりなチョイスだったワケです。

世のイニシャルが『T』の人、ちょっと欲しくなったでしょ!?(爆)

実は餅屋だった!?ティファニーと文房具の関連性

ティファニーのルーツは文房屋?

冒頭で『餅は餅屋』と触れ、なんなら『シルバー925のボールペンが欲しい』と言う理由でティファニーを選んだのは上述の通りなのですが、、、

実はティファニーのルーツに【文房具】が存在するのはご存知でしょうか。

と言うのも、実はティファニーは文房具と装飾品を扱うセレクトショップからスタートしているんです!

まぁ、その後の変遷の中で文房具事業は縮小し、宝石やアクセサリーに重点を置くジュエラーブランドとして地位を確立していくのですが、そういった歴史を鑑みるに、

ティファニーでシルバー925の文房具を選ぶという行為は、ブランドルーツに沿ったアジなセレクトっぽい気がしません?(猛爆)

ティファニー Tクリップボールペン 05

ちなみに、このエグゼクティブボールペンは所謂パーカー芯と言われるリフィル規格が採用されている為、ジェットストリームの互換芯が使えると言う 実用面でもゴリゴリな物欲モデルだったりします!

ってか、コレらの魅力を改めて整理してみると、、、

  • シルバー925という使うほど風格が出る(自身の歴史が刻める)素材であり
  • オバケレベルの伝説をもつブランド価値があり
  • 自身のイニシャルがモチーフとなったディテールで相棒感を演出でき
  • ブランドルーツに沿ったアイテムと言う蘊蓄を含み
  • ジェットストリームのリフィルが正規で使える実用性を持つ

と言う掛布・バース・岡田の3連続バックスクリーンHRを超える、まさかの5連続バックスクリーンHRレベルの破壊力!!

なんならココンチのボールペンは『Tクリップ』以外にも色々なモチーフがデザインになっていたりと、掘り下げれば掘り下げるほど沼に沈んでいくヤツだわwww(猛爆)

いうてデメリットもあるんだ是!!

デメリット NG

さて、ここまで物欲ポイントばかりをゴリゴリご紹介してきましたが、その一方でコイツを選ぶことによるデメリットも少なからず存在します。

というワケで、本ブログではそんなデメリットもパリッとご紹介した上で、皆様に『デメリットも含めて愛せるか!?』を是非ご判断頂きたいと思います。

ちなみに私奴は余裕で愛せる是!!!(爆)

デメリットその①;重心が高いのでフラフラする

ペンの重心が高い

まず、コイツのデメリットを聞かれて真っ先に思い付く内容といえば、コレ。

ペン軸の重量バランスの悪さです。

というのも 実はこのペン、上述した『Tクリップ』がシルバー925材の無垢材でできているもんで、重心が極端にクリップ側に寄っているんです。それもあって、いざ文字を書こうと思うと結構フラフラしちゃうんですよね(爆)

まぁフラフラするとはいえ、それなりに書く事はできます。ただ『実用品としてガッツリ使い込みたい!』という方にとってはストレスになるかもしれません。

Tクリップの拡大

これがシルバー925材の無垢材で出来たクリップ。単純に重そうでしょwww(爆)

それこそ、【書き心地を向上させる為に、ペン先に重量を持たせたボールペン】がリリースされてみたり、往年の万年筆含めてペン先側に重心があるのはそういう事。そう考えると、長い歴史の中で積み上げられた実用性に逆行する重量設計はデメリットと言わずにはいられません。

もっといえば、単純に重たかったり、ペン軸がポリッシュされたシルバー素材故に滑り易かったりするデメリットもよく聞く内容でしょうか。幸い私奴は重量や滑り易さは気にならないクチでしたが、女性が使う場合は難易度は高くなる可能性はありそうです。

まぁ、そんなのはルックスで全てリカバリーしてくれるけどな!!(猛爆)

デメリットその②;バリバリのビジネス使いではイヤラシイかも!?

シルバー925の刻印

そしてもう一つのデメリットを挙げるとすれば、ある意味諸刃の剣とも言えるルックスでしょうか。

それこそ、シンプルで上品なデザイン故に ジャケットやスーツスタイルに馴染みやすいのは上述の通りですが、ふとした時に使うならまだしも、ガッツリ打合せ中のメモ書きに使ったりするのは(特に男性であれば)ギラギラが過ぎる印象なんですよね。

まぁこの辺りの塩梅は職種によっても異なるので一概に判断は出来ませんが、バリバリのビジネス使いとして使うよりはカジュアルシーンで胸元に忍ばせておく方が賢明かも。

ただ、この問題も(ひょっとすると)【新品時のビカビカ感が悪目立ちしている】可能性も否定はできないもんで、むしろ 使い込んで黒ずんでくると印象はガラッと変わるのかもしれません。
そういう意味では、コイツもウエストンの180よろしく【使い込めば使い込むほど守備範囲が広がる、ユーザー参加型の育成アイテム】だったりする可能性もあるんだよなぁ。

ってか、確かに全体的にガンメタっぽい色に黒ずんできたら、ギラギラ感よりも渋さが全面に出てきそうだもんな。。。

というわけで、

このあたりは定期的にエイジング進捗をレビューして確認する必要が出てきましたね!!(使命感www

あとがき

ティファニー Tクリップボールペン 02

今回購入したのはボールペンでしたが、こういった『こだわりが手薄になりがちな小物アイテム』に、ピリッとヒネリを効かせるのが私奴は大好きです。

それこそ、筆記具やマグカップ、グルーミンググッズなど、【なんとなく使っている使用頻度の高い日常アイテム】こそ、思い切ってアップグレードすると所有欲はもちろん、使用時の充足感含めて生活のホクホク感が格段に向上するんですよね。

そりゃ中には

  • 『機能的な事は変わらないのに、ムダ使いじゃない?』
  • 『自己満足って言うけど、そんな物に頼らずとも満足できるよ?』

といった意見を頂く事もあるんですが、個人的には『これらのアイテムは、従来の生活に対する満足感がベースにある上で、そこから更に充足感をプラスアルファしてくれる存在』だと思っているので、ちょっと議論のレイヤーが違うんですよね。コレは実際に使ってみないと分からないかも。

と言うわけで、もしも

  • 小物関連のこだわりアイテムをお探しの方
  • ボーナスシーズンの物欲解消アイテムをお探しの方
  • イニシャルが『T』の方(爆)

は、是非この辺りの小物について、アップデートを検討してみては如何でしょうか!!



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