皆様、お元気でしょうか。 まだまだボーナスは支給されていませんが、毎年恒例行事として【取らぬ狐の皮算用】を炸裂させながらアレやコレやと欲しいものをリストアップしている ちゃん貴です。
こんな感じでツイッターで呟いてはみたモノの、相変わらず雑多なリストだことww(爆)
とは言え、『こんな時でないと思い切った消費活動はできない是!』ということで、今回は満を持してリストを上から攻めるローラー作戦に打って出る事にしました!(大嘘ww)
というわけで、今回ご紹介するのは上記の『欲しい物リスト』の1番目に挙がったクラブマスター!
コイツに関しては過去に何度か筆を執った事もありますが、私奴のクラブマスターへの愛は遂にサングラスを乗り越え、メガネにまで辿り着いた様です!
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クラブマスターをメガネとして愛用したい!
この夏、過去に購入したクラブマスターをレンズ交換して、度入りサングラス化させたのは記憶に新しい所ですが、まぁ何と言いましょうか。
もうメチャメチャ使い勝手がいいんです!(爆)
昼間のお出かけはモチロンですが、車の運転だってコイツ一本で完結できちゃう!というお手軽さが、往年のメガネユーザーの私奴からすればスーパー嬉しい!
サスガに夜中になってサングラス、、、なんてのはアレですが、この夏(もとい冬になっても)とても重宝しております。
クラブマスターのクラシックな形とか、ちょっと小ぶりなレンズサイズが最高に気分。
この夏はこんな格好にクラブマスターを合わせて、年甲斐もなく出掛けてました(猛爆)
もっといえば、コレほどまでにクラブマスターをかける機会が多くなってくると、カジュアルからキレイめまで網羅するクラブマスターの汎用性に惚れ直してしまい、普段使いのメガネにもクラブマスターを使っちゃいたい位まで気持ちが盛り上がってきましたw w
それもあって、今回は自分自身へのお歳暮として(爆) 思い切って2本目のクラブマスター(メガネVer.)を我がメガネ艦隊に誘致してみる事としました!(パチパチパチ)
ただ、改めてクラブマスターを手配するに際し、自分でもちょっと悩んじゃうポイントもあったもんで、同じ様な壁にブチ当たっている方や、私奴自身の備忘録の為にも、その辺りの内容について筆を執ってみたいと思います。
オプティカルライン VS. サングラス 両クラブマスターを比較してみた!
クラブマスターをメガネ化したい!と思った時、皆さんが一番に思い付く方法は、サングラス(クラブマスター)のレンズを透明レンズに交換する方法ではないでしょうか。
モチロンそれでもクラブマスターをメガネ化する事はできるんですが、
実はレイバンにはオプティカルライン(要するにメガネ用途のラインナップ)というのがあって、その中にもクラブマスターがあるのはご存知でしょうか!
要するに、そもそもメガネ用途としてデザインされたクラブマスターがあるという事ですね。
で、実際にその2つを比較してみたのがコチラ。
左;オプティカルライン(メガネ用)/右の;サングラス用途のクラブマスター。
どちらも同じクラブマスターだけど、一体どんな違いがあるのか。
というわけで、本ブログの存在意義を出していく為にも
- オプティカルラインとサングラスラインは何が違うのか?
- どちらを選べば良いのか!?
という疑問についてもパリっと見ていきましょう!
ちなみに、写真が有る時点でバレバレかと思いますが(爆)、私奴は最終的にオプティカルラインのクラブマスターに決めました。
理由は後述しますが、どちらもレンズサイズは49mmで、ブリッジの長さは21mm。
クラブマスターにはレンズサイズは51mmと49mmのラインナップはありますが、私奴はレンズの小さい49mmの方がクラシックな雰囲気で好きだな。
本体の違いはレンズの天地の高さだけ!
ではまず1つ目の違いポイントはコレだ、、、なんて往年のブロガーの如く違いをご紹介できればよかったのですが、実際フタを開けてみると 両モデルの違いはレンズの天地高さしかありませんでしたwww
なんというブロガー泣かせなラインナップwww。比較写真がこちらです。
何度も言いますが現行モデル同士で比較してみたのがコチラ!
左(オプティカルライン);36mm / 右(サングラス);41mm
お色は違えどブロウパーツの角度や詳細パーツの具合に差異は見られません。
多分金型とか共用しているんだろうな、、、っていう位同じです。
ただ、ひとつ注釈を設けるとすれば、私奴が持っているクラブマスターは数年前に購入した所謂 現行品と呼ばれるモノ。
ご存知の通り、既にレイバンがイタリアの【ルックスオティカグループ】に買収された後の製品で、もっと言えばルックスオティカ買収後でも Made in Italy 時代の製品ではなく、生産国が中国製に移った後のクラブマスターです。
そういう意味ではオプティカルラインのクラブマスターも Made in China である為(というか Made in Italy の表記がないので、中国製だと思っている)、デザインとしての差異は見られないのかもしれません。(ボシュロム社時代のクラブマスターや、ルックスオティカ買収後でもMade in Italy 時代のクラブマスターならチョットは差があるのかもです。)
まぁ、後は強引に違いを挙げるとするならば、テンプル内側の印字内容くらいかww
ただ、こんなのは違いがある是、、、とわざわざ説明する内容ではないな(猛爆)
強いていえば、レンズカーブで視界に影響が出る!?
よもや両モデルの違いはレンズの天地高さだけ、、、という肩透かし感がハンパない比較結果(爆)となりましたが、『これだけで納得する訳にはいかない是!(猛爆)』と、メガネ屋のお姉さんにも色々と情報収集してみた結果、レンズカーブにも若干の差異がある、、、という事が判明しました。
これはどういう事かというと、サングラスはレンズカーブが大きいので ソレを無理に度入りにすると見え方が変わっちゃうかもね、、、といった内容。
上;サングラス / 下;オプティカル
ただ、レンズ幅のカーブ具合には差異は感じないかな。
左;サングラス / 右;オプティカル
横から見ても天地の寸法差だけカーブが強いような、、、気がする?という感じ(爆)
ただ、これも煽るだけ煽って恐縮ですが、私奴の経験則からいうと意識する程の差はありません(爆)
というのも、この夏にクラブマスターのサングラスを度入りレンズ変更しましたが、ソコまで違和感は感じなかったんですよね。 (私奴は裸眼で0.2〜0.3程度の視力ですから、もっと目が悪い人はこの限りではないかもですが。同じような視力の方はご参考まで!)
細かいディテールはサングラスを踏襲
さて、そんなオプティカルラインのクラブマスター。
上記で細かい仕様に差異はないと申した通り、細かいディテールにおいてもそれなりに作り込まれています。
レイバンがイタリアから中国に工場を移したとはいえ、意外と安かろう悪かろうな仕上がりにはなっていません。 というわけで早速詳細ディテールを見ていきましょう!
先ずはヒンジ部分。5枚タイプの丁番を使ってる。
丁番部分の加工精度も高そうだし、粗雑な作りではなさそう。
ブリッジ彫りのデザインもサングラスと同じ。
こういった細かいデザインは大切。
レンズ端やテンプルのアクセントマーク(カシメパーツ?)も同じくシャープな楕円形状。
ここはもうチョット凝ったデザインでも良いような気がする。
ノーズパットのお色が少々乳白色っぽいけど、メタルパーツの【RB】刻印は健在。
これもサングラスと同じディテール。
クリングス(ノーズパットのステー)はスネークタイプと云われる複雑形状。
コレは調整可動域が広いので、鼻の低い日本人にはもってこいの仕様だそう。
ナルホド、クラブマスターの魅力が1つ増えましたwww
もっと言えば、ノーズパットは交換の利便性も考慮して 抱きかかえて固定するタイプ。
これで適度な遊びが生まれるからなのか、着用した際のフィッテング感がいいカンジ。
今回はノーズパット関連の詳細説明が多かったですがwww、今までフレームとノーズパットが一体型であるセルフレームをメイン使用していた私奴からすればとても新鮮!
持っというと、メガネをクイっと上げた際に『カチャ』って音がするのがスーパー素敵(猛爆)
ハード vs. ソフト。メガネケースが違う!
上述の通りメガネ本体のディテールとしては大きな差異はありませんでしたが、サングラスとメガネで明らかに違うモノがもう一つありました。
コチラ、付属のメガネケースです。
サングラスは茶色いソフトケースに対して、オプティカルラインは黒いハードケース。
守備力(爆)でいえばハードケースなんだろうけど、個人的にはサングラスのケースの方が好きなだなぁww (ってか、写真撮る時に小指立ってるなww猛爆)
サングラス用のソフトケース。
フェイクレザーにベロアの内張りを貼ったモノで、『お!上質!』という作りではないけれど、デザイン的には秀逸だと思う。
一方でメガネ用のケースにも(ギリギリだけど)サングラスも入ったww
サングラスはポンポンとカバンに放り込む事が多いので、守備力の高いハードケースは嬉しいけど、デザイン面とのトレードオフがネックwww
とはいえ、私奴からすれば実はコレも結果論的にチャンスだと思っていて、『メガネケースがイマイチ ピンと来ないので、別売りのメガネケースを買う口実ができたんじゃないか!?』という邪な考えがプカリwww
かねてより気になりつつも食指を動かせなかったコイツですが、今回を機に物欲解消ランキングを急浮上してきましたwwww
WHCのメガネケースはニュートンやハバナといったお色もカッコ良いんだけど、私奴としてはグリーンがスーパー渋いと思います。買うならグリーンかな(猛爆)
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なぜオプティカルラインを選んだか?
さて、そんな両モデルの違いをご紹介してきましたが、冒頭の通り最終的に私奴はオプティカルラインを選びました。
ただ、コレも正直言うと別にどっちでも良かったんですwww(猛爆)
お色だけはべっ甲カラーにコールドパーツ、という希望だったんですが、オプティカルラインでもサングラスらいんでもそのカラーラインナップはありますし。
とはいえ 強いて言えば、オプティカルラインの方が顔馴染みが良かったんですよね。 レンズ寸法でいうとほんの5mmの天地高さの差なんですが、微妙にサングラスタイプのほうが若作りしている感が出ちゃったからww
やはりサングラスとしてはコレくらい天地高さが有る方がクラシックっぽイキフンが出て良いんだけど、メガネとしてはオプティカルライン位の大きさの方がしっくり来た、、、という感じ。
ちなみに、後から分かった事ですが 愛用していたトム・フォードの天地高さも36mmだったという偶然が炸裂ww(猛爆)
むしろレンズサイズ的に36mmの大きさが見慣れていた(爆)という可能性は否定できないwww
とはいえ、改めて両モデルを比較してみても、細かいディテールに差異はありませんし、モデル別に優劣があるワケでもありません。 ですから、そうななってくるとやはり最終的には好みや顔馴染みといった官能的な判断を大切にされれば良いかと思います。
ただ、一点 このクラブマスターを買って感じた事といえば、
べっ甲フレームにゴールドパーツだと、一気に老けますww(猛爆)
実はコレ、ワイフや会社の友人にも言われまして、もはやネタ扱いですww
正直、ブラックフレームにシルバーパーツだと多少雰囲気は違ったのでしょうが、永く愛用する事を目的に選んだ事もあって、ちょっと色々と複雑な心境ですww
まぁ、メガネの類は掛け続けると顔に馴染んでくるというのが私奴の持論。
向こう1ヶ月(というか今年いっぱい)で顔に馴染ませてやりまっす!!!!
眼鏡屋さんで掛けた時は『案外イケるなww』なんて思ったんだけどな(猛爆)
サーモント?ブロウ?なんじゃそれ!?
さてさて、今回レビューしたクラブマスターもそうですが、かつては野暮ったいとされていた【ボストン】【ウェリントン】【ラウンド】【サーモント】なんて眼鏡も、最近ではオシャレアイテムとしての地位を確立した感がありますね。
そんな横文字をいっぱい使ったメガネのタイプ分類については改めて筆を執るとしても、そんな難解なメガネ分類の中でも識別しやすいタイプといえば やはりクラブマスターに代表されるサーモントタイプではないでしょうか。
こういったレンズ上部だけ太いフレームが付くタイプのメガネの事を【ブロウ(眉毛)タイプ】だったり、【サーモント】と呼ぶのは皆様ご存知の通り。
というワケで、男性の物欲を掻き立てる為にはモノに秘められたストーリーを語るのが一番!という事で、ココからはサーモントに秘められた薀蓄でもご紹介しまして、世にサーモントタイプのメガネの素晴らしさを布教して行こうではありませんかwww
元々サーモントはシグネチャーモデルだった!?
上述の通り とりわけ特徴的といえるサーモントタイプのメガネですが、コイツには開発秘話(といっても結構有名な話)があるのは皆様御存知でしょうか。
時は1950年代、当時の米軍に モントさん という将校が居られたのが事の始まりです。
というのも、彼(モント将校)はどうやら眉毛が薄いお顔立ちだった様で『この眉毛のせいで、どうも威厳に欠ける是!』という事に頭を悩ませていたそうです。
そんなモントさんですが、人物像でいえば将校まで上り詰めた優秀な人材。
それもあってか『いっそ眉毛の位置に太いフレームを付けた眼鏡で、眉毛を誤魔化してしまえ!』というパワープレイを思いつき、その妙案を以って眼鏡屋さんにお願いしたのがサーモントの生い立ちと言われています。
その後はモント将校の布教活動の甲斐(爆)もあって サーモントは爆発的な拡がりを見せて今に至るワケですが、この【サーモント】という名前も 元々は上官への敬称として【Sir(サー)】を付ける習慣より【サー・モント】⇒【サーモント】となったと言われています。 いやはや、これは語れるエピソードですねwww
それから言うと、サーモントのメガネはモント将校のシグネチャーモデルじゃないか!
これは今やエレキギターの2大モデルの一つであるレスポール(元々はレス・ポール氏のシグネチャーモデル)がスタンダードとなったというエピソードに通ずるモノがあります。
もっといえば、サーモント眼鏡のアイコンとしてあまりにも有名なのは、1960年代の黒人公民権運動家のマルコムX御大ですね。
噂のマルコムX御大。
他人のシグネチャーモデルであったサーモント(爆)を自らのシグネチャーモデルかの如く昇華させた立役者!
これも元々はチェット・アトキンスのシグネチャーモデルであるテネシアン(テネシーローズ)をトレードマークとしたベンジーにも通ずるモノがあります。 知らんけどwww(猛爆)
アメリカンオプティカルを選ぶ選択肢もあった
そんなサーモントの由来だとか、マルコムXが愛用したメガネだとか、色々エピソードを記載したモノの、それって実はレイバンのエピソードじゃないんですww(猛爆)
というのも、上述した米軍のモント将校がブロウタイプのメガネを依頼したのは何を隠そう【アメリカンオプティカル社】だし、マルコムXが愛用したメガネも【アメリカンオプティカル社】のメガネなんですwww
そういう意味では本エントリも【アメリカンオプティカル社】のサーモントを買ってレビューした方が良かったのかもしれません(猛爆)
ただ、一点言い訳を言わせて貰えるならば、アメリカンオプティカル社は今日現在でもメガネを作製・販売してはおりますが(世界最古のメガネメーカーだって!すごい!)、現行で買えるのはオーバルレンズのメタルフレームタイプ。
ココンチはメタルの素材をエゲツないくらい拘ってて、正直高いですww コイツ。
マルコムXのシグネチャーモデルであるサーモントになると、新品市場は皆無。
必然的に中古市場で探す事となりますし、もっと言えば’50s、’60s当時のヴィンテージ品くらいしか見ることがありません。
気になる価格も中古なのに5万円とか超高いww(猛爆)
まぁ希少性と需要と供給の関係でこの値段が付くのはある程度仕方ないんですけど。
アメリカ3大眼鏡メーカーとは
今回、レイバンの中でもサングラスを買うかオプティカルを買うかで悩みましたが、正直サーモントの眼鏡のブランドを選ぶにあたっても、ドコの眼鏡を買うか?と結構真剣に悩みました(猛爆)
というのも、世には【3大◯◯】という分類が有るように、メガネ界隈においても【アメリカ3大眼鏡メーカー】なるカテゴリーが有るんですよね。
その3大メーカーというのがコイツ。
- アメリカンオプティカル
- シュロン
- ボシュロム(旧レイバン)
ただ、この【アメリカ3大眼鏡メーカー】なるカテゴリーを振り返ってみても、今となってはチョット違和感を感じる事もチラホラ。
というのも、【ボシュロム】は今となっては光学レンズメーカー的な位置付けで、メガネ自体は売っていませんし、分家である【レイバン】(元々はボシュロム社のメガネブランド的扱い)も屋号こそ同じですが、今や体制も資本も違うというゴタゴタがあります。
更には【アメリカンオプティカル】も上述の通り現行品の取り扱いは有るものの、幾分ラインナップの充実性に欠ける事もあって、そうなると唯一残った実用メーカーとなれば【シュロン】だよね、となります。
そういう意味では 私奴の中でもシュロンは候補には挙がっていたんです。
シュロンのサーモントタイプといえばロンサーですよね。コレ。
チョット角ばったレンズがすこぶるカッコいい!
シュロンだってブランドとしてのストーリー性は他に負けてない。
なんか、そんなの考えていたらシュロンのメガネも欲しくなるな(猛爆)
あとがき
今回、結果としてレイバンのクラブマスターを選んだワケですが、最近ではレイバンに対する批評を耳にする事も少なくありません
『資本が変わった今のレイバンはレイバンじゃない!』
『過去の栄光を傘に、商業路線に走ったレイバンはもうダメだ!』
『ボシュロム時代のレイバンこそ至高なんだ!』
まぁ、こういった気持ちも分からなくはないんですよ。
でもね、やっぱり私奴はレイバンが好きなんですw(猛爆)
というのも、こちとらカートコバーンとボブディランのウェイファーラーに憧れてレイバンにハマったクチですからね(爆)
資本が変わったとはいえ、モノとして粗雑なワケでもありませんから、最終的には往年のミーハー舐めんじゃねぇ!wwww って事でレイバンに落ち着きましたとさ(猛爆)
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