君はNigel Cabourn「ARMY CREW JERSEY MIX」を知っているか?

Nigel Cabourn「ARMY CREW JERSEY MIX」02 メンズファッション

マンボウが開け、どこにお出かけしようかなと旅や遊びの計画を練り始めるこの頃。こないだお花見をして思い出しました、春は夕暮れると寒い(あと野外の酒は美味しい)。薄手のコートでは肌寒い、けどニットは季節感ないしなぁ。あと、寒い暑い繰り返して、気候バグってない?と。

そんな4、5月、クローゼット前に立ち、「あぁ今ちょうどいい気候だけど帰り寒そうだなだな」と地味に服選びに頭を抱えがちです。

春はもちろんのこと秋冬でデイリーに大活躍するといえば、スウェット。近年ではカレッジスウェットが男女ともに流行していますね。ということで、あえてカレッジじゃないスウェットを。

ブリテッシュでミリタリーなブランド・Nigel Cabournのアイテムを紹介します。

ARMY CREW JERSEY MIX」(アーミークルージャージーミックス)。

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1930、1940、1960年代のこだわりが詰まった宝石箱・アーミークルージャージーミックス

Nigel Cabourn「ARMY CREW JERSEY MIX」

一見クレイジーパターンでパッチワークなスウェットに見えますが、ナイジェルケーボンのこだわりが詰まったアイテムです。

イギリス陸軍のトレーニングウェアがモチーフとなっており、右が1930年代、左が1940年代をモデルにしています。この2つを融合させたスウェットとなっています。

さらに詳しい説明をすると、

  • 左のボディは起毛裏地が表面で左袖はワッフル生地。
  • 右のボディは一般的なスエット地が表面で右袖はサーマル生地。

リブの長さも違い、幾つものミリタリーガーメンツを手がけてきたナイジェルケーボンらしい珠玉のマスターピースに仕上がっています。

Nigel Cabourn「ARMY CREW JERSEY MIX」

1930、40年代当時の写真ないかな〜と思ったのですが、それらしき写真が見つからず……。きっと、ナイジェルケーボン大先生の秘蔵ミリタリーコレクションにはあるのでしょうが。

30年代と40年代、どっちもカッコイイから合体させてしまおう。そんなナイジェルケーボン御大のやんちゃ心に近いものを感じます。しかも、奇抜さは意外となく何にでも合わせられる凡庸性の高さを誇っています。

さらにさらに〜!60年代のエッセンスも織り交ぜられています、それは60年代に登場したフラットシーマミシン。

布と布を突合せて重なりを排除し縫製目を軽く薄く仕上げる手法です。

Nigel Cabourn公式サイトより

この備忘録を書くにあたり、調べてフラットシーマミシンのこと知りました。そして、気づいたのですが、、、

二つの生地を合わせているセンターがめっちゃフラットなんですよ!

むしろ、そういう1枚の生地なんじゃないの?ってくらいに。
なので、着てても違和感ゼロです!すんげえなぁフラットシーマミシン。

ちなみに、アーミークルージャージーミックスあるあるとしては、「それ裏返しで着てるよ」と親切心から指摘される事が挙げられますww

「そういうデザインなんだよ(大人の余裕心を含んだ微笑み)」or 「やべ、おっちょこちょいしちゃった……ってそういうデザインだよ(照れは捨てて、さんま師匠を憑依させる)」の返しがオススメです。

Nigel Cabourn「ARMY CREW JERSEY MIX」

また、左袖にはお馴染みのブロードアローの刺繍も。このブロードアローは英国軍で用いられていましたが、ナイジェルケーボンのアイテムの多くに施されており、ブランドのアイコン的な刺繍です。

決め手はカラーリングだった、コレぞナイジェル

毎シーズン定番で発売されており、歴代のカラーリングも豊富なアーミークルージャージーミックス。

その中でも、ボクが選んだのは定番色・ネイビー。もっと言えば、後染めされているインディゴな色味です。購入してから7年、今でもべらぼうに愛用しているヘビロテアイテムです。

ちなみに、人生初のナイジェルケーボンのアイテムでもあります。当時、デニムにどハマりしていたこともあり、経年変化も楽しめるシンプルな上着はないかと探していました。そんな時に、行きつけだったセレクトショップの店員さんに勧められたのが「ARMY CREW JERSEY MIX」。

「ナイジェルケーボンらしいアイテム」「インディゴ」「30%オフ」という文言に惹かれました。

何よりも、ナイジェルケーボンってお手軽価格じゃないんですよ。そりゃいい生地使ってるいい服だということは分かっていましたが、大学生だったボクには手が出せず憧れのブランドでした。

しかし、「アーミークルージャージーミックス」の値段は¥17,600 (税込)。そこから30%オフだったので、デビューするなら今だろと脊髄反射で即購入に至りました。

ちなみにですが、半袖バージョンやナイジェルケーボンウーマンバージョンも発売されています。

7年愛用して分かったこと

さて、ここまでデザインや、出会いについてを綴ってきましたが、続いては、7年間愛用してみて感じたこと、判明したことをご紹介したいと思います。

まず色味。

というのも、購入時は上記の写真くらい黒に近い濃紺だったこいつも、だいぶ色落ちしてきました。まばらになったインディゴカラーがいとおかし(めちゃくちゃ可愛い)です。
また、袖や身頃といった各生地ごとに色落ちが違うので、部位ごとに異なる色の移り変わりを楽しめます。

Nigel Cabourn「ARMY CREW JERSEY MIX」

写真では光の加減で印象も変化することもあり、ややわかり辛いので、直接会って自慢しに行きたいくらいです……えへへへ(惚気)。交通費いただければ本当に行きますよ(迫真)。

続いて、タフネス!

とにかく丈夫なんですよ。7年間、春秋冬とヘビロテしてきましたが、未だに現役です。そして、その秘訣はズバリ、首回り。

というのも、スウェットやTシャツって、結局首回りがゆるゆるになってお別れってパターンが大半だと思いますが、アーミークルージャージーミックスは、バスクシャツのように横に広くて、縦に浅い作りになっています。
長い間着れている秘訣はこれに尽きます!(笑) とは言え、購入時よりやんわり広がったかな感はありますけど。

加えると、さすがの縫製です。7年間着てるのに、ほつれ一つありません。

そんな抜群の出来栄えを誇る一方で、

  • 袖の絞り感がよれた、
  • ワッフル生地の箇所がやや伸びてきた

といった、時系列なりの草臥れ方こそありますが、まだまだ向こう13年は頑張ってもらいたい相棒です!目指せ愛用20年!!!!

あ、そういえば、袖周りもややくすんできてました。
これは完全に僕の着方が悪いんですけどww。

ついヘビロテしちゃう「アーミークルージャージーミックス」コーデまとめ

Nigel Cabourn「ARMY CREW JERSEY MIX」01

180㎝の僕は、「アーミークルージャージーミックス」のサイズ50を愛用。袖こそやや長いですが、下にシャツなどを着たいこともあって、50にしました。

というわけで、コイツを使ったコーディネートサンプルを考えてみました!!!

ワントーンでまとめたデイリーコーデ

Nigel Cabourn「ARMY CREW JERSEY MIX」

まずはデニムとのコーデ。

うん、全身ネイビーコーデ良いですね〜、良いですよね?笑

ワントーンカラーでコーデをまとめる時のコツは、素材感とグラデーション。

上下で生地の質感が違うだけで小慣れ感が演出できます。また、色味の濃度が違うだけでコーデに色が生まれてきます。

そうなんです! 本アイテムは異なる質感と色味、この両特性を備えたコーデに安定をもたらしてくれるアイテムなんです。

近い感じでもう一つ紹介を。こちらはオリーブカラーを用いたワントーンコーデ。軍パンとの相性抜群ですね。上から下へ色味がライトになっているのが肝です。

スタイリッシュなワークコーデ

Nigel Cabourn「ARMY CREW JERSEY MIX」

続いて、ちょいヨーロピアンワークなコーデ。

クタクタになってきた本アイテム、首元に和な柄のスカーフを巻くと相性抜群です。分かりやすく説明するとポータークラシックな感じといった所でしょうか。キャスケットを後ろかぶり、ボロボロのディッキーズをロールアップして、足元はきれい目なネイビーでカッチリに。

キャップ、スカーフで落ち着いたワークを、トップスとパンツはガッツリワークを。いい塩梅で仕上げたコーデになります。

ショーツと合わしたスポーティコーデ

Nigel Cabourn「ARMY CREW JERSEY MIX」

最後に春先コーデ。春といえば、ショーツ×長袖! 正直、春先のショーツは昼間ちょうどいいのですが、夕暮れになると寒いです。春の気候ムズイ。でも、個人的にはすごく好きな組み合わせです。

今回は、ベージュ×ネイビーでまとめました。ラインソックスとコンバースハイカットで程よいアイビーな存在感を。全体として、カジュアルになりすぎないスポーティーなアイビーをイメージしました。

Nigel Cabourn「ARMY CREW JERSEY MIX」

バスクシャツな作りに加え、首回りが緩くなってきたこともあり、下にTシャツを着る際には首元を詰まっているのを選ぶようにしています。ゆるゆるのだと、だらしなくなっちゃうんですよね。

今回はビッグサイズの水色Tシャツを挟むことで、首周りに差し色効果を。バケットハットとショーツなど、色をカッチリ合わせることでカジュアルすぎないコーデにまとめてみました。

最後に

いかがでしたか? マスター・ナイジェルケーボンが生み出したアシンメトリーでクレイジーパターンなアイテム「アーミークルージャージーミックス」。

アイテムの説明だけだと、だいぶ個性的で派手な商品に感じるかと思いますが、綴ってきたようにすごく自然体でデイリーに着こなせるスウェットです。手入れとか考えずにヘビロテしていたら、7年経ってました。この記事書くにあたり改めて思い返すと、いやコレ相当重宝してきたな、色ヤバない?めちゃ渋いやん、深いわぁ。と独りでホクホクしました。

生活、体型や着こなしなど、色落ちの仕方は十人十色のアイテムです。数年後、貴方だけの色落ちした「アーミークルージャージーミックス」を見てこう感じることでしょう、「コレ相当重宝してきたな、色ヤバない?めちゃ渋いやん、可愛いなぁ、深いわぁ、ホクホクってコレか」。

ちなみに余談ですが、ボクはナイジェルケーボン大師師匠と遭遇したことがあります。上記の記念撮影の時です。ボクが最初に抱いた感想は、デケぇ。やはり本物はオーラなのか大きく見えるぜと思っていたら、身長も思ってたよりもデケぇ! しかも気さくで、握手の力もつえぇ。

つまり、最高の御大でした。遭遇したら間違いなく気さくなおじ様で話してくれます。ぜひ話しかけてみてください(来日中は中目黒の飲み屋街で目撃されがちです、笑)。

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