こんにちは、ちゃん貴(@butsuyokukaisho)です。
不思議なモノで、数年前までは「こんなにワイドなズボンは今の気分じゃないなぁ」と思っていたモノも、最近では「これ、ちょっと細くね?」と思ってしまうくらいに、昨今のオーバーサイズブームが浸透してきました 。
いやはや、改めてイメージ戦略の凄まじさと、人間の感覚の不安定っぷりを感じますww
というのも、個人的には【良いものを永く着る】というポリシーを遵守する為に【意図的にトレンドには乗っかかりすぎないサイズ感で買い物をしている】つもりだったのですが、今回に関しては、何をどう間違えたのか、
昨今のビッグシルエットブームに毒された様な、超ビッグサイズのアイテムを登用してしまいましたw (猛爆)。こちら。
この肩ストラップと前掛けといえば、オーバーオール!!
そして、近年におけるオーバーオールの大傑作といえば、、、
ズバリ、ナイジェルケーボン×LYBROのネイバルダンガリーです!!!
というワケで今回は、ジャストサイズ推奨派の私奴が、長年培ってきたポリシーを曲げてまでオーバーサイズを選ぶに至った【ナイジェルケーボンのオーバーオール】について、鼻息荒くお届けしたいと思います!!
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ワーク感とトレンドのクロスオーバー!琴線を刺激する物欲ポイント5選!
では早速、2021年の新卒枠として登用されたナイジェルケーボン×LYBROのネイバルダンガリーをお披露目をしたいと思います。
とはいえ、コイツに関しては既にご存知の方も多いかと思いますが、私奴の備忘録的な意味も込めて、まずは全体像をご覧いただきましょう!コチラ!
どうですか?この圧倒的なワタリのサイズ感www
めちゃめちゃ太いでしょww
むしろ、悪意のある演出(爆)として、私奴が愛用するRESOLUTE 710を隣に置いて比較してみましたが、
この超ビッグ&ワイドなシルエットこそが、ナイジェルケーボンのオーバーオール最大の物欲ポイント!!
もっと言えば、冒頭で『意識的にトレンドには乗っかからない様に買い物をしている』と言ったにも関わらず、これほどのビッグサイズを選ぶに至ったかというと、
デザイナーであるナイジェル御大が、ガバッとしたサイズ感で着用されているからwww(爆)
というのも、そもそもここのブランド自体が、タイトフィット全盛の10年前ですらゆったりしたシルエットでモノ作りをしていましたし、ブランドの世界観からしてガバッとしたサイズ感が推奨されている様に感じるんですよね。
つまり、ナイジェルケーボンというブランドの世界観を楽しもうと考えると、
”結果的に”洋服のサイズがビッグサイズになっちゃっただけであり、決してオーバーサイズのトレンドに乗っかったワケじゃ無いんです!!(猛爆)
その証拠に、ココンチのお洋服は巷に蔓延する【単純にサイズアップしただけの乱暴なオーバーサイズ感】とは違って、大きめのデザインでも野暮ったさは皆無。
むしろ、シルエットはもちろん、細かなディテールがバッチバチに光る傑作プロダクトに仕上がっています。
よもや、輝き具合でいえば、小松奈々ちゃんの笑顔くらい光り輝いてます!(爆)
というワケで、ココからはネイバルダンガリーに隠された物欲ポイントを整理しながら、
小松奈々ちゃんの魅力を余す所なくお伝えできればと思います!! は?(猛爆)
物欲ポイント①;伝説再び!復刻ブランド【LYBRO】とは!?
では早速 小松奈々ちゃん ナイジェルケーボンのオーバーオールの魅力について筆をとっていきたいと思いますが、まずコイツを説明するに際して外せないポイントがあるとすれば、
ズバリ【LYBRO/ライブロ】というブランド展開でしょう。
というのも、そもそもLYBRO社自体は1926年にイギリスで創業したワークウェアブランドで、第二次世界大戦のころまでイギリス国内でワークウェアを製造していたブランドだったんですね。
1963年頃にはLYBRO JEANSブランドとして広告にビートルズを起用したりと、この時期はまだ事業としても順調だった旨が伺い知れます。
ちなみに、上記の説明が全て【過去形】で語られている事から分かる様に、その後LYBROブランドは消滅する事となるのですが、時を経てナイジェル御大が実名復刻した、、、という流れでブランドは再スタートする事になるのですが、
実は ここから少し深堀りすると、とてもロマンチックなエピソードが出てくるのがナイジェル御大の凄いところ。
というのも、まだLYBRO社が健在だった1970年代に、同社が主催するデザインコンテストが開催され、その時に賞を獲得したのが、何を隠そう当時まだ学生のナイジェル御大だったという縁があったみたい!
そんな縁もあって、後にLYBRO社の実情(ブランド消滅)を知った御大が実名復刻させるに至るのですが、さらにココからダメ押しのロマンチックエピソードがあって、、、
当時ナイジェル御大が賞を取ったワークウェアというのが【オーバーオール】であったという事!!
いやはや、『ココでオーバーオールが出てくるんかい!!』という、まさかの伏線回収っぷり!!
ただ、残念ながらこのネイバルダンガリー自体は、当時のナイジェル御大がデザインしたプロダクトではなく、アメリカ海軍のデッキパンツをサンプリングしたアイテムなのですが、そんなミリタリーアイテムのリプロダクトにも関わらず
【Nigel Cabourn】ではなく、【LYBRO】として【オーバーオール】をリリースするのは非常に粋!!
よもや、サイドスト-リーとしてグッとくるのは私奴だけではないでしょ?ww
物欲ポイント②;極太なワタリからシュッと絞ったテーパードライン!
そして、上述したロマンチックエピソードに続く2つ目の物欲ポイントこそが、
この【極太シルエット】。
ただ(上述した通り)、単純にサイズアップさせただけのワイドシルエットとは一線を画すのがココンチの特徴で、具体的に言えば、
ワタリはガッツ溢れる太さなのに、裾はシュッと絞られたテーパードラインがメチャクチャ素敵過ぎるんです!
もはや、コレは言葉よりも画像を見て頂いた方が分かり易いでしょう。こちら。
たっぷりとしたビッグサイズシルエットながら、足元がキュッと絞られている事により、ルーズなシルエットでありながらどこか丸っこさが出てる!!
ちなみに、このオーバーオールはナイジェル御大もお気に入りなのか、インスタや各種スナップでも結構な確率で着用されているのですが、
このサイズ感って、非常にカッコよくないですか?
それこそ、私奴もこれらのスナップに影響されてココンチのオーバーオールが欲しくなったクチですし(爆)、本ブログをご覧の方も『自分も着てみたい!』なんて思われた方も少なくないのでは無いでしょうか。
ちなみに、シルエット以外にも珠玉のディテールが光るのがこのネイバルダンガリー!
というワケで、ここからはネイバルダンガリーに隠された別の物欲ポイントの紹介と合わせてどんどん畳み掛けていきましょうかwwww
物欲ポイント③;期待値抜群のヘリンボーン生地!!
上述した【ガバッとしてるけどシュッとした秀逸シルエット】を最大限に活かしてくれる生地、それこそがこのヘリンボーン生地でではないでしょうか。
というのも、上記のナイジェル御大の着用スナップからも分かる通り、
洗濯を繰り返す事により、クタっとした質感やドレープが生まれ、更には色落ちも期待できるエイジング生地というのがスーパー嬉しくないですか?
一度の洗濯 ⇒ 乾燥機 のコンボにて、ここまでパッカリングが出てくる将来性も期待大!!
10オンスという絶妙な厚みの生地故に、季節感を問わず着れちゃうのもイイ!!
もっと言えば、日本製の生地を愛するナイジェル御大の意向もあって、日本製のデニム生地を使ったバリエーションだったり、よりワーク感があふれるコットンダック生地を使ったラインナップがあるのもネイバルダンガリーの魅力。
よもや、お金さえあれば全ての生地をコンプリートしたいくらい、どれもカッチブーな秀逸ラインナップです!
むしろ、次買う時はどの生地(とお色)を選ぶか、、、なんて今から次のネイバルダンガリーの妄想が弾むレベルでの出来栄えなのですが(爆)、とりあえずは私奴はこのネイビー生地のネイバルダンガリーをクタクタに育て上げてスーパーカッチブーな雰囲気にして見せる!!
物欲ポイント④;拘りのメタルパーツ&垂涎ディテール!!
ココまででご紹介した
- LYBRO社の復刻エピソード
- ナイジェル御大の着こなし
- 抜群のシルエット感
- エイジング期待値バリバリの生地
といった手役にて、現時点で既に満貫確定の手の内が揃いましたww
しかし、更にここから倍満、もしくは3倍満、場合によっては数え役満を狙えるポテンシャルを秘めているのがネイバルダンガリー!
というわけで、まだまだ手を緩める事なく、ココからは更にマニアックなディテールをご紹介していきましょう!!
例えば、胸当て部分にご注目。
ご覧の通り、ストラップを止めるボタンがLYBROのオリジナルボタンになっているのは勿論、アクセントになるリベットもナイジェルケーボンオリジナルの矢印マークがついていたりと、細部まで抜かりありません!
もっというと2020年モデルから胸当てポケットにジッパーが付くようになったのですが、このジッパーもTALON製というニクい演出! この舶来品好きにはたまらないセレクトは流石です。
また、ナイジェルケーボンのオーバーオール特有のパーツといえば、ストラップについたレザーテープがありますが、
上の写真のように、僧帽筋の上くらいで渡してやる事で、生地の重さを背中に分散させ、肩の負荷を減らす役割があるみたい。
こういう実用性を伴うウンチクもイイ!!www(爆)
また、身頃には着脱を容易にさせるクリップが搭載!!
消防士さんの制服に採用されているようなクリップがカッコイイでしょ。
ボタンより留めやすいですし、ヘリンボーン柄のテープでの補強も抜かりありません。
更に側面にはでっかいサイドポケットが搭載!
上述の通り、U.S.NAVYのデッキパンツがサンプリングソースとはいえ、同じアメリカ軍のM51やM65の様なプリーツが付いたポケットではなく、フランス軍のM47の様なポケットデザインとなっているのは興味深いポイント!
ポケットのマチは、不意な引っ掛かり防止の為に背面側にしか付かないミリタリースペックを踏襲しているモノの、大容量のポケットなので何でも放り込めるのも◎
サイドとバックポケット部分に付けられたボタンにもエイジング加工が効いている細部のコダワリっぷり。これも雰囲気があって好きなんだよなぁ。
ってな感じで、表ドラ、裏ドラが乗りまくりで、気がつけばドラ7というドラ爆弾が炸裂。
結果として手役4飜+ドラ7飜=11飜の3倍満と、惜しくも数え役満には届かなかったものの、親の3倍満(36,000点)の破壊力は流石です。
ってか、定価(税抜き36,000円)はココから決まったんじゃね??(猛爆)
これはデメリット!?気になるポイントの対処法について
上記の通り、順調に役物とドラを揃え、親の3倍満が完成したネイバルダンガリー。
ただ、ネイバルダンガリーの魅力は分かったけれど、本格的に購入を検討するとなれば どうしても気になるポイントは出てくると思います。
というわけで、ここからはネイバルダンガリーの購入検討に際し、皆様が気になるであろうポイントについて整理していきたいと思います!
なんせ私奴もコイツの購入に際してガッツリ悩んだ&解決策を模索したクチですから(爆)、皆様のお悩みポイントは分かるつもりだ是!!
疑問ポイント①;ストラップ背面にあるレザーパーツの洗濯ってどうすんの?
先ず最初に気になるポイントといえばコレでしょう!レザーパーツ。
コイツの役割については上述した通りなのですが、このレザーパーツ故に洗濯に対する悩みが出てくるのも事実。
しかし、結論からいえば、
レザーとはいえ、気にせずガンガン洗濯しちゃおう!
これです。
というのも、洗濯によって革が縮んでしまったり、硬くなったり、カサカサになったり、というレザー特有の変化は必ずあると思うんです。おそらく、最終的にはジーパンの革パッチの様にカリカリに変化していくんだと思います。
しかし、考え方によっては、それこそがネイバルダンガリーの魅力であり、経年変化と呼べるのでは無いでしょうか。
むしろこの手のアイテムであれば『ガンガン洗濯した結果、レーザーテープが千切れてリペアしたんだ』なんてエピソードが語れるくらいになった方が、カッコよくないですか?
正直、最初は私奴も『コレ、洗濯どうしようかなぁ、、、』なんて思っていましたが、上述した様な考え方にシフトチェンジさせた結果、そこまで洗濯に関して神経質になる事も無くなりましたし、むしろ生地の経年変化の期待も含めてゴリゴリ洗濯してしてやりたくなったりww
ちなみに、購入直後に洗濯→コインランドリーのガス式の乾燥機でギュンギュンに乾燥させた後のレザーパーツの具合がコチラ!
まだレザークリームも塗り込んでいませんが、思っている以上にしっかりしているでしょ?
むしろコレはコレでアリなんじゃ無いかな、と思うくらいです。
なので、(繰り返しますが)解決策としては、
ガンガン洗濯して、生地のエイジングと一緒に楽しむんだ!!と割り切るのが1番ではないでしょうか!
疑問ポイント②;バックポケットがモンキーバッグ
あとはコレでしょうか。
地味なポイントとはいえ、これに関してはジツは私奴がいちばん悩んだ項目かもしれませんwww
というのも、私奴はスボンのバックポケットにバンダナやハンカチを差し込んでチラ見せさせるのが好きなのですが、モンキーバッグタイプだとそれができないじゃないですか。もっといえば、お財布をバックポケットに収納している方からすれば、若干違和感を感じる方も居られるかと思います。
とはいえ、このモンキーバッグのデザインも含めてネイバルダンガリーなので、もうコレは諦めるしかないのか、、、と思っている方も少なくないと思います。
しかし!
ジツはこのバックポケットがどうしても気になる!!という方の為に、ナイジェルケーボンがこっそりバイパスルートを用意している事はご存知でしょうか。
それがコチラ!!
なんと、同じくナイジェルケーボンからリリースされているネイバルダンガリーでも、コットンダック生地のコイツは サイドのカーゴポケットがフロントポケットとなり、背面のモンキーバッグもバックポケット仕様(ハンマーループのおまけ付き)に変わっているのでした!!!
これならネイバルダンガリーの雰囲気はそのままに、バックポケットに財布もバンダナも入れられる是!!(歓喜)
一部、太もも部分がタブルニーっぽく補強され格子状のステッチが入るディテールこそ追加されていますが、ネイビーならステッチは目立ちにくいのでスッキリ着用できますし、逆にブラウンカラーを選んで白ステッチを目立たせながらワーク感をマシマシにしても超ステキ!(何を隠そう、私奴は地味にブラウンのコイツが欲しいww)
しかも、このネイバルダンガリーはAmazonだと定価から10000円位割引されている(‘20.4月現在)というお買い得感もポイント!
モノとしては気になっていたんだけど実用面としてポケット形状が引っかかってた、、、という方が居られたなら、是非チェックしてみてください。
疑問ポイント③;サイズ選びが難しい!
そして、最後となりましたが、ネイバルダンガリーを選ぶに際して、多くの方がぶち当たる壁(というか疑問)があるとすれば、
どのサイズを選べば良いのか問題!!
というのも、ご自宅の近くにナイジェルケーボンを取り扱うショップがあれば良いのですが、近所に取扱店舗が無いという方も多くいらっしゃるかと思います。
ええ、私奴もそうでしたwww
ただ、サイズ選びについては少々コツというかポイントがありまして、私奴自身が仮説を立てて検証してみた結果、バッチリイメージ通りのサイズ感で購入する事ができました!!
というワケで、少々勿体ぶって恐縮ですが(爆)、次回のエントリでは私奴なりのサイズ選びのコツや、その理由について、ガッツリお伝えできればと思います!
ネイバルダンガリーのサイズ選びに悩む諸兄諸姉諸君、乞うご期待あれ!!!
あとがき
ちなみに、LYBROからは、このオーバーオールと同じ生地でつくられたカバーオールもラインナップされていたりして、コレはコレで非常に魅力的!!
正直、コレらをセットアップで着たい位に物欲は沸き散らかしているのですが(爆)、なんせ最近はオーバーオールや革ジャン含め、大型新人の誘致が立て込んでいたので、
カバーオールの誘致に関しては、コイツらの支払いが終わってから考えたいと思いますww(猛爆)
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