こんにちわ、ちゃん貴(@butsuyokukaisho)です。
前回のエントリにてご紹介した、パラブーツの出世作、ミカエル。
昨今のセレクトショップ事情をみてもパラブーツ推しが目立つ所も多く『最近パラブーツに興味が出てきたんだよね!』という方も少なくないのではないでしょうか。
ただ、前回のエントリでも触れた通り『パラブーツが欲しい!』となっても、次にぶつかる壁はズバリ、サイズ選び。
というのも、パラブーツって定番モデルならばネットで並行輸入品を買った方が2〜3万円はお安いじゃないですかww(爆)
それもあって、
- パラブーツが欲しいけどサイズ感がイマイチ分からない
- かといって、店舗に行って試着だけするのも気まずい
- 近所にパラブーツを取り扱っているお店がない
なんてお困りの方も多いのではないでしょうか。
しかし、そんな困り事があるならば、それを解消するのがブロガーの本懐!!
というワケで、今回のエントリでは私奴の足の実測サイズをベースに、パラブーツ実店舗にてフィッティングしてみて分かった【各モデルのサイズ目安】を一挙大公開したいと思います!
題して『チキチキ☆サイズ難民を救え!モデル別パラブーツサイズ検証SP!』
本エントリがパラブーツにおけるサイズ難民の参考となれば幸いです!
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自分の足のサイズとフィッティングの好みを知っているか!?
インターネットの発達によりググればいつでもそれっぽい情報が得られる様になってきた昨今。
それは今や【革靴のサイズ選び】も例外ではなくなってきました。
例えば『パラブーツ サイズ感 』というワードで検索すると、すぐにソレっぽい情報には辿り着くんですよね。例えばこういう情報。
『〇〇cmのスニーカーを履いている私は、パラブーツなら○○cmがジャストサイズです!』
革靴好きな諸兄諸姉諸君であれば、一度はこの様なレビューを見たことがあるかと思います。
こう言った情報が簡単に入手出来るようになったのはスゴい事だなぁ、と思う一方で、こと革靴に関していえば、
この情報だけでは、サイズ感ってイマイチが分からなくないですか?www(猛爆)
というのも、スニーカーならまだしも革靴のサイズ感って結構シビアなんですよね。
もっというと、革靴のサイズ感なんてイニシャルDよろしくグイグイとタイトに攻めるのがお好きな方もいれば、適度にルーズなフィッティングがお好きな方も居られます。
更にはメーカー(というか店舗)によって推奨サイズも違ってきたり、フィッティングの流派(?)によって最適解が違ってくるのが革靴の世界じゃないですか。
そういうのをトータルで考えちゃうと、感覚的なマイサイズを提示されるだけでは、情報として物足りない、、、というのが本音ではないでしょうか。
ただ、そんな皆様の歯がゆいポイントが分かるのが私奴。(爆)
なんせ、伊達に15年も革靴好きをやってない是!というワケで、この度、誰も開拓していなかったパラブーツにおけるサイズ選びのコツについて、
ブロガーとしての使命感を滾らせながら、もう少し踏み込んだ【パラブーツのサイズ情報】をお届けしたいと思います!
まずは自分の足のサイズを知ろう!
さて、そんな『パラブーツにおけるサイズ難民を救いたい!』という本企画。
その為にはまずベースとなる私奴の足のサイズ感と、選んだ靴のサイズをご紹介していきたいのですが、今回はより分かりやすく足の大きさを検証する為に、コイツを使いたいと思います。
測長メジャー!
といってもビルケンの箱に付いているヤツなんですけどねww
実はこういう時に役に立つんじゃないかと、密かに温めておりました(爆)
しかもコイツ、ただ箱についていた付録と思うなかれ!
実際に使ってみると思っている以上に使い勝手が良くて、思った以上に足の大きさが解りやすいんです。
というわけで、私奴がこの測長計の上に立って外周をペンでなぞってみた足のカタチがコチラ!
実際は踵の位置はゼロ点に合わせており、わずかに残る鉛筆のラインが中空(?)の踵のラインですww
とは言え、この画面では縮尺が分かりにくいかと思いますので、必要に応じてプリントアウトするなり、拡大するなりでご自身の足と合わせてみて下さい。
ちなみに、①、②、③は私奴の足回りの実測サイズ。
大きい数字はメジャーを緩く当てたサイズ/小さい数字はメジャーをギュッと絞った際のサイズです。
- ①(母子球〜小指球回り);25.5cm ⇒ 24.0cm
- ②(①と③の間);24.5cm ⇒ 23.0cm
- ③(土踏まずの一番くびれている部分);24.5cm ⇒ 23.5m
甲の高さは表現し難いけれど、ひとまずボールジョイントや土踏まずの位置含めて、これくらいの情報があればサイズイメージも掴みやすいかと思います。
ミカエルだけサイズがフランス表記なのは、エルメスOEM時代の名残?
上記STEPにて、自分の足の大きさが分かった!となれば、次は適合しそうなサイズを見ていきましょう!
ちなみに私奴は過去にJ.M.ウエストンで感動のフィッティングを体験して以来、タイトフィット教に入教しています。(爆)
(ちなみに、ウエストンではストレートチップ(品番;300)で7E、180ローファで5.5Dでした。)
それもあって、実際にパラブーツでもタイトフィッティングが好きな旨を伝え、スタッフさんと一緒に見立ててもらったフィッティング具合がこんな感じ。
実際に試着してみるに、ミカエルなら40、アヴィニヨンやウィリアムなら6.5といったサイズがマイサイズという事が分かりました。
ちなみに、前後サイズも履けるけど、実際に履いていて気持ちいいのは水色のエリア、という感じですね。
その一方で、サイズ選びが難しかったのがシャンボード。
縦を合わすと踵が緩くなったり、踵を合わすと縦が足りなかったりと、人気モデルでありながらマイサイズは保留中です。
まぁ私奴とまるっと同じ足のサイズ、、、なんて方は中々居られないとは思いますが、それでも似たようなサイズ感の方でしたらば、この一覧表でソレっぽいサイズを見繕う事ができると思います。
本内容にてパラブーツのサイズ難民の方が少しでも減れば、これほど嬉しい事はありません!
ちなみに、本ブログをご覧のシャンボードオーナーの方で、且つ、タイトなフィッティングがお好きな方がおられましたら、参考にしたいのでシャンボードのサイズ情報を是非コメントで教えてくださいw(猛爆)
パラブーツの落とし穴!分厚いラバーソールはスーパー硬いw
さて、上記の内容にてある程度のサイズ感が掴めたであろうパラブーツ。
ただ、ソレっぽいサイズ感が分かったとはいえ、ココンチには気を付けないといけないポイントがもう一つあります。
それこそが『靴擦れ』。
そう、モダン(?)にいうなら『KUTSUZURE 』。
BARBEE BOYS風に言うなら『クツズレ on the Run』でしょうか。(え?猛爆)
* * * 閑話休題 * * *
というのも、私奴も『靴擦れなんかフィッティングがバチコンとハマったら関係ないぜ!都市伝説だろメーン?』みたいに考えていた時もありました。
ええ、1ヶ月前までwwww(爆)
だって、今までも各種ブーツや、ソレこそ短靴もある程度は履いてきましたが、革靴にハマった15年間を振り返っても靴擦れになった記憶って案外ないんですよね。
唯一覚えている最寄りの靴擦れの記憶といえば、中2の頃に買ってもらったジャックパーセルで靴擦れした事くらい(爆)
そういう意味では、【靴擦れ】という単語すらすっかり忘れかけていたペーパークツズリスト(なにそれ?)の私奴でしたが、20年の時を経て踵の皮膚をベロリとやっつけてくれたのが、何を隠そうこのミカエル。
サスガ大天使の名を冠するだけあって、ナカナカに手ごわい相手でしたwww
血液が付着、、、とまではいきませんでしたが、靴下越しに傷口の体液が染み出しライナーにシミができてしまったww(猛爆)
まぁこれも履きおろした当日に終電を逃してしまい、新品のミカエルちゃんにて7キロオーバーの帰路をウォーキング(!)した禊ぎ(猛省)とはいえ、いくら拭いても落ちないこのシミは僕の心のやわらかい場所を今でもまだ締め付ける是、、、
とはいえ、自他(私奴とパラブーツの店員さん(爆))共に認めるフィッティング具合でありながら、何故靴擦れを起こしたのか。
おそらく原因はコレだ!
ゴツめのラバーソールはスーパー硬い
多分、私奴の踵の皮膚を引っ剥がした原因(猛爆)は多分コレですww
可能性として、真冬の寒空によってソールがさらに硬くなっていた、、、という季節的な要因もあったかも知れませんが、ひとつ確実に言えることがあるとすれば、
この分厚いラバーソール、新品状態は結構硬いんです!!
もっというと、ミカエルの構造をデフォルメして考えてみると、モカシン縫い≒箱 を曲げるようなモノなので、そもそもミカエル自体が曲げ強度的にタフだった可能性があります。
そんな様々な要素も手伝って【歩行の度に靴の中でカカトが浮く】→【カカトとライナーが摩擦を繰り返す】という事態になったんですよね。図示するとこんな感じ。
こんな感じでライナーに不慮のシミを作らない為にも(爆)、履きおろした後しばらくは着用時間を数時間に区切って慣らしたほうがいいかもしれませんねww
いうて、踵の抜けが抑えれるように結構入念にフィッティング確認してもらったんだけどな、、、(泣)
よもや、この【KUTSUZURE事件】があったので、翌週には所謂キャッチャー座りにてグイグイとソールを曲げてやった是ww
ソレもあって、コレくらいは曲がるようになってきたけど、トリッカーズと比べるとまだまだ硬いwww
そんな、デビュー戦から【クツズレ on the Run】 という苦い思い出を刻んだミカエルちゃんでしたが、この事件から1ヶ月が経過しようとしている今となっては 、踵のキズもすっかり癒え、心なしかソールの返りも幾分よくなってきました。
最近では近所のイオンまでの往復3キロを散策しても、靴擦れの痛みも出ず良好な履き心地です、はい。(ああ、よかったwwww)
とはいえ、上述したライナーのシミについては、幸い本ブログのネタにできたのでまだ救われた部分はありますが(爆)、それでも落ちないシミを目の当たりにする度に 僕の心のやわらかい場所を今でもまd(ry
あとがき
まだライナーにはシミの無い頃の(爆)キレイなお顔立ちww これからの大出世に期待!
というわけで前回から2回に分けてレビューしたパラブーツ/ミカエルのイニシャルレビューはいかがでしたでしょうか。
ただ、コイツに関してはイニシャルレビューだけでは終わらずに、履き込んでいくにつれてグリンゴレザーがどんな風に経年変化していくのか、継続的に育成具合をご紹介していく予定です!
ミカエル購入を検討している皆様、乞うご期待あれ!!!!
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あ、そういえば、今回の記事とは全然関係ない(ことも無い)んですが、今回のエントリで靴擦れ、クツズレと打ち込んでいるうちに、
『くつずれなるまゝに、日くらし、ぶろぐにむかひて、心に移りゆくよしなし事を、 そこはかとなく書きつくれば、あやしうこそものぐるほしけれ。』
(超訳;靴擦れしちゃったもんで、一日中ブログに向かって心に浮かんだ様々な事をなんやかんやと書き始めたら、何かに憑かれたかの如く筆が止まらない是メーン。)
というスーパー文学的な後世に残るパンチラインを思いつきました。
ただ、よく考えたらこれ、、、
ブロガー界のビッグレジェンド、吉田兼好御大の影響受け過ぎだわ(猛爆)
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