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ベルトの結び方からコーデ案まで!永遠の定番「ベージュトレンチコート」活用術!!

メンズファッション

皆さま、こんにちは。misaです。

寒い日が続きますがいかがお過ごしでしょうか。

日によって暖かくなる日も出始め初春を感じますね。

気候が暖かくなるだけで前向きな気持ちになるのは何故でしょうか!夏が待ち遠しいです!!

さて、昨年は大寒波と言われた年で東京の方もグッと冷え込み、日本海側は大雪になったりと寒い年でした。

ようやく春がやってきますが、春に向けて新調されるものはありますか?^ ^

今回は男女の永遠の定番コート、「ベージュトレンチコート」活用術でございます!!!!

おそらく誰もが持っているであろう、欲しいと思っているであろう定番コート。

春になるとベージュトレンチコートを着た方を数多く見かけます。

どちらかというと女性の比率が多いように感じますが、男性の方でも持っていない方は是非とも挑戦して頂けるきっかけになればと思います♪

トレンチのベルトの結び方、合わせ方など今回も独自の視点で紹介します!!

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トレンチコートの歴史は奥が深い

そもそもトレンチコートの始まりは軍服だったということをご存知でしょうか。

第一次世界大戦中、イギリス軍が寒い地でも戦えるようにと防水性、耐久性のあるコートを開発したのが始まりです。

軍服ということでトレンチのパーツには様々な意味があります。(後ほど後述)

そしてトレンチで有名な「バーバリー」を創業した、トーマス・バーバリーによって「コットンギャバジン」という生地が開発され、現在も継承されています。

トレンチコート=バーバリー=ギャバジンと結びつく方も多いかもしれません^^

コットンギャバジンは非常に密度高く織り上げることによって、耐久性、防寒性、撥水性を保ちます。

トレンチに限らず、アウターって結構軍服発祥のものが多いんです!!(MA-1とかM65とか)

だからこそどこか無骨な格好良さがでるのかもしれませんね!

トレンチコート開発に当時携わったのが、「バーバリー」と「アクアスキュータム」。

アクアスキュータムもトレンチで有名なブランドです。

そして、もう一つイギリスを代表するブランドといえば「マッキントッシュ」。

スコットランド生まれのマッキントッシュは「防水生地」を開発し「レインコート」を誕生させたブランドです。

「ボンディング」と言われる生地ですね。

マッキントッシュのコートにも興味がある方は以前「マッキントッシュフィロソフィー 」のボンディングコートを徹底解剖した記事を書きましたのでそちらをご覧いただければと思います!

これらのイギリスを代表する人たちによって完成させられたトレンチコート。

簡単にまとめると、イギリス軍が雨の多いイギリスで、寒さを凌ぎ、戦争で戦うために細かなディテールを作り出し着用したのがトレンチコートの始まりです!!

気になるそれぞれのパーツの意味

今回は6年前にゲットした「バーバリーロンドン」のトレンチコートを使って見ていきましょう!

今はなきブランドとなってしまいましたが、バーバリーの名でありながら三陽商会がつくるコートで定評があったブランド。

当時15万円でゲットし、今も大切に大切に着ています。

さて、先ほど先述したパーツの意味。

イギリス軍が戦争で戦うために必要とされた機能性満点のパーツたち!見ていきましょう。

①エポレット(肩章)

まず、肩の部分についているこのベルト。

双眼鏡や水筒のストラップが滑り落ちるのを防ぐために付けられたもの。階級を示すためのものとも言われています。

②ガンパッチ

銃を打った衝撃を和らげるためのもの。襟を合わせれば寒さ対策にも。

③チンストラップ、チンウォーマー

今回レディースものなのでついていないっぽいですが、本来はトレンチに限らず、ステンカラーコートにもついていたりします。

カギフックの上にさらにストラップがついていて、襟を立てて、ストラップを前で止める。

こうすることで喉の寒さ対策、温める機能として使われていたんですね。チンは英語で「喉」を意味します。

④スリーブストラップ

ベルトで調整することで袖からの寒さを防ぐ。また、腕の動きで袖が捲り上がらないようにするためのもの。

⑤ストームシールド、アンブレラヨーク

二重構造になったフラップの部分は、雨や嵐の際に水が中に侵入するのを防ぐためのもの。

ややたるみを持たせたり、傾斜にすることで雨を滑り落ちやすくする。

⑥Dリング

ベルト部分についているこのD型の金具。手榴弾や水筒などをぶら下げるために使われていたとか。

ざっとこんなとこでしょうか!!

せっかくなのでおまけで中も見せておきます♪

バーバリーらしいチェックのライナーとホースマーク。うーん、とっても良き!!!w

ちなみにトレンチの内側についている「ライナー」がなぜチェックなのか、チェックが多いのかというと、イギリス生まれ=チェックだからとか。

イギリスではチェックは家柄や地域、伝統を表す柄とされているからです。

イギリス生まれのブランドがチェックが多い理由、切っても切れない縁であることがわかります!

今でこそ、男女問わず誰にでも愛されているアウターを代表する一つですが、こんなバックグラウンドがありファッション性を兼ね備えたトレンチが世に出ていると思うとなんかシビレます!!!!w

洋服ってアイテム一つ一つに歴史がきちんとあるから、そこを理解すると洋服選びやファッションがもっと楽しくなる!!

トレンチのベルトはこう結ぶ!結ばないのも良い!

さて、誰もが頭を悩ませたであろうベルトの使い方。

これが正解!というものはありませんが、何パターンか紹介します。

前で結ぶVer、後ろで結ぶVerと見ていきましょう!

まずは定番、後ろで結ぶ

トレンチコートのベルトの使い方として最初に思いつくのがこのタイプ。

メリットとしては、後ろで結び目を作ることで、前方のもたつきを抑えてウエスト回りがスッキリ見える事!

例えば、フロントボタンを全開けするときにも適していますね♪

実際はウエストの絞りたい具合によって結び目の長さは調節してもらえれば良いのですが、具体的な結び方はこちら。
まず普通に結び目を作ります。

女性の方はこのままリボン結びがおすすめです。

男性の方は片結び(リボン結びの片側だけ残す)と可愛らしさがなくなるのでオススメです^^

あとは男女兼用で輪っかを残さずに結び目だけ作って垂らす結び方もラフな感じが出て良いですよね!

実際に着て絞りたい分量を決めたらそのまま結び目を作り、残りはハンガーなどにかけてから行うとやりやすく、綺麗にできると思います!

前で結ぶ時も同じでOK、結ぶ目の位置に拘る!

フロントボタンを閉めてベルトを前に持ってきて結ぶ着方の場合、先述した通りのやり方でokですが、ウエストの絞りすぎにご注意を。

女性の方はシャープに見えますが、男性の場合は絞りはほぼ入れずに結ぶとバランスが良いかと思います!

結び目の位置を真ん中にすると可愛らしい印象に、少しずらすとシャープなスッキリとした印象になります♪

この時も女性はリボン、男性は片結びがオススメです^^

長さが足りないときは結び目だけを作るのでもok。

ボタンを止めてベルトを結ぶとどこかビシッとした印象になってトレンチの格好良さがより出てくると思います!

また、あえてフロントボタンは止めずにベルトだけ結ぶとかっちりし過ぎない印象になるので気分で使い分けてみて下さい♪

ただ、ズレてくるのが気になるけど^^;w

今っぽいベルトの使い方は結ばない!?

ここまではウエストベルトの結び方をご紹介しましたが、、、

実はベルトは結ばなくてもOKなのです!

というのも、今のトレンドから考えると、ゆるゆる、ずるずるな印象に着崩しても格好良いですし、今っぽいんですよね!
しかも超簡単。

そして、そんなベルトの使い方というのが、、、

ベルトをそのまま前のポケットにインするだけ!!!!

思いっきり気だるそうに着崩すのがポイントですw

元々トレンチってデザイン自体がフォーマルよりでかっちりしている印象ですが、こんな感じで着崩すとカジュアルとの合わせも抜群!!

ちなみに私は袖まくりをして着るスタイルも好きです⭐︎

一段とラフにカジュアルなイメージで着られます^^

ベージュトレンチこそカラーで合わせるべし!!

今でこそ、ブラックやネイビー、カーキなど様々なカラーのトレンチが出ていますが、今からトレンチを買おうかと思っている方が最初に選ぶべき色といえば

やっぱりベージュ!!

ベージュこそトレンチを代表するクラシカルな色。
男女問わず永遠の定番カラーです^^

そして、ベージュが定番カラーと言われるのにも理由があって、

ブラックやネイビーと違って明るく優しい印象になるカラーなので、特に春先にはとっても映える色なのです♪

男性の方はベージュ=おじさんとイメージを持たれる方も多いですが、ベージュこそ大人の色気を出せる色でもあると思うんです。

よく「ぼやける」と言われる方も多いですが、そんな時は中のインナーを暗めカラーにしてみるとバランスが取れますよ。

というわけで、ここからはそんなベージュのトレンチコートを使ったコーディネートサンプルをいくつか考えてみました。

ぜひ、ベージュを使いこなせるように、チャレンジしてみてください!

では早速 私なりのカラーコーディネートの一例をお見せします!

小物でカラーを差してあげる

まずはこちら。

コーデ自体はかなりシンプル、ベーシックなものですが、バッグで「赤」を差してアクセントに。

というのも、上述の通り濃いめのカラーと違ってコントラストがはっきりしないので、ベージュこそカラー物のアイテムと高相性!!!

もっと言えば、

ベージュ×デニム×赤は相性抜群です!!!

よく雑誌などでも合わせられている「フレンチスタイル」ですね♪(パリジェンヌっぽい)

男性でも使えるシンプルコーデですよ^^

男性の場合は、足元はローファーがおすすめです!

ベレー帽をかぶっても可愛い♪

イエローは一気に春っぽくなる!

「イエローニット」を主役にしたコーデ。

小物と色合わせをして、他は全て同色のベージュ系でまとめることでカラー物でもごちゃごちゃしない印象に^^

コーデでグラデーションを作るとワンランク上のコーデに見えます!

パキッとしたイエローもベージュと合わせると綺麗に馴染んで良い感じです♪

これがブラックやネイビーなどのアウターだとパキッとコントラストが強すぎて合わせにくさを感じるかもしれません。

また、パンツはデニムに変えても◎

カジュアルな印象になりました♪

カラーのコーデで迷った際は、「ベージュ×デニム」を軸として考えると簡単です♪

ターコイズブルーだって綺麗にハマる!

かなりパキッとしたターコイズブルーもベージュトレンチで合わせれば抜群!!

爽やかにボトムスはホワイトで。

少し夏らしさも感じさせるようなスッキリ爽やかな印象に♪

キラキラシルバーのバッグで合わせたので、ベルトもシルバーで色合わせ。

小物の色とアクセサリーの色は合わせるのがポイントです^^

ベージュ×ブルーの組み合わせもかなり高相性です!!

違う合わせ方として、男性の方はスーツの時のインナーを「ブルーシャツ×ベージュorブラウンタイ」にしてみて下さい!!

上品かつ色気のあるVゾーンを演出できます♪w

ちなみに、私はこの組み合わせをしている男性が大好きですww

どピンクだってこの通り!

こちらはちょっと上級者編。

ベージュ×ピンク×グリーンの合わせ。

海外のスナップを見ているとカラー×カラーのコーディネートをよく見かけます。

アウターがないとかなり勇気のいるコーデですが、ベージュのトレンチを羽織れば挑戦しやすいのではないでしょうか^^

ピンクだけでも勇気がいるという方は他はブラックでまとめると◎

今回はスカート合わせにしてレディらしくしてみました♪

オレンジは男女問わず使いやすい!

こちらも鮮やかなオレンジカラーですが、ベージュトレンチと良い感じに馴染みます♪♪

ボトムスは春らしくブルーデニムにしてみましたが、インディゴで合わせても良いと思います!!

ベージュ×オレンジはカジュアルな印象になります。

小物はブラウン系でまとめても合います!が、少しカントリー調になりすぎるかなと思って今回は黒にしてみました^^

ブラウンのブーツやバッグでも可愛いですけどね^^

あとがき

いかがでしたでしょうか。

これからの季節大活躍する男女の永遠の定番「ベージュトレンチコート」を取り上げてみました!

持っていない方はぜひ参考にして頂ければ幸いです!!

ベージュは難しいカラーではなく「合わせやすいカラー」なのです。

フォーマルなシーンでも使えて、スーツスタイルに合わせればクラシックな印象に。

カジュアルで合わせる場合はカラーにもぜひ挑戦していただきたいです!

私はカジュアルで着るときは袖も捲り上げたりして「ラフ感」を出すことも多いです!

皆様の新たな発見になれば嬉しいです!

今回も拝読頂きありがとうございました^^

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