皆さんは仕事用のカバンって、どんな基準で選んでいますか?
こんにちは、ちゃん貴(@butsuyokukaisho)です。
かくいう私奴はフェリージのブリーフケースを愛用しています。
実際、フェリージのシュッとしたルックスはスーツとの相性も良く、作りもしっかりしているので8年愛用しても草臥れる様子は皆無。超お気に入りです。
ただ、そんなフェリージ君に一つだけ弱点があるとすれば、
ビジネス用途に特化したデザイン故にカジュアルスタイルとの相性が良くない事。
例えば、週末の出張に引っ掛けて観光を、、、なんてケースだと、カジュアルなお洋服とのミスマッチを感じることもしばしば。
とはいえ、オフ用のカバンで仕事に行くのも違和感あるし、カバンを2個持っていくのも荷物が増えちゃう、、、という事で、
もっとビジネス/カジュアルの両方にハマるカバンがないものか、、、とお悩みの方も少なくないでしょう。
かくいう私奴も、長らくその手の悩みを抱えていたクチだったのですが、
この度ようやくビジネス/カジュアルの両方に馴染み、且つバッグンの素材使いにて使い込むほど味わいが増す【最適解なカバン】の誘致に成功しました。こちら!
FILSON /フィルソンの24hour ブリーフケースです!!
フィルソンといえば、創業以来 120年以上の時を経ても未だにmade in USAを貫き、リアルなロガー(木こり)やハンターから愛される、スーパー無骨なリアルクローズブランド。
ココンチのカバンは かつてジッパートートをレビューした事がありますが、今回誘致したコイツは【ブリーフケース】と名が付くだけあって、ビジネス感の中にも男臭さや、無骨さを感じるデザインが特徴です。
まだこのカバンを使用して数ヶ月しか経っていないものの、もはやコイツとLLビーンのボート&トートがあれば、男が持つべきカバン問題は解決する可能性すら感じます。(爆)
というわけで今回は、そんな【痒い所に手が届く欲張りカバン】についてご紹介したいと思います!
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反則級の無骨具合なのに、ビジネスにハマる秀逸デザイン
まず、このカバンにおける最高のワクワクポイントといえば、
まさにこの無骨なルックスでしょう。
とは言え、デザインには趣味嗜好があるので『全人類にハマる!』という事は無いにせよ、この『万人ウケを一切無視した一点突破型の尖り具合』は、好きな人には堪らない雰囲気では無いでしょうか。
そして、今回はその【男臭い一点突破具合】をより広く布教する為にも
- オンオフ使える無骨な面構え
- 男臭い色気を演出する計算された素材使い
など、コイツに秘められた魅力を最大限に言語化しながらご紹介していこうじゃありませんか。
男好きするお色のラインナップ
よもやカバンの本質ともいえる機能性を後回しにして、ルックス面からレビューするのも違和感ありますが(爆)、それでも触れずにはいられないフィルソンの魅力と言えば、、、
無骨な素材の組み合わせと、お色使いでしょう!
それこそ、豊富な蘊蓄が詰まった生地やレザーについては後からたっぷり説明したいと思いますが、それを差し置いても
このタン、オリーブ、ネイビー、ブラックという、【男臭い無骨カラー】がスーパー素敵なんですよね。
ハンバーグや唐揚げに代表される様に、男の子は【茶色いモノ】が大好きw
むしろ、そんなチャラついてないお色使いだからこそ、ビジネスにも違和感なくマッチするのかもしれません。
ちなみに、黒やネイビーの方がビジネス用途に馴染むのかと思いきや、意外とタンやオリーブもソレっぽく纏まります。ってか、タンはタンでカッコいいんだよなぁ。
ブラスとレザーの組み合わせが、より渋い!
また、上述した男臭い生地をグッと締め、かつ絶妙な装飾感を追加してくれるのが、
肉厚なブライドルレザーと、渋いブラスパーツ。
ティンクロス、ブライドルレザー、ブラス金具といったフィルソンバッグの魅力を詰めこんだ眼福ショットww この画角、めちゃくちゃ好きですww
ジッパーのプルタブにレザーが通されているのもタッセル的な華やかさがあって最高。
また、金具の色がシルバーではここまで渋くなりません。やっぱりブラスです。スーパー好き。
正直、新品状態のジッパーは角が立っていて引っ掛かりも大きいですが、愛用するほどスムーズに開閉できる様になってくるのもブラスジッパーの特徴ですよね。
なんならブラスがくすんできたり、生地やレザーに負けず劣らずのエイジングが期待できるのも最高です。
そう考えたらフィルソンのカバンって基本的に【エイジング素材の塊】なもんで、そりゃ男の子が惚れるワケだわ。
ショルダーストラップはレザーに換装もアリ!
ちなみに、24hourブリーフケースには標準でショルダーストラップが付属するのですが、コレがまた男臭いんですよ。コチラ。
このケバケバしたコットンというのがクラシックな風味が効いてポイント高いですよね。
なんなら、24hourは生地のお色によってストラップのお色も専用設計されており、配色面の相性だって言わずもがな。
しかし!!
24hourブリーフケースには、そんなストラップの雰囲気をもう一段階カチ上げてくれるオプションがあります。それがこちら。
純正レザーストラップ!
ちなみに、これはフィルソンのオンラインストアで購入が可能で、このレザーストラップに換装すると、男臭さは更に倍!!!
もっといえば、ストラップのみならずハンドル部分にも使われるこのレザーは、アメリカ最古のベジタブルタンニン鞣しの専門メーカー【WICKETT & CRAIG(ウィケット&クレイグ)社】のイングリッシュブライドルレザーを超贅沢に使用しています!
私も愛用するアメリカ製ベルトブランド、トリーレザーと同じタンナーという事で、
こういったところで贔屓のブランド同士が繋がるとか最高かよw
ルックスをも凌駕する使い心地を味わう覚悟はあるか!?
ココまでの推しポイントを鑑みるに、ルックス面でも文句なしの超男好きするフィルソン。
ただ、世間一般的な印象として【ルックスに全振りしたアイテムは、実用性が低い】というのが定石なのですが、コイツに関しては
まさかの実用面でも大ナタを振り回す怪腕っぷりを誇ります。
それこそ【24hour ティン ブリーフケース】というモデル名の通り、24時間(所謂1泊2日)のビジネス用途を想定したカバンであり、
- 名前に負けない収納容量
- 使い勝手抜群の実用性
- 痒い所に手が届く取り回し性
といった、抜群のしごでき具合を誇る秀逸プロダクトなのでした。
実際、まだ2度のビジネス出張と1度の旅行に使っただけとはいえメチャメチャ重宝するもんで、そんな【しごできポイント】について具体例を挙げながらご紹介しましょう。
デカくて多い!フロントポケットの収納性
まず、24hourのルックスにおける最大の特徴であり、実際に24hourをご使用になった方が口を揃えて絶賛するポイントこそが
このフロントについた二つのデカいポケット。
それもそのはず、一般的なビジネスバッグでもフロント面にポケットが付いたバッグは山ほどありますが、そんな中でも24hourブリーフのフロントポケットの収納性は別次元w
ぱっと見は札入れにコインケース、キーケースを収納したら他は入らない位のボリュームだと思われがちですが、実は5cmにも及ぶマチを持つ、超前面突出型のポケットなのでした(爆)
それもあって、フロントポケットだけでもモノが入る入るww
御覧の通り、財布や小銭入れ、カードケース、サングラスケースにキーホルダーと、なんでも飲み込む収納量ww
また内部にはファスナーポケットもあって、失くしたくないチケットやアクセサリー、お守りといった貴重品も収納可能です。
もう一方のポケットにはペンケースと、名刺ケースがすっぽり入る小物ポケットまで。
実際、前回のビジネス出張の際はペンケースを持たずともコイツで十分でした。
ちなみに、フロントポケットにこれだけ荷物を入れたら、カバンのシルエットが崩れるんじゃ、、、なんて思いきや、
そもそも、フロントポケットがガッツリ膨らんだ姿でカッコよくなるように設計されたデザインもスーパー好き。
フロントポケットの重心が低いので、自立しやすいのもポイントです。
また、正面のポケットはこれだけでは終わらず、
まだ隠しポケットを秘めているのが俺達のフィルソン!!
なんと、フロントポケットとメインポケットの間にスリットポケットが。
すぐに取り出したい飛行機のチケットやスマホなどを滑らせておくのにピッタリです。
冬場であれば、グローブホルダー代わりにもOK。
流石にペットボトルが入るマチはありませんが、スキットルくらいなら入るかもしれませんw w
PC用コンパートメントの付いたメインポケット
また、ブリーフケースと名が付くだけあって、書類を持ち運ぶのも問題ありません。
むしろメインポケットも十分に大きいので、A4サイズのパンフレットはモチロン、バインダーファイルなんかも収納可能です。
もっと言えば、PCやタブレットを衝撃から守るコンパートメントも装備されており、これぞビジネスバッグたる所以です。
実際、A4サイズの書類やPCを収納した状態で、ペットボトルも収納可能です。
もっといえば、メインポケットのマチは8cmという大容量っぷりなので、シャツやネクタイ、下着といった着替えも十分収納可能です。オフでも一泊二日旅行なら十分対応できる収納量はありますよ。
また、コイツの取り回しが良いと言われるポイントはもう一つあって、それがコチラ。
キャリーケースとドッキング用のスリーブがあるんです。
コレがあるだけでキャリーケース上での安定感が違います。
ちなみに、背面にはスリーブの他に、マチのないポケットも装備。
駅で買った雑誌や新聞を入れておくのに重宝するはず。
ただ、この背面ポケットには唯一不満ポイントがありまして、
背面ポケットの中にキーフォブが付いているんですよねw
というのも、ココに鍵をつけるのは使い勝手が悪いのと、コイツのお陰で雑誌の端っこがクシャクシャになるので
どうせキーフォブを付けるならフロントポケットに着けてほしかった是(猛爆)
お待たせしました!ティンクロスの防水性
そして実用面における超目玉ポイントといえば、
ズバリ、男好きするティンクロスでしょう。
ティン(tin)=缶 という由来の通り、水も通さない堅牢性をイメージして名付けられたこの生地ですが、まさにその名の通り抜群の防水性を誇る15オンスのティンクロス。
オイルドコットン有名なバブアーの様に、コットンダック生地にワックス(バブアーはオイルですが、フィルソンはパラフィンワックスなので匂いも気にならない)を塗り込む事で、撥水性を持たせたコイツ。
そもそも、フィルソンのバッグは防水性を持たせたモノが多いですが、かつて筆をとったジッパートートはラギットツイル。
両方ともワックスコットン生地には変わりありませんが、よりカジュアルなラギットツイルと、ややかしこまったティンクロスといった住み分けでしょうか。
まぁ、ティンクロスもビジネスに使えるとは言え、ドレッシーではないけどなww
ちなみに、24hourには撥水性が低下した時の為の補修用ワックスが同梱されています。こちら。
このワックス缶はおろか、小袋のデザインもフィルソン味が出ててカッコいいんだよなぁ。
とは言え、現在において土砂降りの雨の中でコイツをガシガシ使うシーンがどれだけあるかは分かりません。しかし、例え現代社会で持て余すオーバースペックであろうとも、
こういったロマンあふれる素材使いはいつの時代も男の子の心を掴んで離さないんだよなぁ。
価格を超える魅力を作れるかは貴方次第!!
こんな感じで
- ルックス良し
- 実用性良し
- エイジング期待値良し
- ビジカジ汎用性良し
という4方良しを実現させた近江商人もビックリ(爆)な24hour ブリーフケース。
ちなみに、フィルソンには日常のビジネス用途に使える【オリジナル ブリーフケース】や、
更なる長期間の旅行を想定した【48hourダッフルバッグ】
というラインナップもありますが、結局オンオフの垣根なく使えるデザインや、登板機会の多さを考えると、24hourが1番バランスが良いんですよね。
ちなみに、気になるお値段でいえば、24hourブリーフケースの国内正規価格は¥68,000(平行品なら¥43、000)。決して安いお買い物ではありませんが、それでも実際に使ってみると
向こう10年間の使用ではビクともしなさそうなタフさはモチロン、クタクタに育て上げたい魅力がたっぷり詰まったコイツ!
もっといえば、カバンという流行り廃りのトレンド影響を受けにくいプロダクトである事や、作りの確かさ、更には唯一無二の存在感のあるブランド背景を考えても、決して費用対効果は悪くないですよ。
もっと言えば、昨今の世界情勢や、燃料費の高騰、更には永らく続く円安水準などを考慮すると、値上げこそあれど、値下げはあり得ないのがインポートブランド。
もっと言えば、24hourブリーフケース自体が品薄になっていたり、後継モデルっぽい【ドライデンブリーフ】という商品が発売されていたりと、値上げや廃版といったネガティブな予感も無きにしも非ず。
何れにせよ、インポートブランドに関しては『今日が一番安い!』だったり、『買える時に買っとけ!』というのが常套句となっている今、
ご検討されていた方は、買える内に検討してみては如何でしょうか。
あとがき
ちなみに、私奴。このフィルソンの誘致に関してはウルトララッキーな状況との巡り合わせもあって、、、こんな格好で入手できちゃったデステニー具合ww
ワケありのネタで言えば『メインポケットのフラップを留めるボタンがハマらない』という事でしたが、パーツ的にはそこまで複雑なモノではないので簡単に修理できる気はします。
ただ、フィルソンロゴのパーツが無くなるのはイヤだなぁwww
ちなみに、アフターサービスとして国内で修理対応して貰えるのは国内正規品のみ。
コイツは並行品なので国内正規修理対応は不可。こういった所は並行品のデメリットでしょうか。
まぁ正味、ここのフラップは留まらなくても実使用上に問題ありませんが、
いつかコイツをアメリカのフィルソンで修理依頼するという目標ができたので、コレはコレで良かったかもしれません(猛爆)
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