こんにちは、ちゃん貴(@butsuyokukaisho)です。
ギリギリまで引っ張ってきたものの、いよいよ着用限界を迎えつつある。 我が革ジャン部隊。
思えば、今シーズンは我が物欲艦隊の次期エース【AD-10中尉】の育成中にも関わらず、 のっぴきならない事情で【サイクロン少尉】を誘致するという『サイクロンの変(2021AW)』が勃発。(猛爆)
それにより『我が革ジャン艦隊の戦力バランスが崩れてしまうかも、、、』なんて懸念こそありましたが、振り返ってみると相変わらずの八面六臂の活躍っぷりを見せてくれたAD-10中尉。やはり次期エースの前評判は伊達ではありません。
今シーズンは秋口から室内での着用を始め、真冬には外出時は勿論、自宅でも帰宅後~就寝前まで着用しているという、正にライフウェアと化していたコイツ。
それもあってか、今シーズンもより一層エイジングが捗りました!
というワケで、今回のエントリは『チキチキ☆AD-10の育成日記』と題して、我が物欲艦隊に登用されて2シーズン目を終えたAD-10に、どれほどの歴史とシワが刻まれてきたのかを確認する恒例企画をお届けしたいと思います。
世の革ジャンラバー達の一番の楽しみであり、醍醐味ともいえるエイジング。
是非、進捗具合を共有させてくれ!!(爆)
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我がAD-10はシープスキンのニクイ奴!!
というワケで、今年も大活躍だったAD-10中尉。 まずは今シーズン、お疲れ様でした!
ちなみに『AD-10とはなんぞや?』という方には過去のエントリを参照頂きたいのですが、改めて紹介するならば、
今、日本で一番アツい革ジャンブランド、 アディクトクローズの【BMCジャケット】 です。
BMCいう名は、『ブリティッシュ・モーターサイクル・クロージング』の頭文字だと思うんですが、所謂【ベルスタッフのトライアルマスター】とか、【バブアーのインターナショナル】といった英国系のオイルドジャケットを彷彿とさせるデザインが特徴です。
ちなみに、現在AD-10は
- ホースハイド (馬革)
- シープスキン (羊革)
の2種類が展開されていますが、私奴が愛用しているのは後者のシープスキン。
超肉厚なド迫力レザーを使いながらも、バチくそ柔らかい質感が特徴。
一度コレを着たら他の革ジャンがボール紙の様に感じてしまうとても罪深いジャケットですw (猛爆)
ただでさえ柔らかい革なのに、稼働頻度の高い腕回りはより一層柔らかくなっていますww
こういうのを見ると嬉しくなっちゃうww
と、ここまでの簡単な紹介をした時点で白飯1杯を平らげれる程の魅力を発するAD-10ですが、ここから更に白飯の消費を加速させる魅力こそが ズバリ、エイジング!
なんせ新品段階から比較すると、ガラッと雰囲気が変わってきているもんで、是非そこら辺を見て欲しい是!!
※AD-10の過去エントリはコチラ。
2シーズン着用したエイジング結果がコレ!
というわけで、現在のエイジング具合がコチラ!!
肘なんてすっかり出てしまって、それに沿うようにシワが刻まれています。
また、見頃もやや立体的になってきて、まさに私の分身と言える形状になってきましたww
ちなみに、家の中では主にブログ執筆中に着用していた事もあって、やや猫背気味に形状記憶されているのもポイントですww(爆)
ただ、『それも含めて、この革ジャンの歴史なんだ!』と思うとホクホク感は3割増しですね。
腕回りは更にギュムギュムに!!
また、革ジャンのエイジング進捗と言われて1番分かり易いのはやはり腕周りでしょうか。
実際、私奴のAD-10でも稼働頻度が高い事もあって順調にエイジングが進行しています。
上述した通り、肘の内側の柔らかさはたまらん!
この『見てわかる柔らかさ』というのはやはり特筆モノ! !
下手したらGジャンの方が硬い気がしますww
もっといえば、この光沢ね。 あぁイイよね。素敵。
また、 個人的なニヤニヤポイントで言えば、内肘を超える革の柔らかさに思わずニヤリとしてしまったのがズバリ、アームホール部分。特に脇下あたり。
というのも、内肘部分は曲げ伸ばしに特化した稼働方向ですが、 アームホール周りともなれば四方八方への負荷がかかるもんで、もはやココは『ギュムギュムな柔らかさ』に育っていますw
ずっと触っていれるくらいにギュムギュムになってますw
なんなら、肩回りも可動域に沿って伸びちゃっているもんで、正に着て育てるオーダーメイド!!
こんななったら、 もう宝物やんww
特徴的な4ポケットにもアタリが!
もはやこの時点で、筆を進めながらニヤニヤが止まらないAD-10。
とはいえ、比較的エイジングが分かり易い腕周りだけではなく、今年は 【去年は見られなかったエイジング】 が見えてきた箇所もあります。
それこそが、全面に配置された4つのポケット!!
これらのポケットは、新品当時からシワが寄る様に設計されているですが、 このポケットのシワシワ感にも結構貫禄が出てきたんですよ。
新品当時はシワがあってもどこか硬い雰囲気がありましたが、2シーズンが経過すると『シワ自体が革ジャンに馴染んできた』ような感覚があります。
斜めに付いた胸ポケットのシワもくったりと硬さが取れてきました。
このシワは個体によって具合が変わる革ジャンの指紋的なパーツ。コレが私奴の革ジャンのシワなんだ是!!
もっと言えば、腰ポケットの部分もコーナー部分にアタリが出てきました。
強制的にアタリを付けるのは野暮ですが、こういった自然についたアタリには説得力がありますね。
ジッパー部分のパッカリングもサマになってきた。
また、ポケット以外の内容で言えば、ジッパー回りや、 ポケットフラップといった細かい部分の硬さが取れてきた事は忘れてはいけません。
そもそも(ポケット部分もそうですが)、やはり身頃部分というのはエイジングに時間がかかるんですよね。 まぁ、人体の構造上グイングインと可動する部分じゃないので、これは仕方ないですww
ただ、そんな中でも 2シーズンに渡るアプローチを続けた結果、
細かな部分も男前になってきました!
惜しむらくは、新品当時にこう言った箇所の写真を撮っていなかった事。
こう言った部分から革ジャンの雰囲気が変わってくるので、この手のビフォーアフターは今後のエイジング記録の本命ポイントとして留意していきますww
しかし、同じ革ジャンながらも、2シーズンも着ていると不思議と【着せられてた感覚】から【自分で着ている感覚】 になってくるもんで、
本当の意味で【自分の革ジャン!】と言える風格が出てました。
恐らくそれは、全体的なエイジングの賜物だとは思いますが、 そういう意味ではAD-10もいよいよこれからが本番。
来年以降では、もっともっと男前にしてやる是!!
皆さんお待ちかね、 茶芯は如何に!?
そんな、順調なエイジングを見せるAD-10ですが、コイツのエイジングを語るに際して外せない事があるとすれば、
ズバリ、茶芯。
というのも、シープスキンのAD-10 (というか、アディクトクローズのシープスキン) は表面だけ色を付けた、所謂【茶芯】 と言われる加工がされているんですが、デザイナーの石嶋さんが愛用するAD-10は超ド迫力の茶芯が浮き上がっているんです。コチラ。
革ジャンでありながら、ジーパンの色落ちを彷彿とさせるド迫力な茶芯っぷり!
これを見てシープスキン(もっと言えばAD-10)を選ぶ方も少なくない、超イカしたエイジングサンプルです。
むしろ私奴もこのジャケットを見てAD-10の購入を決意したクチなので、そういう意味では 我がAD-10の茶芯っぷりには心躍らずにはいれません。
袖口部分の茶芯はどんどん拡大してきました。昨年は端っこにチョロっと見えている具合だったので、縁に沿ってソレっぽい進行を続けています。
また、少々分かり難いですが、腕の内側部分にもシワに沿ってうっすら茶芯が!!
スレやすい腕の内側なので、目立ちはしませんがこういうのはテンションが上がりますね。
一方で(これは以前にも触れましたが)、シープスキンの茶芯というのは、革の銀面が剥げて革の内部層(茶色い部分)が露出しているという事なんですよね。
それもあって、茶芯だ!エイジングだ!と盛り上がっているものの、これらは (シープスキンに関しては) 経年変化ではなく、経年劣化なのかもしれないという不安は依然抱えています。
とはいえ、シープスキンにバキバキの茶芯が出るまで着込んだ事のない奴が 何を言っても説得力がありません。
そういう意味では、私奴もAD-10をガッツリ着込み、バキバキの茶芯を出した上で、改めてシープスキンの是非について語ってみたいと思っている所存です。
まぁそれを検証するには如何せん長期戦になりそうな予感こそプンプンしますが、長期に渡って攻略(?)していってこそ革ジャンのエイジング!!
AD-10中尉、また11月に合いましょう!!
あとがき
ちなみに、 AD-10と同時進行にてアジ出しを進めていた某ルイスレザーサイクロンのエイジング進捗がコチラ!
まだまだ身頃に硬さは残るものの、腕回りは幾分柔らかくなり、 袖丈も丁度良くなってきました。
ちなみに、袖口にもスレが出てきましたw
この調子で全体的にクタっとしてくれたら言う事無し!
恐らく来シーズン終わりくらいにはサイクロンもソレっぽい雰囲気が出てくると思うので、 コイツがサマになってくれば、
- 迫力と貫禄のAD-10
- いぶし銀なグラナダジャケット
- 王道のサイクロン
という、三つ巴の一大革ジャン艦隊が完成の予感!!
これは 【電光石火のトリプルブレイ】だろ!!という謎に耳馴染みがある語呂が浮かんだものの、
これはネプチューンのキャッチコピーだったわ!! ( 猛爆)
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