こんにちは、ちゃん貴(@butsuyokukaisho)です。
みなさん、帽子って被ります?
実は、私奴は結構帽子が好きなクチで、結構かぶるんですよ。キャップ然り、ハットも然り。
とはいえ、今までにかぶった事がない帽子というのも中にはあるもんで、軽い気持ちで手に取ってみると思った以上にスマッシュヒットだった帽子があります。コチラ。
そう、キャスケット。
かつては、この丸っこいシルエット故に、私奴の中で【可愛らしいイメージ】が先行していたコイツ。
ソレもあって、今までは食指を伸ばすに至らなかったのですが、昨今の情報化社会の中で、後述するピーキーブラインダーズでの着こなしや、土臭いアーリーアメリカンなワークスタイルに出会った事により、
『あれ?キャスケットって実はカッコよくない!?』
ってな感じのマインドチェンジが炸裂ww(爆)
以来、うっすら気になっていた中、昨年12月に開催されたヘリテージオンラインフェスにてドキッとするキャスケットを見つけ購入に至ったのが上記の背景なのでした。
そして、実際に被ってみると まぁ想像以上に使い勝手が良いもんで、この冬は快刀乱麻の大活躍!
なんなら、夏用に軽い生地感のヤツがもう一個欲しいなぁ、、、と、長年の食わず嫌いを後悔するくらいの重宝っぷりだったもんで、
今更ながら(爆)コイツの素晴らしさについて筆を執ってみたいと思います!!
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キャスケットってどんなイメージ!?
と言うわけで、本エントリの主役となるキャスケットですが、皆さんはキャスケットにどんなイメージをお持ちでしょうか。
まず私奴が連想するイメージとしては、
- 貴族がジャケットにニッカポッカでゴルフ
- ツイードスーツでスポーツ観戦
と言う様な、ヨーロッパの貴族っぽいイメージがあります。
ただ、(上述の通り)私奴の中で『キャスケット=可愛らしい』というイメージを定着させた理由というのもして思い浮かぶ事もあって、ソレこそが、、、
チェッカーズの衣装!!
まさに、上掲の写真の様なイメージですね。
いうて、チェッカーズは全然世代じゃないんですけど、なんかキャスケットと言われるとふわっと連想しちゃう所があるんですよねww(爆)
一方で、場所をアメリカに移すと、かつての炭鉱夫の方達や、所謂ニュースボーイといった男臭くて土臭いアニキ達(チェッカーズとは似ても似つかないww)が愛用してきた歴史もあったりと、幅広い振れ幅の中で成立するキャスケット!!
ソレもあって、今回私奴は(なるべくチェッカーズっぽくにならない様に(爆))、アーリーアメリカンな洋服に対する解釈が鋭いドライボーンズのキャスケットを購入したのですが、結果としてこれが大正解でした。
見て、このツイードの生地感!!
これがデニムやダック生地だとワーカーっぽいスタイルに限定されてしまいそうな所を、ツイード生地にする事でエレガンテにも、アーリーアメリカンワーカーっぽくも振れる塩梅の良さを実現!!
伸縮性に富んだスベリを採用する事で、バックストラップのないデザインになってます。
お色はグレーとブラウンがあったんですが、靴との合わせを考えるとブラウンで正解だったぜ!!
ちなみに、私奴はチェッカーズには何の恨みもないけどな!!
グイっと片方に引っ張って斜めに被るのが好き!
そんなキャスケットですが、実は被り方にも色々と流派(?)があるんですよね。
というか、私奴は少なくともそう思っていて、例えば、
- パリッと真っ直ぐに被るスタイル
- 潰してフラットな形を強調して被るスタイル
- 斜めに引っ掛けて被るスタイル
などなど、恐らく皆様も無意識/意識的はさておき、お好きな被り方(流派)というのはあるんじゃないでしょうか。
ただ、そんな多種多様な流派の中でも、私奴が特に好きなのがコレ
かの元ブランキージェットシティのドラマー、中村達也御大の様にグイッとナナメに被るアレ!!
そう、ベレー帽の如くクラウンを左右どちらかに引っ張って、フラット感を出しつつ、斜めに引っ掛けた感を演出する『欲張りスタイル(爆)』がメチャメチャ好きなんですよね。
また、キャスケットってアーリーアメリカンなワークスタイルはもちろんハマるし、ロケンロール界隈でも愛されている事から、革ジャンとの相性だって抜群!!
こういう土臭さだったり、男臭さだったり、女子ウケを全く気にしないスタイルって、なんでこんなにカッコいいんだ!!www(爆)
帽子は最後のダメ押しを決めてくれる超お助けアイテム
そんな土臭さや、男臭さを求めて手に入れたキャスケット。
冒頭で『スマッシュヒットだった』と綴ったものの、これは決しておべんちゃらではなく、
本当に、キャスケット一つでガラッとコーディネートの雰囲気を変える事が出来るんですよ!
まさに、最終仕上げをしてくれる超お助けアイテム!
というわけで、キャスケットがいかに土臭く、男臭く仕上げてくれるのか、実例を以ってご紹介したいと思います!!
リアルワーカースタイルの味付けを濃いめに
まずは、1920〜1930年代を意識したクラシックワーカースタイル!!
ナイジェルケーボンのオーバーオールに、カバーオール、中にはオックスフォードシャツ、というコッテコテのコスプレスタイルですが、これにキャスケットがハマるハマる!!
で、このキャスケットがいかに仕事をしているか、、、という点について、丁度検証できそうな画像があったので比較してみましょうか。コチラ!
今までは同じ様なワークスタイルに着替えた場合、ナイジェルケーボンのメカニックキャップを被って【ワーク感の味付け】をしていたのですが、これをキャスケットに変えるだけで、現代的なスタイルから一気にクラシック且つ、土臭くなったと思いませんか?
いうて、メカニックキャップのスタイルも好きなのですが、『コーディネートにおける選択肢』という意味では
キャスケット帽って被るだけでメチャメチャいい仕事するんですよね。
アメカジをどこか土臭くしてくれる万能薬
また、ワークスタイルにまで寄らずとも、シンプルなアメカジをどこか土臭さを足してくれるのがキャスケット。
こちらも上と同じように、アメカジを男臭く仕上げてくれる名物アイテム、ハットと被り比べてみたのがコチラ!
ハットはハットでパリッと男らしさを作ってくれますが、インナーがこれくらいカジュアルな場合はキャスケット方が全体的な調和が良い様に感じます。
もっといえば、革ジャンとの相性は言わずもがなで、キャスケットと一緒に買ったドライボーンズのオンブレチェックシャツや、グラナダジャケットというロッキンなアイテムに合わせてみてもハマる!
コチラだと土臭さというか男臭さを足してくれる様なイメージでしょうか。
心なしか、おヒゲも2割くらいは濃くなった気がします(爆)
と言うか、当初キャスケット帽に抱いていた『可愛らしいイメージ』と言うのはどこに行ったんだwww(猛爆)
英国カントリースタイルにもハマる!なんちゃってピーキーブラインダーズ
また、やっぱりピーキーブラインダーズに影響された身としては、やってみたかったのはスーツにキャスケットというコーディネート!
舞台となったイギリスを意識してバブアーやデンツを仕込んでみたものの、この場合はスリーピースのツイードスーツの方がもっと雰囲気が出たかもしれません。
いやはや、スーツにハット、というスタイルも大好きですが、実際に被ってみるとこのテのスタイルもやっぱり捨てがたいですよね。
こんな感じで、『スーツにカッコよく合わせれる帽子が増えた!』というのは、何とも言い難い喜びであり、非常に盛り上がってきた一方で、、、
このスタイリングで飲みに繰り出すにはやや勇気が足りない是www(猛爆)
あとがき
ちなみに、今回キャスケットについて筆を執ったものの、決して『キャップやハットより、キャスケットの方がカッコいい是メーン!』というのが言いたいわけではありません。
むしろ、ファッションを楽しむにあたって、キャップやハット、はたまたベレー帽意外にも、
キャスケット帽というアイテムがあるだけで、雰囲気がガラッと変わってめちゃくちゃ楽しい是!!!
という事が言いたいんですよね。
だって、映画アンタッチャブルを見たら『やっぱりスーツにハットだよね!!』となるのは目に見えているし、ラルフローレンのルックを見れば『ブレザーにキャップってカッコイイんだよな!!』となるのはお約束じゃないですかww(爆)
そういう意味では、イメージする雰囲気というのは、気分やシチュエーション、はたまた体調次第でも色々と移り変わるもの。 ただ、お洋服のテイストをまるっと取り替えるのはヨイショが必要でも、キャスケット帽子の様な【小物アイテム】でソレっぽく味付けができるとなると、やはりこういったアイテムがあるだけでオシャレが楽しくなるんですよね。
なんて、キャスケットを入手したばかりの新人が言うてますけども!!(猛爆)
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