どうも、ちゃん貴(@butsuyokukaisho)です。
さて、先日は新しく買ったポケTレビューをするハズが、どう話が脱線したのか、私奴のポケTブームの導入剤となったグッドウェアのポケTレビューに内容が転化しておりましたww
まぁ、グッドウェアのヘビーウェイトポケTも傑作である事には間違いありませんが、今回は今一度 舵を切りなおしまして、前回の予告通りチャンピオンのT1011をシェゲナベイベー。
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さて、ようやく筆をとりますチャンピオンのT1011。
読みは(ティーテンイレブン)と読みます。
これも文字列に意味があるのかと言えば、そうではなくでリーバイスの501のように製品品番がそのまま商品名として定着した、、、という事のようですね。
T1011も歴史が古く、前身モデルからいうと1930年代に77QSという(これまた製品品番)のベビーウェイト生地のTシャツが所謂体操服といった用途でアメリカの大学に支給されたのが始まり。
その後、タフな生地と様々なプリント加工の容易さも手伝ってかアスリートチームのクラブTシャツ用のボディとしてもてはやされ、1960年代にそれがアメリカのお洒落ボーイたちのファッションアイテムとして広まったとかそんな感じです。
以降様々なマイナーチェンジは繰り返しているんだとは思いますが、今日に至るまでチャンピオン社の看板タレントとして今も第一線にてご活躍されているワケです。
ちなみに、1930年代に生まれた有名人といえば今やアメリカンロッケンローラ—の代名詞ともいえるプレスリー師匠ですが、プレスリー師匠が生まれたのが1935年ですから、T1011はプレスリーよりも兄さんとなります。
やはりこの時代はアメリカさんは輝いているぜ!
T1011がTシャツ界の大師匠と呼ばれる理由!
そんな芸歴80年を超えて様々な世代に愛されるT1011兄さん、いやもといT1011大師匠。
そこで、時代を経ても継承され続けた大師匠の名人芸(ディテール)をばご紹介しませうか。
理由その①:Made in USA
もはや語るまでもなく、コレでないとT1011の魅力は半減。
これこそT1011師匠が師匠たらしめるの真骨頂でしょう。
もうこれはディテールとかそんな話じゃないですが、この『Made in USA』表記だけで食指が動く諸兄諸姉諸君は少なくないハズです。
これについては イチバン最後に紹介しても良かったのですが、ココを後回しにする事はできませんでした。
というのも、『Made in U.S.A.』は伊達じゃなくて、T1011に使用されるコットンの調達や縫製までも 未だにアメリカ生産というのが超刺激ポイントなんですよね。
もはや、原産国表記で盲目となっている感は否めませんが(爆)、商品に付随する歴史やロマンを受け継げる、という全く別のベクトルで物欲が刺激されちゃうんです。
リーバイス含め本国工場が続々と閉鎖されていく昨今、ココンチの工場だけは継続してほしいと切に願います。
理由その②:ヘビーウェイトな生地
T1011といえばこの7.1ozの厚手の生地。
これもT1011師匠が師匠たらしめるの真骨ty、、、
こちらはグッドウェアとも共通しますが、このタフな生地はちょっとやそっとじゃ草臥れない、愛しさと切なさに、心強さまでもを兼ね備えた、愛しのコットン100%仕様。
やはり前述したとおり素材もアメリカで調達しているだけあって、アメリカコットン独特のガシガシっとした硬い生地感は病みつきになります。
これは決してディスってるワケではなく、あくまでも嗜好性の話で、スーピマコットンやシーアイランドコットンのようなヌルりとした肌触りも良いんですが、私奴はこのTHEアメリカ!というような『男の生地』 というカンジを全面に押し出したような肌触りがたまりません!
(さらにこんな男好きする生地のTシャツを女性が着ているのを見た日にゃ、守ってあげたい度数はタコメーター振り切って4回転する勢いです。) ←女性が着てもカワイイよ!という事でwww
ちなみに『夏場にそんな厚手のTシャツ着たら余計に暑いんじゃないの?』なんて事を考える方もいらっしゃるかと思います。 何を隠そう私奴も 数年前までは同じ事を考えてたクチですので、その気持はよく分かりますwww
ただ、昨年のグッドウェアを着て学んだことがあるとすれば
夏は何を着ても暑い!!!(猛爆)
極論ですが、この悟りを開いた時から、どうせなら表に汗も響きにくい厚手の方がいんじゃないか、、、とヘビーウェイトTシャツ教に入教しましたww
※T1011や、グッドウェアは7.1ozですが、アメリカには裏原世代にはお馴染みのキャンバー製の8.0ozという化け物も存在します。 これはまた別の機会にでも。
理由その③:タフなバインダーネック
上述したアメリカ生産やタフなヘビーオンス生地もさることながら、個人的に一番のおススメポイントと言われればコレではないでしょうか。
そう、バインダーネック。
これこそT1011師匠が師匠たらs、、、(爆)
というのも、やはり首回りのリブというのは、着用回数に比例して草臥れてくるのが世の常じゃないですか。
かくいう私奴もお気に入りのTシャツの首回りがダルダルになって、幾度涙をのんで処分した事か計り知れません。。。
しかしT1011師匠はこの辺りにも抜かりはなくて、頑強なバインダーネック仕様を採用する事により、ボディと同じく首周りも非常にタフな構造となっているんですね。
まぁ普通に考えると、いくらT1011師匠の生地がタフとはいえ、首周りがフツーのリブ素材であれば、10年選手をザラに排出し、場合によっては20年選手も、と言われるT1011帝国は築かれていないのではないでしょうか。
そう思うと、このバインダーネックというのはT1011の評判を支える功労者であることは間違いないと思うワケです。
最近は本気で首回りのリブの付け替え業者さんがいてくれれば繁盛するんじゃないかとも思うこの頃です。 というか、自分でバインダーネックに補強する術を身に着けた方が早いかww
理由その④:丸胴編みのボディ
また、アメリカを代表するTシャツの名物ディテールといえば、丸胴編みでしょう。
グッドウェアしかり、懐かしのUSAメイドのSTUSSYのTシャツしかり、フェルコしかり。
T1011師匠が師匠t、、、
なんといいましょうか。 コレ、あくまで個人的な見解ですが(予防線をバリバリひきますが)、丸胴編みだから、そうじゃないから、といった所での着心地でいうと 私奴はそんなに差は感じません(爆)
じゃぁ、Tシャツは前後の身頃合せでいいのか、というとそうではないんです。
まだ、丸胴編みで作っているという事実がイイんです!!
鼻息を荒くして申し訳ないですがwww、要はデビュー当時から丸胴編みで、今もなおそのディテールを継承している、、、という事にとてつもないロマンを感じませんか。 (これは前述した内容と重複しますが。)
故に、T1011は丸胴編みがイイんです。
仮にT1011が丸胴編みじゃなくなったら、、、それでも買うかもしれませんけどwww(猛爆)
あとがき
と、細かなディテールも含めて、個人的なオススメポイントについて筆を執らせて頂きました。
改めて見返してみると、このT1011は Tシャツにおける私奴の好みを全て兼ね備えた一種の完成系の様にも思えてきますww
ある意味、私奴の好みがT1011に寄っているだけなのかもしれませが(爆) ただ、いずれのディテールもがT1011師匠が師匠たらしめる所以である事は間違いないかと思います。(くどいwww)
その他にも、Made in U.S.A. でありながら日本製製品に近いサイズ感だったり、若干袖丈が最近のTシャツを比べて長めですが1度の折り返しでアクセント兼ジャストサイズになるとか、お話したいポイントはマダマダあったのですが、如何せん文字数が多くなりがちなので 今回はここまで。
如何せんテンポの悪いレビューですが、結局このテンポが一番私奴らしいレビュー方法なのではと開き直っております。
ご趣味が合います方は、今後ともよろしくお願いします。
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あとがき②
ちなみに、私奴は170cmの中肉中背ですがSサイズでタイトジャストくらい。 Mサイズでもいいかもしれませんが、やはり着丈はSサイズがジャストです。
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コメント
t1011から飛んできました。
正しく夏にヘビーオンスの服を着る理由、その通りです。ここまで価値観の合う人と出会えて大分嬉しかったです。
初めは流し読みでしたが、bird wellや馬蹄型の財布、ブーツ、ジーンズなど好みが似ているようで気付けば夢中になっていました。
バブアー始めて知りました。今年私もデビューしたいですね!
応援していますので、又、良いものを紹介してください。
流行とは違いますが、一つ一つの拘りが見えて、僕は大好きです。
>オインキーさん
コメントありがとうございます!めちゃくちゃ嬉しいです!
短期間に消費される流行よりも、定番として愛されるモノが好きなクチなので、どうしてもこんな内容になってしまいますが、またブログ読見に来てください!そして、いつでもコメントくださいね!
ジーンズの色落ちです。
>リゾルト さん
ジーンズの色落ちなのですね!