こんにちは、ちゃん貴(@butsuyokukaisho)です。
前回のエントリにて、端正なルックスと機能美+実用性に惚れに惚れたカーミットチェアをご紹介しましたが『恋は盲目』とはよく言ったもので、どうもおススメポイントのみをレビューしてしまったきらいが隠し切れませんww(爆)
というのも、元来『クリーンでフェア』が信条の私奴(猛爆)。
ソレもあって『前回のエントリの様に、【見てくれの素晴らしさ】だけを取り上げてレビューしたとあっては、枕を高くして眠れない是!』という事で、
今回は 余所のブログではあまり触れられる事のない【カーミットチェアのデメリットポイント】についてもズバッ!とご紹介したいと思います!
前回はカーミットチェアの購入検討中の諸兄諸姉諸君に油をトクトクと注ぎましたが、今回のエントリにて冷や水をかける事ができるのか!(爆)いざ!
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とういうワケで、早速カーミットチェアのネガティブキャンペーンを進めていきたいと思いますが(猛爆)、まぁ、いい所があれば、そりゃ少なからず悪い所だってありますよ。人間(がつくったモノ)だもの。
ただ、こういったデメリットを乗り越えても尚、カーミットチェアに対して食指が動くのか。
購入をご検討中の諸兄諸姉諸君は、是非この辺りも踏まえてカーミットチェアへの愛のボルテージをご確認くださいませ!(爆)
カーミットチェアのデメリット①:塗装がテッカテカww
のっけから大本命のディスりっぷりですが(爆)、コレですよ。コレ!
よもや好みの問題も有ろうかと思いますが、カーミットチェアは良くも悪くも標題の通り
塗装がテッカテカです!!
もうね、テカテカじゃないんです。
テッカテカなんです!!(2回目/爆)
というわけで、そんなテカり具合がコチラ!!
ビックリするくらいテッカテカでしょ!?(3回目/猛爆)
むしろ、皆さんの想像のナナメ上をゆくテカテカ具合ではないでしょうかww
このレベルになると厚塗りといった次元ではなく、バーニャカウダよろしくなディップ(直漬け)感すら香るレベルでしょ(爆)
とはいえ、このブ厚い塗装による【防水性】が有るからこそ、ハードキャンパーやバイカー達から支持されているのも事実で、よくよく調べてみるとこの塗装も只者ではない様子。
というのも、この塗装、名前がどちゃくそカッコいいというサプライズ付きでして、その塗装のネーミングがコチラ!
ダブルマリングレード・ポリウレタン塗装!!
ダ、ダ、ダブルマリングレード?
所謂ポリウレタン塗装は 耐水性の高い塗装としてよく聞きますが、【マリングレード】という言葉は初耳。 まぁ、マリンというくらいですから、海での使用に耐えうる耐水性なのかな?なんて想定はできますが【ダブル】って何ぞwww?
というわけで 早速ググってみると、どうやら【マリングレード】とは 船舶防水基準なる高耐水性を表すグレードの様子ww もっと言うと、【ダブルマリングレード】なるものは高級クルーザーの内装に使われるレベルのエグゼクティブ塗装(!)みたいで、キミ、結構スゴイやつだったのねww
いやはや、カーミットチェア御大から『巷に溢れる木製ローチェアとはレベルが違うんだよ、バーロー!』と言わんばかりの無言のプレッシャーを感じましたw
テカテカ過ぎる!とか言ってゴメンwww(猛爆)
テカテカ改め、ウワサのダブルマリングレード仕上げ!(爆)
コイツのお陰で、キャンプでの夜露、朝露はモチロン、水ハネ云々も気にせずガシガシ使えるんだ是!
とはいえ、インドア用途がメインで使用するのであれば、このウレタン塗装を剥がしてマット仕上げにしてもカッコいいだろうし、なんならステインを塗り込んでお色のトーンを落してみたってカッコいいんじゃないか、なんて 現状復帰できないレベルのカスタム欲もフツフツとww(爆)
しかし、歴史的傑作だからこそ、『オリジナルのまま使用したい!』という葛藤もあったりして、ここでもまたアンビバレンスなトラップが炸裂しています。
なんという【わがままジュリエット】っぷりなんだww(意味不明)
カーミットチェアのデメリット②:価格が高い!(切実)
続いてはコレです!
恐らくコレは、私奴含めて同じ様に感じられている方も少なくないと思います。
ちなみに、本ブログにおいても、今まで幾度となくこういった【強気な価格設定】の類のアイテムをご紹介させて頂きましたが、
その中でもカーミットチェアは【価格設定が強気なプロダクトの上位ランカー】だと思います。
正直、この手の”プレミア価格戦略”とでも言うべきモノを買う時って緊張するんですよね。
ホントに買って良いんだろうか、、、なんて自問自答を3回くらいしちゃいますww
例えば、オールデンのコードバンや、身近な所でいえばApple社製品とかもそう。
競合製品と比べて割高な価格設定であっても、ルックスや希少性という【付加価値】でチャラになっちゃうアレです。
ってか、【付加価値】って言っちゃってる時点で、割高な価格設定の”言い訳”を認めてちゃっていますけどww(猛爆)
まぁオールデンについては、コードバンの希少性も影響しているとは思いますが、某有名メゾンやアップル社製品というのは、【ブランドのバックボーン】や【デザイン】といった数値化での比較が難しい内容に【付加価値】が付いている事も有ったり、なかなか複雑ですよね。
そして今回のカーミットチェアに話を戻せば、規模や知名度でいえばアップル製品には及ばないものの、
販売戦略でいえば【デザイン】や【ブランドのバックボーン】を武器に、強気の価格設定にて商売ができている、、、というレジェンド感すら漂ってきていますww
この優雅なデザインと、絶妙な座り心地。
代替となり得るプロダクトの追随を許さない!というスタイルこそ、レジェンドと呼ばれる所以!
まぁ、プレミア戦略を差し引いても、舶来品という性質上どうしても代理店云々のマージンがのっかかるのは仕方ないです。
もっといえば、ハンドメイドでアメリカの職人さんが手作り(年間製造数;約12,000脚)で且つ、ダブルマリングレード(気に入ったwww)ですからね。
ただ、材料や構造を考えても¥28,000はちょっと割高すぎるけどww
とはいえ、この価格でも売れるんだから強いですよねww
やはりストーリーやロマンが付随したプロダクトが琴線を刺激するのは万国共通で、きっと世界中の諸兄諸姉諸君もこういった魅力に惹かれるんでしょうね。
私奴も、そういったモノが大好き!という奇特な病気なんですケド(猛爆)
これ、自分で作れるんじゃね?(猛爆)
そんなカーミットチェアですが、前回のエントリでも触れた通り、機構や構造等を観察すると やっぱり良くできているなぁ、、、と感心します。(何様wwww)
ただ、見れば見るほど分かってくる事もあって、
実はカーミットチェアって、使っている材料は比較的加工が容易な材料ばかりなんですよね。
まぁ正確に言うと、ネジやらスペーサーやら細々とありますが、主材料は木とアルミ板と帆布。
イームズのシェルチェアの様に、樹脂加工が必要という事もないので
『ワンチャン、自分でも作れちゃうんじゃね?』
という自惚れが炸裂しちゃうのも”カーミットチェアあるある”ではないでしょうかww
実際、ググってみても、結構自作している人も色々居られるみたいです。
正直、私奴も『1脚目から自作してやろうか!』なんて意気込みも有るには有ったんですがw、ネットで転がっている画像を元に設計するのも面倒くさい!(猛爆)というド直球な感情(!)を整理した結果、1脚は購入して採寸→2脚目以降は自作!というプランに落ち着きましたww
※重要な肘掛けのパーツの図面は検索すると直ぐに出てくるので、ネットに転がっている全体の高さや幅寸法を整理したら、各パーツの図面くらいは引けそう。 多分、ゴリゴリにCADを使える方であれば、簡単に図面は引けると思いますww
まぁ、企画倒れにならなければ『図面も大公開!チキチキ☆自作カーミットチェア完成までの道!』なんて新企画を始動させてみてもいいかもwww
結論:カーミットチェアはアリかナシか
さてさて、前回のエントリ含め2エントリに渡ってカーミットチェアをご紹介してきたワケですが、ルックスや実用性・機能性はグンバツで、もっといえばモノとしての背景やキャンパー界隈におけるイバリの強さたるや、とても素敵なプロダクトである事はご理解頂けたかと思います。
その一方で、上述した様にキャンプチェアというカテゴリでありながらも、インテリアチェアよろしくなコストが幅を効かせ過ぎてて、なかなかヤイソレ!と踏み出せない方も多のではないでしょうか。
しかし!
そんな悩める諸兄諸姉諸君の手助けができてこそブロガーの本懐!!というわけで、私奴の偏見を丸出しにした上で判定してみた結果がコチラ!!
結論;【欲しいと思ったならアリ!!】です!
というのも、ヘンな話、コストが問題で躊躇しているのであれば、これは考え方ひとつでカバーできるじゃないか、、、なんて思うんですよね。
たとえば今の定価であれば、500円玉貯金を3~5か月くらいすれば買えちゃうと思うんです。
もっというと、私奴も過去に『価格が高いから、、、』と購入を躊躇するケースも多々ありましたが、その中でもカーミットチェアは『値段は高いが、十分にリターンが期待できるモノ 』に分類できると思います。
というのも、やはり屋内でも野外でも両方使える!という使用機会が多いのは嬉しいですし、流行り廃りに関係なく永きに渡って愛用できる定番品というのも大きいですね。
もっというと、リセール価格が高いというのも魅力で、中古市場価格が高値安定している(モノによってはAmazonで新品を買うのとあまり変わらないww)という事から考えれば、ある程度上述したメリットを感じている部分があるのではないでしょうか。
あとがき①
そういえば、カーミットチェアにクリソツなデザインとコンセプトのキャンプチェアにハイランダーというメーカーの椅子があります。
コイツ↓
デザインを見て貰えば分かると思いますが、まさにカーミットチェアww
コールマンのフォールディングチェアよりもカーミットチェア寄りですww
まぁ価格で見ても、カーミットチェアが約¥28,000で、ハイランダーが約¥8,000ですか。 この1/3以下の価格というアドバンテージはデカいですよね。 3脚買ってもまだカーミットチェアよりも安いというwww
私奴はこのハイランダーを持った事がないのでモノとしての良し悪しは分かりませんが、一つ注意点があるとすれば(ハイランダーに惚れたならまだしも)
ホントはカーミットチェアが欲しいんだけど、価格面で妥協してハイランダーを、、、というマインドであれば、チョット待ってみましょう!
これは私奴の人生33年で得た教訓ですが、妥協して代替品を買ったとしても、本命品への物欲が更に高まったり、実際に使う際に劣等感を抱いてみたりと、結局買い直したりする事が多いんです!(猛爆)
ソレもあって、カーミットチェアが欲しいならば最短距離で一直線!がオススメです!
まぁ聞くところによると、ハイランダーの方が座面の後傾角度が緩やかだったり、イロイロと異なる点もあるみたいなので、そういった観点より『カーミットチェアよりハイランダーが欲しい!』となった場合は上記の限りではないんですけどね。
あとがき②
そういえば、前回のエントリにておススメのカスタムパーツをご紹介しましたが、定番カスタムパーツを一つご紹介するのを失念していました(猛爆) コチラ!
カーミットチェアの部品と違うじゃないか!
なんて気が付いた方も居られるとは思いますが、いやいや、コレが本気でフィットするんですよ。
というのも、カーミットチェアの脚の先はこんな感じ。
ちょっとトラブル(後述します)があった為、類似箇所の写真でスミマセン(爆)
カタチとしては角材の断面をイメージしてもらえれば分かりやすいかと思いますw
で、コレを以って何が言いたいかというと、脚先がこんな断面形状となっている椅子をそのままフローリング上で使おう物なら床にキズが付く恐れ(!)があるんですよね。 さらに、野外で使うことを考えてみても、細い脚先故に 地面に刺さってみたり、場合によっては小さい石を噛み込んでみたりと、掃除の観点からみてもチョット考えもの。
そういったシーンを考慮すると、こういったキャップはあった方が便利です。
これさえあれば、屋内使用時もフローリングのキズも心配は要らない!
更に野外使用後も水拭きだけでキレイにできちゃう!
しかも、元々パイプ椅子用のキャップという事でスーパー安価なのも嬉しいですし、もはや純正品と言わんばかりのジャストフィット具合ですww
とりあえず何かのついでにカートに入れておいてソンはないと思いますww
まぁ、強いて難点を挙げるとすれば、ジャストフィット過ぎる故に一度つけたらナカナカ取れない事でしょうか(猛爆) 実は上述したトラブルというのも、脚先の断面撮影の為にキャップを外そうとしたんですが、全然外れる気配がありませんでしたww
もはや工具を使った力技じゃないと外れんわ、コレwww
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コメント
初めまして。
BREEのコインケースについて質問させていただくコメントさせていただきました。(どの記事のコメントして良いか悩んだのですが、最新の記事に失礼致します)
此方数々のヌメ革を育ててきたつもりですが、ニートフットオイルの4番の日光浴方法に惚れてしまい。コインケース本体とニートフットオイルを購入し、到着待ちです。
表題ですが、最後磨き上げたときのクリームはどちらのクリームを使用されていらっしゃいましのでしょうか?BREE製品は初めてで相性もあるし、手にしておこうかなと。
真似されてしまうのが嫌でしたらスルーしてもらって結構なのですが、、涙
手元にあるのはラナパーや、デリケートクリーム、ソフトナッパのスプレー等です。
クリームご紹介の記事も拝見させていただいたのですが、どれかなーと分からず…既出でしたら申し訳ありません。お手隙の際に教えていただけたらと思います。
>小林さん
コメントありがとうございます。
塗ったクリームですが、”サフィールノワール クレム1925”のナチュラルカラーを使用しました。
コチラです。
[サフィールノワール] クリーム クレム1925 75ml
とはいえ、デリケートクリームを既にお持ちとの事で、成分的にはよく似ている(配合比は違うかもしれませんが)と思いますので、そちらでも代用は可能かと思います。(なんせコレ、高いんですよwww 私奴は革靴と併用していますが、BREEだけの為なら買わなかったかもですww)
ヌメ革、いいですよね!
つかっていると愛着わきますし。
また現物が到着して日光浴が完了したら教えてくださいね。
他の方のヌメ革を見るのも大好きなのでwww
一緒にカッコよく育てていきましょう!