最近はめっきり日が暮れるのが早くなりましたね。
こんにちは、ちゃん貴(@butsuyokukaisho)です。
とはいえ、まだまだ日中は半袖のお洋服が欠かせませんが、長袖が許容できる季節もすぐそこまで迫ってきました。
というわけで、今回はそんな季節を意識しながら、
昨シーズンの登用以降、抜群の使い勝手を見せたにも関わらず、タイミング的に筆を取り損ねた(爆)グッドアイテム
をご紹介したいと思います!コチラ!
これぞ男臭い無骨な世界観でお馴染み、
ドライボーンズのオープンカラーシャツです。
オープンカラーシャツと言えば、イタリアンカラーシャツのエントリでも触れた通り【近年の代表的なヒットアイテム】の筆頭でしょう。
ひと昔前までは、古屋さんの専売特許だった【長袖のオープンカラーシャツ】という変化球ですら、今や定番アイテムと化してしまい、ちょっと見飽きた感すらありますww
しかし!
それでも、そんなオープンカラーシャツ界隈に一石を投じるのが、我らがドライボーンズ。
それこそココンチの十八番であるヴィンテージシャツに由来する【男好きディテール】はモチロン、
巷に蔓延るビッグシルエットとは一線を画す【ジャストなサイズ感】だってブランドの信念が感じられてとてもイイんです!!
ここまで大人を納得させれるオープンカラーシャツは、なかなかありませんよ!!
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全貌はコレ!男臭い&ロッキンなオンブレシャツ!
というワケで、早速全貌をご覧いただいた、ドライボーンズのシャツ。
この時点でも、男好き確実なディテールがバリバリ組み込まれている事にお気づきの方もおられるでしょうが、今回のエントリではそのあたりも含めて
如何にコイツが拘って作られているのか、鋭意チェックしていきましょう。
男好きポイント①;長くてクラシックな襟のカタチ
まず、このシャツを見た時に、パッと目に留まるディテールがあるとすれば、
この長めに設計されたクラシックな襟!!
そもそもドライボーンズ自体がヴィンテージアイテムをオマージュした洋服を作るブランドなので、この襟のカタチは正にそれ。
所謂近年の開襟シャツとは長さも角度も異なるこのシャツ。もっといえば、芯地もバッチリはいってます。
というのも、このシャツは’50sのヴィンテージをモチーフとして作られた様で、こういう細かいディテールで説得力を上げてくれています。
ちなみに、ヨーク部分には裏地が張られ『丁寧に洋服が作られていた時代のディテール』もしっかり踏襲されています。
コストを優先すると真っ先に省略されそうなディテールですが、こういうのこそ特別感があって好きですw
また、ボタンもこの時代に多く見られた【猫目ボタン】をバッチリ踏襲。抜かりはありません。
正直ヨーク部分の裏地や猫目ボタンも『コレだから使い勝手が良いんだ!』なんてワケじゃないんですが、こういった
【細部にストーリー性を持たせてくれるモノ作り】が垣間見えると、グッと来てしまいますw(爆)
男好きポイント②;大注目!オンブレチェック
ここまでは、細かな(?)ディテールのお話でしたが、パッと見でも分かる大ネタといえば、ズバリチェック柄。
というのも、コイツは通常のチェック柄とは異なり、
あえてチェック柄の境界をボカした【オンブレチェック】が採用されています。
オンブレチェックについては御存知の方も多いでしょうが、カートコバーンに代表される90年代のグランジスタイルには外せない柄ですね。
昨年のモヘアニットの流行とも親和性が高いオンブレチェック。
いうて、カートはオンブレだけを好んできていたワケではないですけどww
グランジスタイル以外でも、スケーターのバイブルとも言える映画『ロードオブドッグタウン』にて衣装として採用されたりと、ストリートとの相性だってバッグン。
まさにここ数年で注目度が右肩上がりのチェック柄ではないでしょうか。
一方で、ドライボーンズのシャツに話を戻すと、同じオンブレチェックでも無彩色な黒チェックを採用し【バイカーっぽい無骨さ】や【ロッキンなクールさ】漂わせているのは、まさにドライボーンズらしい解釈でしょう。
冒頭で触れた様に、オープンカラーシャツという【イマっぽいアイテム】でありながら、実は『ドライボーンズのバックボーンとなる世界観をバキバキにクロスオーバーさせた』アイテムっていうのがミソですね。
【流行りだけを意識して作られた洋服】とは込められた想いが違うというか、ホンモノ感があるのがいいじゃないですか。
これはドライボーンズに限りませんが、テイストに芯が通っている洋服は流行が過ぎてもスタイリングにハマるし、それでいてスタイルを作ってくれるから好きなんだよなぁ。
男好きポイント③;肌触りはトロトロの極上生地!
さて、大小こまごまとしたルックス的な特徴は上記の通りですが、さらにもう一つ【写真では伝わりにくいディテール】がありまして、
このシャツ生地、メチャメチャ肌触りがいいのよ!
というのもこの生地、このテのシャツにありがちな『ネル生地のフワフワした肌触りが良い!』とかではなくて、純粋に生地に使われている生地の質が高いんですww
むしろ、私奴が持っているイタリアの最高級シャツ、ルイジボレリのシャツにも負けず劣らずのトロトロっぷり。
ボレリのシャツもそうですがコットンでこの肌触りって単純にすごいw
また、コレが長袖シャツというのがグッドポイントで、腕全体でこの生地感を味わえるのが堪らないんですよね。(爆)
いやはや、無骨な見た目なのに優しい肌触りだなんて、、、
なんだよ、私奴とキャラ被ってんな!(猛爆)
無骨に男らしく着たい!!
ここまで色々とディテールを語ってきましたが、これらのディテールに心惹かれるケースもモチロンありますが、それ以上に興味深いポイントがあるとすれば、
いかに、着てみてカッコよくキマるか、という点!
というワケで、ここからはこのシャツを使ったコーディネートサンプルを考察してみたいと思います。
本ブログをご覧のオンブレシャツ難民の参考となればコレ幸い!!
ハットと併せて土臭いロックスタイルに!
このシャツを着るのであれば、やはりオープンカラーという特徴は生かしたいもんで、そうなるとロッキンなスタイルは外せません。
ただ、ゴリゴリの’50sロカビリースタイルをそのままやっちゃうとコスプレっぽくなっちゃうので、無骨なロカシャツっぽさを強調しながらソフトロッキンに仕上げてみたのがコチラ。
あえて無彩色でまとめて、ハットで差したモノトーンスタイル!
ベンチュラとキャスパーというベタな小物はお約束ですねww
今回はブラウンのハットを被ってみましたが、これが黒ならよりロッキンでクールな印象になるんじゃないでしょうか。
革ジャンのインナーでバイカーっぽく
また、無骨に男臭くまとめたい時に頼りになるのが、革ジャン!!
併せて、土臭さの演出として、同じくドライボーンズのキャスケットと合わせてみたのがコチラ!
ズボンは黒ではなく、あえてチャコールを選ぶのがポイントです。
これでシャツとズボンがいい具合にマッチしつつ、黒いブーツと革ジャンがいい塩梅で締めてくれます!
革ジャンもタブルライダースよりはGジャンタイプの方が親和性が高いだろ、、、とグラナダジャケットを選びましたが、これならデニムジャケットでもイケそうですね。
と、こんな感じで、サイズやテイストの影響もあるのでしょうが(スウェットやフーディを合わせるアメカジよりは)、ややルードな雰囲気でまとめた方が似合うコイツ。
そういう意味ではコーディネートの汎用性はそこまで高くはありませんが、パリッとキメたい日の【虎の子の一着】として、ワードローブに追加しておくのも悪くないんじゃないでしょうか。
ドライボーンズのこのシャツ、バチボコにおススメです!
あとがき
ちなみに、コイツは今年の初めに筆をとったドライボーンズのキャスケットと同じタイミングでゲットしたのですが、『また今年もコイツが着れる季節が来た!!』と思うとワクワクしますね。
それこそ流行のサイクルが早い昨今では『昨年着た洋服はシーズンオフに売り払って、毎年総取っ替えするんだ!!』みたいなファッションの楽しみ方も目立ってきていますが、
やっぱり私奴には【毎年着用が楽しみになる洋服を大切に着る】という楽しみ方が合っている気がします。
このシャツだって、まさにそのテのアイテムです。
ご趣味が合う方は是非チェックしてみてください!
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