どうも、こんにちは。 ちゃん貴(@butsuyokukaisho)です。
まだまだ寒いと思いきや、一気にポカポカ陽気になってみたり、また寒くなってみたり。
なかなか一筋縄ではいかない気温ですが、皆さん 衣替えは完了しましたか?
かくいう私奴はまだ衣替え真っ只中ww
如何せん撤収には手こするタイプです (爆)
ただ、撤収には時間がかかる一方で、陣営展開(という名の見切り発射ww)は迅速に進める私奴。それ故、春物の仕込みは極寒の2月時点で既に完了していました。 コチラ!
そう、金茶カラーのスエードタッセルローファー!!
ただコイツ。 分使い込まれたルックスからお分かりの通り、実は我が物欲艦隊に登用されてから10年は経過するバリバリの中堅選手。
永らく後方支援部隊で腕を奮ってもらっていましたが、 この春の人事をもって前線復帰が決定しました!
しかし、何故このタイミングでコイツの前線復帰が決定したのか。
今回はそのあたりを深堀しながら、
カッコよさと渋さも兼ね備えた 【我が物欲艦隊の中堅どころ】の魅力をガッツリお伝えしたいと思います!
そして、皆さんに世のタッセルローファーの魅力を再確認して貰えればコレ幸い!!
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眠れる獅子が遂に復活!!
さて、この春から前線復帰するこのローファーですが、 上述の通り、古くから我が艦隊とは縁がありました。
というのも、上のインスタポストの5時方向に注目。 よもやしれっと映り込んでいる靴こそがこのローファーです。
思えば、20代の中盤くらいの時に、リゾルトに1101、コットンカーディガンにこのローファーというスタイルをキメたくて登用したコイツ。 当時はタイトシルエット全盛期だったので、必然的にキレイ目なスタイルをする事が多く、大活躍だったんですよね。
それこそ、街で見知らぬ人から『そのローファー、カッコいいですね。 どこの靴ですか?』なんて声を掛けられたのも、コイツが最初で最後です。
ラルフローレン渾身の一撃!
そんな抜群のルックスを誇るこの靴は、何を隠そう愛と信頼のラルフローレン。
インソールのプリントも擦れて見えにくくなってしまいましたが、名品だと思っています。
というのも、このローファーは履き口の大きさが絶妙なもんで、履いた時のバランスがいいんですよね。
いたずらにロングノーズなわけではなく、絶妙にスタンダードな形。
また、同じくタッセルローファーで有名なクロケットジョーンズやオールデンは、履き口をぐるっと囲う革紐に一枚革が用いられているのに対し、なんとコイツは編み込みの革紐が使われる凝ったデザイン。
ダークブラウンの色がアクセントになってて◎
ジーパンからスラックスまで、配色的にも合わせやすくて重宝しました。
ただ、そんな大活躍だったローファーも、あまりに酷使しすぎたせいか、5年程前にこんな事態になっていましたww
中底と、アウトソールがパックリwww
どうやら、出し縫いの糸が切れたみたいです。
最初は騙し騙し履いていたのですが、如何せん傷口が拡大しすぎた事もあってドクターストップ。惜しまれながら後方支援部隊へ異動となりました。
ただ一線を退いたとはいえ、我が艦隊内での影響力は未だに絶大。 それこそ昨年末に誘致したスーツや、 AH-77の入隊に伴い『コイツらに合わせて履きたいんだ!』という眠れる獅子が遂に覚醒。満を持してオールソールを断行する事となりました!
満を持してオールソールへ!カムバック中堅!
そんなこんなで5年越しのオールソールが決定したコイツ。
ただ、一言でオールソールをすると言っても、ここでもブチ当る壁はあります。
そう、ソールの仕様をどうするのか問題。
というのも、オリジナルはレザーソールでドレッシーな仕上がりになっていた事もあって、『オールソールをしてもドレス感は残したいな』と思う反面、気負わずガシガシ履きたいという想いもあって、結果的に着地したのがコレ。
ラバーだけどドレス顔、 という絶妙なラインを攻める為に、パターンが切られていないフラットなラバーソールをチョイス! お色はオリジナルに敬意を払ってダークブラウンを踏襲しました。
ちなみに、ラルフローレンはあくまでもアメリカブランドなんで、安易にイギリスのダイナイトソールには着地しない!という非合理的な思想も炸裂(爆)していますww
一方、ヒール部分には”アメリカっぽさ”や、”若干のカジュアルさ”も欲しかったので、リペアショップにて取り扱いのあったキャッツポウを選択。
ローリングダブトリオでお馴染みのキャッツポウヒール。
シュッとしたソールに、ゴテゴテしたキャッツポウというミスマッチ感こそありますが
ドレスとカジュアルの中間にある【スエードタッセルローファーというキャラクター】とリンクするいいセレクトだったんじゃないかと思っていますww
シーズンレスな金茶スエードローファーを履く!
ちなみに、スエードシューズといえば起毛した素材感故に秋冬の靴と思われがちですが、意外とオールシーズン対応できちゃう万能靴なんですよね。
もっといえば、コイツのような明るめのブラウンカラーだったり、ローファーというモデルともなれば尚更。そもそも軽やかなイメージだってあるもんで、春夏シーズンこそ履き倒したくなるじゃないですか!!
というわけで、この手のローファーが如何に秀逸な働きをしてくれるのか、コーディネートサンプルと見ていきましょう!
夏場のキレイめスタイルに!
まずは、タッセルローファー本来の使い勝手として、キレイ目に着てみるとこんな感じでしょうか。
春夏といえば紺ブレにオフホワイトのスラックス!というお約束カラーでまとめてみました。
いやはや、このブラウンのお色が重すぎず、軽すぎず、絶妙に使いやすいのがポイントです。
タッセルローファーのお色選びで言えば、ダークブラウンも捨てがたいのですが、『通年使いたい!』となると、この手のお色はオススメです。
ドカジュアルには不向きでも、、、
そんなキレイ目方面への守備範囲は広いものの、ゴリゴリのカジュアル方面には耐性のないコイツ。
それこそ、フーディやスウェットといったラフなスタイルに合わせるには難しいモノがあります。
しかし、そんなミスマッチも
シャツを羽織ることで意外と解消してくれるんですよ。
例えばこれ。
通常、オーバーオールにタッセルローファーはミスマッチもミスマッチですが、クリーンな白シャツを羽織るだけで意外と纏まったりするんですよね。
そして、スニーカーやブーツよりも、タッセルローファーだからこそハズしが効いている気がする。
あと、意外とハマるのがミリタリーアイテム。
ミリタリーアイテムをドレスライクに着崩すのは定番化しているコーディネートですが、そんな時でもこのタッセルローファーがあるだけでそれっぽく纏まってくれるのはサスガです。
BDUジャケットにワークシャツ、更にはジーパンというゴリゴリのアメカジアイテムながら、ニットタイの雰囲気とタッセルローファーの名コンビにて、イイ感じに仕上がってます。
また、アメリカっぽさをと考えると、ウエストンではなく、ラルフローレンというチョイスは落とし所としてカンペキですww(爆)
いうて、アメリカ縛りの中で、唯一ネクタイだけが無印なんですけどww(猛爆)
意外と土臭さとの相性もいい
ちなみに、若干の土臭さを感じるアーリーアメリカンな格好にも実は相性良かったりするのかこのローファー。黒いサービスシューズを合わせるよりも、いい感じの軽さが出たんじゃないでしょうか。
そもそもアーリーアメリカンな時代はドレスとカジュアルの境界線が曖昧だった時代だった事もあって、そういう意味ではキレイ目にまとまり易いタッセルローファーのとは親和性が高いのだと思います。
いうて、タッセルローファーの起源は1948年と言われているので、本当のアーリーアメリカンを謳うには時代背景がズレているんですけどwwww
深まる謎。 手の込んだ作りのオリジナル。
ちなみに、このローファーには【謎ディテール】がありまして、(上述した通り)リペアを5年間も寝かせていたのにもワケがありました。
というのも このローファー、
製法が謎だったので、いずれ自分で分解して構造を解き明かそうかと思っていたんですwww
まぁ実際は『思っていただけで実行に移すことなくオールソールしちゃった体たらくっぷり(猛爆)』だったのですが、その肝心の謎ディテールというのがコチラ。
わかりますか?拡大しましょう。
そう、なんと『出し縫いの糸が切れてソールが剥がれた』にも関わらず、ウェルト部分に出し縫い跡が見えない謎ディテールだったのですww
ただ、そういう場合はマッケイ製法なんだろう、、、とか安直に思っていたものの、靴の中を見ても縫い目が見えない謎っぷりww
むしろ、リペア屋さんに持って行くと『これ、マッケイじゃなくてグッドイヤーだね。』と言われる謎仕様。
ウェルト部分(アッパー側)をヒドゥンチャネルにしたとか?? え、そんなことする??
そう言われれば、ウェルトの部分にうっすらと切れ目(赤矢印)がある。
もっといえば、ソールもヒールに近い部分はオープンチャネルですが、フロント部分は出し縫い跡が見えないヒドゥンチャネルというめちゃくちゃ手の込んだ作り込み。
この製造メーカーは出し縫いの跡に何か恨みでもあったんかwww(猛爆)
ちなみにサイズ表記が25.5EEという日本表記だったので、おそらくOEM先は日本製(たぶんREGAL??)と想像しているものの、コイツの製造方法がめちゃくちゃ気になるもんで、調査は継続したいと思います。
本ブログをご覧の方で何か思い当たるフシがある方は、是非コメント欄から教えていただけると幸いです。
とはいえ、モノとしてはめちゃくちゃ気に入っている靴なので、
細かい事はさておき、再びブラック企業よろしく履き込んでいきたいと思います!
あとがき
思えば最近、ラルフローレンネタが多くなっていますねww
まぁ好きなブランドなので、多少の偏りは仕方ないだろ!!と開き直っていますが、思えばラルフローレン程長く贔屓しているブランドはないかもしれません。
というか、結局帰ってくるのはラルフローレン、、、とか、そんな感じです(爆)
正直、二十歳ソコソコの時くらいは、ブランドネームは立派でも結局は中国生産だったりするしなぁ、、、とか思って離れていた時期もありましたが、細かなディテールや加工具合とかを鑑みて『やっぱりラルフローレンだよな!!』と出戻ってきた事が何度あった事かww
むしろ、最近ではヤフオクやメルカリを適当に見ていても、ピンとくるアイテムは高頻度でラルフローレンだったりするもんで『結局はラルフローレンにツボを押さえられているんだな』なんて思うと、
『このままずっと贔屓するのも悪くないさ』と開き直っていますww
いいよ、このままジジイになってもラルフローレン着るよ。
そういうブランドがあってもいいじゃない。
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