こんにちは。ちゃん貴(@butsuyokukaisho)です。
早速ですが、皆様に報告があります。
遡ること3ヶ月前の10月1日。すなわち2020年度の下半期初日(爆)に、スケボー練習において手首骨折というわんぱくっぷりを発揮した私奴(35歳男性/猛爆)でしたが、
この度、無事治療が終了しました!!(ぱちぱちぱち)
コレにてめでたくドクターストップも解除!
ついては私奴のスケボーライフもシーズン2に突入!(爆)という事で、
快気祝いも兼ねてしれっとスケシューを新調する事としましたwww
というのも、スケシューといえば過去に本ブログでも【アディイーズ】や【スリッポンプロ】をレビューしましたが、如何せん消耗が激しいのがスケシュー。幸いメンテナンスの類いは嫌いじゃないので、孔が開いたりソールが削れても補修しながら大切に使っていたのですが、ぼちぼち限界を感じる所もちらほら。
それもあって今回の新調に踏み切りったワケですが、結果としてドえらいスケシューを手配してしまいました。コチラ。
え?何?この味付け濃いめのデザインwww
チョット良くわからないカタチしているでしょwww
そう、これこそが皆様が大好きなVANSの中でもチョット特殊なプロダクトとなる
VANS SLIP-ON EXP PRO!!
詳細は後述しますが、一言でいうなら【VANSが放つ次世代のスリッポン】という所でしょうか!
その証拠に『味付け濃いめデザイン』と揶揄したものの(爆)、実際に手にとって見ると
- スケシュー用途に考えられたタフなディテール
- 改善されたワッフルソール!
- ホールド感を向上させる為のディテール
- 色味がキレイでコーディネートに合わせやすい!
なんて、使い勝手が良さそうなスニーカーだったりするもんで、
『ちょっと捻ったスニーカーが欲しい!』という方や、『スケシューが欲しいけど何買おうか迷っている!』という方は是非チェックしてみてください!!
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というわけで、早速謎のスニーカーであるVANS SLIP-ON EXP PRO(ゔぁんず すりっぽん いーえっくすぴー ぷろ)の詳細についてレビューしていきたいと思いますが、
その前に、このスリッポンはどういったアイテムなのかを申しますと、、、
VANSにおけるプロモデルの開発チームが、スリッポンのデザインと機能性を現代的にアップデートしたスリッポンなのです!
それもあって、意匠的にも色々と改善ポイントが見え隠れする【超機能的デザイン】が採用されています!
というわけで、私奴が見つけれる限りではありますが、詳細を確認しながらデザインを考察して行きましょう!!
ポイント①;オーリーガードがせり出したタフネス仕様!
先ずはコイツですね。オーリーガード。
街履き用途してはあまり恩恵を感じる事はないでしょうが、スケーターの皆様には心強いディテールではないでしょうか。
というのも、スケボーのトリックはオーリー(所謂ジャンプですね)から発展した技が多いのですが、如何せんこのオーリーの動作中はスニーカーの外側面が非常に痛みやすいんです。
クラシックタイプのスリッポン(右)の摩耗っぷり(シューグーでの補強箇所)をご覧頂ければわかるかと思いますが、このオーリーガードがあるだけでどれだけ消耗が抑えられることかwww
この最初からラバー素材でプロテクトされているストロング仕様は放っておけない是!!
ただ、この手のオーリーガードの補強はプロモデルではよく見る仕様で、そこまで目新しい事ではありませんが、スケーターを意識して作っているな!!という面では私奴のような立場でいえばとても嬉しい仕様ですね。
いうて、私奴はまだオーリー(基礎トリック)を練習している身だけどな!!!(猛爆)
ポイント②;ホールド感をアップさせるベルクロフラップ
そして、ココからがEXP PRO特有のディテールとなってきますが、まずデザイン的にも一番目を引くのが『アッパーに取り付けられたフラップ』でしょう。
上写真の様にベルクロテープで開閉する仕組みとなっていますが、これがメチャクチャ調子いいんです。
というのも、スリッポン自体がどうしても【浅い履き心地】となるスニーカーの為、足のホールド感が甘くなりがちなのですが、このフラップは予想以上にガッチリホールドしてくれるので結構使い易いです。
もっというと、地味に『スリッポンのゴム部分』もスケボーと擦れてダメージが入りやすいので、アッパーがまるっと2重になる!!という意味では、防御力としても期待大!!
もっといえば、スケシューは靴の外側にダメージが多いので、フラップの開口箇所が内側に来るように設計されているのもニクい!!
一般的なモンクストラップ的な靴とは異なり、この【あくまで機能面を重視したデザイン】というのがプロモデルたる所以でしょう。
こういう仕様はデザインチームの愛が伝わってきてワクワクしますねww
ただ、このフラップのデザインは良くも悪くもカニエウエストのYeezyシリーズ的なイキフンが香ってくる(猛爆)ので、ソレだけは気になりますwww
ポイント③;スエードアッパーを用いながらもメッシュ素材で通気性確保!
3つ目のポイントはズバリ、アッパーの素材。
過去のスケシューエントリーでも触れた通り、私奴がスケシューを選ぶ場合はできるだけスエード素材を選ぶようにしています。
それはデッキへの食付きが良いから、、、という理由もありますが、一番は耐久性向上の為。
それもあって、今回新たにスケシューを新調する際も【スエードアッパーである事】を条件として選んだのですが、このEXP PROにおいて気になったのがココのポイント。
なんとコイツは『基本的な構造は化繊素材で作って、足の甲の部分だけスエードカバーを装着した』みたいな構造になっているんです。
恐らく、これにより靴の中の通気性とデッキテープへの食いつき(+耐久性)を担保しましょう!!的なアプローチだと思うのですが、
コレにどこまで恩恵があるのか、、、は要検証ポイントだと思います。
というのも、正直スケシューに対する通気性はソコまで意識した事はない(結局どんな素材でも夏場になれば蒸れるでしょwww(猛爆))ですし、案外つま先部分もダメージが多いので化繊アッパーの耐久性は気になりますよね。
このあたりは数ヶ月後に耐久性をレビューしてみたいと思います。
ポイント④;従来のスリッポンとは異なるエラスティック
上述した内容を鑑みても従来のスリッポンとは大きくデザインの異なるEXP PROですが、更に従来品と異なるポイントがあるとすればエラスティック部分!!
というのも、これは実際に比較してみた方がわかりやすいでしょう。コチラ。
従来のスリッポンはTHE平織りゴム!!といった素材(語彙力なしww)ですが、EXP PROに関しては網目の細かいヒートテックみたいな生地になってます!!(語彙力なしwww猛爆)
しかもテンションがめっちゃ強くて、伸びる気配がないwww
スリッポンといえば『スケボー時に靴紐が切れたりする煩わしさを解消&脱ぎ履きも楽ちん!!』というメリットと引き換えに『ゴムが伸びてホールド感が甘くなっていく』というデメリットを受け入れるプロダクトだとおもっていましたが、今回の素材変更で遂にそのあたりのデメリットが改善されたのかもしれません。
いうて、ゴムが硬いのとフラップがあることで、スリッポンのメリットであった脱ぎ履きのし易さはガッツリ無効化されちゃったけどなww(猛爆)
ポイント⑤;履き心地改善!取り外し出来ないインソール
また、過去にもご紹介した通り、VANSのプロモデルの特徴といえば、この着脱可能な高品質なインソール。
過去にも『インソールの出来栄えだけでも、プロモデルとの差額は納得できる!!』と言いましたが、
実はこのEXP PROはインソールが取り外し不可となっています。
上述の通り、私奴はプロモデルの最大のメリットはこのインソールだと思っていたので、あの分厚いインソールが無くなる事によるクッション性への不安は隠しきれませんww
そのかわり、インソールにキラリと光るのが【WAFFLE CONTROL】のロゴ。
この【WAFFLE CONTROL/ワッフルコントロール】というテクノロジーにより、インソールがなくてもクッション性を担保出来た、という事なのでしょうか。
ただ、一方で
極厚のインソールの影響で、更に浅くなりがちだったスリッポンの履き心地は改善されています!!
室内で試着してみた感想で言えば、スリッポンプロのようなフワフワ感はありませんので、どちらかといえば履き心地+ホールド感というポイントを重点的にアップデートされたモデルなのかもしれません。
ポイント⑥;高耐久性!?オリジナルアウトソール!
そしてコレがEXP PROにおける真骨頂かもしれない目玉ディテールです。
上述したインソールでも触れた通り、ココにも【WAFFLE CONTROL】の文字が刻印されています!!
そもそも【WAFFLE CONTROL/ワッフルコントロール】とは何ぞや?という事なのですが、公式VANSのサイトを確認するに『パーツを減らすことでボードコントロール(応答性)やクッション性を提供する』といったコメントになっていました。
うーん、正直よくわかりませんww(猛爆)
ただし、構造を見るに従来のワッフルパターンとは全然別の作りとなっている事は分かります。コチラ。
こんな感じでかかと部分は非常に深くパターンが刻まれている事が分かります。
ギュッと押すと周辺パターンが変形してクッション性を担保するような設計になっているのかな。
おそらく分厚いインソールを無くしたのも、このクッション性でカバーできると判断されたのかもしれません。
また、天然ゴムを使うことでグリップ性やデッキとの食付きを確保していたVANSですが、ソール全面が白色(混ぜもの入り)というのも珍しいですね。
また、つま先半分に注目すると、従来のワッフルパターンは踏襲しつつも、地面を蹴ったりデッキに乗せる中腹部分は特別なパターンを採用されていたりと、耐摩耗性もケアされてそうなパターン設計。
正直、このワッフルコントロールソールのレビューは見つけられなかったので、上述したクッション性や耐久性についても、2ヶ月後くらいに改めてレビューします!!
ポイント⑦;スリッポンにあるまじきジャズライン
あと、コレは好き嫌いがあるとは思いますが EXP PROの特徴といえばこのジャズラインでしょうか。
もっと言えば、ラバープリントで書かれているのもポイントですね。
VANSといえばジャズラインという事で、オールドスクールやスケハイには欠かせないアクセントには違いありませんが、スリッポンに採用しているのは結構珍しいのではないでしょうか。
ただ、これに関しては結構イマイチですよねww(猛爆)
というのも、個人的に、エラ、オーセン、スリッポンといったラインナップはあのシンプルなデザインが好きなので、スリッポンにジャズラインで主張する、、、というのはちょっと抵抗あります。
折角キレイな色味をしているのにジャズラインで変な主張をするくらいなら、いっそ単色シンプルにまとめて欲しかったのは私奴だけでしょうか。
サンドペーパーかなんかで擦ったらプリント取れるかなww(猛爆)
まさかの不人気商品?それでも5,500円なら買いでしょww
というわけで、色々とディテールの紹介をしてみたモノの、結論としては
デザイン面では好き嫌い分かれそうだけど、スケシュー用途としてはアリなんじゃないか!ということ。
デザイン的にも、ジャズラインのプリントだけは首をひねってしまうものの(爆)、色味や、洋服への合わせやすさや、スケシューとしての期待値をトータルで考えると良い買い物だったと思っています。
しかもこれ、ヤフーショッピングで5,500円でしたからねwwww
むしろ、プロモデルでありながら値引き後の価格はノーマルスリッポンと変わらない(むしろスエードモデルと比べたら安いw)のもポイントで、奴自身も全く予備知識が無いまま購入を決断したモデルだったりします。
ネイビー、チャコール、オリーブといった各種パンツとの相性もバッチリですし、春先には白パン✕BDUジャケットと合わせても軽やかでいいんじゃないでしょうか。
前回のBDUジャケットのエントリでもコッソリ登場していたのがコチラ。
しかし、この価格で投げ売りされているって事は在庫超過の不人気商品なのかもしれませんww
実際にスケボーで使ってみて違和感がなければ今のうちにマイサイズをストックしておこっかなwww(猛爆)
あとがき
ちなみに、8月に買ったスリッポンプロは今こんな状態ですwww
左足のオーリーガード部分は何度もシューグーで補修され、挙句スエードアッパーにも孔が開く始末ですが、シューグーのおかげでギリギリ延命中www
ソールはズルズルで、右足のつま先部分には孔が空いたのでシューグーをコッテリと盛り付けてますww
とはいえ、ラバープリントされたチェッカーボードがいい感じに削れているのはネライ通りだったりするので、エイジング(?)具合としてはどストライクに成長したと自負していますwww
いっそソールをまるっと新品に交換して、街履き用途にコンバートできればなぁ、、、なんて妄想していますが、状態が状態なので難しいかもしれませんね。 本ブログをご覧の皆様も良案ございましたら是非教えてください!
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