どうも、ちゃん貴(@butsuyokukaisho)です。
前回のエントリにて、抜群の男臭さと色気を兼ね備えた傑作ブーツとしてご紹介したキャスパー。
一部、『茶芯のわざとらしさ』という注意点こそ指摘させてもらいましたが、『買って後悔しない逸品』である旨は伝わったのではないでしょうか。
そして、今回も(前回のエントリに引き続き)キャスパー購入を検討中の諸兄諸姉諸君に【より蜜月なキャスパーライフ】を過ごして頂く為に、
ブーツ選びの重要課題と言うべき『フィッティングの具合』と『サイズ選びのコツ』について、ご紹介したいと思います。
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永く付き合うブーツだからこそ、サイズ選びは重要!!
上述の通り、キャスパーはタフな作り込みであったり、茶芯を残したクロムエクセルレザーが用いられていたりと、、、
長い時間をかけて経年変化させていく楽しみが残された【男のロマン】が秘められた逸品!!
ただ、そんなロマンチックなアイテムであるが故に、折角購入しても【どこか納得できないモヤモヤ】が残ってしまうと、100%純粋にエイジングを楽めなかったり、愛用していく上でも引っかかりを感じる所もあると思うんです。
そう言う意味では、永く使いたいモノに対する【憂い】は出来るだけ排除しておくに越したことはありません。
そして、その【憂い】を具体的に噛み砕いてみると、やはり【サイズ感】と言うのは意外と重要なポイントになりうると思うんですよね。
そこで!
靴のサイズ選びには一概に『コレが正解!』とは言えないまでも、、、
『キャスパーのフィッティング具合がどういうモノなのか』は知っておいてソンはない是!!
と言うわけで、今回は【私奴の足のサイズ】と【実際に購入したサイズ】をベースに、フィッティング具合をレビューしてみたいと思います!!
みんな、私奴の屍を超えてゆけ!!(爆)
サイズ選びは実測寸法で!!好みでハーフサイズダウンも
と言うわけで、早速キャスパーのサイズ感をご紹介したいと思いますが、
結論を言えば、キャスパーは実際に履いてみると、結構ゆとりのあるサイズ感になっています。
これは私奴の肌感覚ですが、実測寸法と同サイズを選んで『ややゆる履き』くらいのサイズ感でしょうか。
というのも、私奴の足のサイズは実測寸法はこんな感じ。
①(母子球〜小指球回り);25.5cm ⇒ 24.0cm
②(①と③の間);24.5cm ⇒ 23.0cm
③(土踏まずの一番くびれている部分);24.5cm ⇒ 23.5m
ちなみに、①、②、③は私奴の足回りの実測サイズで、メジャーを緩く当てたサイズ→メジャーをギュッと絞った際のサイズを書いています。
ちなみに、私奴は【右足の長さ;25.0cm】に対し、【左足の長さ;25.5cm(足回りのサイズは同等)】というミスマッチタイプ。
それもあって、キャスパーは左足をベースに25.5cmを選択した経緯があるので、左右の足でのフィッティングの違いを見ながら、サイズ検証を行なっていきましょう!!
フィッティング事例①;右足(実測寸法;25.0cm vs. 表記サイズ;25.5cm)
まずは右足。
上写真の通り、実測値25.0cmに対し、キャスパーの7H (25.5cm) を足入れしてみたらこんな感じです!
トゥ部分がポッテリしている形状の影響か、靴の内部には結構ゆとりがあります。
ちなみに、厚手の靴下を履いて 靴の中で0.5cm程度は前後に動く感じです。
で、ジップを閉めるとこんな感じ。
ジップを開けた時はやや前後にバタつきがあったものの、ジップを閉めると足首部分がキュッと閉まるので前後にバタつく事はありません。
感覚的には厚手の靴下を履いて【ジャスト〜やや緩め】くらいの印象で、つま先部分はやや空間を感じるサイズ感です。
ただ、この【ブーツ内に空間を感じるサイズ感】が適正なのか、お次はジャストサイズである左足を元に検証してみましょう。
フィッティング事例②;左足(実測寸法;25.5cm vs. 表記サイズ;25.5cm)
では続いて左足。
右足に引き続き、如何せんカカト部分のフィット具合を写真に収めるのが難しいwwですが、なんとか汲み取っていただければ幸いです(爆)
というわけで、サイドジップ全開時に足入れしてみた具合がこちら。
コレは想定通り、右足ほど前後のバタつきはありません。
右足と同じく、厚手のソックスを履いてドンピシャ!というサイズ感です。ブランドとしても厚手のソックスを履くことを想定しているのかもしれません。
そしてジップを閉めるとこんな感じ。
基本的には右足と同じく足首部分はタイトなのと、サイズも合致しているのでフィット感は上々。
とはいえ、つま先が当たる感じはないので、まだ捨て寸の余裕はありそうです。
一方で、右足での疑問点であった『ブーツ内での空間具合』で言えば、
右足と同じくボールジョイント部分の締め付け感は皆無。そして、ブーツの中で足指でグーパーできる緩めのフィッティング具合は健在です!
まぁトゥ形状を見てもシュッと絞り込んだラストでもないので、他のエンジニアブーツと同じく『こういったフィッティング仕様』なんでしょう。
どちらかと言うと、つま先部分のゆとりはスニーカーに近いです。
結論;実測寸法に合わせたサイズ感でOK!!
と言うわけで、サイズ選びの結論を言えば(上述した通り)、
実測寸法と同じサイズを選べば問題ないです。
巷では『キャスパーはやや大きめの作りなのでハーフサイズダウン』なんて書かれている事もありますが、私奴の印象から言えば、これらはつま先部分のゆとりを考慮したレビューでしょうか。
まぁ確かに、今後のコルクの沈み込みを考慮すると更にゆとりが増す事も想定されるので、タイトフィット好きなら実測寸法からハーフサイズタウンしてもいいかもしれません。
ただ、キャスパーは(ブランドのテイストを考慮しても)バチバチにエレガンテを求めるドレスシューズじゃないので、そこまでタイトフィットを求める思想はないのではないでしょうか。
そもそもワークブーツですから厚手のソックスを履くことを想定しても、今のサイズ感くらいが丁度いい様に思います。
ただ、コレも勘違いのない様に 口を酸っぱくして言っておきたい事があるとすれば、
サイズ感の基本は【実測寸法】なので、決してスニーカー気分で【捨て寸を加味したサイズ】を選んだらダメだぞ!!
男臭いコーデに合う!!キャスパーコーディネートサンプル!
さて、そんな男臭いキャスパーのサイズ感や、詳細ディテールは先述した通りですが、じゃぁ実際に履いてみるとブーツ自体がどんなバランス感となるのか、気になる方も居られるかと思います。
と言うわけで、
今回もキャスパーを用いた男臭さ全開コーディネートをご紹介したいと思います!!
履いてみた印象や全体的なサイズ感が皆さんの参考となれば幸いです!
ラギッドにデニデニスタイルで!!
まず、キャスパーに合わせるとすれば、やはり最初は私奴が大好きなデニデニコーデ。
厚手のミドルゲージニットを挟むことで、防寒性的にも12月位までなら問題なし!!
トゥがシュッとしたブーツもいいけれど、このポッテリ感こそラギッドな雰囲気にはマッチするんだよなぁ。
ちなみに、コレは首元にハンカチーフを巻くことで、男臭い格好をやや上品にして好青年感を16.2%UPさせています。(ちゃん貴調べ)
ガッツリとワークスタイルに振って土臭さを!
また、キャスパーの登用を決意したキッカケとなった、革ジャンに合わせてみたのがこちら。
ナイジェルケーボンのオーバーオールでワーク感を全面に出しても、すんなりハマってくれる相性の良さは最高!
もっと言えば、通常のエンジニアブーツだと、シャフトが太くてパンツの裾を被せると不細工に広がったりするものの、キャスパーはシャフトがタイトなのでパンツの中にスッキリ収まるのもイイ!!
ってか、よくみたら上のコーデもベレー帽被ってんなwww
なんでしょうか。無意識に合わせてしまうクセがあるのかもしれません(爆)
スッキリ顔を活かしてセミドレススタイルにも!
また、男臭いポッテリ顔でありながら、コテコテしていないデザインなので『ギリギリドレスっぽく攻めてみよう!!』的なチャレンジがコレ。
言うても、ブラウンズビーチやライブロのカバーオールのような『土臭さが香るアイテムとの相性が良すぎる問題』が炸裂www
せっかく白シャツを着ても必然的にドレス感とは遠いコーディネートに着地しちゃって、全然セミドレススタイルとして成立しないオチでしたw(爆)
やっぱり、モノには守備範囲というモノがあるんですねwww
あとがき
今回のキャスパーの登用を持って、黒いカジュアルブーツのカテゴリは補完完了。
まだまだ欲しい革靴も色々あるけれど、とりあえずは一段落できるんじゃないでしょうか。
いうて、定年を迎えた後に『ネルシャツにいい感じに色落ちしたジーパン、そしてクタクタに仕上がったスエードのペコスブーツを履いて、朝露を蹴りながら河川敷を散歩する』なんて夢を考えると、ボチボチとスエードペコスを誘致して履き込みスタートさせないとクタクタな雰囲気が間に合わないよなぁ、、、なんてアホみたいな事を考えていますwww(爆)
一方で、このシチュエーションを脳内で妄想再生している時の顔面ビジュアルはバリバリ【マイク真木】御大なので、
むしろ、御大の様にカッコよく歳をとる方が難易度高いわ!!(猛爆)
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