世にはGジャン、デニムジャケット、トラッカージャケット等、呼び名こそ色々ありますが、本ブログをご覧の諸兄諸姉諸君はどう呼んでいるでしょうか。
どうも!呼び名は『Gジャン』派のちゃん貴です。
※ブログ中では気取ってトラッカージャケットなんて呼んじゃってますが(猛爆)
さて、今回は前回に引き続きトラッカージャケット(背伸び1回目)のエントリ第二弾!
前回のエントリでは、かねてより恋い焦がれていたデニムセットアップに対する偏愛を赤裸々に告白しましたが、今回は前回のエントリにて触れた【ドゥニームのセカンドタイプ トラッカージャケット(背伸び2回目)】について、詳細ディテールのご紹介をしたいと思います!
とはいえ、トラッカージャケット(背伸び3回目)は大きく分けると【ファースト】【セカンド】【サード】といった3つの派閥がありましてww、よもや本ブログをご覧になる皆様も贔屓にされているモデルあろうかと思います。
ただ、私奴個人の嗜好でいえば、、、
ズバリ!セカンドタイプが好き!!!
というわけで、皆様をセカンドタイプ沼に引きずり込むべく、ハイカロリーにセカンドの魅力をお届けしたいと思います!
しかし、冒頭であまりにも背伸びしすぎた(トラッカージャケットと言い過ぎた)ので、
早くも”ふくらはぎ”に乳酸溜まりまくりです!!(猛爆)
【関連記事】
往年の名選手!セカンドタイプのトラッカージャケットの魅力をかく語りき!!
さて、本ブログをご覧の諸兄諸姉諸君であれば【ファースト】【セカンド】【サード】といった各モデルの違いは言うまでもなくご存知だと思います。
そういった各モデルの詳細ディテール解説は他のブログにお任せするとしても、広大なインターネットの海の中から本ブログに漂着してしまった貴方の為に、ごくごく簡単に各モデルの特徴とイメージをお伝えしたいと思います
【ファーストタイプ】
ワーク感;★★★★★
スタイリッシュ感;★★★☆☆
男臭さ;★★★★★
これぞ、トラッカージャケットの元祖であり原点!
さらに、背面のシンチバックがクラシック!
また、胸ポケットは右側だけに付いているという、このシンプルで潔いデザインがワーク感を演出していると思います。
ちなみに、当時は股上が深いパンツが主流だった事により着丈が短かったり、色々な体型の方が着用する作業着として使用されていた事もあって、身幅の広いボックスシルエットになっているのもポイントです。
【サードタイプ】
ワーク感;★★★★☆
スタイリッシュ感;★★★★☆
TMGE感(爆);★★★★★
ちょいと順番を前後させてご紹介しますと、コイツがサード。
ファーストはワーク感バリバリでしたが、逆にサードはワーク感が薄めのスタイリッシュっぷり。
身頃部分に入ったV字ステッチにてデザイン性を向上させ、デニムジャケットをファッションウェアとして広めた立役者です!
もっといえば、現行のGジャンもこのタイプですので、デザイン的にも見慣れた感があるかと思います。
ただ、個人的な嗜好で言えば、ファーストはワーク感の要素が大き過ぎるし、逆にサードはスタイリッシュ感が溢れちゃう感じがするんですよね。
そういった時に一番バランスが取り易い秀逸なモデルこそ、、、そう!セカンドなんです!
【セカンドタイプ】
ワーク感;★★★★☆
スタイリッシュ感;★★★☆☆
2.5枚目感;★★★★★
片方の身頃のみにポケットがあったファーストに対して、左右シンメトリーにポケットが付いたセカンド。
ポケットが左右に付ついただけ、、、といっても、これだけで結構デザイン面でも洗練された感じが出てくるので、ファーストから引き継いだワーク感は残しながらもサードに通ずるスタイリッシュ感もある 2.5枚目的な雰囲気を感じるワケですww
とはいえ、セカンドもまだまだ作業着用途としてリリースされたため、オリジナルはファースト同様に身頃も大きく、着丈も短いタイプが多いので、シュッとした雰囲気で着用するにはサイズ的な難点がアリそうです。
ただ、そこを解消してくれるのが今回のドゥニームの様にタイトにカスタムされたレプリカタイプ! これなら、当時の野暮ったいシルエットも解消されるので更に2.5枚目キャラが際立ちます!!(爆)
アレだな。2.5枚目キャラといえば、ユースケ・サンタマリア的なイメージでしょうか(爆)ジツは好きなんですよ、ユースケ・サンタマリアさん。
私奴もあんな大人になりたい是!!!!!
生地はガッシリ14オンス!しっかり耳付きセルビッチ!
さて、そんな我が艦隊のユースケ・サンタマリア(爆)こと、ドゥニームのセカンド。
かつてのレプリカデニムブームの一翼を担ったブランドだけあって、資本が変わったとは言え生地はスゴイしっかりしています。
なんと採用されているデニム生地は14オンス!
ポケットのフラップなんて2重に重ねられているから28オンスだぞ!!(爆)
それからいえば、●の箇所は身頃の14オンスにポケットの14オンス、更にフラップの28オンスが加わる事で、部分的には56オンスの守備力がを持つ鉄壁スタイル!!!!(爆)
ってかフラップなんてダンボールと間違える位に硬いからなwww
生地の剛健さを象徴するエピソードがコチラw
洗濯した後はジャケット単体で直立しちゃうくらい硬いwww
実は私奴、ジャケット系のアイテムが直立するのは初めての体験でして、パリッと立ったコイツをみて思わず写真に収めてしまったwwww
また、ここらへんのブランドとなればもはやお馴染みなのが、耳付きのセルビッチデニム!!
かつてのリサーチの通り、ドゥニームは黄色の耳なんだよね。
流石の14オンスという生地なりの硬さはあるものの、着込めば着込む程に馴染んでくる感覚は正にヘビーオンスデニムの醍醐味!!
この毛羽がなくなると本格的に色落ちが始まるのかと思うと少々メランコリック。
今のうちに濃紺状態を楽しまないと!!!
ボックスステッチ?いやいや、こちとらカンヌキ留めだい!
さて、詳細ディテールは他ブログに、、、とは申したものの、セカンドのご紹介ともなると欠かせないのがコイツ!フロント部分に設けられたアクションプリーツ!!!
これによりタイトなシルエットを演出しつつも、プリーツの生地だけ可動域が確保できる実用性マックスな秀逸ディテール!!
ただ、このドゥニームには少々残念な点がありまして、何かというとこのアクションプリーツを留めるステッチにあります。
というのも、既にお気づきの方も居られるとは思いますが、
このドゥニームは【ボックスステッチ】じゃなくて【カンヌキ留】めになっている!!!
左;一般的なセカンド / 右;ドゥニーム(ちゃん貴現物)
正直いうと、ココに関してはチョット不満だったります。
というのも、ボックスステッチ自体がセカンド(ファーストタイプもそう)のアイコンっぽい役目もあるワケで、ソコだけは残念なポイントですww
ただ、ドゥニームの中でも色々と変遷があるようで、ボックスステッチの個体もあればカンヌキ留めの個体もあったりと様々!!!
皆さん!今後セカンドタイプのGジャンを買う機会があるなら、ボックスステッチがオススメですよ!!!(爆)
往年のディテールを再現!やっぱりパッチは紙より革が好き!
あと、私奴のセカンドで気に入っているポイントといえばズバリコレ!
革パッチ!!!!
そもそもリーバイスからセカンド(507)といわれるGジャンが登場したのは1952年。
そしてリーバイスがレザーパッチを紙パッチに変更したのは1955年という事なので、私奴のセカンドは 初期の3年間をイメージした仕様と言うことなのかな。
まぁドゥニーム側もそこまで考えて作ったのかは分かりませんが(爆)、私奴は紙パッチよりは革パッチの方が好きなクチ。
ボックスステッチで失ったポイントは革パッチで見事チャラにしてきました!!(猛爆)
※ただ、コレもボックスステッチと同じく不安定な仕様で、現行品は紙パッチみたいです。
ちなみに、そんな革パッチ以外で私奴が地味に気に入っているディテールがコレ!
カフスの補強の為のリベット!!!
ちなみにこのカフ周りのリベット補強は【ファースト】と【セカンド】に見られるディテールでして、【サード】移行のモデルはリベットではなくカンヌキ留めで補強されるようになります。
まぁこれも趣味嗜好といえばソレまでですが、個人的にはリベットがむき出しの方が男臭くて好きだな!
どう着る?セカンドタイプのデニムジャケット攻略法!
さて、2.5枚目の秀逸なデザインで、細かいディテールも玄人好み!というセカンドタイプのデニムジャケット!
さらにいうと着こなしも変幻自在!という事で、よもや大風呂敷を広げ過ぎた感はありますが、無造作に広げた様にみえて 正直 畳める算段は付いています!(爆)
というワケで、この4畳半はあろうかという大風呂敷(爆)を畳む為にも、セカンドタイプのデニムジャケットがどこまで画期的なアイテムなのかを 本ブログをご覧の諸兄諸姉諸君だけにコッソリとお伝えしたいと思います!
題して、『2ndを着こなせ!チキチキ☆デニムジャケット攻略法!!』
それでは早速、バチクソオシャレ(爆)なコーディネート案をご紹介DADADA!!!
コーディネート案その①;コテコテのアメカジで攻める!
まず、これからの季節はコレですかね。
『アメリカ臭く行きましょう!!』を合言葉にコテコテのアメカジスタイルで合わせちゃうパターンがコレ!!
土臭さと男臭さをイメージしたワーク感溢れるコーディネート。
ヘンリーネックTシャツにブラウンズビーチのベストがハマる!!
トップスはコンパクトにしてボトムスにボリュームを持ってくるのもセオリーでしょうかw
また、Gジャンのコーディネートにデニムセットアップは外せませんね。
国産ブランドでアメカジをしてみたのがこちら!!
さらにアメリカを意識して、アメリカンなアイテムで揃えてみてもいい感じです。
ちなみに、前回のエントリでもご紹介した通り、ミッシェルガンエレファントの影響もあって、デニムオンデニムは超好きww
中にフィルソンのベストを挟むことで、赤色のアクセントが付くし、これがまたインディゴカラーと相性がイイ!!!!
こんな感じでアメカジスタイル全般にマッチするのがデニムジャケットの良いところ!
ほんのりとワーク感を醸しつつも、デザイン的にカバーオールっぽい演出が出来るのもセカンドの魅力!!!
ちなみに、ジーパン界のマイメンことリゾルト(3代目)は微妙にお色がミスマッチ!
案外色落ちしていたのねwww 惜しい!
まぁ、これで新しいリゾルトを買う口実が出来た是(猛爆)
コーディネート案その②;キレイ目スタイルにもバッチリ合う!。
さて、本項では上述したアメカジスタイルとは打って変わって、カバーオールっぽい雰囲気を利用して『セカンドをジャケットっぽく着てみよう!』という路線で考察してみましょう!!
例えば、ヨーロッパっぽいイキフンを演出するならコレでしょうか。
シャツ;ブルックスブラザース
ネクタイ;よくわからんww(イタリア製らしいw)
グルカパンツ;グルカパンツ
シューズ;パラブーツ ミカエル
全体の色味はネイビーでまとめつつ、ネクタイはブラウン!
ただ、アズーロ・エ・マローネを全面に押し出すとイタリア感が強調されるので、パンツはオリーブのグルカパンツに靴はパラーブーツを合わせてフランスっぽいエスプリを効かす作戦です!
また、グルカパンツはハイウエストなので、丈の短いデニムジャケットと相性良いかも!
出自はミリタリーアイテムとはいえ、シャツインしてネクタイを巻いても結構ハマる!
後は顔がジャンレノだったら完璧だわ(猛爆)
ちなみに、パンツの色はグレーに変えてもいい感じです。
こういう感じ。
シャツ;ラルフローレン
ネクタイ;アルテア
パンツ;地元のセレクトショップ オリジナル
ローファ;ジャラン スリウァヤ
濃いめのデニムジャケットは紺ブレっぽい雰囲気を醸すのか、ライトグレーのフランネルパンツも合う!!!!
ってか、ジツはこのスボン。私奴が二十歳ソコソコの時に買った年代モノで、若干フレアっぽいシルエットなのがポイント!
当時(約15年前)はローライズ&ブーツカットの全盛期にも関わらず、このパンツは珍しく”股上がゴリゴリに浅いワケじゃなく、且つ 控えめなフレアシルエット”というパターニング。
もっというと、ワタリもタイトなので ほんのり香る60’sっぽさが新鮮!
また、ディテールもトレスパンツ寄りなので、この冬は会社に履いて行ってみようかな!(猛爆)
コーディネート案その③;シャツの代わりのミドルレイヤーに!
今までは【コテコテ】若しくは【キレイめ】というコーディネート案をご紹介してきましたが、ソレ以外にもデニムジャケットをお持ちの方には是非オススメしたい着用方法があります。それこそがズバリ、【シャツの代わりに着る】という着用方法。
コレに関しては既に広く知られているテクニック(?)だと思いますが、例えばアウターの下にデニムジャケットを着てみるパターンです。
ブルゾン;ナナミカ クルーザージャケット
デニムジャケット;DUNIME セカンド
パンツ;ブルックスブラザーズ
シューズ;チャーチ チャッカブーツ
ちゃん貴お得意のネイビートーンにサンドベージュの靴を合わせるコーディネートwww
デニムシャツ的なノリで着ちゃうカンジで、バブアーなんかのインナーでもアリかな。
キャップの明るめの青がポイントですかね。
ね?一着くらい欲しくなったでしょwww(猛爆)
あとがき;来るか!?メンズのセットアップムーブメント!
上述した様に 色々なテイストでの着回しが可能なデニムジャケット。
冒頭で『一着持っていてソンは無い是!』と言ったのは上でご紹介した様な着回し易さに起因するわけですが、その他にもデニムジャケットをオススメする理由がコチラ。
デニムセットアップ、今後流行るんじゃないか説!!
これ、前回のエントリの最後にもチラっと触れた内容ですね。
というのも、世の中の流行って大体が【レディースから始まってメンズに広がっていくパターン】が多いかと思います。
3年前に逃げ恥が放送された時点でガッキーの衣装はドロップショルダーのビッグシルエット的なコーデが登場してますし、レディース→メンズへのトレンド移行の話自体が結構有名かと思います。
そんな中で、『レディースで流行ったけど、まだメンズに派生していない流行』について考えてみると、ひとつ心当たりがあるんですよね。
それはズバリ、セットアップ。
というのも、皆さんもこの夏、ノースリーブのセットアップを着た女性って見かけませんでしたか? いや私奴はよく見たんですよ。ってかあの格好(ノースリーブが)好きなんですよね。
もうココまで言うとピンと来た方も多いかと思いますが、このセットアップの流行が『メンズへのトレンド移行』となったとすれば、今後メンズでもセットアップ系の洋服が流行っちゃうかもしれません。
そうなると、メンズでも着れるセットアップは『デニム』が有力候補となるわけで、そうなると在りし日のミッシェルガンエレファントスタイルが、再び注目されるかもしれません!!
まぁ、私奴のトレンド予想は全然当たらないけどな!!!(猛爆)
【関連記事】
コメント