どうも、往年の週間少年誌の如く『努力・友情・物欲解消』をコンセプトに本ブログを運営している、ちゃん貴(@butsuyokukaisho)です。
いきなりですが私奴、兼ねてよりツイッターで公言していた通り、下着はボクサーパンツよりもトランクスを愛用するトランキスト。(トランキストって何ぞwww(爆))
今や『トランクスはオジサン臭い!』という風潮も手伝って、私奴と同年代の男性諸君ですらこぞってボクサーパンツ一門の門下に下る時代ですが、今もトランクスを愛用しているのはある種の意地。 いや、トランクスだってイイもんなんですよ。
で、そんなトランキスト(←2回目ww)である私奴。
よもや表題でお分かりかと思いますが、何ゆえ【トランクス】をお題に本エントリの筆を執ったかというと、、、
この度、最適解と思われるトランクスをGETしたから!
まさか、本ブログのネタとして下着(もっというとトランクスww)を取り上げる日が来るとは思いませんでしたが(爆)、思わず筆が進む素晴らしいトランクスに出会ってしまったのだから仕方ない是!
むしろ、このエントリがキッカケとなって、一度はボクサーパンツ一門の門を叩いた諸兄諸姉諸君(諸姉は無いなwww)をも巻き込んだ一大トランクスムーブメントが起きればこれ幸い!!!
というワケで、今回 私奴のハートを撃ち抜いた【ドストライクなトランクス】について よろしくどうぞ!!!!
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思わずジャケ買い!パンツとは思えぬイカしたパッケージ!
さて、早速始まりました、トランクスのエントリ!
とはいえ、もう見出しにてお気づきの方も居られるでしょうが、トランクスを紹介するエントリなのに、最初に触れる内容が トランクス本体の話ではなくて【付属品の話】という事に 本ブログらしさが醸し出されているかと思いますwww
しかし これ、誤解を恐れず言うと、
パッケージ(箱)も込みで、ココンチのトランクスはカッコ良いんですよ!!!
というわけで、是非ココンチのパッケージを見てもらいたいんです!コレ!!!
独特なフォントとか箱の色味、挿絵がクラシカルで単純にカッコいい!
こういった、パッケージデザインが凝る!というのは男好きしそうです。
正直いうと、私奴がココンチのトランクスを買った動機として、『箱がカッコいいから』という【ジャケ買い感】だって少なからずありますからねww(爆)
これはある意味、ブランドコンセプトを表す為のナイスな演出だと思う。
『このブランドでしか味わえないカッコ良さ!』とか『このブランドは雰囲気がステキ!』とか、箱だけでもそう思わせれそう。
しかし!
どれだけ箱がカッコいい!!とホメちぎって見ようとも、やはり心のどこかでは
トランクスとしては結構割高な価格だな、、、という意識はあると思うんですよ(猛爆)
これ、わかります。
ジツは私奴も値段をみて躊躇した所はありましたwww
そりゃ、モノがイイからこそお高い価格設定なんでしょうけど、恥ずかしながらユニクロのトランクスで可も不可もないと思っている私奴にとって、いきなり『生地や縫製が素晴らしいから!』とだけ言われても、一体何処まで食指が動いたかは定かではありません。
ただ、今回の様にパッケージでガツンと先制パンチを食らわせておいて、追加で細部にもコダワリがあるよ!という感じのキレイなワンツーを貰っちゃうと
『コレ、箱がめっちゃカッコいい!! え!?コレ日本製なの? 生地もディテールもイイ感じだし、ちょっと値段は張るけど ひとつ買ってみるか?』
ってなっちゃいません??ww(爆)
コレ、改めて文字に起こすとOLDE HOMESTEADERの掌の上で転がされた感は否定できませんが(爆)、こんな感じでドップリ戦略にハマってみるのも悪くないなw
愛されるよりも、愛したいMA・JI・DE!!(猛爆)
これぞ、物欲を刺激する珠玉のディテール5選だ!!!
そんな100年の恋に落ちて 衝動買いをしてしまったココンチのトランクス。
上述の通り、パッケージで一目惚れしたのは事実とはいえ、あくまでもルックスは出会いのキッカケに過ぎません!
というワケで、本項ではこのトランクスに秘められた珠玉のディテールをご紹介しまして、更に皆様の物欲の炎に油をブチ巻いていこうと思います!
物欲ポイント①;どうせなら5.5オンス!こだわりの高オンス生地!
早速、オールドホームステッダーに秘められた珠玉の物欲ポイントをご紹介して行きたいのですが、ココンチのトランクスを紹介するにあたって一発目に紹介するべきストロングポイントといえば、やはり【生地】でしょう。
というのも、ココンチはパッケージはモチロン、使用する生地にもコダワリを詰め込んでいるようで、兵庫県は西脇市にて伝統的に織られている『播州織(ばんしゅうおり)』と呼ばれる生地を贅沢に使用しているんです!
で、この播州織は何がスゴイんだ!というと、技法がステキ!
簡単に播州織の魅力を説明するとすれば、【先染め織り】と呼ばれる技法(糸の状態でを色染めして、その糸を使って生地を織り上げて行くという技法)を用いている事ですね。
そもそも、北播磨の水質(軟水)は染物に向いているとの事で、この手の手法が確立されたっぽいんですが、他のお色のラインナップをみても【優しそうなお色】をしているのは先染めの恩恵なんですね。ナルホド。
ちなみに、私奴が購入したのは生成り色。
通常のメーカーであれば、生成り色の生地を織り上げる際は未漂白の糸を使って織り上げる所が多いかと思いますが、ココンチは糸を生成り色に染めてから織り上げるなんて事をやっちゃう変態っぷりwwww
しかも、生成のお色だけネップの混ざった糸を使ってみたりと、ナチュラル感あってイイ!
また、特筆するべきは生地の厚み。
というのも、コイツはトランクスでありながらヘビーウェイトTシャツと同等の5.5オンスの生地を使用しているんですよね!
ってか、ヘインズのビーフィーTシャツが6.0オンスって事は、このトランクスは よもやビーフィーに肉薄した厚みになっているじゃんかwwww
ただ、ヘビーオンスとはいえ、どこかふんわりしている不思議な肌さわり。
最初はガシガシした様にも感じましたが、洗濯すると糊が取れたのか柔らかくなるんです!
使えば使うほどに具合が良くなっていくなんて、期待値も半端ないなwww
ちなみに、5.5オンスの生地が使われているのは生成(ECRU)のお色だけ!
他のお色は 4.2オンスの生地となっており、生成(ECRU)のお色だけチョットお得感ありません?(爆)
ジーパンやTシャツしかり『重たい方がエライ!』という文化で育った私奴(猛爆)からすれば、この5.5オンスには魅力を感じざるを得ませんwww
物欲ポイント②;チェーンステッチという謎ディテール!
そして2つ目のストロングポイントがコチラ!
上述の通りここまで生地にこだわっているブランドともなれば、否応なしに縫製に対する期待値も上がってくるのが人情ですよね。
ただ、ここでも期待を裏切らないのがオールドホームステッダー。
縫製においても、キラリと光る職人技が随所にちりばめられております。コチラ!
え?このステッチはまさか、、、
そう!なんとトランクスの縫製にチェーンステッチが使われている!
しかも、オールドホームステッダーのトランクスは、4枚のパターン生地を縫い合わせて1つのトランクスを形成しているのですが、4枚のパターン生地を縫い合わせる箇所をまるっとチェーンステッチで処理している謎ディテールww
わざわざトランクスを裏返して股ぐりを激写してみると(爆)、パターン連結部分はすべてチェーンステッチで処理されているのが分かるかと思いますwww
オールドホームステッダーの工場はユニオンスペシャルでも使ってるんかwww
ただ、チェーンステッチって ループさせている糸が切れちゃうと簡単に解けちゃう特性があるもんで、強度面だけを考えるとわざわざココをチェーンステッチにする意味はピンと来ないんですよね。
ただ、ココをチェーンステッチで縫っている事には何かしらのネライがあるんだろうな、、、と考察してみると、ひょっとしてオールドホームステッダーというブランドは、『トランクスにも洗濯後のパッカリングを演出しようとしている』 のでは!?という仮説がプカリ。
上述した生地の作り込みでも変態っぷり(爆)を垣間見ましたが、上記の仮説が正しいのだとすれば、、、
満を持してのド変態疑惑が急浮上してきましたwwwww
ってか、5.5オンスの生地だわ、着心地は良いわ、パッカリングまで出てくるわ!!となっちゃ、もうコレは下着じゃねーなwww
むしろ、パンイチでもコンビニ行けるんじゃね??←ド変態(猛爆)
物欲ポイント③;赤ステッチのカンヌキ止めがステキ!
さて、ディテールを見れば見るほどド変態疑惑(褒め言葉です)がかけられているオールドホームステッダー。
とはいえ、チェーンステッチもそうですが、アレは裏面にこっそりと仕込まれた『むっつりスケベ』的なディテールでして、表向きは正統派の2枚目顔を演じる事ができるのもココンチの魅力!
たとえばコレ。
前開きの負荷が掛かり易い箇所にはしっかりカンヌキ留めが!
更に細かいピッチで縫われたステッチワーク!
こういう細かい仕事で、クオリティーの高さが分かりますね。
更にお気づきかと思いますが、このカンヌキ留めのステッチが【赤色】というのも、デザインのアクセントとして秀逸ポイント!(本体のお色が変わろうとも カンヌキ留めは赤!)
こういった計算された赤ステッチとか、イチイチ琴線を刺激してくるんだよなーwww(爆)
ちなみに、前開き部分はボタンも付かないダイレクトアクセス仕様!!
有事の際の遮蔽物は最小限だな!!!! ←変態
物欲ポイント④;ウエストゴムにも一工夫!!
さて、生地や縫製に続く物欲ポイントはウエストゴム!
ウエストゴムに関しては、今まで愛用していたトランクスでも何の不自由もなかったポイントではあるのですが、オールドホームステッダーではこのウエストゴムに至るまでバチバチにコダワリを詰め込んできたみたいです。コレ。
なんと、ウエストゴムには【BBワッフルゴム】と呼ばれる特許取得されたゴムが使われている!!!
肌に接触する箇所はフワフワとした毛羽立った繊維で編み込まれてような感じ。
このフワフワ部分しか肌に触れない!という心配りがニクイ是!!!!
左;オールドホームステッダー、右;ユニクロ
こうみると、如何に細部にまでこだわった材料を使っているかよく分かるな。
このゴムがどういった変化を遂げていくのか、更に 耐久性(ダルンダルンになり易い等)はどうなのか?といった実用上のモニタリング結果については、追って報告したいと思います!
いうて、使用済のトランクスの写真を撮るのは抵抗有るけどなwww(爆)
物欲ポイント⑤;丈の長い短パン仕様
さてさてさて、上述した内容にて如何に物欲ポイントが散りばめられているかお分かり頂けたかと思いますが、それ以外にも素晴らしいポイントがもう一つあります!
ズバリ、シルエットです!!!
いやいや、トランクスにシルエットなんてあるの?なんて思われる方も居られると思いますが、それがあるんですよ!!!
というのも、ココンチのトランクスは股下にある程度シッカリした長さを取ってあるんですよね。 コチラ。
写真を見た状態でも、しっかりした股下長さが有るのが分かるかと思います。
ちなみに、オールドホームステッダーは股下12cm!
ユニクロのトランクスが8cmでしたから、その差は4cm!!!!
この股下長さ故に 下着というよりも短パン的な雰囲気があるのも特徴で、夏の定番であるパタゴニアのバギーズショーツよろしくな長さだったりします!!
よもや5インチのバギーズショーツと大差ない股下ww
むしろ、バギーズショーツよりも1cm程度長いwwwwww
むしろ、本気でコンビニくらいならイケそうな気がする!!!!(2回目!!!)
とはいえ、もともとはズボンの下に穿くことを想定しているプロダクト故、『これだけ股下が長いとズボンの中でモタつくんじゃ?』なんて懸念を抱かれる方も少なくないと思います。
しかし、そこはサスガのオールドホームステッダー。
タイトなリゾルトの下に穿いてみても、トランクスのパターンが秀逸なのでしょうか。不快感は皆無!
冒頭で『結構割高なトランクスだ!』と言ったものの、ここまでの生地やパターン、縫製にウエストゴムといった作り込みを目の当たりにすると『この価格帯なら文句はないよなぁwww』となってくるのが不思議な所ですww(猛爆)
着心地を買うんじゃない!自己満足と幸福感を買うんだ!
数々の拘りの詰まったトランクスとしてOLDE HOMESTEADERをご紹介しましたが、少し興味が湧いてきた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ただ、正直+フェアなレビューが信条の本ブログとしては、ひとつだけ触れて置かねばならない事があります。
『OLDE HOMESTEADERのトランクスは、着心地が悪いとは感じないが、ユニクロとの大きな差異は感じられない』
コレです。(猛爆)
いやはや、とんでもない爆弾発言をしてしまった感がハンパないですがww、一方で 世の中の洋服はほとんどこういったレベルなんじゃないかなとも思ったりもします。
そもそも、オーダーメイドの仕立て服との比較、、、ともなれば着心地の良し悪しもあろうかと思いますが、今回のような既製品の比較でいえば、いくらディテールに凝ろうともそれを着手側が着心地として感受できるかは結構微妙な所だと思います。
こういうのは過去にT1011にて筆を執った【丸胴編みのTシャツ】と同じですね。
T1011だって、ディテールによる着心地の差は正直わかりませんから(爆)
ただ一方で、
『OLDE HOMESTEADERを穿いた時の満足度と幸福感はウルトラ高い!』
というのは紛れもない事実なんですよね。
なんならコイツを穿いて一日過ごすときのテンションは、ユニクロを穿いた日とは比較にならないくらい調子イイですからw
これは私奴の持論ですが、この謎のテンションの正体って【満足感】だと思うんですよ。
いわゆる自己満足というヤツ。
例えば今回のトランクスで考えてみても、こんな高価なトランクスなんて 私奴はそうそう穿いた事ないワケですよ。
だって今までの私奴は、ユニクロのトランクスで是も非もなかったワケですからwww
それが急に張り切ってバチバチに拘りが詰まってる+立派な価格帯のモノに乗り換えたとなれば、下着とはいえチョット自慢したい位になるじゃないですか(爆)
例えば、友人から急に『銭湯に行こう是!』と誘われても、このトランクスさえ穿いていればパンツ一丁で更衣室を闊歩できる余裕は出てきますし、風呂上りの牛乳だってパンツのまま飲んじゃうくらい余裕。ドライヤーかける時だってパンツ一丁ですよ。ズボン?そんなの穿くかよバーロー!ってなモンですよwww
もっというと、人生3回生まれ変わって 愛しの小島梨里杏ちゃんと2人っきりの貸し切り露天風呂付き温泉旅行に行けるアーバンイケメン男子になったとしても、このトランクスさえあれば 風呂上がりの小粋なトークセッションが弾みに弾み、そのままの流れでズボンを脱ぐタイミングになっt、、、コンプライアンス!!!!
閑話休題
そういえば、『王様の仕立て屋』というマンガがありまして、その中でこんなセリフがありました。
元来 礼服はこういう席があるからと慌てて作る物ではなく、常に最高の場に備えておく日頃の心構え。それを思えばボウタイ一本、チーフ一枚、疎かにできないものです。
『王様の仕立て屋』第103話
また万全の備えは自信に繋がり、どんな席でも物怖じしない姿勢を保てるのです。
このセリフが出てきた背景としては、パーティへ参加するために礼服を作った登場人物に対して、社交界のお偉いさんがかけた言葉なんですが、正直メチャクチャ感銘を受けたんですよね。目からウロコ的な。
そもそも私奴自身は服に限らずイロイロな”モノ”が好きなクチですが、このセリフを見るまでは なんでユニクロよりも他のブランドのTシャツを好んで買うのか、どこかフワフワしていて明確な理由は伝えれなかったんですよ。
ただ、上のセリフをみて以降、自分が満足できるモノであれば着心地や使い心地が悪くとも『好きなモノを纏っているんだ!』という既成事実が、幸福感や満足感 はたまた自信を産んでくれるんだという想いを言語化できた気がするんですよね。
そう考えると、洋服って着心地だけで買うんじゃなくて、
自己満足と幸福感を求めて買うので良かったんだな!!
今回、トランクスのレビューをした事で、ここまでディープな思いを語るキッカケができたワケですが、そういう意味ではココンチのトランクスは ブログネタとしてナイスなアイテムでしたwww(爆)
次回予告!OLDE HOMESTEADERのヘンリーネックシャツ
さて、今回はココンチのトランクスについてハイカロリーな想いを語ったワケですが(爆)、ジツはトランクス以外にも一緒に購入していたアイテムがありました。コチラ。
そう、ココンチのトランクスと並ぶ定番アイテム、ヘンリーネックTシャツ!
相変わらずお箱のデザインがステキだな!!!
今でこそオールドホームステッダーでもクルーネックTシャツのラインナップが増えましたが、ブランド当初から展開しているヘンリーネックシャツだってクラシックで良いじゃないですか!
しかも、いざフタを開けてみるとコイツもバチバチにコダワリの詰まった物欲仕様っぷり!
というわけで次回のエントリも今回と同じくオールドホームステッダーの関連エントリ!
コレを見たらトランクスと一緒にヘンリーネックTシャツも欲しくなること必至だ是是是!!!!
あとがき
オールドホームステッダーのトランクス。
履くとテンションが上がるのは上述した通りですが、そう考えると洗い替え含めて5着(もとい3着でもイケるか?)が揃えば、毎日がスペシャルに過ごせる感がチラホラwww
なんか新たなライフハックを思い付いた感すらありますが(爆)、ひと月2000円のペースで金策できれば、今年中に洗い替え含めて揃いそうだなwww
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