年の瀬も近づいていますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
ちゃん貴(@butsuyokukaisho)です。
前回のブログにて私奴が絶賛エイジング中のBREE(ブリー)社のコインケースを紹介しましたが、ありがたい事にエイジング具合に好評を頂きまして、(よく見るとシミとかありますがwww)ブログをやって良かったなぁ、と嬉しい思いを馳せております。
というわけで、そこまで好評を頂けるのならば、、、という事で、今回は
『私奴が今までやっていた、BREE(ヌメ革)のお手入れ方法』をご紹介してみようかと思います。
というのも、ジツはこのBREEのコインケースも3代目www
ヌメ革に関して言えば、育児もだいぶ手馴れてきたモノですww
題して、 『満を持して一挙公開☆チキチキ☆ヌメ革のエイジング方法のススメ!!』 ←パチパチパチwww
とは言っても、一般的に知れ渡る手入れ方法と大きく異なる事はありませんが、迷えるヌメ革ヴァージンの諸兄諸姉諸君や、今後 ヌメ革製品の購入を検討している諸兄諸姉諸君の入門書となれれば、コレ幸い。
皆さん、ブックマークの用意は宜しいですか?
お付き合いの程宜しくお願い致します!
ヌメ革とは何ぞや?
さて、エイジング方法の紹介の前にちょいとヌメ革についてご説明しますと、
ヌメ革というのは、植物より抽出されるタンニンという成分(広くいうと茶渋とか、渋柿とかの渋み製品がソレ)にて革をなめした状態の革を指します。
言わば 『すっぴん』状態の革ですね。
一般的な革製品は、この状態から染色や、シボ・型押し加工等、様々な工程を経て製品化されるのですが、一般的なヌメ革とは染色も加工もされていない状態です。
というのも、当たり前の事ではありますが、革って元々は動物の皮膚じゃないですか。
この動物の皮を加工する事により『皮』→『革』に変わって行くんですが、元々が動物の皮膚となるので、実際は多少なりとも元々キズがついているケースも珍しくありません。
ただ、一般的には革であれば、なめした後に染色や型押しという加工工程を通過するため、そういったキズは目立たなくする事が可能なんですが、上述したヌメ革は如何せん『すっぴん』状態の為、どうしてもキズが目立ちやすいという特徴があります。
ただ、そのキズが目立ちやすいというのはデメリットであるようで、ジツはメリットだったりするのがヌメ革の楽しい所。
というのも、ヌメ革はキズが目立ちやすいというのは上記の通りですが、その影響もあって、ヌメ革の製品を作るとなった場合、自然と大きなキズのある箇所は商品化として避けられるケースが多かったりします。
つまり、ヌメ革は『すっぴん』勝負故に、本質的にキズが少なくて品質が高い革を割り振られることが多いという事!
そういったエピソードを聞くだけでも、ヌメ革に対する興味は出てきますね。
いざヌメ革を育ててみよう!
さて、上記のウンチクに物欲を刺激され、ヌメ革購入!と相成った諸兄諸姉諸君。
せっかく購入後したのだから翌日、いや もとい、当日から使いたいのではなかろうか。
わかる!わかるぞ!その気持ち! 何を隠そう私奴もそのクチだ!www
しかし、ちょっとまって頂きたい!!
残念ながら貴方がそのヌメ革製品を使用できるのは1ヶ月後だ。。。
というわけで、何故このヌメ革製品を使えるのが一月後となってしまうのか!
その詳細については次回、ヌメ革製品 新品購入時のススメに続く。
【番外編】オススメ!ヌメ革ブランド
BREE(ブリー)
ドイツに本社をおく、ヌメ革の魅力を伝えた立役者。
キズのないキレイなヌメ革表面を味わう事ができ、新品状態でもご飯3杯はイケる。 更に、エイジング後の飴色を味わってしまえば、もう帰ってこれないハズwwww
私奴のヌメ革ヴァージンを奪ったのも、BREEでした。
今まで、コインケース、キーケース、ブックカバー、ペンケース、キーホルダーを育てたが、どれも革の品質的な問題は皆無でした。
ヌメ革製品の永遠のスタンダードであり、ベンチマークです。
ラインナップ豊富で価格帯も幅広く、ヌメ革入門にも最適。
IL BISONTE (イル ビゾンテ)
イタリアに本社をおく、レザーブランド。
独特のシボ加工が特徴で、革は本当にしなやかで柔からいです。
エイジングの速度が、BREEより早い印象ですが、かといって裁縫や革自体の品質にも問題はなく、長期(6年)愛用しても不具合は一切無いです。
BREEと同じくエイジング後の変色具合(飴色)は秀逸。
私奴はココンチの財布を使用。内側と外側のエイジング感のコントラストは特筆モノ。
ヌメ革以外にも染色済みのラインナップも充実しており、スタイリッシュで男性・女性とわず人気です。『分かってる』感がにじみでるブランド。オススメです。
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