どうもこんにちは。ちゃん貴(@butsuyokukaisho)です。
最近のエントリの傾向から皆様お気づきかと思いますが、実は私奴、齢35にして絶賛スケボーにドハマリ中。(爆)
よもや『惚れると一途な男』とは過去より有名でしたが(爆)、最近は仕事終わりにスケボーに向かい日没までスケボーを楽しむ生活を送っております。
ソレもあって最近はブログでもスケボー関連のアイテムを連続的に投稿しているのですが、今回の一連のブログ投稿を客観的に考察してみるに、
どうやら私奴は何かにハマるとコスプレ的に関連アイテムを集める癖が有るようですwww(猛爆)
この癖が良いのか悪いのかは分かりませんが(まぁ良くはないんでしょうけどww)、そりゃぁモノの数は減らないわ、とww
ただ、今回マイブームとなっているスケーターファッションに関しては過去に身に覚えがあった事もあって、ここまで新規投資には至っていませんでしたが、この度ついに新規アイテムを登用する事態となりました! そして、そのアイテムというのが、、、
Dickiesの874ワークパンツ!!!

これはもはや説明不要でしょう、ワークパンツ界の大ベテランですね!
’90年代のメロコアブームにハマった方であればココンチのハーフパンツにVANSのオールドスクールはド定番でしたし、この時既にスケーター界隈からは長年に渡って愛用される大定番という事で、過去にお世話になった方も多いのではないでしょうか。
しかし!
ここでカミングアウトするとすれば、実は私奴、今まで散々『洋服が好き!』と吹聴しておきながらも、
874を買う(穿く)のは人生で初体験!!(猛爆)
よもや『今までどの面さげて洋服好きを公言してたんだ!?』なんて言われちゃうかも知れませんが(爆)、『今日より若い日は無い!』という名言を胸に、この度 満を持してディッキーズ874の登用を決意いたしました!
というわけで今回は、ディッキーズ874童貞の私奴がフレッシュな気持ちで往年の名作をレビューしてみたいと思います!!
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ウワサに違わぬ無骨なシルエット!!!

さて、そんな齢35になって初めて足を通すディッキーズの874。
よもや、今まで散々コスられ続けたであろうディッキーズ社の説明については他ブログにお任せしますが、それでも本ブログの特性上、ディッキーズを語るにおいて ひとつだけ触れずにはいられない内容があります。コチラ!
ディッキーズは生産国こそ他国に移ったものの、まだまだアメリカ国内ではゴリゴリのワークパンツとして流通しているという事実!!
いやはや『今でもゴリゴリのワークパンツとしてアメリカ国内で流通している!』という事実ってとってもロマンティックじゃないですか!?
勿論、ファッション用途で重宝されている背景だってあるでしょうが、依然ワークパンツ用途で、、、というのも素敵だなぁと。
もっといえば2022年で100周年(1922年創業)という老舗ですから、歴史を未だに味わえる有り難みも感じます。
ただ、何の魅力もない有象無象のブランドが100年近く支持される!なんて事な無いでしょうから、ディッキーズにはそれ相当の魅力がある!というのは想像に難くありません。
というワケで、ココからは 世界中の人間を虜するディッキーズ874の魅力を確認していきましょう!
一番の特徴は、この織目の目立つT/Cツイル生地!
まずディッキーズの魅力は?と効かれて一番に思い浮かぶ1つがコレ。そう、特徴的なツイル生地ですね!

コットン35%+ポリエステル65%という合成繊維故の独特の光沢感が魅力!
この混紡比率はコットンの吸水性と、ポリエステルの防シワ性というオイシイところ取りの黄金比率といわれていて、且つ 8.5オンスという通年使えそうな絶妙な生地の厚みを持つ、なんとも言えない見事な設計!
更にこの生地には3M社のスコッチガード処理(フッ素とシリコン樹脂のコーテイング処方)が施されている事により【汚れが付きづらくて防水性もある】という、ワークパンツながら『語れるディテール』を持つのもポイントww
むしろ、ディッキーズにここまでの機能性が有るなんて知りませんでしたが(爆)、この価格帯でここまでのスペックを詰め込んでくるとはスゲーなディッキーズ!!
また、調べればディッキーズのカラーバリエーションが変態的という事実にも驚愕w

店頭では定番のブラック、ネイビー、ベージュ、チャコールくらいしか見たこと無かったけど、こんなにカラーバリエーションがあるのねw
ただ、コレもファッション性を追求したという事じゃなくて、いずれの色味もどこか作業着ライクなカラーバリエーションというのが面白い。
ぶっといシルエットと特徴的なベルトループ

そして、ディッキーズの特徴といえば、男らしい(野暮ったいww)このシルエット!!
永らく続いたタイトシルエットの反動にバッチリハマるワイドストレートが逆に新鮮!
’90年代当時のストリートスタイルは足元はたるませて穿くスタイルだったのに対し、最近はノークッションでスッキリ穿く違いはあれど、名作と言われるアイテムは時代を経ても人を惹き付ける魅力があるんだろうなぁ。

通常W29インチを穿く私奴ですが、どうせワイドなシルエットを穿くなら、、、と3インチアップのW32インチを選択!
お陰でメチャクチャ太いし、ウエスト位置も落ちるので結構ストリート感でるなww
また、ココンチの特徴とも言えるのがこの太いベルトループ。

ディッキーズがワークウェアっぽい雰囲気を見せるのはこの3cmに近い極太ベルトループのお陰といっても過言ではない。
実際、センタークリースのお陰でキレイめにも纏めやすいアイテムではありますが、シャツインした時なんかに見えるこの太いベルトループが『俺はワークウェアなんだぞ!!』と主張している気がするww
やっぱりディッキーズは太陽の下で穿くほうが似合う気がする。(猛爆)
ウエストとレングスを選べて3000円から買える変態コスト(猛爆)

あとディッキーズをオススメするにあたって外せないのがコレでしょう。
そう、ディッキーズは今でもウエストとレングスの組み合わせてサイズが選べる稀有なブランドなのだ!!

私奴が購入したディッキーズもL30という日本のジーパン屋さん界隈ではあまり見ないレングスサイズ。
ショップによってはL28インチもラインナップにあるので、是非ジャストサイズで穿きましょう!!
というのも、この話をするには少々前置きが必要となるのですが、実は皆様お馴染みリーバイスの501は、ウエストのみならず、レングスもサイズ別のラインナップがあるのはご存知でしょうか。こんな感じ。

これは上野のジャラーナさんのHPを抜粋。
今こんなサイズ展開をしているブランドといえば、本ブログでもお馴染みのリゾルトが有名ですね。
ただ、こういったサイズラインナップは消費者側からみれば裾を切らないジャストサイズが選べるという恩恵がありますが、販売者側(ショップやブランド元)からすれば在庫過多のリスクがあるのも事実。
それもあって、ショップによってはリーバイスもレングスはL32かL34しか仕入れない(ブランドによっては作らない)といったケースも珍しくはありません。
しかし!
そんな在庫過多のリスクを犯してでも豊富なサイズラインナップを持つのがディッキーズ。
もっといえば、そんな在庫過多のリスクを抱えながらも
¥3,000から買える衝撃のコストパフォーマンスって変態だろwww
いまや同じ値段を払えば 同じ様なチノパンは買える時代とはいえ、どうせならロマンと歴史の詰まったディッキーズがいいだろ!!と思うのは私奴だけでしょうか。
そう考えれば、もともと作業着用途だったディッキーズがストリートに広まっていったというのは十分理解出来る内容ですし、
昨今の日本において、ワークマンの服がデイリーウェアとして注目されている事にも近いシンパシーを感じます(爆)
ディッキーズはカジュアルからキレイめまで網羅する名バイプレーヤー!!

さて、遡ればここ10ン年近く【タイトシルエットの流行】という荒波に飲まれ、 一般的には日の目を見ることなくじっと機会を待っていたであろうディッキーズ874。 しかし最近のワイドシルエットの流行に伴い、今となって逆にこの無骨なワイドシルエットがカッコいい!!と再評価されているフシも多く見受けられます。
かくいう私奴が874を手にとった理由も、『スケボーを始めたから、、、』といった大義名分こそありますが、ワイドシルエットの流行も意識したなんて理由もあったりしてww
というわけで、『折角874を買ったのにベタなスケーターファッション用途だけでは勿体ない是!』という事で、汎用性抜群の874のコーディネートを色々と考察してみました!
イマっぽく合わせるならルーズにざっくりと!
上記でベタなスケーターファッションだけでは勿体無いと言ったものの、やはりディッキーズで外せないのがコレ。
そもそも私奴もスケボー用途に購入したので、手持ちのアイテムとの親和性については色々と考えました。たとえばコチラ。

スニーカー;VANS スリッポンプロ
コレは過去のエントリでもご紹介したポロスポーツの超デカいTシャツとの組み合わせ。
Tシャツもスボンもガッツリ大きめのルーズスタイル。
まだまだズボンが細いけれど、’00年代前半のHIPHOPスタイルを彷彿とさせるTシャツのサイズ感が楽しい。
正直、ココまでルーズなサイジングは今までチャレンジしたなかったんですが、案外コレはコレでいいな(爆)
また、パーカーなんかを合わせてたっていい感じ。

センタークリースが入っているからなのかチョット上品にみえるけれど、無骨なシルエットでうまくカジュアル感がでる素敵な塩梅。
チャコールグレーのお色味も、ネイビー、グレー、どちらもハマるので結構使い勝手も良さそう。
また、ストリート感出すなら、超デカいスウェットあったなwwwと、思い出して引っ張り出してきたのがコレ。

当時の裏原ファンには欠かせないエイプのスウェットですが、キャンバーボディのニクい奴でイギリス展開されていたVERY APEのスウェット。

他にもブラウンのミクスタや、懐かしのジャクソンマティスのスヌーピースウェットとか、Tシャツ・スウェット界隈には結構ハマる汎用性は流石。 秋冬も結構スケボー用途の服はアリそうだなwww
アーリーアメリカンな男臭いスタイルにもハマる!
また、上述したスポーツカジュアル的な服装にもマッチするディッキーズですが、ソレ以外でも案外使えそうなのが、男臭いアメカジスタイル。例えばこういった感じ。

デニムジャケット;ドゥニーム セカンド
ブーツ;オールデン チャッカブーツ
やはり出自がワークウェア故に、昔の土臭そうなアメリカンスタイルには合うなぁと。
濃いめのブラウンズビーチのお色味にもピッタリ合うので、これならジャケットと2ピースで合わせてもいいかも。

ニット;アンデルセンアンデルセン
ハット;H.W.DOG
上述した様にセンタークリースのお陰でキレイめな印象も有ったりするので、案外シャツ系を合わせてもハマる。
もっといえば、グレーのタートルネックを合わせて全身グレーで統一した大人スタイルだって問題なし!

ベスト;フィルソン マッキノウベスト
ニット;ラルフローレン
また、遠目はグレーのクリース入りパンツだからなのか、白シャツも案外いい感じ。
流石にディッキーズにテーラードジャケットを着るのは憚られるけど、案外キレイめ路線でも使えるかも。
どうせならアメリカ流通品を買おう是!!!

さてさてさて。
こんな感じでディッキーズ874のロマンチックポイントについてレビューしてきましたが如何でしょうか。
ディッキーズのブランド背景や特徴的なディテール、更にはコーディネートの汎用性を考えると、今更ながら大アリですよねww
昔愛用していた諸兄諸姉諸の中にも、懐かしさも相まって再び物欲が湧いてきた御仁も少なくないのではないでしょうか。
価格面で考えても結構買いやすい価格帯ですから、軽いノリで買えちゃうのも魅力です。
ただ、そんなディッキーズの購入に際して、1つ皆様にお伝えしたい事があるんですが、
なんと、私奴の874はアメリカ流通品じゃなくて、日本企画品である事が発覚しました!!(猛爆)
正直『なんのこっちゃ?』という方も少なくないかと思います(詳細は後述します)が、実はこの874を購入したのは、かのアメリカから上陸した業務スーパー、コストコ!!
で、(これは私奴の勉強不足だったのですが)ココンチのアパレル商品は本国(アメリカ)のコストコが仕入れたアイテムだとばかりと思っていたんですが、帰宅後にタグを見て衝撃が走ります。コチラ。

ちゅちゅちゅ、中国製!?
というのも、ディッキーズにも本国(アメリカ)流通品と日本企画品があるのですが、本国流通品はメキシコやホンジュラス製、対して日本企画は中国製という割り振りとなっているんです。
それからいえば、この中国製のディッキーズ=日本企画。
まぁ正直、日本企画だからシルエットがどうとか、パッと見でわかるポイントなんかもないですし、正真正銘のディッキーズですから決して偽物という事では無いんですが、
どうせならアメリカ流通品を買って『本場の空気感』を味わいたかったなぁ、、、と夜風を浴びているワケです(爆)
面倒くさいでしょうww
洋服が好きが拗れるとこんな事まで言い出すんですね(猛爆)
とはいえ、モノに罪はありませんし、実際このディッキーズのサイズ感にも満足はしているので、
とりあえずはコイツをゴリゴリに着倒して、バリバリとスケボーをこなし、膝小僧がズルズルに破れるくらいに穿き倒した後、満を持して本国流通品の874をゲットしたいと思います!!!
ちなみに、コイツはコストコで¥2,980(税込み)でしたが、アメ横のジャラーナさん(楽天ショップ有り)で売られている本国流通品は¥3,700位で買えちゃいます。
正直、この辺りの内容は洋服に対する興味であったり、この価格差をどう考えるか、、、等など、色々と賛否の分かれるポイントだと思いますが、
私奴のオススメとしては、是非ともこの数百円は【ロマン代】として課金して貰いたい!!
この傍から見ればどうでもいい拘りこそが【洋服選びの醍醐味】だったり【面白さ】だと思うんですよね。
皆様、是非とも私奴の屍の上を超えていってくれww(猛爆)
番外編;スリムシルエットのUM874と比較!!
ちなみに、冒頭で874童貞と申したものの、実はスピンオフ的なディッキーズは持っているんです。コレ。

手前側に置いたチノパン、この太いベルトループは正しくディッキーズ!
コレだけみると874っぽい雰囲気はありますが、中のタグがコチラ!

なんと、モデル名はUM874という聞き慣れない品番!
というのもコイツ、購入したのは実に10年以上前。当時、スリムシルエットが流行した際にディッキーズが放った刺客がコイツで、定番の874からローライズ&スリム仕様に変形させたスピンオフ企画なんです!

ウエストサイズこそ違えど、シルエットの差は一目瞭然。
むしろUM874はワークパンツっぽさは無く、キレイめスタイルにもマッチするドレス顔なのにディッキーズの価格帯!という事でメチャクチャお世話になったスボンですwww

着用してみるとこんな感じ。
案外今履いてみてもUM874のシルエットは結構好きなんですよね。
トリッカーズとデニムシャツを合わせて着ると、キレイめながらワークっぽい雰囲気が出て好き。
案外874も男臭くてアリだけど、やっぱり短足に見えるもんね(爆)
ちなみに、UM874は数多の洗濯乾燥の結果 フワフワの生地感になっているものの、874は超バリバリww
おそらくノリの効き具合だと思うんですが、案外このギャップも楽しいので874はノリ付けして穿くのも楽しいかもしれないw
あとがき

ちなみに、コレは色々と調べる中で知り得た事なんですが、スケーターがサイズアップしたスボンを穿いたりするのは『足を捌きやすくする為』だとか、ディッキーズのようなタフなワークパンツを穿くのも『コケた時に破れ難いから』とか、ルーツを探れば以外と合理的なアイテムセレクトとなっているのは非常に興味深いですww
もっといえば、スケーターが靴紐を腰に巻いてベルト代わりにしているのも『ベルトとしていると、鬼ゴケした時にバックルで怪我をするから』という、これまた超合理的なエピソードもめちゃめちゃ好きww
こうやって文化が生まれるんだなぁ、と思うと、こういった深掘りも結構楽しくないですか?
それからいえば、過去エントリでも触れた通り、ラルフローレンの洋服でスケボーをする私奴からすれば、、、
ベルトの代わりにネクタイを腰に巻くスタイルを実践するべきなんじゃないか!という変な使命感が出てきましたww(爆)
いうてスケボーは下手くそ(これから上手くなる予定)だけどな!!!!(猛爆)
あとがき②

ちなみに、ウワサの【スコッチガード】の実力の確認をするべく、購入したばかりのディッキーズに水滴を垂らしてみたものの、、、
ガッツリ滲んで、撥水加工の気配すらねぇ!!!!(猛爆)
やっぱりアメリカ企画の方が良いのかなぁww
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