オススメ6選!各種レザークリームの長短所を一斉比較!

さて、先の記事にてヌメ革のエイジング(手入れ)方法を熱弁 もとい、熱筆させて頂きましたが、今回は手入れに伴い必要となる備品についてご紹介しようと思います。

ちなみに、ヌメ革エイジングシリーズ3部作はコチラ

ヌメ革というのは、植物より抽出されるタンニンという成分にて革をなめした状態の革を指します。 一般的な革製品は、この状態から染色や、シボ・型押し加工等、様々な工程を経て製品化されるのですが、一般的なヌメ革とは染色も加工もされていない、言わば 『すっぴん』状態となります。
新品状態をおろした場合、すぐには使用ぜす1ヶ月は準備期間として御留意ください。 と、いうのも、この1ヶ月の過ごし方によって、今後のヌメ革のエイジング具合に大きな差が発生してくるのです。 『一年の計は元旦にあり』と言われる様に、『ヌメ革の計は購入後1ヶ月にあり』といっても過言ではありません。
さてさて、ヌメ革メンテナンス第3段! 多少更新の間隔が空いてしまいましたが、とうとう本編に突入しませうか。 今回は、ヌメ革製品をおろした!日光浴もすませた!いざ、使わん!としている方に対する、私奴オススメのお手入れ方法です。

前回のブログにて、手入れに必要な備品の類は記載させて頂きましたが、改めて下記しますとコレ。

革 メンテナンス1

まぁ、ウイスキーはおいておくとしてwww 上記の大抵のモノがLoftのような雑貨屋さんや、デパートの紳士靴売り場に行けば売っているようなモノですので、入手自体は簡単かと思います。

ただ、ここで問題となってくるのが、革用のクリーム。

なんせ種類が多いですよね。
おそらく、個人的な好みや質感もあろうかと思いますので 各社がイロイロな製品をリリースしている訳ですが、それが仇となり ヌメ革ならず、革製品の手入れ初心者の方は何を選んだらいいのか分かり難いかと思います。

そ こ で !

僭越ながら、今まで数々の革用クリームを塗り倒してきた私奴が、なるべく偏見を除外したフラットな意見にて各社の革用クリームをご紹介しようというこの企画。

題して 『チキチキ☆第1回 革用クリーム オススメは何だ!? 』

ヌメ革 もしくは 革製品のお手入れ初心者の方や、はたまた上級者の方に至るまで、本記事の内容が全ての革製品ラバーズの血となり、肉となれればコレ幸い。

世の諸兄諸姉諸君、下記の内容を踏まえて自分の好みのクリームを見つけてくださーーーい!

スポンサーリンク
レクタングル(大)広告

革用クリーム一斉比較!

それでは今より各クリームの長所・短所含めてご紹介していきますが 下記にご紹介する商品は全て無色のクリームとなります。

革靴用のワックス等についても、別途記載したいとは思っておりますが、とりあえず今回は無色品で。 (逆に無色クリームなので、黒や茶色の革靴にも使えるんですけどねwww まぁ、固形ワックスはその限りではありませんが。)

では気を取り直して、シェゲナベイベー。

 ①コロニル社のディアマント

のっけから本命のご紹介ですが、まぁ勿体ぶっても仕方ありませんのでww

ココンチはドイツに本社を置く、本格レザーメンテナンス用品を取り扱うメーカー。 その中でもプレミアムな扱いなのが、このディアマンテ。

私奴も、このディアマンテを使ってて以降、他のクリームを試してみても 結局ココに戻ってきております。 (先日にの記事にて使用したクリームもコレ)

長所

  • 比較的柔らかいクリームであり、伸びがよく、ぬり易い。
  • 革にスーっと馴染み、明らかに革に吸収されている感が分かり易い。
  • 有機溶剤を仕様していない為、革(お肌)に安心。
  • 仕上がりはサラッとしており、ベタツキは少ない。
  • 臭いも比較的少ない。 ・柔らかい光沢が好きな方にはオススメ。

短所

  • 柔らかく、吸収が早い為、他のクリームと比べムラになりやすい。
  • 光沢感はでない。
  • 価格が高い。

とは言え、ムラになるといっても 極端に早く吸収されるわけではないので、初心者の方でも安心して使えるクリームかと思います。オススメです。
何にしようか迷っている方は、とりあえずコレ使っていれば間違いと思いますが、光沢感は期待できないです。 (光沢感を求める場合は後述する③か④が有力。)

※‘14年4月追記 ディアマンテは、コロニルよりディスコン(廃版)となった様で、後継としてシュプリームと名を変えてリリースされています。 但し、フッ素配合と、従来のディアマンテとの差異もあり。

②M.MOWBRAY(M.モゥブレィ) デリケートクリーム

ココンチはシューケアメーカーといった印象ですが、革靴はモチロン、革製品全般に使えます。
おそらく、店頭でも並んでいる機会も多く、手に取りやすい製品では無いでしょうか。

長所

  • 何にても手軽に使える。
  • 入手が容易。
  • 価格が安い。
  • ミスター無難。

短所

  • 特に無しwww

中身としては、いたって普通。(爆)
可も無く不可もなく、無難な印象。 でも、短所が目に付かないという事は 有る意味 最大の長所かもしれませんwww

③サフィール ビーズワックスファインクリーム

ココンチもシューケアメーカー。おフランス出身の小洒落たニクイヤツ。

フタの蜂のマーク(蜜ロウ成分に由来)も何だかカッコイイ。
カラーラインナップも豊富で、無色を選ぶ場合はニュートラルを選んで下さい。

長所

  • クリームとして硬過ぎず、柔らか過ぎず、使い易い
  • 入手が容易。
  • 価格が安い。
  • 比較的光沢が出易い。

短所

  • 臭いが気になる。
  • 多少のベタツキが残る場合も。

革靴用のクリームといった印象がありますが、案外革製品との相性も良いです。
とはいえ、光沢が出易い傾向にありますので、用途に合わせてのご使用をオススメします。 (何がなんでもテカテカっていうのも、、、ね。)

ただ、使い込んだヌメ革をコイツでテカらせると、結構カッコイイです。

④サフィールノワール ビーズワックスエクストラファインクリーム

上記サフィールのハイエンド版です。 まぁ、見た目のお洒落感がパンパないです。 これもカラーラインナップも豊富、無色を選ぶ場合はニュートラルを選んで下さい。

長所

  • クリームとして硬過ぎず、柔らか過ぎず、使い易い
  • 有機溶剤を仕様していない為、革(お肌)に安心。
  • 光沢が出易い。
  • 見た目が とてつもなくカッコイイ。

短所

  • 臭いが気になる。
  • 多少のベタツキが残る場合も。
  • 価格が高い
  • 取り扱い店舗が少ない。

イメージとしては、③のサフィールよりも浸透性が高いかな?くらいの印象。
但し、③のサフィールが乳化製クリームに対し、コレは油性。
成分的には革にもお肌にも安心です。

正直、単純に仕上がりの状態と販売価格 のコストバランス的には③の方が優秀でしょうか。 ただ、それを上回る程に洗練されたパッケージの為、お財布が許すならコチラを選んだ方が、日々の手入れ時に幸せになれるかもwww

第一、並べた時の雰囲気の高級感たるやwww(モチベーションってホントに大事ですよ!)

※’14年4月追記 サフィールノワールも、ディスコンとなっており、現在入手不可。 但し、後継のサフィールノワール クレム1925 がもの凄い良い出来です。 単純な置き換えと考えても、ホントにオススメ! ジャー(瓶)のデザインも秀逸でオシャンティーです。
無色を選ぶ場合はニュートラルで。

⑤ラナパー

これは定番でしょうか。
革製品を行う中で誰もがと通る道かと思います。
成分がサフィールの様に蜜ロウとうたわれていますが、ワセリンが90%以上を占めていたかと思います。 保湿という意味では良いのかもしれません。

長所

  • 温度により硬さに変化あり。(暖かい場所での使用がオススメ)
  • 有機溶剤を仕様していない為、革(お肌)に安心。
  • 光沢が出易い。
  • 保湿効果は高い

短所

  • 温度によっては塗り難いかも。
  • 臭いが気になる。
  • ベタツキが残り安い。
  • ほぼワセリンである。

賛否ありますが、上記クリームとはまた違った製品といった印象。
例えば、カッピカピに乾燥したレザーの保湿等の最終手段といった用途では使えますが、ヌメ革等の小物に対しては不向きかと。

結構ガシガシっとした、革ジャンや、ソファーといった物には使い易いかも知れません。

⑥コロニル シリコンポリッシュ

①と同じ、コロニル社の製品。ジツは私奴が初めて手にしたクリームです。
チューブ入りの為、使い勝手が良く、また、シリコン配合の為 防水効果もあります。

日光浴後の初めてのクリームとしては良いと思います。 (通常のクリームにて手入れした後、防水スプレーを吹きかけるのであれば、コチラ単発で手入れなされた方が良いかと思います。)

長所

  • チューブ入りで使い易い。
  • 伸びも良く、利便性は高い。
  • 光沢が出易い。
  • 防水効果あり

短所

  • シリコン配合というのが気になる。
  • 臭いが気になる。
  • ベタツキが残り安い。(キュッキュするイメージ)

実際のトコロは分かりませんが、シリコン配合(防水性)との事で、革の通気性を損なわないかが心配。(防水スプレーも同様の理由で私奴は敬遠)

実際使用した際に、不具合等はありませんでしたので気持ちの問題かもしれませんww 光沢感は気持ちよく、結構テカってくれます。
使い込んだヌメ革にはオススメです。

あと、私はブラウンを購入してトリッカーズのコバにはコイツを塗り塗りしています。

あとがき

この他にも、トリッカーズ純正のクリームであったり、ミンクオイル等のケア用品等のレビューも書きたいところですが、とりあえずは上記の内容で定番商品の解釈は可能かと思います。 (け、決して、文章作成に疲れた訳ではないんです!!!)

前述したとおり、なるべくフラットな意見で記載したつもりですが、百聞は一見にしかず。 だいたいのニュアンスが掴めたら、カットアンドトライで、好みのケア用品を見つけてみて下さい。

ちなみに、現在私奴は①④を手元に有しており、製品において使い分けているのですが、そういった好みも含めてやっぱり奥が深いですwwwww

当然ながら一気にここまで変色した訳ではなく、薄いベージュからチビチビと時間をかけて今の色味まで育ててきた事や、定期的に手入れをしてきた思い出など、思い返せばこのBREE(ブリー)には浪漫がウルトラ詰っている訳です。
スポンサーリンク
レクタングル(大)広告
レクタングル(大)広告

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする