こんにちは、ちゃん貴(@butsuyokukaisho)です。
前回エントリにてご紹介したナイジェルケーボンのネイバルダンガリー。
いかんせん『期待値をバチバチに含んだ物欲ポイント』ではありましたが、中でも特筆するべきポイントは、
ガバっとルーズなサイズ感!
と紹介させていただきました。
というのも、ココンチのオーバーオールはデザイナーであるナイジェル御大もルーズなサイズ感で着用されていたりと、ブランドの世界観としてもルーズに着こなすのをイメージしている様に見受けられます。しかも、御大の着こなしがめちゃめちゃカッコいいしww
一方で、そんな『御大の着こなしに憧れてしまったが故に、ぶち当たる悩み』と言うのもあリマして、それこそが
ナイジェル御大っぽく着たいけど【サイズ感】が分からない問題!!
コレです、いやぁ、めちゃくちゃ分かります!頷きすぎて首もげちゃうww
しかし!!
皆さん、朗報ですよ。
というのも、実は私奴、様々なスナップを見て考察する中で、
ナイジェル御大っぽく着れるサイズ選びのコツが分かっちゃったかもしれません!!
というワケで、今回は前回エントリの予告の通り、私奴が見つけたナイジェル御大っぽいサイズ選びのコツを大公開したいと思います!! 題して、、、
ネイバルダンガリーのサイズ難民に送る、サイズ選び指南エントリ!!
御大の様にガバっとルーズ着用したい方から、スッキリジャストサイズに着用したい方まで。
本エントリを参考に、是非お気に入りのサイズ感を見つけてください!!
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【結論】サイズ選びは2サイズアップがおススメ
さて、先の段落の締めくくりとして『お好きなサイズ感を見つけてください』なんて言った側から、私奴のおススメサイズを書いちゃうのもアレですが(猛爆)、僭越ながら私奴が強くオススメするサイズ感を挙げさせていただくならば、
皆様には、是非2サイズアップを検討してみてて欲しい!!!
というのも、44(XS)、46(S)、48(M)、50(L)、52(XL)、54(XXL) というサイズラインナップ中で、私奴のような体型(身長170cm)であれば、ジャストサイズは46、もしくは48を選ばれる方が多いかと思います。
もっと言えば、ココンチのネイバルダンガリーはそもそもゆったりしたサイズ感で作られているので、『ホントにそこから更に2サイズ上げて大丈夫??』なんて心配になる方も居られるかと思います。
しかし、その点はご心配なく!!
私奴も伊達にサイズ選びに時間を費やしたわけではありません。
むしろ、その辺りはしっかり考察しておりますので、
ここからは2サイズアップを推奨する理由と、実際の検証結果を説明していきたいと思います!
理由①;ダボっとまーるく着たいでしょ?
そもそも、冒頭でも触れた通り、ネイバルダンガリーのサイズ感に悩まれる理由の多くは、ナイジェル御大の様なサイズ感(上のスナップくらいガバッと丸いシルエット)で着用したいけれど、近くに取扱店舗もないから実物のサイズ感がよく分からない、、、といった理由だと思います。
そう言う意味では、大きめのサイズを選べばいいのは分かるけど、目一杯大きいサイズを選べばいいの?といえば、それはまた違うんですよね。
では、何故、2サイズアップといったサイズ感に落ち着いたのか、、、といえば
ズバリ【身幅のゆとり】具合!!
写真でいえばココの具合です!
というのも、ナイジェル御大の着用画像を色々と研究してみるに、御大がチョイスするサイズ感だと、身頃のゆとりがメチャクチャ余っているんです。
もっと言えば、ナイジェル御大はもちろん、色々な方のスナップを検索してみても『サイズ感が素敵だなぁ』と思う方はみなさんはいずれも身幅がガバガバ。
つまり、ご自身の身幅と、オーバーオールの身幅のスキマ具合こそが【ナイジェル御大っぽく着こなすコツ】で、ここのゆとり感があの雰囲気を醸している要因だと考えられます。
そして、もうココまで分かってしまえば後は簡単。
あとはナイジェル御大の写真を参考に身幅(脇下)寸法を想定すればOK。
具体的にいうとこんな感じです。
この写真を見る限り、ナイジェル御大の身幅:オーバーオールの身幅 = 1:1.3 くらい。
ちなみに、身幅といっても着用する位置を考慮して、おへそ位の位置の身幅となるでしょうか。
あとは、手持ちの洋服を着用してみて(着用した時の平面寸法が大切!!)それっぽくなるサイズの洋服を探して、平置き寸法を測定すればOK。
こんな感じで私奴の場合、身幅が1:1.3位のバランスになったのは、裾幅が58cm位の洋服。
この寸法に相当するサイズを選ぶためにサイズチャートを見てみるとコチラ!
この通り、サイズ52が本命サイズとなるワケで、つまりコレが2サイズアップをオススメする理由なんですね。
ってか、ナイジェル御大も相当大きいサイズを愛用されていることが分かります。
ただ、上記の通り【サイズアップして身幅のゆとりを稼ぐ】のは分かったとしても、ここで新たな懸念が生まれるとすれば、
サイズアップする事で股下や総丈が長くなって、縦のバランスが悪くなるんじゃないか問題。
分かります。
コレは私奴も思いました。
ただ、コレについてもバッチリ検証できているのでご安心を!!
理由②;基本的に総丈の差は小さい!
というワケで、サイズアップに伴う縦のサイズ問題を解消していきたいと思いますが、
これも答えはサイズチャートにあります!!
というのも、再びネイバルダンガリーのサイズチャートをご覧いただきましょう。コチラ。
お分かりでしょうか。
なんと、サイズアップをしても股下は1cmしか変わらないのだ!!
しかも、オーバーオールという構造を考えると、ストラップで吊るので脇下(身幅)がブカブカでも着用には問題ないし、そもそも裾はナイジェル御大よろしくロールアップして穿くんだ!となると、股下の長さもそこまでダメージは無い!!
そう考えると、ジャストサイズを選んでストラップの長さでルーズ感を演出するよりは、最初っからサイズアップした方が調子いいだろ!と言う作戦ですw
検証結果;2サイズアップした結果がコチラ!!
というワケで、以上がナイジェル御大よろしくルーズなサイズ感でオーバーオールを着こなしたい方に向けた【2サイズアップ理論】の理由でしたが、その答え合わせとも言えるサイズ感がコチラ!!
個人的には結構イイ線いってるサイズ感だと思うのですが如何でしょうか。
あと触れていない点があるとすれば、洗濯乾燥に伴う生地の縮みですが、これに関しては 私奴も『ブログネタとして丁度イイよね!!(爆)』と、各種寸法を測定した上で意気揚々と洗濯&乾燥(コインランドリーのガス式乾燥機で30分)に持ち込んでみましたが、
全然寸法差は出ませんでしたwww(爆)
ひょっとするとデニム生地の場合は若干の縮みがあるのかもしれませんが、少なくともヘリンボーン生地の場合は乾燥機でガンガンにブン回してもそこまで影響はなさそうですww
ただ、最後にちゃぶ台をひっくり返すワケではありませんが、誤解を恐れずいうと この2サイズアップのサイズ選びは【守】【破】【離】でいう所の【守】の段階。 まずはナイジェル御大の真似をする(言われた様にやってみる)という段階でしょうか。
その為、もう既に自身のスタイルが定まっている方や、コーディネートの方向性が確立しているようなファッション偏差値の高い方であれば、この【2サイズアップ理論】は忘却の彼方へ捨て去って頂き、【破】や【離】の段階として、自分の好みのサイズ感で楽しんじゃってください!
【補足情報】 これはTwitterで教えて頂いたのですが、ナイジェルのスタッフさん曰く、ナイジェル御大はサイズ52を愛用されているとの事で、(奇しくも身頃のルーズ具合の考察も含めて)上記検証結果が意外と遠からずな結果となっていた事がちょっと嬉しかったですww(爆)
通年通してガッツリ愛用できるスタイルサンプル
そんなこんな、前回のエントリでココンチの魅力に取り憑かれ、更に今回のエントリでサイズイメージもバッチリ掴めた!!となれば、あと私奴が背中を押せるとすれば、どうやって着用するか!?という点。
というワケで、ココからはそんなネイバルダンガリーのコーディネート案について、春夏秋冬を縦横無尽に往来しながらコーディネートサンプルを考えてみました!!皆様のヒントになればこれ幸い!!
トップはコンパクトに!!
まずネイバルダンガリーといえば、コチラがコーディネートのベースとなるのではないでしょうか。
所謂【Aラインシルエット】というヤツで、アメカジ的にもこのテの組み合わせはよくありますよね。
例えばこういった感じ。
グラッドハンドのヘンリーネックで、ネイバルダンガリーの土臭さを増幅する作戦。
同じようなテイストとして、御大はメルツべーシュヴァーゼンのヘンリーネックTシャツを愛用されていますが、グラッドハンドも雰囲気は負けていませんwww
また春・秋にはシュバーゼンに劣らない、オールドホームステッダーでも◎
案外、白色でも黒色でもTシャツのお色は選ばない汎用性です。
また、アウターにコンパクトなトップスを持ってきてもハマるのがオーバーオールの魅力。
また、今くらいの季節で言えば、白ヘンリーをインナーに着て、グラナダジャケットという格好も男臭くて好き!
そうなると黒ブーツかな。
これ以外にもアロハシャツを着てみたりパーカーを合わせてみたりと、想像以上に汎用性があるのがココンチのオーバーオール。
しかも裾にはテーパードが効いてる事もあって、コンパクトなトップスの収まりだっていいもんで
『一体、君は人生何周目なの?』と言わんばかりの達者っぷりだぞww
もちろん、オーバーサイズなトップスでも!!
また、トップスをオーバーサイズにするのも非常にイマっぽい着用方法ではないでしょうか。
古着で買ったラルフローレンのシャツを合わせるだけでイマっぽいシルエットが!!
これぞ、今回の買い物の言い訳となったナイジェルケーボンの世界観とトレンドの黄金タッグ!!(爆)
また、上からアロハシャツを羽織るのもイイでしょ?
正直、この紫色ベースのコットンアロハは『デザインに惚れて買ったものの、案外使いづらいな(爆)』と思っていたんですが、ネイビーの面積が大きいオーバーオールだと合わせやすい!
また、シルエット的にはBDUジャケットなんかもアリで、インナー使いでもアウターとして羽織ってもハマるのが超ラッキー。
ボタンを占めてシャツっぽく着てみても、濃いめの色味同士なので相性がいいんだよなぁ!
LLビーンのトートとも色味が合うし。
また上から羽織ってもBDUのガバッと感に負けないシルエットは流石。
さらに上からミントグリーンのローゲージなニットカーディガンを羽織ってみると、ナイジェル御大っぽい雰囲気出る!!
ワーク感を足すならナナミカのコットンゴアテックスをカバーオール&セットアップっぽく着てもイイ!!
色落ちしたナナミカがヴィンテージっぽい雰囲気出してくれて、ネイバルダンガリーと親和性抜群!!
こんな感じで、どんなアイテムとも馴染みながらも存在感がある!という無双具合で、よもや現時点における【2021年の物欲解消大賞】のノミネートが確実視される程の潜在能力っぷり!!
ってか、バブアーと合わせたって調子良さそうだし、やっぱりコイツは通年通してゴリゴリに活躍すんじゃね?
あとがき
というわけで、細部に渡る質感やシルエット、細かいディテールにコーディネートの汎用性と、メチャクチャ重宝する事に疑いの余地のないネイバルダンガリー。
とはいえ、避けて通れない難関ポイントと言えば、ズバリ価格帯なんですよね。
それもそのはず、ココンチのオーバーオールって高いんですよ。約4万円です。
私奴はタイミングが良かった事もあって、手持ちのクーポンとポイントバックにより2割引きくらいで買えたのですが、それでも結構ヨイショが要りました。だってポチるとき息止めましたもんねww(爆)
ただ、一方でちょっとトンデモナイ商品を見つけました。こちら。
なんとカタチもシルエットも、まるっとネイバルダンガリーを意識した限りなく黒いチャコールグレー商品!
ってか、むしろコイツは2枚目以降の写真がモロにネイバルダンガリーなので黒だけどwww
とはいえ(この発言には賛否があることを承知の上で言いますが)、私奴はこの【0が一つ少ないという価格帯は一つの魅力】だとも思っていて、私奴のポリシーでいえばこのテのアイテムは購入しないけれど、
”ナイジェルには手が出せないけど、洋服が大好きな中高生”といった立場を考えると、何とも言えない複雑な気持ちになってしまいます。
誤解を恐れず言えば、そもそも今のGUだって同じようなビジネスモデルでやっているし、偽物としてブランド名を謳っていない以上、もはやこういった商品も頭ごなしに否定できないよなぁ、、、という局面になってきたようにも思います。
むしろ、サンプリングソースとなり得るオリジナルブランドこそ、こういった低価格なサンプリング商品を【入り口】として、如何にオリジナルプロダクトへ誘導できるのか、、、という事を試されている気もします。
ただ、大前提としてサンプリングする側もオリジナルへのリスペクトがある事が必須で、オリジナルへ繋がるような仕組みが成り立つのであれば、上記の”ネイバルダンガリーもどき”のような存在も、私奴はアリだと思うんですよね。
むしろ、若い子にはそれらを通じてオリジナルプロダクトに憧れや、購入意欲を頂いてくれるようになれば良いなぁと思います。
皆様はどう思いますか?
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