もうすぐ梅雨明け!梅雨が明ければ盛夏本番!という事で、皆様いかがお過ごしでしょうか。ちゃん貴(@butsuyokukaisho)です。
最近の私奴のトピックスでいえば、夏のボーナスはクレカの支払いで使い切っていたハズだったのに、いざフタを開けるとクレカのポイントにてン万円の支払いが浮いた事!
リアルに『え!?私死んだはずじゃ、、、どうして!?』状態です。(爆)
この思わぬラッキーパンチにより、ちょうど欲しかった【アレ】と【アレ】がイケるじゃんか!という事で、急遽物欲解消のエクストララウンドが勃発!!
そして、それに伴い白羽の矢が立ったのがコチラ!
そう、これぞ4シーズンに渡って活躍が期待できる往年の定番アイテム、
オルテガのラグベスト!!!
とはいえ、ポイントで浮いたン万円程度では新品(定価¥48,000)は買えねーよ!とモンモンしていた所、タイミングよく中古市場にて良さそうな個体に遭遇!!!
色合いといい、サイズ感といい、バチボコに私奴の掴んだコイツ!
夏はTシャツに重ねてもいいし、秋冬ではインナー使いにも重宝しそうだぞ!
というわけで、今回のエントリはオルテガのラグベスト(ウールベスト)について。
テイスト的に食わず嫌いな方も居られるかもしれませんが、意外にもオールラウンドに活躍できる名選手だったりするもんで、コイツの魅力と使い勝手の良さについて張り切ってレビューしたいと思います!!!
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オルテガのベストとは
今や【オルテガ柄】というネーミングで通用しちゃうくらいに一般的にも普及したこの柄。オルテガのアイテムをお持ちでなくとも、ご存知の方も多いのではないでしょうか。
菱形っぽく織られた独特の織柄が特徴。
アメリカはニューメキシコ州のチマヨ村に伝わる伝統的な柄ですね。
ちなみに、オルテガの製品は今もアメリカのニューメキシコ州で作られているものの、元々はスペインからやってきたガブリエル・オルテガさんがルーツというのはご存知でしょうか。
オルテガ社の歴史を乱暴に要約するならば、1700年代に開拓者としてやって来たオルテガさんが自給自足の為に服やらラグを作るようになって、その文化をオルテガ家は代々継承しながら洋服やラグの販売を行う事業に発展した、、、といった感じ。そう考えると超老舗だなww
また、ニューメキシコ州自体が もともとネイティブアメリカンの居住区だった、、、という事で、場所柄の影響もあったのかネイティブアメリカンなイキフンが香るのも特徴です。
ただ、ココからは妄想ですが、オルテガさんが作った最初のベストはひょっとすると全然違った柄だったんだろうと思います。だってもともとはスペインの人ですし。
しかし、その後ネイティブアメリカンの方達との長い文化交流を経て、今の【オルテガ柄】と言われるデザインが育ってきた!と考えると、これは単純なファッションアイテムじゃくて、ある種の文化遺産的な意味合いも含んだ洋服なんだろうと思います。
こういうエピソード良いよね!男好きするよなぁwww(爆)
ちなみに、ニューメキシコ州には、オルテガの他にもトルフィリオスやセンチネラといった、3大ラグベストブランドが城を構える激戦区。(このトルフィリオスやセンチネラも、もともとはオルテガさんの所で制作を手伝っていたお弟子さん(?)が独立した、、、とかそんな関係らしいです。)
そういえば同じ様なテイストを持つプロダクトとしてペンドルトンのブランケットがありますが、ペンドルトンはオレゴン州で設立されたブランドで、ジツは微妙に出自が違ったりします。位置関係でいうとこんな感じ。
ニューメキシコ州はオルテガ、オレゴン州はペンドルトン。
案外遠いのねwww
ただ、どちらもネイティブアメリカンの方達と交流を経ながらデザインを進化させた、、、という背景があるからなのか、アイテムとしての相性は抜群にイイ!!!
我がネイティブ・アメリカン関連グッズ!
これでキャンプとか言ったらキマるな。自然を愛する心はアピールできそうww
まぁ宿泊グッズすら持ってない丘キャンパーだけどな!(猛爆)
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アメカジにバチコンとハマる!
上述した様に男好きするエピソードが満載のココンチですが、一つだけ気をつけて置かないといけない事があるとすれば、男性ウケはともかく、
女性ウケを狙うのが目的なら おススメできるモノではありませんww(爆)
というのも(インディアンジュエリーも同じですが)、ゴリゴリのネイティブアメリカン系のファッションが好き!といった女性は(私奴の出会った方の中でも)ごく少数派ですww
ですので、もし『これから彼女を見つけにコンパに行くんだ!!』というアツい想いを秘めた大学生にコンパ当日の服装を相談される機会があったとしても、私奴はオルテガをオススメする事はできません! むしろ白いシャツを着ておけ!と言いますwww(猛爆)
ただ『女の子ウケなんて関係ないからカッコいい洋服を教えてくれ!!』という猛者がいたとすれば、オルテガはガッツリオススメできる洋服だと思います!
そんな私奴もベタ惚れするオルテガのベストですが、コイツをどうやって着るか、、、という風に考えると、やっぱりアメカジに寄っちゃうと思います。
例えば、コッテコテのアメカジに合わせるならこんな感じでしょうか。
ジーパン;フルカウント0106
バンダナ;RRL
バングル;サンシャインリーブス
時計;SEIKO マリンマスター
靴;オールデン タンカーブーツ
キャンバー白Tにバンダナ巻いて太いデニムにワークブーツ。
これにツバのひろいハットなんか被っても男臭くてステキだろうなぁ!
まぁ一般ウケを考えるならば、如何せんアメリカの香りが強すぎるかもしれませんwww
ちなみに、ココンチのベストには種類があって、今回私奴がゲットしたのは所謂ロングベスト(右側)じゃなくて、丈が短いポインテッド(左側)というヤツ。
個人的にはポインテッドの方が好きで、【シルエットは上品ながらも、デザインはゴリゴリのカジュアル】というギャップがグッとくるんですよね。
ジーパン;RESOLUTE710
時計;SEIKO5
バングル;サンシャリンリーブス
靴;パラブーツ ミカエル
カタチがシュッとしているのでミカエルの様なエスプリが効いた靴でも合わせやすいのは嬉しいですね。
またスニーカーでもいい感じだったりするもんで、
パンツ;ショップオリジナル ベイカーパンツ
時計;SEIKO5
バングル;サンシャリンリーブス
靴;VANS オーセンティック
白Tにベイカーパンツというのもイイ感じだなーと。
ズボンがシュッとしたシルエットだと、スニーカーに合わせてもソレっぽくまとまる気がします。
一応、チマヨ柄のお色を拾って水色のVANSで。
また、秋冬は秋冬でコートの下に一枚重ねておくだけでも、ちょっとしたアメリカ感がアピールできて、使い勝手も良さそうです。
パンツ;ショップオリジナル
時計;SEIKO マリンマスター
バングル;サンシャリンリーブス
靴;パラブーツ ミカエル
生成りの畦編みニットに合わせても良いかも。
こういった時、オールデンやミカエルの色味って便利ね(自画自賛ww)
ってか、地味にこいつは4シーズン使えるという万能っぷりですから、ヘンな話クローゼットに一着あるだけでスーパー便利ですよ!!!!!
気になるサイズ感は
そんなオルテガのベストですが、グーグルの検索候補を見て見るに、サイズ選びに難儀されている方が多いようにお見受けします。
いや、分かります。実際私奴もそうでしたのでwww
シャツやスウェット、ニット類ならまだしも、ベストってなかなかイメージが付きにくいアイテムの筆頭ですし。
しかし! 現物を手にした今となっては、その辺の質問にもそれっぽく回答できる自負が出てまいりましたので、サイズ感に対する持論をここに残しておきましょう。こちら。
『インナー使いなら36、アウターの上に羽織るなら38』
※ちなみに、私奴は170cm/65kg程度の標準体型です。
※アウターの上に重ねるというのはジージャンやジャケットの上に重ね着する場合を想定しています。Tシャツやシャツの上に着る事を想定するなら36でいいんじゃないかと。
ただ、こういった36や38といったサイズもあくまでも目安程度でして、一番大切なのは【身幅】と【着丈】の実測寸法だと思います。
というのも、オルテガって結構サイズのバラつきがあるんですよ。
そもそもオルテガはハンドメイドと言うこともあって、作り込み精度は非常にラフですww(爆)
もっと言えば、中古品を選ぶ場合は、素材がウールなので縮みが発生している懸念だってあります。
※特に中古品のラグベストは、前のオーナーの洗濯・乾燥の具合、はたまた洗濯の流派(爆)によって激しく個体差が出るのでw
それもあって、盲目的に36や38といったサイズ表記だけ信用しているとエライ目に合うぜ!!!という事で、ここからは今回私奴の実体験を元に導き出した、オルテガのベストのサイズ選びの目安について備忘録的に残しておきたいと思います!!
第1ラウンド;身幅決定戦!
よもや結論から先に申しますと、私奴は【身幅は自身の胸囲+5cmならOK】と判断しています。
具体的にいうと、私奴の胸囲(というか脇下)は94cmなので、だいたい平置きで47~52cm程度の身幅であればOKといったカンジですね。
※ちなみにこのサイズ感の目安はシャツとかニットの類まで。アウターなら+2cmの49~54cm位を基準に選んでいます。
奇しくも今回のオルテガのベストは身幅47cmとジャストなサイズ感ですね。(といってもフロントボタンを開けるならあまり関係ないですけど)
ただ、『自身の胸囲に対して身幅が同じ寸法で着用できるのか?』という疑問を持つ方も居られると思いますが、不思議な事に実際に着用してみると、キッツキツでボタンが閉まらない!なんて事にもなりません。(多分脇下の位置と洋服の脇下位置がビミョーに違っているので、その分ゆとりがあるんだと思います。)
私奴はこれ位のサイズ感がカッコいいと思っておりますが、ご趣味が合う方はご参考まで!
第2ラウンド;着丈決定戦!
さて、あとはコイツですね。 シャツの類であればタックイン云々を考えるとそこまでシビアなモノでもありませんが、ベストとなるとココはナカナカの生命線でしょう。
また、Tシャツやカットソーの類であればリペアが効くものの、ベストとなるとヨイショが要りますよね。 しかも間違えて着丈がツンツルテンのヤツを買っちゃった日にゃ後悔先に立たずです。
ただ、このベストの着丈の選び方に関しては、正直 私奴も結構アバウトなんですよ(爆)
身幅みたいに+◎◎cmとは明確に言えないwww
とはいえ、一昔前のエビちゃんモエちゃん的な極端に短いボレロ的なバランスはちょっとアレだろう(爆)という事で、ソレっぽく考察するならば、目安としてはポインテッドの先がズボンのトップボタンにかかるくらいのイメージでイイんじゃないでしょうか。
私奴のオルテガの着丈とRESOLUTEの股上とのバランスはこんな感じ。
これもボタンを閉じた状態なので、開けるともう少し下がるんですけどね。
ただ、ここの寸法は個人差があると思うので、気になる方はTシャツで測ってみても良いかも知れません。
ちなみに、私奴のベストの着丈(ポインテッドの先端まで)は55cmでした。
まぁ、これも私奴の好みですけどね。
後は各自の好みに合わせて前後させてくださいww(丸投げww)
次回予告!!!
さて、そんなオルテガのベストですが、私奴もそうだったんですが、洗濯方法にお困りの方も結構おられるのではないでしょうか。
というのも私奴も冒頭の通り、今回中古市場にて購入したもので、どうも古着屋さん特有のオイニーが気になる!! しかも襟裏がチョット薄汚れているし、、、という所もあって、
思い切って家で洗濯してみました!!!(爆)
とはいっても、前回筆をとったレーヨンのアロハシャツと同じような工程ではありますが、コイツはコイツで注意するべきポイントがあったりします。
もっというと、皆様が気になる洗濯前後で『どれくらい縮んじゃうの?』といった疑問についてもガッツリ洗濯前後でのサイズ取得できましたので、次回エントリではレーヨンに続いてウールラグベストの洗濯方法についても一挙大公開したいと思います!
乞うご期待!!
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あとがき
ちなみに、オルテガのベストってレザーのクルミボタンなんですが、実は私奴はラグベストにおけるクルミボタンってあまり好きじゃないんですよね。
それからいうと、ボタンもコンチョ的なメタルボタンの方がカッコいいなと思っちゃうクチで、ちょいとカスタムしてみようかななんて。
というワケで手配したのがコチラ。
なかなか気に入ったボタンが見当たらない(あってもモルガンダラーコインは超高いwww)という事もあって、ソレっぽいボタンを近所の手芸店でピックアップしてきました。
しめて400円ですww(爆)
安ボタンでしたが、個人的には雰囲気としては結構いい塩梅だとは思いますので、とりあえずはコイツに付け替えつつも、いいコンチョが手に入った時点で付け替えようと思います。
まぁ、そんなにメタルボタンがいいなら、オリジナルからメタルボタンのセンチネラを買えればよかったんですけどwwww
いつかは欲しいぜセンチネラ!!!(爆)
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